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ビビりとモフモフ、冒険開始
再びお邪魔します
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美味しいアイスで、買い物疲れも吹っ飛んだよ。
お店出るとき、調理担当のお兄さんが出て来た。
何でか俺を撫でて、マンドラゴラとアルラウネくれたよ。ありがとう。
…あのお兄さん、誰かに似てるんだよなぁ。
言葉使いとか……そういや、荷物置き場に刀っぽい物があったよーな。
まあ、後でティナ姉ちゃんに、聞いてみるさ!
「ミライくん、明日頑張って!」
「ん、ありがとう!」
「ナタリアさん、レナさん、お気をつけて帰ってくださいね。」
「またお店来てね~♪私は普段、シェイナ王国の本店に居るけど、ミライの拠点がこの近くだし、ちょくちょく来るよ!」
「また、レナとクエスト行ってやってね。ティナさん、今日はありがとうございました。ラルフ様、コレで失礼させていただきます。」
レナさん親子は、このまま家に帰るそうな。
一緒に夕飯作るんだって。
親子で料理って良いよね~♪
荷物は、姉ちゃん見つけて寄ってきた、氷像の人が持たされた。可哀想に。
「重っ……?!こ、こんなん運んでたんすか、流石ラルフ坊っちゃん…!」
「ミライと半分ずつだけどな。」
「だらしないわねぇ、ほらシャキッとしなさい!そんなんだから、女の子にモテないのよ!」
「いだぁっ?!お、お袋さん、痛いっすよぉ!」
「あははwそんなんで弱音吐く人は、恋愛対象外で~すw」
「お、俺だって、いきなり凍り付けにしてくる女願い下げ…イッテェ!?」
「情けない事言ってないで、行くわよほら!レナ、先に行ってるわね。」
「うん、もう少し話したら、すぐ行くね。」
「お、お袋さん待っ…!耳引っ張んのはちょっと…!」
「ガンバ、お兄さん!姉ちゃん、特にハードル高いから気にすんなー!」
……強く生きろよ。
「レナ、明日はクエスト行くのか?」
「ええ。さっきギルドで聞いたんだけど、南東の森から、ゴブリンが平原へ出てきちゃうようになったみたいなの。減らしに行くわ。」
「そうか。ミライが大丈夫そうなら、俺も後から合流しよう。」
「ありがとう♪じゃあ、明日ね!」
レナさんが、元気に走って行く。
明日、俺らも時間取れたら行こうかなぁ…。
ゴブリン退治は、受付不要の常駐クエストだっけ。
出てきちゃうように成ったのって、やっぱダンジョンのせいかな?
───────
のんびり歩いて、お屋敷に到着。
以前とはうって変わって、門番さんが軽く会釈してくれた。
マジで待遇変わってんな。
「お帰りなさいませ、ラルフ様。」
「ただいま。」
「ミライ様、シオン様、ティナ様、御待ちしておりました。本日はご足労いただき、ありがとうございます。」
「執事さん、こんにちはー。」
「お、お邪魔します。」
「初めまして。本日は、よろしくお願い致します。」
「よろしくお願い致します。此方へどうぞ。」
執事さんは、前も丁寧に対応してくれたんだよね。
途中すれ違ったクレアさんが、笑顔でお辞儀してくれた。
元気そうで良かったぁ~。
あの後、奥方様に何かされてなかったか、少し心配だったんだよね。
案内されたのは、リビングみたいな部屋。
テーブルとかソファーとか、派手さは無いけど、俺でも質良さそうだな~ってのは解る。
メイドさんが用意してくれたお茶を飲みつつ、遠慮なくソファーに座って、待つことに。
「ただいま、奥様とお嬢様を、御呼びして参ります。ごゆっくり、おくつろぎください。」
「はーい!おお、ソファーふっかふか!ガルヴァ兄ちゃんの家のに、匹敵すんぞコレ!」
「気持ちいいですねぇ~♪時雨ちゃん、袖から出てください。」
『『『わぁ~い♪』』』
『皆さん、笑顔だったのです♪前よりずっと、過ごしやすいです~。』
「だな~♪」
小梅も、今のところ、嫌な気分には成ってないね。良かった良かった。
お茶会の企画は、女性陣の仕事なんだって。
だから、打ち合わせは主に奥方様とだ。
…大丈夫、なんだよね?空気は優しい感じだけども。
「屋敷の雰囲気から、変わっただろ?」
「うん。正直ビックリしてる。」
「パパの荒療治、滅茶苦茶効いたね~。ものっ凄い、動物嫌いの奥様がいらっしゃるって、聞いてたけど…この匂い、何か飼ってるでしょ?」
『兄ちゃんと、似てる匂いする!』
『おーかみさん?』
ん…確かに、小梅達とは違う匂いする。
俺ってよりも、デイヴィー兄ちゃんに近い匂いが…
『がうがうっ!ちりゃにゃい、においっ!』
「エデン、こら!お待ちなさぁーいっ!」
……廊下から、アンジュちゃんの声と、拙いモンスター語が聞こえる。
鳴き声的に、猛獣系かな。
「ラルフ、もしかしてアンジュちゃんが、何か飼い始めた?」
「ああ。この間の荒療治で出逢って、相当気に入ったらしい。」
「よ、よく奥方様が許しましたね?」
「家族も使用人達も、全員アンジュのお願いには弱くてな。」
解る気がする。
前世の家族も、妹のお願いには皆弱かった。
荒療治で会ったってことは、狼系かな。
『がうっ!ここ!あーちゃ、ここー!』
「捕まえましたわ!もう、急に走り出して…」
「お嬢様、此方のお部屋で、ミライ様達がお待ちです。」
「あ、あら、そうですの?」
「クスッ…報せてくれたのかしらね。」
え……今の奥方様?!動物の行動で、笑った?!
お、おぅ…ドア開いた…
奥方様と…小さいフェザーウルフ抱っこした、アンジュちゃんが入ってくる。
ハッ!セバスチ●ンモードに成らねば…!
あ、とりあえず、立った方がいいの?
「皆さん、ご機嫌よう。…今日は、ディアドルフ殿は、いらしてませんのね。」
「御待ちしてましたわ!そこの貴女は、初めてお会いしますわね?」
「お初に、お目にかかります。父の代理で参りました、ティナ・ヴァールフランと申します。」
「あら、淡雪の…娘が貴女の店を、とても気に入っておりますの。」
「光栄です。今後とも、御贔屓に。」
ティナ姉ちゃんも、素と商人モード切り替えるタイプかー。
世渡りには、やっぱ必要なのかなぁ。
おとーさんは例外で。
「お元気そうですね、ミライ殿。」
「イシュタリア様、アンジェリカ様、ご機嫌麗しゅう。」
「…ミライ、素でいいぞ。母上も、お前の本性は解っていらっしゃる。」
「あ、そうなん?んじゃ、素になるっすけど、奥方様怒んないでくださーい。」
「あらまあ、猫の皮を脱ぐのがお早いこと。」
素でいいなら、ありがたく通常モードにさせてもらう!
敬語超疲れるから!
『こんにちは!ラルフくんの、お母さん?』
『お姉さん、キレイ~♪』
『はじめましてー!』
「っ?!…ふ、増えたとは聞いておりましたが…あまり急に近付くのは、やめていただけます…?」
「あ、も、申し訳ありません!皆、ちょっと離れましょうね。」
『『『はーい!』』』
一瞬、ビクッとしてた。
やっぱり、まだちょっと苦手ではあるんだね。
目はかなり優しく成ったけど。
「エデン、貴方もご挨拶なさい。」
『こにゃちゃ♪』
「おう、こんにちは!」
エデンくん、な。よろしく~ハイターッチw
肉球やわっこいなぁ~w
「生後何ヵ月かなー?」
「一月半程ですわ。この子なら、お母様も少し触れますの♪」
「ちっちゃいですね~♪」
フェザーウルフは、伝書用に訓練できるくらい賢くて、大人しい。
成体でも中型犬くらいだから、初心者には優しめの狼だね。
「どうぞ、お座りになって。」
「明日の打ち合わせ、始めましょう♪」
こっちも平和に進めれそうだ。
さーて、どんなお茶会か、ちゃんと把握しないとな!
お店出るとき、調理担当のお兄さんが出て来た。
何でか俺を撫でて、マンドラゴラとアルラウネくれたよ。ありがとう。
…あのお兄さん、誰かに似てるんだよなぁ。
言葉使いとか……そういや、荷物置き場に刀っぽい物があったよーな。
まあ、後でティナ姉ちゃんに、聞いてみるさ!
「ミライくん、明日頑張って!」
「ん、ありがとう!」
「ナタリアさん、レナさん、お気をつけて帰ってくださいね。」
「またお店来てね~♪私は普段、シェイナ王国の本店に居るけど、ミライの拠点がこの近くだし、ちょくちょく来るよ!」
「また、レナとクエスト行ってやってね。ティナさん、今日はありがとうございました。ラルフ様、コレで失礼させていただきます。」
レナさん親子は、このまま家に帰るそうな。
一緒に夕飯作るんだって。
親子で料理って良いよね~♪
荷物は、姉ちゃん見つけて寄ってきた、氷像の人が持たされた。可哀想に。
「重っ……?!こ、こんなん運んでたんすか、流石ラルフ坊っちゃん…!」
「ミライと半分ずつだけどな。」
「だらしないわねぇ、ほらシャキッとしなさい!そんなんだから、女の子にモテないのよ!」
「いだぁっ?!お、お袋さん、痛いっすよぉ!」
「あははwそんなんで弱音吐く人は、恋愛対象外で~すw」
「お、俺だって、いきなり凍り付けにしてくる女願い下げ…イッテェ!?」
「情けない事言ってないで、行くわよほら!レナ、先に行ってるわね。」
「うん、もう少し話したら、すぐ行くね。」
「お、お袋さん待っ…!耳引っ張んのはちょっと…!」
「ガンバ、お兄さん!姉ちゃん、特にハードル高いから気にすんなー!」
……強く生きろよ。
「レナ、明日はクエスト行くのか?」
「ええ。さっきギルドで聞いたんだけど、南東の森から、ゴブリンが平原へ出てきちゃうようになったみたいなの。減らしに行くわ。」
「そうか。ミライが大丈夫そうなら、俺も後から合流しよう。」
「ありがとう♪じゃあ、明日ね!」
レナさんが、元気に走って行く。
明日、俺らも時間取れたら行こうかなぁ…。
ゴブリン退治は、受付不要の常駐クエストだっけ。
出てきちゃうように成ったのって、やっぱダンジョンのせいかな?
───────
のんびり歩いて、お屋敷に到着。
以前とはうって変わって、門番さんが軽く会釈してくれた。
マジで待遇変わってんな。
「お帰りなさいませ、ラルフ様。」
「ただいま。」
「ミライ様、シオン様、ティナ様、御待ちしておりました。本日はご足労いただき、ありがとうございます。」
「執事さん、こんにちはー。」
「お、お邪魔します。」
「初めまして。本日は、よろしくお願い致します。」
「よろしくお願い致します。此方へどうぞ。」
執事さんは、前も丁寧に対応してくれたんだよね。
途中すれ違ったクレアさんが、笑顔でお辞儀してくれた。
元気そうで良かったぁ~。
あの後、奥方様に何かされてなかったか、少し心配だったんだよね。
案内されたのは、リビングみたいな部屋。
テーブルとかソファーとか、派手さは無いけど、俺でも質良さそうだな~ってのは解る。
メイドさんが用意してくれたお茶を飲みつつ、遠慮なくソファーに座って、待つことに。
「ただいま、奥様とお嬢様を、御呼びして参ります。ごゆっくり、おくつろぎください。」
「はーい!おお、ソファーふっかふか!ガルヴァ兄ちゃんの家のに、匹敵すんぞコレ!」
「気持ちいいですねぇ~♪時雨ちゃん、袖から出てください。」
『『『わぁ~い♪』』』
『皆さん、笑顔だったのです♪前よりずっと、過ごしやすいです~。』
「だな~♪」
小梅も、今のところ、嫌な気分には成ってないね。良かった良かった。
お茶会の企画は、女性陣の仕事なんだって。
だから、打ち合わせは主に奥方様とだ。
…大丈夫、なんだよね?空気は優しい感じだけども。
「屋敷の雰囲気から、変わっただろ?」
「うん。正直ビックリしてる。」
「パパの荒療治、滅茶苦茶効いたね~。ものっ凄い、動物嫌いの奥様がいらっしゃるって、聞いてたけど…この匂い、何か飼ってるでしょ?」
『兄ちゃんと、似てる匂いする!』
『おーかみさん?』
ん…確かに、小梅達とは違う匂いする。
俺ってよりも、デイヴィー兄ちゃんに近い匂いが…
『がうがうっ!ちりゃにゃい、においっ!』
「エデン、こら!お待ちなさぁーいっ!」
……廊下から、アンジュちゃんの声と、拙いモンスター語が聞こえる。
鳴き声的に、猛獣系かな。
「ラルフ、もしかしてアンジュちゃんが、何か飼い始めた?」
「ああ。この間の荒療治で出逢って、相当気に入ったらしい。」
「よ、よく奥方様が許しましたね?」
「家族も使用人達も、全員アンジュのお願いには弱くてな。」
解る気がする。
前世の家族も、妹のお願いには皆弱かった。
荒療治で会ったってことは、狼系かな。
『がうっ!ここ!あーちゃ、ここー!』
「捕まえましたわ!もう、急に走り出して…」
「お嬢様、此方のお部屋で、ミライ様達がお待ちです。」
「あ、あら、そうですの?」
「クスッ…報せてくれたのかしらね。」
え……今の奥方様?!動物の行動で、笑った?!
お、おぅ…ドア開いた…
奥方様と…小さいフェザーウルフ抱っこした、アンジュちゃんが入ってくる。
ハッ!セバスチ●ンモードに成らねば…!
あ、とりあえず、立った方がいいの?
「皆さん、ご機嫌よう。…今日は、ディアドルフ殿は、いらしてませんのね。」
「御待ちしてましたわ!そこの貴女は、初めてお会いしますわね?」
「お初に、お目にかかります。父の代理で参りました、ティナ・ヴァールフランと申します。」
「あら、淡雪の…娘が貴女の店を、とても気に入っておりますの。」
「光栄です。今後とも、御贔屓に。」
ティナ姉ちゃんも、素と商人モード切り替えるタイプかー。
世渡りには、やっぱ必要なのかなぁ。
おとーさんは例外で。
「お元気そうですね、ミライ殿。」
「イシュタリア様、アンジェリカ様、ご機嫌麗しゅう。」
「…ミライ、素でいいぞ。母上も、お前の本性は解っていらっしゃる。」
「あ、そうなん?んじゃ、素になるっすけど、奥方様怒んないでくださーい。」
「あらまあ、猫の皮を脱ぐのがお早いこと。」
素でいいなら、ありがたく通常モードにさせてもらう!
敬語超疲れるから!
『こんにちは!ラルフくんの、お母さん?』
『お姉さん、キレイ~♪』
『はじめましてー!』
「っ?!…ふ、増えたとは聞いておりましたが…あまり急に近付くのは、やめていただけます…?」
「あ、も、申し訳ありません!皆、ちょっと離れましょうね。」
『『『はーい!』』』
一瞬、ビクッとしてた。
やっぱり、まだちょっと苦手ではあるんだね。
目はかなり優しく成ったけど。
「エデン、貴方もご挨拶なさい。」
『こにゃちゃ♪』
「おう、こんにちは!」
エデンくん、な。よろしく~ハイターッチw
肉球やわっこいなぁ~w
「生後何ヵ月かなー?」
「一月半程ですわ。この子なら、お母様も少し触れますの♪」
「ちっちゃいですね~♪」
フェザーウルフは、伝書用に訓練できるくらい賢くて、大人しい。
成体でも中型犬くらいだから、初心者には優しめの狼だね。
「どうぞ、お座りになって。」
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