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ビビりとモフモフ、冒険開始
全ては安心安全な休日の為に
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※時は遡りディアドルフ様視点
(未來達がお屋敷を出る辺り)
ルーファスの執務室にて、ソファーに腰掛け、目の前で青くなっている男を見据える。
彼には、この部屋の空気が、冷えきって感じられるだろう。
主に私の機嫌が悪いせいで。
「ルーファス…貴君が『絶対大丈夫だ』と言うから、ミライ達を連れてきたのだがね……?」
「す、すまないディアドルフ殿…子供なら、妻もまだ平気かと思ったのだが……。」
やはりこの屋敷に、2人を連れてきたのは間違いであった。
ミライが演技でアレらをおちょくれる程、元気だったからまだ良いが……。
もし、泣かされでもしていたら、私がこの屋敷の全員を泣かせていただろう。
「貴君のことは、ある程度信用しているが…今日のことで、貴君の妻や長男,使用人が、あの子達に危害を加えるやもしれんな…?」
「わ、わかった。心行くまで、調査でも監視でもしてくれ。」
「話が早くて助かるよ。」
ならばさっさと呼んでしまおう。
窓を1つ開けておかねば。
[デイヴィー、頼みがある。此方へ。]
[ん~?わかった、5秒待って。]
外の空気の流れが、微妙に変化した。
直ぐに出発してくれたのだろう。
今、念話で呼び寄せたのは、家の次男だ。
空間転移は持っていない。
ならばどうやって来るのかと言うと……
ビュォォオオオオッ!!
「わっぷ?!……と、突風?!」
「お邪魔しま~す。お、精霊ちゃんいっぱい♪」
暴風に乗って、空を飛んで来る。
次男は我が子達の中で、一番の風使いだ。
因みに、容姿も一番私に似ている。
毛色が深緑だから、見分けは付くが。
「やっべ。色々舞っちゃった…戻しときますね。あ、お手伝いありがと~。」
着地の際に、風で巻き上げてしまった書類や家具を、これまた風で元の位置へと戻していく。
屋敷に居た、風の精霊達も手伝ってくれているから、場所を間違えはしないだろう。
しかし…部屋や屋敷ごとは吹き飛ばさなくなったか…成長したな。父は嬉しいぞ。
「っ?!ディアドルフ殿…か、彼は?」
「家の次男だ。」
「どうも、父さんがお世話になってます。デイヴォルト・ヴァールフランです。」
「わ、私はシルフィード家当主、ルーファス・シルフィードだ。…デイヴォルト殿、貴殿は…風の精霊達が見えるのか?」
「長いから、デイヴィーって呼んでください。精霊達、見えてますし、難なら会話できますよ。俺、シルフちゃんと仲良いので。」
「し、風の大精霊様と…懇意の仲、だと……?」
「ええ、お兄ちゃんって呼んでくれます。」
「お、おにい……?!」
「んで、父さん頼みって何?」
ルーファスが混乱しているのもお構い無しに、空いているソファーに腰掛けながら、精霊達と戯れる次男。
このマイペース具合は誰に似たのか……
む、「親父に決まってんだろ」という、三男のツッコミが聞こえた気がする。そうか、私か。
「この屋敷を秘密裏に調査、及び監視してくれたまえ。可愛い子供達に、危害を加えようとする、不届き者が現れる可能性が高いのだよ。」
「調査と監視?…だったら、俺よりジェイクの方が適任じゃない?影から影へ渡り歩いて、覗き見放題の、聞き耳立て放題だよ。」
「それでは、精霊達を驚かせてしまうだろう。」
「あー、成る程。この子達を怯えさせたら、可哀想だもんね。むしろ、協力してもらった方がいい…ってことは適任俺かー。」
「そういうことだ。」
「了解!じゃあ、早速行ってきます♪皆、ちょっと手伝って~。」
精霊達を引き連れ、窓からフワリと飛んだ次男。
あまり人に見られないよう、気をつけてくれたまえよ?
「ディアドルフ殿……貴殿の御家族は、皆規格外なのですかな……?」
「人の尺度では、そうかもな。」
私に比べれば、皆可愛いものだがね。
───────
※デイヴィー視点
さて、可愛い子供のために、お兄ちゃん頑張りますかね。
屋根の上で作戦会議しようか。
「シルフちゃん、出といで~。」
『はーい、お兄ちゃん!』
シルフちゃんは、いつも俺のピアスの魔石に入ってる。
フェザードラゴンの魔石に、俺の魔力を込めた物だ。
魔力をよく貰いに来る、シルフちゃんにあげようと思ったら、中に居させてと頼まれたんだよね。
精霊が魔石に入れるの、あの時初めて知ったよ。
大精霊シルフちゃんの登場で、着いてきてくれた精霊達がザワザワしてる。
人間で言えば、目の前に突然王女様が現れたようなもんだからね。仕方ない。
『し、シルフ様!そちらの素敵なお兄様は、シルフ様の契約者なのですか?』
『お兄ちゃんみたいなものよ。契約はしてないわ。魔力が心地いいから、ちょくちょく貰ってるけどね。』
「いや~素敵だなんて照れるねwお屋敷に居る子は、コレで全員……じゃないね?」
『はい!1人だけ来てません!』
ふむ…シルフちゃんが居るのに来ないなんて…珍しい子も居るもんだね。
「誰かと契約してる子?」
『えっと、ご長男にお仕えしてる子です!』
「へぇ。んじゃ、長男くんは俺が直接探るかな。皆は、お屋敷の中で怪しいことしてる人が居ないか、探してみて。見つけたら、シルフちゃんに伝えてくれるかな?」
『皆、しっかりお願いね!』
『『『はい!』』』
…よし、認識遮断と隠密使って…もう1人の精霊は、2階の陽当たり良さそうな部屋に居るな。
浮いて窓から中見れないかな~。
ダメか、カーテン閉まってる。
……風で少しだけ開けちゃえ。えい。
「くそっ!何なんだアイツは!」
おや…荒れてる男の子発見。
その子を心配そうに見ている、風の精霊ちゃんも居る。
「…許さない……よくも私と母上に恥をかかせたな…!」
んー…こりゃ、黒っぽいな。
たぶん、父さんが面倒見てる子のこと言ってるよね?
「ラルフは奴を信用しきっているし…アンジュも、何故か好意的…どんな手を使った?」
[父さーん、ラルフとアンジュって誰ー?]
[この家の次男と長女だ。]
[ありがとー。]
うーん、自分の世界荒らされるの嫌い系?
弟と妹が心配ってだけじゃなさそう。
「正面からでは無理だ…かといって、ディアドルフを出し抜くのも…なんだ、フィオネ?」
父さんを敵に回す恐ろしさは、解ってるんだね。
…おや、精霊ちゃんが動いた。
『ご主人様、庭の倉庫にある呪いのアイテム、どれかプレゼント装って渡しちゃえば?それなら妨害されないわ!』
「……成る程。やってみる価値はある。」
うわぁ……風精霊は悪戯好きな子多いけど…
あの子、だいぶ問題ありだな。
かなり若いみたいだし、呪いってのがどんなもんか知らないのかも。
「それにはまず…父上を丸め込む必要があるな。」
『鍵持ってるの、お父さんだもんね。…あの倉庫に、異国の本もあったわよね?あの子の国の本が無いか、探したいって言えばいけるかも。』
「そうだな。それで行こう。」
倉庫、ね。
先回りして、お仕置きの為に少し細工しようかな~。
『お兄ちゃん、怪しい人居たって!』
「奇遇だね、俺も真っ黒な奴発見したよ。」
『流石お兄ちゃん♪精霊達が見付けた人ね、料理長さんだって。お料理の話を聞くために、誘拐を企んでるみたいよ。』
「誘拐?しかも目的が料理の話って…そっちは父さんに任せよう。シルフちゃん、ちょっと手伝って。」
『はーい♪』
[父さん、念のため子供達の所、戻ってあげて。大丈夫だとは思うけど、料理長が誘拐企ててるってさ。]
[誘拐?…穏やかではないな。]
[もう1人真っ黒なのが居るけど、そっちは俺がお仕置きしとくよ。]
[そうか、任せた。]
さて、と。
人を呪うことが、どうしていけないか……
その身をもって教えてあげるよ、お坊っちゃん。
(未來達がお屋敷を出る辺り)
ルーファスの執務室にて、ソファーに腰掛け、目の前で青くなっている男を見据える。
彼には、この部屋の空気が、冷えきって感じられるだろう。
主に私の機嫌が悪いせいで。
「ルーファス…貴君が『絶対大丈夫だ』と言うから、ミライ達を連れてきたのだがね……?」
「す、すまないディアドルフ殿…子供なら、妻もまだ平気かと思ったのだが……。」
やはりこの屋敷に、2人を連れてきたのは間違いであった。
ミライが演技でアレらをおちょくれる程、元気だったからまだ良いが……。
もし、泣かされでもしていたら、私がこの屋敷の全員を泣かせていただろう。
「貴君のことは、ある程度信用しているが…今日のことで、貴君の妻や長男,使用人が、あの子達に危害を加えるやもしれんな…?」
「わ、わかった。心行くまで、調査でも監視でもしてくれ。」
「話が早くて助かるよ。」
ならばさっさと呼んでしまおう。
窓を1つ開けておかねば。
[デイヴィー、頼みがある。此方へ。]
[ん~?わかった、5秒待って。]
外の空気の流れが、微妙に変化した。
直ぐに出発してくれたのだろう。
今、念話で呼び寄せたのは、家の次男だ。
空間転移は持っていない。
ならばどうやって来るのかと言うと……
ビュォォオオオオッ!!
「わっぷ?!……と、突風?!」
「お邪魔しま~す。お、精霊ちゃんいっぱい♪」
暴風に乗って、空を飛んで来る。
次男は我が子達の中で、一番の風使いだ。
因みに、容姿も一番私に似ている。
毛色が深緑だから、見分けは付くが。
「やっべ。色々舞っちゃった…戻しときますね。あ、お手伝いありがと~。」
着地の際に、風で巻き上げてしまった書類や家具を、これまた風で元の位置へと戻していく。
屋敷に居た、風の精霊達も手伝ってくれているから、場所を間違えはしないだろう。
しかし…部屋や屋敷ごとは吹き飛ばさなくなったか…成長したな。父は嬉しいぞ。
「っ?!ディアドルフ殿…か、彼は?」
「家の次男だ。」
「どうも、父さんがお世話になってます。デイヴォルト・ヴァールフランです。」
「わ、私はシルフィード家当主、ルーファス・シルフィードだ。…デイヴォルト殿、貴殿は…風の精霊達が見えるのか?」
「長いから、デイヴィーって呼んでください。精霊達、見えてますし、難なら会話できますよ。俺、シルフちゃんと仲良いので。」
「し、風の大精霊様と…懇意の仲、だと……?」
「ええ、お兄ちゃんって呼んでくれます。」
「お、おにい……?!」
「んで、父さん頼みって何?」
ルーファスが混乱しているのもお構い無しに、空いているソファーに腰掛けながら、精霊達と戯れる次男。
このマイペース具合は誰に似たのか……
む、「親父に決まってんだろ」という、三男のツッコミが聞こえた気がする。そうか、私か。
「この屋敷を秘密裏に調査、及び監視してくれたまえ。可愛い子供達に、危害を加えようとする、不届き者が現れる可能性が高いのだよ。」
「調査と監視?…だったら、俺よりジェイクの方が適任じゃない?影から影へ渡り歩いて、覗き見放題の、聞き耳立て放題だよ。」
「それでは、精霊達を驚かせてしまうだろう。」
「あー、成る程。この子達を怯えさせたら、可哀想だもんね。むしろ、協力してもらった方がいい…ってことは適任俺かー。」
「そういうことだ。」
「了解!じゃあ、早速行ってきます♪皆、ちょっと手伝って~。」
精霊達を引き連れ、窓からフワリと飛んだ次男。
あまり人に見られないよう、気をつけてくれたまえよ?
「ディアドルフ殿……貴殿の御家族は、皆規格外なのですかな……?」
「人の尺度では、そうかもな。」
私に比べれば、皆可愛いものだがね。
───────
※デイヴィー視点
さて、可愛い子供のために、お兄ちゃん頑張りますかね。
屋根の上で作戦会議しようか。
「シルフちゃん、出といで~。」
『はーい、お兄ちゃん!』
シルフちゃんは、いつも俺のピアスの魔石に入ってる。
フェザードラゴンの魔石に、俺の魔力を込めた物だ。
魔力をよく貰いに来る、シルフちゃんにあげようと思ったら、中に居させてと頼まれたんだよね。
精霊が魔石に入れるの、あの時初めて知ったよ。
大精霊シルフちゃんの登場で、着いてきてくれた精霊達がザワザワしてる。
人間で言えば、目の前に突然王女様が現れたようなもんだからね。仕方ない。
『し、シルフ様!そちらの素敵なお兄様は、シルフ様の契約者なのですか?』
『お兄ちゃんみたいなものよ。契約はしてないわ。魔力が心地いいから、ちょくちょく貰ってるけどね。』
「いや~素敵だなんて照れるねwお屋敷に居る子は、コレで全員……じゃないね?」
『はい!1人だけ来てません!』
ふむ…シルフちゃんが居るのに来ないなんて…珍しい子も居るもんだね。
「誰かと契約してる子?」
『えっと、ご長男にお仕えしてる子です!』
「へぇ。んじゃ、長男くんは俺が直接探るかな。皆は、お屋敷の中で怪しいことしてる人が居ないか、探してみて。見つけたら、シルフちゃんに伝えてくれるかな?」
『皆、しっかりお願いね!』
『『『はい!』』』
…よし、認識遮断と隠密使って…もう1人の精霊は、2階の陽当たり良さそうな部屋に居るな。
浮いて窓から中見れないかな~。
ダメか、カーテン閉まってる。
……風で少しだけ開けちゃえ。えい。
「くそっ!何なんだアイツは!」
おや…荒れてる男の子発見。
その子を心配そうに見ている、風の精霊ちゃんも居る。
「…許さない……よくも私と母上に恥をかかせたな…!」
んー…こりゃ、黒っぽいな。
たぶん、父さんが面倒見てる子のこと言ってるよね?
「ラルフは奴を信用しきっているし…アンジュも、何故か好意的…どんな手を使った?」
[父さーん、ラルフとアンジュって誰ー?]
[この家の次男と長女だ。]
[ありがとー。]
うーん、自分の世界荒らされるの嫌い系?
弟と妹が心配ってだけじゃなさそう。
「正面からでは無理だ…かといって、ディアドルフを出し抜くのも…なんだ、フィオネ?」
父さんを敵に回す恐ろしさは、解ってるんだね。
…おや、精霊ちゃんが動いた。
『ご主人様、庭の倉庫にある呪いのアイテム、どれかプレゼント装って渡しちゃえば?それなら妨害されないわ!』
「……成る程。やってみる価値はある。」
うわぁ……風精霊は悪戯好きな子多いけど…
あの子、だいぶ問題ありだな。
かなり若いみたいだし、呪いってのがどんなもんか知らないのかも。
「それにはまず…父上を丸め込む必要があるな。」
『鍵持ってるの、お父さんだもんね。…あの倉庫に、異国の本もあったわよね?あの子の国の本が無いか、探したいって言えばいけるかも。』
「そうだな。それで行こう。」
倉庫、ね。
先回りして、お仕置きの為に少し細工しようかな~。
『お兄ちゃん、怪しい人居たって!』
「奇遇だね、俺も真っ黒な奴発見したよ。」
『流石お兄ちゃん♪精霊達が見付けた人ね、料理長さんだって。お料理の話を聞くために、誘拐を企んでるみたいよ。』
「誘拐?しかも目的が料理の話って…そっちは父さんに任せよう。シルフちゃん、ちょっと手伝って。」
『はーい♪』
[父さん、念のため子供達の所、戻ってあげて。大丈夫だとは思うけど、料理長が誘拐企ててるってさ。]
[誘拐?…穏やかではないな。]
[もう1人真っ黒なのが居るけど、そっちは俺がお仕置きしとくよ。]
[そうか、任せた。]
さて、と。
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