貴方の永遠が欲しかった

さく

文字の大きさ
2 / 2

理系女

しおりを挟む
何故か気になりしばらく彼女を見ていたが彼女は一点を見つめたまま動かない。ちょうどバイトをあがる時間になっていたので俺は水を買って彼女に話しかけることにした。

「大丈夫ですか?
俺あそこでバイトしててお姉さんのこと見えてたんですけど、誰か待ってる様子でも無いのに動かないから。
良かったらこの水飲んでください、熱中症になっちゃいますよ?パーカー着てずっとここにいたら」

「ありがとうございます。
熱中症などにはなりませんので安心してください。ですが心配をかけていたようなので場所変えます。
失礼します。」

「ちょっと待ってください!場所を帰るって、、、家に帰ったらどうですか?何か事情があるなら話聞きますよ?!」

このお姉さんわざわざ長袖着てるしもしかしたらDVの可能性もあるかもしれないやだとしたら放っておけないよな、、
彼女の表情はずっと笑顔で感情が読めない。

「いえ、DVなどされておりません。そもそも私にパートナーなどおりません」

「え?!」びっくりして咄嗟に声が出てしまった。
「すみません、顔に出てましたかね笑」

「はい。あなたの眉が初めよりも10°傾き、深夜に女性が長袖を着ている場合を考えたら導き出せます。」

変わった人だ。俺の高校の特進理系クラスにもいたなこういうやつ、高校時代の受験勉強に命を捧げていた頃の自分を思い出し少し胸が苦しくなった。

「じゃ、じゃあなんで?」

「単純です、家がないからです」

綺麗な清楚系の服にツヤツヤ黒髪ロングとても家がないようには見えないが、、、
「そ、そうなんだ、、、じゃあホテルにでも泊まった方がいいよ。夜道は危ないから大通りまで付き添いますね」

「しかし、私はお金を持っておりません私の元に収入は入りませんので」

「じゃあいいですよ、俺払いますんで」

夜勤バイトで疲れていたし彼女の事情は複雑そうでこれ以上聞くのを辞めた。

一大通り一

「じゃああそこにホテル多くあるんで、気をつけて」

「ありがとうございます。」

彼女はホテルの方向へスタスタと歩いて行った。俺はその後ろ姿を見守ったあと家に帰った。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

橘若頭と怖がり姫

真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。 その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。 高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

嫌われ公女に転生したけど、愛されたい願望を捨てたら全員がデレてきた

桃瀬さら
恋愛
嫌われ公女ナディアは、婚約破棄され学園で孤立し、家族からも見放されていた。 どれほど努力しようが周囲からは「嫌われ公女」と蔑まれ、誰も味方なんていない。 「もういい。愛されたいなんて、くだらない」 そう心に誓った瞬間から、状況が一変した。 第二王子が婚約破棄を撤回し跪き、寡黙な騎士団長が「君を守りたい」と熱く迫ってくる。 そして、冷ややかな兄まで「婚約など認めない。家を出ることは許さない」と……。 愛されることを諦めた途端、なぜか執着される。

貴方なんて大嫌い

ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い

処理中です...