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第7章
第95話 決断の夜
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神歴1012年、6月10日――ミレーニア大陸中部、ラドン村。
午後9時37分――ラドン村、宿屋近くの坂道。
ルナは軽く辺りを見まわすと、
「ブレナさん、見当たりませんね。逆方向に行ったのかな?」
「丘のほうに行ったんじゃない? あたしたちも、そっちに行く?」
「いえ、わたしたちはここで話しましょう。ブレナさん、一人で考えたいって言ってたし」
もしこの場所にいたら、ブレナにも自分の考えを聞いてもらうつもりだったが、いなかったのならしようがない。リアだけに話そう。
「で、話って?」
さっそく、リアが訊いてくる。
ルナは慎重に言葉を選びながら、
「この村に入る前――わたしたちが『二手』に分かれたときの話です。いえ、違いますね。正確には、行き止まりに行き着いたあと――わたしが単独行動に走ったあとの話です」
「…………」
「あのあと、リアさんがわたしを追いかけるまでのあいだ、ほかのみんなはどういう行動をしていましたか?」
「どうって、別に変わった行動してる奴はいなかったけど? そんな注意して見てたわけじゃないけど。一分もしないうちに、あんたを追うとみんなに伝えて、あたしもその場を離れたし」
「……そう、ですか」
短くそう答えると、ルナはあごの下に右手を潜らせ、黙考した。
と。
「単刀直入に訊くけどさ。あんた――」
数秒と経たないうちに、リアによって強制的に思考がカットされる。
彼女はその口のまま、ことさら強調するようにその先を続けた。
「もしかして、あたしたちの中の誰かにサラが化けているかも、って考えてるの?」
「…………」
…………。
沈黙。
短い沈黙のあと、だがルナは覚悟を決めて答えた。
「はい。その可能性を疑っています」
◇ ◆ ◇
同日、午後9時39分――ラドン村、宿屋近くの坂道。
「まず、あの出入り口の洞窟で『黒髪黒目の男に化けたサラ』と相対しているわたしたち四人は除外できます。でも、それ以外の四人に関しては――」
「それ、ちょっと無理があると思うけど? まず、あたしたちより後方にいたセーナ姉たちがどうやって先回りしてあの洞窟に行ったの?」
当然の疑問だろう。
ルナは、用意していた答えをリアに返した。
「それに関しては、あたしたちの知らない『抜け道』のようなものがあるのかもしれませんし、その抜け道が大幅な『ショートカット』として機能している可能性もありえます」
「でも、セーナ姉たちがあたしたちと合流したときには四人全員揃ってた。セーナ姉は先行して道中の安全を確保、レプは後方で伏兵の襲撃に備えてたって話だから、別行動になってた時間は確かにそれぞれそれなりにはありそうだけど……。けど、だとしてもそんな発想に至る? いくらなんでもリスクありすぎる行動だと思うけど」
「でも、成功したときのリターンは大きいです。勝てる確率が一気に高まる」
「……まあ、それは……そうかも、だけど」
歯切れ悪く、リアが応じる。
彼女はそのまま、思い出したように、
「でも、そもそもセーナ姉とアリスはサラと直接会ってない。ブレナの話では、直接会ってなければ化けられないはずなんじゃなかった?」
「どこかで会った可能性は捨てきれません。サラだと気づかずに、サラが化けた人物と会っていた可能性は否定できないです」
「…………」
リアが、黙る。
自分の中で、考えを整理しているのだろう。
やがて、彼女は『改めて』といった調子で口を切った。
「けど、仮にサラがあの四人の誰かに化けていたとして、それっていつから?」
「分かりません。どこかのタイミングで入れ替わったのかもしれませんし、最初からかもしれません」
「最初からって、フェリシアの町にいたときからってこと?」
「そういうことになります。自然という意味では、そのタイミングが一番自然と言えるかもしれません」
「そのあいだずっと、あたしたちをだまし続けてたってわけ? ありえない。いくらなんでも荒唐無稽すぎる。少なくても、セーナ姉だったらあたしが絶対気づく」
「…………」
否。
記憶までコピーするのだから、それに自分たちが気づくのは至難の業である。
どれだけ親しい間柄でも、それっぽく振舞われたら感づくのは容易ではない。
ましてや、入れ替わっている、という発想そのものが頭になかったのだから尚更《なおさら》である。
が、ルナはそのことについては何も言わなかった。
いや、言わなかったというより、言えなかった。
唐突に、とある事柄がルナの頭の中にスッと浮かび上がったからである。
今までそのことについて考えなかったのがたちの悪い冗談であるかのように、そうして『それ』はあっという間にルナの脳裏を支配した。
と、リアが言う。
「……じゃあ、聞くけど」
重々しい語調。
聞いた瞬間、ルナは悟った。
リアが今から言おうとしている内容と、今しがた、自分の脳裏に浮かび、またたくうちに脳内を席巻していった『それ』が同じであるということを。
「あんたの仮説どおり、仮にもし、サラがあの四人の誰かに化けていた場合――」
化けていた場合――。
ルナは、自らの鼓動が急速に高鳴っていくのを自覚した。
ああ、そうだ。
その場合は――。
若干の間を置き。
リアは、苦しげに言った。
「化けられた相手は、どうなったの?」
不安の二文字が、怒涛の如くルナの心に押し寄せる。
◇ ◆ ◇
同日、夜9時50分――ラドン村、村はずれの小高い丘。
ブレナは、遠くを見ていた。
ただ、ぼんやりと遠くを。遠くを見ていたい、気分だった。
と。
「どうした? 眠れないのか? 枕もとで、子守歌でも歌ってやろうか?」
「…………」
振り向く必要などなく、声の主が誰なのか分かる。
いや、声などかけられなくても、気配だけで分かる。
分かるのだ。
「なんの用だ、ナミ? 俺の乳でも恋しくなったか?」
「気持ちの悪いことを言うな。貴様の乳など飲んだ覚えは一度もない」
ナミ。
十年間、娘として育てた原初の生命体。
ずいぶんと美しく成長したものだ。親のひいき目抜きにしても、そう思う。
スッと隣に並び立った彼女は、絶世と称してもなんら不都合のない、見事な美女に育っていた。
「なんだ、見惚れているのか? 素直に白状すれば、目の間で見つめることを許可してやってもいいぞ」
「そうか。じゃあ、素直に白状するよ。見惚れてる。てことで、もっと近くで見させてもらうぜ」
「…………っ!?」
言われたとおり、素直に白状し、スッと目の前まで顔を寄せると――だが、ナミは驚いたようにバッと視線をそらした。
そのまま、若干と頬を赤らめ、感情を露わに言う。
「……なんの真似だ! 冗談に決まっているだろう! 真に受けるな!!」
「……いやあの出方で、その反応はないだろ?」
ない。
ブレナは呆れたように一息吐くと、ことさら両目をジトリと細めて、
「ったく、無理すんなよ。尊大クールキャラなんておまえには似合わない。ちょっとくらい作る必要はそりゃあるかもしれないが、ここまで変える必要あるのか?」
「……変える?」
と、その瞬間、ナミの表情に目に見えて険が混じる。
彼女はキッと両目を鋭く切り替え、
「知ったふうな口を聞くな。これが今のわたしだ。作ってなどいない。貴様にわたしの何が分かる? あれから千年経った。千年だぞ? いろいろなことがあった。あのときのわたしとは、違うわたしとなって当然だ。千年間、ただの一度も訪ねてこなかった貴様に、とやかく言われる筋合いはない」
「…………」
ああ、そうだ。その通りだ。
とやかく言える立場にはとてもない。
ナギやナミの身になって考えたことなど、ただの一度もなかった自分に二人をどうこう言える資格なんてありはしないのだ。
ブレナは、何も言わずに両目を伏せた。
自分は、二人のことを何も分かっていない。
何も分かっていないのだと、改めて分かった。
否、二人だけじゃない。
ブレナは、視線を上げた。
なんとも言えない複雑な表情を浮かべているナミと、そうして再度両目が合う。
彼は、言った。
「なあ、ナミ。サラが誰に化けているか分かったら、おまえにそれを伝えればいいんだったな?」
「……ああ、そうだ。正否はその場でわたしが偽ることなく答えよう。だが、期限があることを忘れるな。期限は明後日の――」
「いや、期限の確認はいらない。明日の朝八時、宿屋一階の食堂に来てくれ。そこでサラが誰に化けていると思うかをハッキリと伝えるよ」
ブレナは、濁すことなく言い切った。
受けたナミが、少し困惑したように両の瞳を震わせる。
「……もう目星がついているというのか?」
「ああ、ついさっき確信した。今晩、ベッドの中で覚悟を決めるよ」
覚悟を決める。
ブレナは、空を見上げた。
満天の星。
今の自分の心とは真逆の、雲ひとつない美しい夜空だった。
覚悟の夜が明け、そうして激動の朝が始まる……。
午後9時37分――ラドン村、宿屋近くの坂道。
ルナは軽く辺りを見まわすと、
「ブレナさん、見当たりませんね。逆方向に行ったのかな?」
「丘のほうに行ったんじゃない? あたしたちも、そっちに行く?」
「いえ、わたしたちはここで話しましょう。ブレナさん、一人で考えたいって言ってたし」
もしこの場所にいたら、ブレナにも自分の考えを聞いてもらうつもりだったが、いなかったのならしようがない。リアだけに話そう。
「で、話って?」
さっそく、リアが訊いてくる。
ルナは慎重に言葉を選びながら、
「この村に入る前――わたしたちが『二手』に分かれたときの話です。いえ、違いますね。正確には、行き止まりに行き着いたあと――わたしが単独行動に走ったあとの話です」
「…………」
「あのあと、リアさんがわたしを追いかけるまでのあいだ、ほかのみんなはどういう行動をしていましたか?」
「どうって、別に変わった行動してる奴はいなかったけど? そんな注意して見てたわけじゃないけど。一分もしないうちに、あんたを追うとみんなに伝えて、あたしもその場を離れたし」
「……そう、ですか」
短くそう答えると、ルナはあごの下に右手を潜らせ、黙考した。
と。
「単刀直入に訊くけどさ。あんた――」
数秒と経たないうちに、リアによって強制的に思考がカットされる。
彼女はその口のまま、ことさら強調するようにその先を続けた。
「もしかして、あたしたちの中の誰かにサラが化けているかも、って考えてるの?」
「…………」
…………。
沈黙。
短い沈黙のあと、だがルナは覚悟を決めて答えた。
「はい。その可能性を疑っています」
◇ ◆ ◇
同日、午後9時39分――ラドン村、宿屋近くの坂道。
「まず、あの出入り口の洞窟で『黒髪黒目の男に化けたサラ』と相対しているわたしたち四人は除外できます。でも、それ以外の四人に関しては――」
「それ、ちょっと無理があると思うけど? まず、あたしたちより後方にいたセーナ姉たちがどうやって先回りしてあの洞窟に行ったの?」
当然の疑問だろう。
ルナは、用意していた答えをリアに返した。
「それに関しては、あたしたちの知らない『抜け道』のようなものがあるのかもしれませんし、その抜け道が大幅な『ショートカット』として機能している可能性もありえます」
「でも、セーナ姉たちがあたしたちと合流したときには四人全員揃ってた。セーナ姉は先行して道中の安全を確保、レプは後方で伏兵の襲撃に備えてたって話だから、別行動になってた時間は確かにそれぞれそれなりにはありそうだけど……。けど、だとしてもそんな発想に至る? いくらなんでもリスクありすぎる行動だと思うけど」
「でも、成功したときのリターンは大きいです。勝てる確率が一気に高まる」
「……まあ、それは……そうかも、だけど」
歯切れ悪く、リアが応じる。
彼女はそのまま、思い出したように、
「でも、そもそもセーナ姉とアリスはサラと直接会ってない。ブレナの話では、直接会ってなければ化けられないはずなんじゃなかった?」
「どこかで会った可能性は捨てきれません。サラだと気づかずに、サラが化けた人物と会っていた可能性は否定できないです」
「…………」
リアが、黙る。
自分の中で、考えを整理しているのだろう。
やがて、彼女は『改めて』といった調子で口を切った。
「けど、仮にサラがあの四人の誰かに化けていたとして、それっていつから?」
「分かりません。どこかのタイミングで入れ替わったのかもしれませんし、最初からかもしれません」
「最初からって、フェリシアの町にいたときからってこと?」
「そういうことになります。自然という意味では、そのタイミングが一番自然と言えるかもしれません」
「そのあいだずっと、あたしたちをだまし続けてたってわけ? ありえない。いくらなんでも荒唐無稽すぎる。少なくても、セーナ姉だったらあたしが絶対気づく」
「…………」
否。
記憶までコピーするのだから、それに自分たちが気づくのは至難の業である。
どれだけ親しい間柄でも、それっぽく振舞われたら感づくのは容易ではない。
ましてや、入れ替わっている、という発想そのものが頭になかったのだから尚更《なおさら》である。
が、ルナはそのことについては何も言わなかった。
いや、言わなかったというより、言えなかった。
唐突に、とある事柄がルナの頭の中にスッと浮かび上がったからである。
今までそのことについて考えなかったのがたちの悪い冗談であるかのように、そうして『それ』はあっという間にルナの脳裏を支配した。
と、リアが言う。
「……じゃあ、聞くけど」
重々しい語調。
聞いた瞬間、ルナは悟った。
リアが今から言おうとしている内容と、今しがた、自分の脳裏に浮かび、またたくうちに脳内を席巻していった『それ』が同じであるということを。
「あんたの仮説どおり、仮にもし、サラがあの四人の誰かに化けていた場合――」
化けていた場合――。
ルナは、自らの鼓動が急速に高鳴っていくのを自覚した。
ああ、そうだ。
その場合は――。
若干の間を置き。
リアは、苦しげに言った。
「化けられた相手は、どうなったの?」
不安の二文字が、怒涛の如くルナの心に押し寄せる。
◇ ◆ ◇
同日、夜9時50分――ラドン村、村はずれの小高い丘。
ブレナは、遠くを見ていた。
ただ、ぼんやりと遠くを。遠くを見ていたい、気分だった。
と。
「どうした? 眠れないのか? 枕もとで、子守歌でも歌ってやろうか?」
「…………」
振り向く必要などなく、声の主が誰なのか分かる。
いや、声などかけられなくても、気配だけで分かる。
分かるのだ。
「なんの用だ、ナミ? 俺の乳でも恋しくなったか?」
「気持ちの悪いことを言うな。貴様の乳など飲んだ覚えは一度もない」
ナミ。
十年間、娘として育てた原初の生命体。
ずいぶんと美しく成長したものだ。親のひいき目抜きにしても、そう思う。
スッと隣に並び立った彼女は、絶世と称してもなんら不都合のない、見事な美女に育っていた。
「なんだ、見惚れているのか? 素直に白状すれば、目の間で見つめることを許可してやってもいいぞ」
「そうか。じゃあ、素直に白状するよ。見惚れてる。てことで、もっと近くで見させてもらうぜ」
「…………っ!?」
言われたとおり、素直に白状し、スッと目の前まで顔を寄せると――だが、ナミは驚いたようにバッと視線をそらした。
そのまま、若干と頬を赤らめ、感情を露わに言う。
「……なんの真似だ! 冗談に決まっているだろう! 真に受けるな!!」
「……いやあの出方で、その反応はないだろ?」
ない。
ブレナは呆れたように一息吐くと、ことさら両目をジトリと細めて、
「ったく、無理すんなよ。尊大クールキャラなんておまえには似合わない。ちょっとくらい作る必要はそりゃあるかもしれないが、ここまで変える必要あるのか?」
「……変える?」
と、その瞬間、ナミの表情に目に見えて険が混じる。
彼女はキッと両目を鋭く切り替え、
「知ったふうな口を聞くな。これが今のわたしだ。作ってなどいない。貴様にわたしの何が分かる? あれから千年経った。千年だぞ? いろいろなことがあった。あのときのわたしとは、違うわたしとなって当然だ。千年間、ただの一度も訪ねてこなかった貴様に、とやかく言われる筋合いはない」
「…………」
ああ、そうだ。その通りだ。
とやかく言える立場にはとてもない。
ナギやナミの身になって考えたことなど、ただの一度もなかった自分に二人をどうこう言える資格なんてありはしないのだ。
ブレナは、何も言わずに両目を伏せた。
自分は、二人のことを何も分かっていない。
何も分かっていないのだと、改めて分かった。
否、二人だけじゃない。
ブレナは、視線を上げた。
なんとも言えない複雑な表情を浮かべているナミと、そうして再度両目が合う。
彼は、言った。
「なあ、ナミ。サラが誰に化けているか分かったら、おまえにそれを伝えればいいんだったな?」
「……ああ、そうだ。正否はその場でわたしが偽ることなく答えよう。だが、期限があることを忘れるな。期限は明後日の――」
「いや、期限の確認はいらない。明日の朝八時、宿屋一階の食堂に来てくれ。そこでサラが誰に化けていると思うかをハッキリと伝えるよ」
ブレナは、濁すことなく言い切った。
受けたナミが、少し困惑したように両の瞳を震わせる。
「……もう目星がついているというのか?」
「ああ、ついさっき確信した。今晩、ベッドの中で覚悟を決めるよ」
覚悟を決める。
ブレナは、空を見上げた。
満天の星。
今の自分の心とは真逆の、雲ひとつない美しい夜空だった。
覚悟の夜が明け、そうして激動の朝が始まる……。
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