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8話 そのカタチ
しおりを挟む蓮side
いや、反応しないんじゃない。
疲れてるだけ。
ここへ来る前に、出し過ぎただけ。
そう、それだけ。
速水とだったから感じてるんじゃないっ!
自分の気持ちを隠す様に必死で否定して
俺は冷静に分析してみる
速水とあべちゃん…いったい何が違うんだろ?
……手?
速水の手は、俺のモノをちょうどいい力加減で握りしめる。
あべちゃんはまだ、力の加減がまだわかってないだけ。優しく握っていたかと思うと、興奮しすぎてぎゅっと力を入れ過ぎたり痛い時さえある。
まぁ、これは、慣れもあるし、やっぱ、数回しかえっちをしたことのないあべちゃんには不利だよな…
そして…口?
口淫する時、速水は咥えながら、時々扱いたり…焦らすように先端だけチロって舐めては、イタズラっぽく俺を見て【気持ちいいだろ?】って顔してくる
それに対して、あべちゃんはまだ不慣れなせいか、時々歯が当たったりして、気持ち良いというよりも、大丈夫か?という心配が先に立つ。
それから、何と言っても指!
俺のカラダに触れる時も、つぅーっと指先でいやらしく体中をなぞっていく速水。
その指に触れられるだけで、気持ちよくて奥の方が疼きだす。
そんな事考えていたら
『よかった♡気持ちいいですか?』って、あべちゃんが安心したように俺に言った。
ええ?
どうやら、俺のモノは少しずつ硬くなっていってるようだ
今、与えられている感触よりも…
アイツに触れられる事を想像していた方が気持ちいいってこと?
そんなわけない!
…これは、あべちゃんが咥えたから…
初めてあべちゃんに抱かれた時、あべちゃんは初めてだから、ぎこちなくて慣れてないからあんまり気持ちよくないって思ったけど…
回数を重ねるごとに、俺たちはあまりカラダの相性がよくないかも?って思うようになった。
速水と初めてシた日。
アイツもハジメテだった。
それなのに、沼るくらいに気持ちよくて…キスだって、たぶん初めてだったと思う。それなのに、舌を絡める動きや呼吸のタイミング全てがぴったりとハマるピースみたいに抜群だった。
気持ちよくてっ///…
気持ちよくて…っ///
思い出すだけで気持ちがいい。
『ンンっ♡…あんっ…』
気が付けば声が…出てた…
『れんくんっ///♡』
呼ばれて、ハっとした
速水の声じゃない。
そうだった…今は、あべちゃんに抱かれてた…
『指…挿入れていいですか?っ///』
こんな時にでさえ俺に確認をする
『…うん…』
恐る恐るナカに入って来る指は、細く…速水のものとは違うことが直ぐにわかった。
さっきまで使われていたそこは、たぶんもう十分なくらいに解されてる
『れんくんっのココ♡もうとろとろですね。嬉しいっ///俺で気持ちよくなってくれてっ///』
ナカで動く指は、俺のイイトコロを知らないから、もどかしくて、じれったい。
一度快感を拾ってしまえば、後はもうそれを手繰り寄せるだけ。
『ンンっ♡…気持ちええっ…ハァハァ♡』
俺の声に煽られるように、ナカで動く指は速度を増すけれど、イイトコロには当たらない…
気が付けば腰を揺らして、ソコに当たる様に誘導してしまう淫乱な自分に気が付く
それでも、速水に開発されたカラダはもう、快楽を欲しがって仕方無くなっていた
これが速水なら…
焦らして限界まで来たらイイトコロばかりを攻めて、意識無くなるくらいに…気持ちよくしてくれる。
いつまでも、全然イイトコロに当たらずもどかしくて…
『っ///あべちゃんっ!…もうっ指じゃ…なくてっ///…』
『あっ♡挿入てもいいですか?』
『っ///…早くっ♡…ナカっ…にっンン♡』
あべちゃんは焦って、中々俺のナカに挿入することが出来なくて、俺は耐えられず
あべちゃんを押し倒して、上に跨って
もどかしく勃ち上がるあべちゃんのモノをしっかりと握って、そのまま自分のナカに誘導した
自重で奥まで挿入され、俺に飲み込まれていくあべちゃん
『あぁっつん♡…ン、…』
『あ゛っ///…れんくんっ///…もうっ///出ちゃいますっ!…ナカっ気持ちよすぎてっ///あっ…っ///』
あべちゃんはあっけなく俺のナカでイった
俺はそんな彼を犯すように、あべちゃんがイった後も快感を拾い続けた
いつもの快感が欲しくて…
もっと、もっとって腰を振ったけど…
あべちゃんのカタチじゃ…俺のカタチにハマらない
どれだけ、腰を振っても、体位を変えても…
足りなくて…
涙が溢れそうになる…
俺のナカにぴったりと合うカタチ。
俺のナカを隙間なく埋めて欲しい…
俺のナカでさっきあっけなくイったはずのあべちゃんが、また硬さを取り戻しててた
『っ///…れんくんっ♡…妖艶…すぎますっ///…また、出ちゃいそうですっ。…ゴム…してんないのにっ…ナカでまたっ///…だから、抜いて下さいっ///』
俺は、もう投げやりになってたと思う
ナカで出されるのは嫌いじゃないから…
『いいよ。ナカで…』
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