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第1章
魔法の凄い人現れる
あの訳の分からん宝石っぽい物を握らされて数日…父が呼び寄せたノヴァ・ウォードさん来訪。
物凄くイケメンだ。
歳は兄より年上くらいっぽいのに色気が感じられる。
透明感のある白髪に、ガーネットの様な深い赤色の瞳は神秘的で綺麗だ。
「この子だ。」
父が僕をベビーベッドから抱き上げてノヴァ・ウォードさんに僕を見せる。
ノヴァ・ウォードさんは無表情に僕のお腹に掌をかざすと目を閉じた。
その瞬間僕のお腹の辺りがほんのりと光り暖かくなる。
「…確かにこのままだと暴走します。」
「どうにかする方法を知らないか?」
父の言葉にノヴァ・ウォードさんはしばらく顎に手を当てて考える。
「魔力を使わせるのが一番……暫くは血の繋がりのある者たちが腹に手を当ててこの子の代わりに循環をするしかない。この子には早めに魔力操作を教えた方がいいかと。」
まだ幼いのに大人みたいな喋り方する。
キリッとした瞳も格好いい。
そういえば僕ってどんな容姿をしてるんだろ?
父も兄も綺麗だから僕も綺麗系だろうか。
綺麗な容姿であってほしいなぁ。
「頻度は?」
「1日1回でいいと思います。」
ノヴァ・ウォードさんはそう言うとフードを被り部屋を出ていこうとする。
「ノヴァ、ルナイスを抱いててくれ。」
しかし父が出て行こうとするノヴァ・ウォードさんに半ば無理やり僕を抱かせる。
よく分からないけど、彼を引き止めていればよいのか、父よ。
取り敢えず慌てて僕を父に返そうとする彼の服をぎゅっと掴んでみる。
ぐいーっと伸びるローブに少年が困惑した顔で僕を見てくるけど、僕も離さない意志をじーと見つめて伝える。
伝わるかは分からないけど。
「ノヴァが気になる様だ。私はアドルファスと循環の訓練をしてくる。しばし頼んだぞ。」
父は何か言おうとするノヴァ・ウォードさんに喋らす暇を与えず、颯爽と部屋を出ていった。
呆然と扉を見つめるノヴァ・ウォードさんとローブを離さない僕。
ばぁやは先程、さり気なく父と共に部屋を出て行った。
部屋には僕と彼のみ。
「…あぅ(気まず)」
「!」
僕の口からこぼれた音に彼はビクッと体を震わせる。
慣れていない感じがひしひしと伝わってくるが、落とさないように大事に抱えられていることもしっかり伝わっている。
「あ~ぅ…あ!(ルナイスです)」
「な、なんだ?」
取り敢えず自己紹介してみたけど、赤ちゃんの言葉では伝わらない。
すると僕の周りがぼわーと光った。
「さっき何て言った?」
「あ~ぅ…あ!」
「ルナイスか。俺はノヴァ・ウォード。」
あれ?
伝わった?
「う?(たまたま?)」
「魔法だ。」
「ま!(魔法!)」
すごい!
何魔法なんだろう?
魔力のことで父がノヴァ・ウォードさんを呼んだって事は父よりもノヴァ・ウォードさんの魔法は凄いってことだよね?
僕も折角魔法のある世界に生まれ変わったなら凄い魔法使いになりたい!
強くなることに憧れるのが男の子だ!
「魔法が好きなのか?」
「だ!」
彼の問に返事をすると彼はほんのりと笑った。
笑うと色気が倍増するみたいだ。
産まれて1ヶ月の僕にはまだ早い色気だ。
「んぅ~あ(何か見せて)」
ばぁやのきらきら以外の魔法を見る機会は今の僕にはなかなかなくて、ついお強請りしてしまう。
でも今の僕は赤ちゃんだから許されるはず。
「何か………これとか、か?」
少し悩み、ノヴァ・ウォードさんが出してくれたのは小さなドラゴン。
たぶん僕のベビーベッドに置いてあるぬいぐるみを見て出してくれたんだと思う。
とっても嬉しくてドラゴンに手を伸ばすけど、掴もうとしたドラゴンは僕の手をすり抜けてしまう。
捕獲は諦めてふよふよと浮遊するミニドラゴンを目で追いかけて遊ぶ。
コンコン
「はい。」
「失礼致します。旦那様よりウォード様に言伝がございます。夕食を共に、とのことですが如何なさいますか?」
「…頼みます。」
「かしこまりました。」
父からの言伝を伝えたメイドは返答を聞くと満足そうに立ち去った。
「今日は帰してもらえそうにないな。」
はぁっと深く息を吐き出したノヴァ・ウォードさんの胸をとんとんと叩き慰める。
しばらくして、ばぁやが部屋に戻ってきたが、父と兄は本当に訓練中らしく2人の訓練が終わるまで僕はノヴァ・ウォードさんが出してくれるドラゴンや水、炎などの魔法を見て楽しんだ。
物凄くイケメンだ。
歳は兄より年上くらいっぽいのに色気が感じられる。
透明感のある白髪に、ガーネットの様な深い赤色の瞳は神秘的で綺麗だ。
「この子だ。」
父が僕をベビーベッドから抱き上げてノヴァ・ウォードさんに僕を見せる。
ノヴァ・ウォードさんは無表情に僕のお腹に掌をかざすと目を閉じた。
その瞬間僕のお腹の辺りがほんのりと光り暖かくなる。
「…確かにこのままだと暴走します。」
「どうにかする方法を知らないか?」
父の言葉にノヴァ・ウォードさんはしばらく顎に手を当てて考える。
「魔力を使わせるのが一番……暫くは血の繋がりのある者たちが腹に手を当ててこの子の代わりに循環をするしかない。この子には早めに魔力操作を教えた方がいいかと。」
まだ幼いのに大人みたいな喋り方する。
キリッとした瞳も格好いい。
そういえば僕ってどんな容姿をしてるんだろ?
父も兄も綺麗だから僕も綺麗系だろうか。
綺麗な容姿であってほしいなぁ。
「頻度は?」
「1日1回でいいと思います。」
ノヴァ・ウォードさんはそう言うとフードを被り部屋を出ていこうとする。
「ノヴァ、ルナイスを抱いててくれ。」
しかし父が出て行こうとするノヴァ・ウォードさんに半ば無理やり僕を抱かせる。
よく分からないけど、彼を引き止めていればよいのか、父よ。
取り敢えず慌てて僕を父に返そうとする彼の服をぎゅっと掴んでみる。
ぐいーっと伸びるローブに少年が困惑した顔で僕を見てくるけど、僕も離さない意志をじーと見つめて伝える。
伝わるかは分からないけど。
「ノヴァが気になる様だ。私はアドルファスと循環の訓練をしてくる。しばし頼んだぞ。」
父は何か言おうとするノヴァ・ウォードさんに喋らす暇を与えず、颯爽と部屋を出ていった。
呆然と扉を見つめるノヴァ・ウォードさんとローブを離さない僕。
ばぁやは先程、さり気なく父と共に部屋を出て行った。
部屋には僕と彼のみ。
「…あぅ(気まず)」
「!」
僕の口からこぼれた音に彼はビクッと体を震わせる。
慣れていない感じがひしひしと伝わってくるが、落とさないように大事に抱えられていることもしっかり伝わっている。
「あ~ぅ…あ!(ルナイスです)」
「な、なんだ?」
取り敢えず自己紹介してみたけど、赤ちゃんの言葉では伝わらない。
すると僕の周りがぼわーと光った。
「さっき何て言った?」
「あ~ぅ…あ!」
「ルナイスか。俺はノヴァ・ウォード。」
あれ?
伝わった?
「う?(たまたま?)」
「魔法だ。」
「ま!(魔法!)」
すごい!
何魔法なんだろう?
魔力のことで父がノヴァ・ウォードさんを呼んだって事は父よりもノヴァ・ウォードさんの魔法は凄いってことだよね?
僕も折角魔法のある世界に生まれ変わったなら凄い魔法使いになりたい!
強くなることに憧れるのが男の子だ!
「魔法が好きなのか?」
「だ!」
彼の問に返事をすると彼はほんのりと笑った。
笑うと色気が倍増するみたいだ。
産まれて1ヶ月の僕にはまだ早い色気だ。
「んぅ~あ(何か見せて)」
ばぁやのきらきら以外の魔法を見る機会は今の僕にはなかなかなくて、ついお強請りしてしまう。
でも今の僕は赤ちゃんだから許されるはず。
「何か………これとか、か?」
少し悩み、ノヴァ・ウォードさんが出してくれたのは小さなドラゴン。
たぶん僕のベビーベッドに置いてあるぬいぐるみを見て出してくれたんだと思う。
とっても嬉しくてドラゴンに手を伸ばすけど、掴もうとしたドラゴンは僕の手をすり抜けてしまう。
捕獲は諦めてふよふよと浮遊するミニドラゴンを目で追いかけて遊ぶ。
コンコン
「はい。」
「失礼致します。旦那様よりウォード様に言伝がございます。夕食を共に、とのことですが如何なさいますか?」
「…頼みます。」
「かしこまりました。」
父からの言伝を伝えたメイドは返答を聞くと満足そうに立ち去った。
「今日は帰してもらえそうにないな。」
はぁっと深く息を吐き出したノヴァ・ウォードさんの胸をとんとんと叩き慰める。
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