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第1章
転売勇者、異世界転売で荒稼ぎする
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冒険者ギルドで初めてのクエストを引き受けることになったが、俺は戦うつもりはない。金を稼ぐために仕方なく引き受けたが、どうせエレナが全部やってくれるだろう。
「勇者様、まずはこの簡単なクエストから始めてみましょう」とエレナがギルドの受付嬢から手渡されたクエスト用紙を見せてきた。
「スライム討伐か……こんな雑魚モンスターを倒しても、金になるとは思えねぇけどな」
「討伐の規定は10体で、報酬は1シルバーです」受付嬢が説明する。
「1シルバーってことは1000円かよ、そんなもんじゃ全然割に合わねぇな」と俺は不満を口にした。
エレナは丁寧に教えてくれた。「この世界では、1ゴールドが1万円、1シルバーは1000円、1カッパーは100円に相当します。ですから、今回のクエスト報酬は1000円相当ですね」
俺は「ったく、しょうがねぇな」としぶしぶクエストを引き受けた。
---
スライムが出没するという沼地に到着したが、俺は戦うつもりは全くない。どうせエレナが全部やってくれるに決まっている。
「勇者様、スライムがいます。討伐を始めましょう」エレナが前を指差す。
「俺はやらねぇから、全部お前に任せる」と言って俺は適当に座り込んだ。
エレナは無言で頷き、一瞬でスライムを次々に倒していった。俺は「やっぱりな、こいつに任せておけばいいんだ」と思いながらその様子を眺めていた。
「勇者様、これがスライムのドロップ品です。スライムの粘液と体の一部が使えます」とエレナが集めた素材を見せてきた。
「こんなもん、大した金にならねぇだろ」と俺はつぶやいた。
「通常、スライムの粘液は1カッパー、結晶は2カッパー程度で売られます」とエレナが説明する。
「……100円とか200円か。これじゃ割に合わねぇな」
「ですが、スライムのいない地域ではこれらの素材が非常に高価で取引されています。特に砂漠や寒冷地では、スライムの素材は希少ですので、倍以上の価値になることがあります」
その言葉に、俺はピンときた。
「スライムのいない場所なら高く売れるってことか……こいつらの素材、転売すれば大儲けできるな」
俺はニヤリと笑い、転売のチャンスに気づいた。すぐに討伐規定の10体分は残して、それ以外のスライムの素材を転売スキルで他の地域に売却することに決めた。
「よし、10体分を残して、残りのドロップ品は全部転売してやる」
俺は転売スキルを発動。粘液は1カッパー(100円)から15カッパー(1500円)に、結晶は2カッパー(200円)が25カッパー(2500円)に跳ね上がった。
「こいつは思ってた以上に儲かるな」
エレナは何も知らず、「勇者様、討伐規定通り10体倒しましたので、クエストは完了です」と真面目に報告してくるが、俺はもっと稼ぐために「そのまま続けてスライムを倒してくれ」と頼んだ。
「えっ?規定は10体ですが……?」
「細けぇことはいいから、とにかく倒せばいいんだよ」と適当に返す俺に、エレナは首をかしげながらも、黙ってスライムを倒し続けた。
---
スライム討伐を終え、ギルドに戻った俺はさらなる転売のチャンスを見つける。ギルド内で他の冒険者たちがスライムの素材を売りに来ているのを見て、俺は新しいアイデアが浮かんだ。
「このギルドでスライムのドロップ品を全部買い占めて、それを転売すれば大儲けできるんじゃねぇか?」
俺はギルドのカウンターに向かい、スライムの素材を売りに来た冒険者たちからすべて買い取ることにした。彼らにとってはただの安物だから、気軽に売ってくれる。
「これ全部俺が買い取るぜ」
「そんなにスライム素材が欲しいのか?持ってけ持ってけ」と冒険者たちは笑いながら素材を渡してくる。
俺は転売スキルを使って、その素材をすぐにスライムのいない砂漠や寒冷地に送り、高値で売り払った。粘液は15倍、結晶は10倍の価格で売り上げ、大儲けを果たした。
「これだから転売はやめられねぇな」
エレナは何も知らず、俺が金を稼ぎまくっていることには気づかないまま、ギルドの手続きをしていた。俺は満足げに笑いながら、さらに素材を転売し続けた。
こうして、俺は再び転売スキルを使って大儲けすることに成功した。スライム討伐もエレナ任せで、俺は金を稼ぐことだけに集中する。それが俺のスタイルだ。
「勇者様、まずはこの簡単なクエストから始めてみましょう」とエレナがギルドの受付嬢から手渡されたクエスト用紙を見せてきた。
「スライム討伐か……こんな雑魚モンスターを倒しても、金になるとは思えねぇけどな」
「討伐の規定は10体で、報酬は1シルバーです」受付嬢が説明する。
「1シルバーってことは1000円かよ、そんなもんじゃ全然割に合わねぇな」と俺は不満を口にした。
エレナは丁寧に教えてくれた。「この世界では、1ゴールドが1万円、1シルバーは1000円、1カッパーは100円に相当します。ですから、今回のクエスト報酬は1000円相当ですね」
俺は「ったく、しょうがねぇな」としぶしぶクエストを引き受けた。
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スライムが出没するという沼地に到着したが、俺は戦うつもりは全くない。どうせエレナが全部やってくれるに決まっている。
「勇者様、スライムがいます。討伐を始めましょう」エレナが前を指差す。
「俺はやらねぇから、全部お前に任せる」と言って俺は適当に座り込んだ。
エレナは無言で頷き、一瞬でスライムを次々に倒していった。俺は「やっぱりな、こいつに任せておけばいいんだ」と思いながらその様子を眺めていた。
「勇者様、これがスライムのドロップ品です。スライムの粘液と体の一部が使えます」とエレナが集めた素材を見せてきた。
「こんなもん、大した金にならねぇだろ」と俺はつぶやいた。
「通常、スライムの粘液は1カッパー、結晶は2カッパー程度で売られます」とエレナが説明する。
「……100円とか200円か。これじゃ割に合わねぇな」
「ですが、スライムのいない地域ではこれらの素材が非常に高価で取引されています。特に砂漠や寒冷地では、スライムの素材は希少ですので、倍以上の価値になることがあります」
その言葉に、俺はピンときた。
「スライムのいない場所なら高く売れるってことか……こいつらの素材、転売すれば大儲けできるな」
俺はニヤリと笑い、転売のチャンスに気づいた。すぐに討伐規定の10体分は残して、それ以外のスライムの素材を転売スキルで他の地域に売却することに決めた。
「よし、10体分を残して、残りのドロップ品は全部転売してやる」
俺は転売スキルを発動。粘液は1カッパー(100円)から15カッパー(1500円)に、結晶は2カッパー(200円)が25カッパー(2500円)に跳ね上がった。
「こいつは思ってた以上に儲かるな」
エレナは何も知らず、「勇者様、討伐規定通り10体倒しましたので、クエストは完了です」と真面目に報告してくるが、俺はもっと稼ぐために「そのまま続けてスライムを倒してくれ」と頼んだ。
「えっ?規定は10体ですが……?」
「細けぇことはいいから、とにかく倒せばいいんだよ」と適当に返す俺に、エレナは首をかしげながらも、黙ってスライムを倒し続けた。
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スライム討伐を終え、ギルドに戻った俺はさらなる転売のチャンスを見つける。ギルド内で他の冒険者たちがスライムの素材を売りに来ているのを見て、俺は新しいアイデアが浮かんだ。
「このギルドでスライムのドロップ品を全部買い占めて、それを転売すれば大儲けできるんじゃねぇか?」
俺はギルドのカウンターに向かい、スライムの素材を売りに来た冒険者たちからすべて買い取ることにした。彼らにとってはただの安物だから、気軽に売ってくれる。
「これ全部俺が買い取るぜ」
「そんなにスライム素材が欲しいのか?持ってけ持ってけ」と冒険者たちは笑いながら素材を渡してくる。
俺は転売スキルを使って、その素材をすぐにスライムのいない砂漠や寒冷地に送り、高値で売り払った。粘液は15倍、結晶は10倍の価格で売り上げ、大儲けを果たした。
「これだから転売はやめられねぇな」
エレナは何も知らず、俺が金を稼ぎまくっていることには気づかないまま、ギルドの手続きをしていた。俺は満足げに笑いながら、さらに素材を転売し続けた。
こうして、俺は再び転売スキルを使って大儲けすることに成功した。スライム討伐もエレナ任せで、俺は金を稼ぐことだけに集中する。それが俺のスタイルだ。
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