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第二十二戦:小熟女ヒロインは番組収録で嬉し恥ずかし、で
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ここはローカル局、嵐難TVスタジオ内にある控室。
(はあ、またレオタード姿だなんて…マダムに変身しているときだけでもうたくさんだわぁ)
と、乳首までがスケスケになりそうな薄ぅ―い生地のレオタードに包まれるプリンプリンに震える、張り艶充分の肉体を姿見で映してみる。
「もう、こんなこっ恥ずかしい姿でTV出演だなんてぇ」
と、宣いつつ、結構、嬉し恥ずかし状態の郁子だ。
例のCM出演の結果、越後郁子というキャラクターに妙な人気が出てしまい、最近ではローカル美人小熟女タレントの地位まで確立しつつある。
ソレがまた、彼女をマネジメントしている合成樹脂会社ハイクオリティの別子会社の貴重な収入源になっているのだから、やめるにやめられない状況なのだ。
一方、スーパーヒロインとしては相変わらず反社会同盟が繰り出すモブ敵・雑魚キャラと闘いつつも、プライベートでは正体を明かせず、ましてや変身の手段も敵に漏らせず、空手の稽古のたんびに、特訓と称した愚連隊からのゴーモンに晒される日々だ。
とはいえ、正義のヒロイン稼業も、主婦の仕事を放り出せもせず、内心責め苦に悦びつつも家庭人としての幸せに包まれた日々だ。
何より、最近ますます夫、洋助から夜の求めも激しさを増すばかり、でますます公私ともにリア充人妻状態の郁子である。
本日、彼女がなぜ、こんなこっ恥ずかしいカッコでTV局に来ているかといえば、生放送の収録があるためだ。
ローカルTVとしては異例の高視聴率を誇る夕方の情報番組『嵐難サイコー』の視聴者参加コーナー『お宝略奪アドベンチャー ケンケンGOGO』だ。
一般から選ばれた応募者が、夜逃げした産廃業者の解体現場跡地に設置したアドベンチャー施設を、数々の敵を倒しながらゴール地点に進むという視聴者参加型の人気アドベンチャーゲームだ。
到着点に隠されたセクハラ大王率いる、ワルダク民国の秘宝BOXを開けることが出来れば、賞金は異例の500万円が贈呈されるわけだが、いまだ成功者はいない。
そればかりか、途中で現れるモブ兵士にリンチ同然のお仕置きを受け、リタイヤする者が続出だ。
そもそも、運営側が賞金を用意できていないという説もあり、限りなくブラックなコーナーなのだが、そのセクハラ大王を演じるのが、例のあるチンなのだから、“御察し”という感じではある。
「もう、これも罠だってことは明々白々じゃない」
と、郁子は宣いつつも、嬉し恥ずかしのご様子。
何せ、根っからの目立ちたがり屋で、会社からTV出演を願い出られればお断りする理由はない…。
とはいえ、これが、越後郁子、いやビューティ・マダムの公開処刑の始まりとなる事までは予想がつかない人妻ヒロインである―――。
(はあ、またレオタード姿だなんて…マダムに変身しているときだけでもうたくさんだわぁ)
と、乳首までがスケスケになりそうな薄ぅ―い生地のレオタードに包まれるプリンプリンに震える、張り艶充分の肉体を姿見で映してみる。
「もう、こんなこっ恥ずかしい姿でTV出演だなんてぇ」
と、宣いつつ、結構、嬉し恥ずかし状態の郁子だ。
例のCM出演の結果、越後郁子というキャラクターに妙な人気が出てしまい、最近ではローカル美人小熟女タレントの地位まで確立しつつある。
ソレがまた、彼女をマネジメントしている合成樹脂会社ハイクオリティの別子会社の貴重な収入源になっているのだから、やめるにやめられない状況なのだ。
一方、スーパーヒロインとしては相変わらず反社会同盟が繰り出すモブ敵・雑魚キャラと闘いつつも、プライベートでは正体を明かせず、ましてや変身の手段も敵に漏らせず、空手の稽古のたんびに、特訓と称した愚連隊からのゴーモンに晒される日々だ。
とはいえ、正義のヒロイン稼業も、主婦の仕事を放り出せもせず、内心責め苦に悦びつつも家庭人としての幸せに包まれた日々だ。
何より、最近ますます夫、洋助から夜の求めも激しさを増すばかり、でますます公私ともにリア充人妻状態の郁子である。
本日、彼女がなぜ、こんなこっ恥ずかしいカッコでTV局に来ているかといえば、生放送の収録があるためだ。
ローカルTVとしては異例の高視聴率を誇る夕方の情報番組『嵐難サイコー』の視聴者参加コーナー『お宝略奪アドベンチャー ケンケンGOGO』だ。
一般から選ばれた応募者が、夜逃げした産廃業者の解体現場跡地に設置したアドベンチャー施設を、数々の敵を倒しながらゴール地点に進むという視聴者参加型の人気アドベンチャーゲームだ。
到着点に隠されたセクハラ大王率いる、ワルダク民国の秘宝BOXを開けることが出来れば、賞金は異例の500万円が贈呈されるわけだが、いまだ成功者はいない。
そればかりか、途中で現れるモブ兵士にリンチ同然のお仕置きを受け、リタイヤする者が続出だ。
そもそも、運営側が賞金を用意できていないという説もあり、限りなくブラックなコーナーなのだが、そのセクハラ大王を演じるのが、例のあるチンなのだから、“御察し”という感じではある。
「もう、これも罠だってことは明々白々じゃない」
と、郁子は宣いつつも、嬉し恥ずかしのご様子。
何せ、根っからの目立ちたがり屋で、会社からTV出演を願い出られればお断りする理由はない…。
とはいえ、これが、越後郁子、いやビューティ・マダムの公開処刑の始まりとなる事までは予想がつかない人妻ヒロインである―――。
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