はみ出し記者 鷹見恭平 オールドメディアは世の不条理、タブーを暴けるか VOI.1 不法滞在者が運ぶ甘い媚薬

奇談エバンジェリスト

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Take2:愛人との蜜月

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帝都ホテル――――。
恭平は最愛の女、伊集院雅子の膣壁を押し広げる様に、己の肉欲の塊を彼女の女芯を探るようにして、バックから潜り込ませてゆく。
やがて、恭平が腰をゆっくりとピストン運動させ始めると、ほどなく雅子は軽く頭を振りつつ、歓喜の声を漏らし始める。
セミロングの黒髪から品の良い香りが漂う。
均整の取れた肢体は、高校時代まで体操部で鍛え上げられたシロモノで、そのムッチリとした抱き心地は、恭平を夢気分にさせた。
身長は163cmとすらりとしているが、大柄ではなくパンツルックが似合うスマートな印象を与える。
着やせする性質か、乳房は意外に大きく、膨張した二つの白い膨らみを揉みしだくだけで、恭平は快感に酔いしれる。
「あ、あぁ…きょ、恭平…クン…い、いぃッ…いいわッ…ああぁぁッ…いいッ…」
29歳の雅子が恭平をクン付けで呼ぶのは、秘めたる逢瀬の時だけだ。二人の関係は既に5年に及ぶ。
『ワールドニュース22』のサブキャスターに抜擢された初々しい雅子を一目見た時から抱きたい、と思っていた恭平だ。
大手自動車会社会長を父に持つ鎌倉の名家の令嬢とあって、どこかファザコン気質を持つ彼女から、悩みを打ち明けられたのが関係の始まりだった。
女の園を絵に描いたようなアナウンス部の嫉妬に満ちた人間模様に閉口しつつ、相談に乗ったご褒美は意外なものであった。
選挙特番の打ち上げの後、ホテルに誘ったのは雅子の方だった。
以後、二人の関係はより親密さを増していった。

肉棒に絡みつくような恥肉の引き締まり具合に、それだけで恭平は今宵の交わりがいつも以上に刺激的なものになる予感を抱く。
ほどなく愛液とカウパー液が混ざりあい、ベッド上の運動が激しさを増すと、結合部から卑猥な音が漏れ出る。
雅子の荒ぶる吐息を感じた恭平は、さらに肉棒を硬くさせ、雅子を恍惚状態に誘うように抱擁する。
「はあはあ…今日は…ご乱心みたい…ね」
荒々しく求めるようなSEXに雅子は、美貌をかすかに歪めながら、それでも想い人である恭平の愛欲をすべて受け入れるように囁く。
「荒々しくもなろうってもんさ」
「D問題のこと…?」
ドリーム事務所の問題を、業界ではそう略していた。
「君は平気なのかい? キャスターとして、ジャーナリストとして…」
「待って…。こんなふうに愛し合っているときにする話かしら?」
なおも甘い吐息を漏らしつつ、雅子は身を捩って恭平の口に、自らの薄ピンク色の蠱惑的な唇を重ねる。互いの舌が絡み合い、唾液が混ざり合う。

(所詮、女の正義感はこの程度か…)
聡明で倫理観が強いキャスター伊集院雅子とて、己の肉欲に溺れ、立場を忘れ悦楽に興じているではないか。
そう思うと、自分より10歳以上若い美女が逆に愛おしく、支配下に置きたいという所有欲、支配欲を掻き立てられる。
雅子の膣壁がヒクヒクと小刻みに痙攣し、引導を渡してくれと言わんばかりに、肉感的な臀部を震わす。
(まだまだ、だ…。ここで果てたら男が廃る)
精力を漲らせる恭平は、膨張した雅子の乳首を愛撫した後、少々乱暴に唇で扱きにかかる。
見る見るうちに、屹立が激しくなるサクランボの蕾を、歯の間で挟み込む。
「あ、あぁッ…早く…恭平…くぅ~~んッ…」
甘えた子犬のような声音で、自分の横顔を見つめ、物欲しげに哀願する彼女を見ていると、この女を手放してなるものか、という気分にさせられる。
恭平は男根の根元に鬱積した性欲の溶岩が迸らんとするのを堪え、雅子を攻め続けた。
「あッ、あッ、あッ、いいッ、恭平クンッ…・すごっい…いいわッ、いいッ!!」
上品な顔立ちだが、そんな理知的な貌をひた隠し、性欲に満ち紅潮した美貌に熱を帯びた瞳を潤ませ、感極まったようにむせび泣く美人キャスターだ。
オーガズムに達したのはほぼ同時かもしれない。

「連日のお誘い、光栄だわ、恭平クン…でも、今夜は大丈夫なの?」
シャワーを終え、バスローブを身に着けた雅子はいつもの怜悧な表情に戻ったものの、愛おしげに恭平を見つめてくる。
恭平は妻帯者だ。家庭人である彼を気遣い、そして胸の内の罪悪感への緩衝材のような声音に、恭平はすこぶる心地よくなる。
すでに疲弊しきったような妻の寝顔など見る気にはなれない。
経団連副会頭を務める厳格な祖父が、雅子にキャッシュで購入したという麻布十番のマンションに彼女を送り届けるのが逢瀬の後の約束事だったが、その夜はそんな気分にならなかった。
ドリーム事務所という業界に巣くう悪魔を、ジャーナリズムの流儀で駆逐してやりたいという、いわば戦場に赴いた男のような闘志がみなぎり、そのエネルギーの発散するため、いや逆に安らぎをくれる相手が欲しいのだ。
「キャスター伊集院雅子嬢の願いとあらば、ね」
朝までのお付き合いを申し出たが、雅子からは逆にこの熱血漢の血をさらにたぎらせる話がもたらされるとは、恭平自身知る由もない。

ベッドに並び掛けると、雅子はその美貌を愛人の肩に寄せてくる。
そのぬくもりが異常なまでに心地好い。
豊満な乳房や、ピシッと揃えた長い美脚がたまらなく扇情的でもある。そんなマスコミ界きっての上玉である雅子の視線を浴びて、男の闘争本能が刺激されぬはずもない。
「恭平クン…あなたが本気で闘うつもりなら、わたくしもご一緒するわ…」
「どういうことだい?」
「ドリー富岡の居場所…心当たりがあるのね? そういう顔してる…ふふふ」
恭平は雅子の鋭い指摘に驚きつつも、つい今朝方、件の社長の逃亡先について、芸能界の裏事情に詳しい情報屋からその潜伏先を聞かされていたのだ。
週刊誌にネタを売ることを生業にしているごろつきだが、その噂の信憑性を確かめるべく独自に追跡取材を試みようと決めていたのだ。

「君、どうしてわかった?」
「女の…いえ、ジャーナリストの端くれとしての勘かしら…。ふふふ、嘘。…わたくしも独自のソースを持っているの、貴方に関しての、ね」
少女のように無邪気な、それでいて妖艶な天女のようにも見える微笑みを浮かべる雅子であった。
「思わせぶりじゃないか」
「ふふふ、はみだしジャーナリスト鷹見恭平の取材、お供して勉強させていただきますわ」
雅子は同行する気らしい。他の女子アナやキャスターとは一線を画する、清楚で柔和な印象の彼女だが、仕事では妥協しないし、ポリシーを捨てることをしない。
言い出したら上司にも直訴して、自分の信念を貫くような強さも持ち合わせている、と恭平は思っている。
(これは、一緒に行くつもりらしいな)
美人キャスターとの隠密取材は刺激的なものになりそうだ、と苦笑した。
が、それがあまりにも危険で淫靡な冒険の幕開けとなることを、この時は予想だにしていない――――。
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