はみ出し記者 鷹見恭平 オールドメディアは世の不条理、タブーを暴けるか VOI.1 不法滞在者が運ぶ甘い媚薬

奇談エバンジェリスト

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Take4:囚われて…

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古びたコテージの地下室――――。
かつては、旧華族が所有したという数千㎡の敷地を誇るこの洋館も、外観は朽ち果て、生い茂る叢に覆われているかに見える。
が、こここそが黒幕のいわばアジトであった。

ドリー富岡はキューバ製の葉巻をくゆらせ、目の前で行われている残酷な、彼にとっては性的な興奮を呼び覚ますサディスティックな拷問の光景に目をしばたかせていた。
「そのレディ、もう少し可愛がるね」
独特の言い回しで顎をしゃくる。
頭上で手首を縛められ、天井の滑車で吊るされた美女。
爪先がようやく地面につく程度に固定された彼女は、白いビキニ・ショーツ一枚の半裸に剥かれている。
荒縄のねじれに身を任せ、力なく、くるくると回転するだけの女は、頭上の水栓から降り注ぐシャワーの冷水に意識を取り戻すも、いまだ虚ろな表情だ。
「やめろッ、彼女には何の関係もないッ!!」
パイプ椅子に手錠で後ろ手に拘束された恭平は、なおもこのSM的で厳しさと淫靡さが入り混じった拷問にかけられる最愛の女を前に、身悶え叫ぶことしかできない。
「きょ、恭平…クン…」
雅子は切なげな瞳を、恋人に向けてくる。
囚われ、緊縛された彼女はなかなか艶やかだ。
憔悴しきった表情、潤んだ瞳、無防備な脇の下が艶めかしく、自由にならぬ裸体を艶めかしく捩る様子がコケティッシュで、男のサド心をそそる。
露わになった形の佳い乳房の上で、恐怖のあまりそそり勃つ薄ピンク色の乳首が、被虐美に花を添えている。
とはいえ、雅子にとっては裸同然の姿を衆目に晒しているわけで、屈辱以外の何物でもないだろう。

「鷹見…クンとか言ったな、ユーは私がココに身を隠していることを誰から聞いた? どこから仕入れた情報だね? 私はね、この業界で自分に盾つく輩を許さない。全力で潰してやるよ」
自然な物言いで空恐ろしいことをシレッと言ってのける富岡からは、芸能界の暗部、いや恥部を知り尽くした男の闇の深さが窺える。
「情報ソースは言えない…」
鷹見は押し殺すような声で言う。
マスコミ人であれば、いかなる事態に陥ろうと有益な情報をもたらした相手の素性を語ることはタブーであり、同僚や直属の上司にすらも明かすことはできない。
少なくとも、熱血漢であり、正義漢である恭平には、報道人としての矜持があった。
「ほほう、ならユーの彼女の肉体に尋ねるとしようか」
再び、富岡は顎をしゃくった。恭平たちを拉致した男の一人が奇怪なコードのついたイエローのスポンジで雅子の女体をなぞる。
「ああうううぅぅ―――――ッ!!」
美貌のキャスターは電磁スポンジから発せられた強烈な衝撃に乳房をぷるぷる震わせながら、その綺麗な肢体をビクンと痙攣させる。
端正な貌が苦悶に歪み、白い裸体から水飛沫が弾ける。

意識を失わぬ程度の、それでいながら泣き喚かずにいられない電撃の苦痛が雅子の綺麗な肢体を襲う。
電動ポリッシャーを改造した危険な拷問具は、荒縄に繋がれ無防備な美裸体を晒すばかりの雅子に、逃れることも抵抗する権利も奪い取り、ただただ責め苦に耐え忍ぶ選択肢のみを与えている。
ビクビクとスレンダーな肉体を痙攣させ、白い素肌を波立たせ、泣きわめきながら美貌を左右に振って喘ぐ雅子。
「手加減なしで続けるんだ。良いね、良いねぇ、女の悲鳴は何にも優るシンフォニーだねぇ。ましてや、今をときめく大江戸TVの美人キャスターの泣き叫ぶ声を聴けるとは…。むふふふ、存分に苦しめてあげなさい」
嬲られる雅子の姿に、性的興奮を覚え、陶酔したような表情を黒い眼鏡の下で浮かべる富岡。
確かに世の男性を惑わす華人の雅子が縄で縛られ、責め苦にその端正な貌を歪め、魅惑の裸体を悶えさすさまはなかなか妖艶であり、コケティッシュでもある。
ドリー富岡は己の性癖を満たすために、若い女優の卵たちをその逸脱した趣向で弄んだ光景を思い起こし伊集院雅子をいかにこの後、性癖の赴くままにいたぶるか、それをあれこれ想像し、性的興奮を昂ぶらせているのだった。

恭平だけは、恋人の悲鳴を上げるさまに正気でいられるはずがない。
が、手錠で拘束された彼には自分の不覚で悪漢の魔手に堕ちた恋人を守ることなどできるはずもなく、彼女の名を呼び、拷問の中止を哀願するしかない。
惨めな敗北者である自分の運命を呪う恭平だ。
「女が気絶しました」
カクンとうなだれ、手首を縛った荒縄のよじれに力なくセミヌードを揺らすばかりの雅子は、被虐美に満ちている。
「叩き起こして続けなさい」
頭上からシャワーが雅子に降り注ぎ、蘇生するまで水責めを施される。
「あ、あぁ…」
被虐美溢れる憐れな表情の顔面を伝った冷水が顎から滴り、大きな乳房、そして乳首の先端に雫をつくる。
「雅子ッ!」
「きょ、恭平…クン。ダメよ、この人たちの言うなりになったら…」
雅子は気丈にも、綺麗な貌に微かな笑みを浮かべ、ジャーナリストの恋人を鼓舞するように言う。

屈しない美人キャスターの態度に舌打ちした富岡は、またも顎をしゃくる。
男二人はスポンジを左右から雅子の乳房に押し付ける。
またも雅子の悲鳴が木霊した。
豊かな二つの膨らみが小刻みに痙攣し、乳首が恐怖と苦痛からくる緊張に勃起している。
「あぁッ…」
またも、意識を遠のかせた雅子は力尽きた様子でうなだれる。ショーツからちょろちょろと聖水が滴り、湯気が上がる。
過酷な責め苦に、尿道が緩んだらしい。
「水だ、水ッ…。この女は実に責め甲斐があるね。徹底的に責め苛んで、ミーに逆らうことがどれだけ愚かな事か、骨の髄までこの二人にわからせるのよ!」
雅子への拷問に、いよいよ性的興奮が抑えきれなくなった様子のドリー富岡は声高に叫ぶ―――――。
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