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Take6:解放条件
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「鷹見クン…と言ったな」
ジェイソンマスクは鷹揚な口調で大理石のテーブルを挟んだ向かい側から、言葉を紡ぐ。
「君のはみ出しぶりはTV業界で有名だよ。何せ、時の与党、帝国親民党幹事長、鳳 喜三郎の闇献金疑惑でも、容赦なく切り込んだ記者は君だけだったというからね」
「俺のことを随分調べてくれているようだが、どこかでお目にかかったかね?」
恭平は目の前の仮面の男を見据える。
が、ジェイソンマスクはそれには答えない。
「ついては君に仕事を依頼したい。無論、君の会社も承知の…いやというよりも私の命令にメディアは逆らえん」
「いやだと言えば?」
こういう戦術で抑圧されることを最も嫌う恭平だ。
「こちらには、こういう切り札もあるしねえ」
――――類は友を呼ぶ。
ドリーらと同様、偏執的な趣向を持つことに変わりはないらしく、ライオンの剥製が天井から見下ろすその真下にはSMチックな白い十字架が鎮座している。
そこに手首足首をきっちりと繋ぎ留められ、磔のイエスならぬマリア状態の伊集院雅子を、目で促す。
「きょ、恭平クンッ…」
雅子は狂おしげにショーツ一枚の裸体を捩って、悔し気な表情を浮かべる。
「この松宮が、女性の人権を蹂躙する術に長けていることは承知していよう? 当代きっての美人キャスター、伊集院雅子嬢のスナッフAV作品を世に送り出したいというならば、私の申し出を断ってくれてよいがね、フフフ…」
「ほほぉ、現代のクレオパトラと呼ばれるだけあって、裸を改めて晒してみると、こりゃ絶品だな」
松宮は、十文字に縛められる雅子の裸体をしげしげ眺めると、その美人キャスターの顎に手をかけて引き上げてみせる。
「俺の作品に出演したら、彼女も大江戸TVさんもその権威を喪失するだろうねえ。看板美人キャスター殿が、自ら進んでハードなAVに出演しただなんてことになったらさ」
松宮は、得意とする拷問系レイプ動画で使用するバイブを起動させつつ、震えるその先端で雅子の乳首を弄ってみせる。
「わ、わかった―――」
恭平に抗う権利は既になかった。
ジェイソンマスクは鷹揚な口調で大理石のテーブルを挟んだ向かい側から、言葉を紡ぐ。
「君のはみ出しぶりはTV業界で有名だよ。何せ、時の与党、帝国親民党幹事長、鳳 喜三郎の闇献金疑惑でも、容赦なく切り込んだ記者は君だけだったというからね」
「俺のことを随分調べてくれているようだが、どこかでお目にかかったかね?」
恭平は目の前の仮面の男を見据える。
が、ジェイソンマスクはそれには答えない。
「ついては君に仕事を依頼したい。無論、君の会社も承知の…いやというよりも私の命令にメディアは逆らえん」
「いやだと言えば?」
こういう戦術で抑圧されることを最も嫌う恭平だ。
「こちらには、こういう切り札もあるしねえ」
――――類は友を呼ぶ。
ドリーらと同様、偏執的な趣向を持つことに変わりはないらしく、ライオンの剥製が天井から見下ろすその真下にはSMチックな白い十字架が鎮座している。
そこに手首足首をきっちりと繋ぎ留められ、磔のイエスならぬマリア状態の伊集院雅子を、目で促す。
「きょ、恭平クンッ…」
雅子は狂おしげにショーツ一枚の裸体を捩って、悔し気な表情を浮かべる。
「この松宮が、女性の人権を蹂躙する術に長けていることは承知していよう? 当代きっての美人キャスター、伊集院雅子嬢のスナッフAV作品を世に送り出したいというならば、私の申し出を断ってくれてよいがね、フフフ…」
「ほほぉ、現代のクレオパトラと呼ばれるだけあって、裸を改めて晒してみると、こりゃ絶品だな」
松宮は、十文字に縛められる雅子の裸体をしげしげ眺めると、その美人キャスターの顎に手をかけて引き上げてみせる。
「俺の作品に出演したら、彼女も大江戸TVさんもその権威を喪失するだろうねえ。看板美人キャスター殿が、自ら進んでハードなAVに出演しただなんてことになったらさ」
松宮は、得意とする拷問系レイプ動画で使用するバイブを起動させつつ、震えるその先端で雅子の乳首を弄ってみせる。
「わ、わかった―――」
恭平に抗う権利は既になかった。
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