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第59話:「夢に燃える家」怖さ:☆☆☆☆☆
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新築のワンルームアパートに引っ越した黒崎拓海は、最初の夜から奇妙な夢を見続けていた。
毎晩、決まって火事の夢だった。炎に包まれる部屋、燃え上がる家具、煙で視界が遮られる恐怖。拓海は夢の中で必死に逃げ回り、やがて窒息しそうになって目を覚ます。
目覚めると体は汗でびっしょりになっており、喉は煙を吸い込んだかのようにヒリヒリしていた。しかし部屋に火事の痕跡はなく、すべては夢の中の出来事だった。
最初は引っ越しのストレスだと思っていた。新しい環境への不安が、火事という形で夢に現れているのだろう。時間が経てば収まるはずだった。
しかし一週間経っても、火事の夢は止まらなかった。それどころか、段々鮮明になっていく。炎の熱さ、煙の臭い、燃える音……すべてが現実と区別がつかないほどリアルだった。
二週間目、拓海は夢の中で重要なことに気づいた。火事が起きる場所が、毎回同じだったのだ。
キッチンのコンロ周辺から火が出始める。それが徐々に広がって、部屋全体を包み込む。燃え方も順序も、毎回同じパターンだった。
拓海は現実のキッチンを詳しく調べてみた。コンロは新品で異常はない。ガス漏れもない。火災の原因になりそうなものは見当たらなかった。
三週間目、夢の内容に変化が現れた。
今度は火事だけでなく、その後の状況も見えるようになった。消防車が到着し、消火活動が行われ、最終的に部屋は焼け跡になる。そして夢の最後で、拓海は自分の焼死体を上から見下ろしていた。
拓海は恐怖した。あまりにもリアルで、予知夢なのではないかと疑い始めた。このまま放置すれば、本当に火事が起きるのではないか。
拓海は念のため、消防署に相談してみた。
「火災予防の観点から、お部屋を点検させていただけませんか?」
消防署員が来て部屋を隅々まで調べたが、火災の危険性は見つからなかった。
「築浅のアパートですし、設備も最新です。火災の心配はありませんよ」
消防署員の言葉に少し安心したが、夢は続いていた。
一ヶ月目、拓海はさらに詳細な夢を見るようになった。
火事の原因が判明した。コンロではなく、壁の中の配線から出火していた。古い配線が劣化してショートし、それが火災の原因になっていた。
しかし現実のアパートは新築だった。配線が劣化しているはずがない。拓海は大家に連絡して、配線の点検を依頼した。
電気工事業者が調査した結果、配線に問題はなかった。すべて新品で、安全基準を満たしていた。
拓海は混乱した。夢があまりにもリアルで、現実との境界が曖昧になっていた。しかし物理的な証拠は何もない。
五週間目、拓海は夢の中で恐ろしい発見をした。
燃え跡から、焼死体が複数発見されたのだ。拓海だけでなく、他の住人たちも巻き込まれていた。そして更に恐ろしいことに、その住人たちの顔に見覚えがあった。
拓海は急いで隣人たちに確認した。夢に出てきた顔と、実際の住人たちの顔が一致していた。
「もしかして、皆さんも火事の夢を見ていませんか?」
拓海が聞くと、住人たちは驚いた表情を見せた。
「実は……毎晩見てるんです。このアパートが燃える夢を」
三階の田中が答えた。
「私もです。最初は気にしていなかったんですが……」
二階の佐藤も同じだった。
住人全員が、同じ火事の夢を見ていることが判明した。それも、ほぼ同じ内容の夢を。
拓海は背筋が凍った。一人だけならともかく、全員が同じ夢を見るなんて異常だった。
六週間目、拓海は夢の中で時間的な詳細も把握するようになった。
火事は深夜二時四十三分に発生する。発見は午前三時十五分。消防車の到着は午前三時二十八分。鎮火は午前四時五十二分。
拓海は実際にその時刻に起きて、部屋の様子を確認してみた。しかし何も起きなかった。深夜二時四十三分、三時十五分、いずれの時刻も異常はなかった。
しかし夢の中では、確実にその時刻に火事が起きていた。
七週間目、拓海は決定的な体験をした。
夢の中で火事が起きた時、拓海は必死に消火しようとした。水をかけ、消火器を使い、炎と戦った。そして夢の中で、左手に軽い火傷を負った。
目覚めた時、左手に実際に火傷があった。
拓海は愕然とした。夢の中の出来事が、現実の体に影響を与えていた。小さな火傷だったが、確実に存在していた。
拓海は医者に診てもらったが、原因は不明だった。火傷の痕跡は本物だが、いつどこで負ったのかわからない。
八週間目、拓海は夢の中で重要な情報を得た。
このアパートは新築ではなかった。三年前に火事で全焼し、その後に建て直されたものだった。前の建物では、住人全員が焼死していた。
拓海は不動産会社に確認した。しかし担当者は首を振った。
「そんな事実はありません。この土地は更地だったところに新築したものです」
拓海は市役所で建築記録を調べた。しかし三年前に火災があったという記録は見つからなかった。
それでも夢の中の情報は詳細で、嘘とは思えなかった。
九週間目、拓海は夢の中で前の住人たちと出会った。
彼らは焼死した状態で現れ、拓海に語りかけてきた。
「まもなく、同じことが起きる」
「今度はあなたたちの番だ」
「逃げることはできない」
前の住人たちによれば、この土地には呪いがかかっているという。一定期間ごとに火災が発生し、住人が全員焼死する。それが永遠に繰り返される。
十週間目、拓海は他の住人たちと緊急会議を開いた。
「皆さん、この夢は普通じゃありません。何らかの超常現象が起きています」
住人たちも同じ結論に達していた。全員が同じ夢を見て、夢の中での体験が現実に影響を与えている。
「引っ越しましょう」
二階の佐藤が提案した。しかし不動産会社に確認すると、契約上すぐには解約できないという。
「最低でも三ヶ月は住んでいただく必要があります」
拓海たちは絶望した。あと一ヶ月以上、この悪夢を続けなければならない。
十一週間目、夢の中の火事がより激しくなった。
今度は拓海の両腕に火傷ができた。他の住人たちも、夢の中での負傷が現実の体に現れるようになった。
住人たちは恐怖におののいた。このまま行けば、夢の中で焼死した時、現実でも死んでしまうのではないか。
十二週間目、拓海は最後の手段に出た。
夢の中で火事が起きる前に、現実の部屋を水浸しにしておくのだ。火が燃え移る可能性のあるものを、すべて濡らしておく。
深夜二時、拓海は部屋中に水を撒いた。家具も壁も床も、すべてびしょ濡れにした。これで火事が起きても燃え広がることはないはずだった。
午前二時四十三分、予想通り夢の中で火事が発生した。しかし今回は違った。現実の部屋も、実際に燃え始めたのだ。
拓海は夢と現実が同時進行していることに気づいた。夢の中で炎を見ながら、現実でも炎の熱を感じていた。
水で濡らしたはずの部屋が、なぜか乾いていた。そして炎は水を無視して燃え広がっていく。物理法則を無視した、超常的な火災だった。
拓海は必死に逃げようとしたが、ドアが開かなかった。窓も開かない。部屋が密室と化していた。
他の住人たちも同じ状況だった。全員が自分の部屋に閉じ込められ、炎に包まれていく。
拓海は理解した。これは夢ではなく、現実だった。いや、夢と現実が融合した、新しい次元の出来事だった。
炎が拓海を包み込んだ。しかし不思議なことに、死ぬことはなかった。激痛を感じながらも、意識は保たれていた。
やがて炎は消え、拓海は焼け跡の中に横たわっていた。体は焼けただれているが、まだ生きていた。
そして拓海は恐ろしい真実を知った。
他の住人たちも同じ状態だった。焼死したはずなのに、まだ意識がある。死ぬことができずに、永遠に焼死の苦痛を味わい続けているのだ。
拓海は前の住人たちの正体を理解した。彼らは三年前に焼死した人々ではなく、もっと昔から同じ運命を繰り返している魂たちだった。
このアパートは永遠に建て替えられ、新しい住人が入居し、そして火事で焼死する。しかし死んでも終わらない。焼死の苦痛を味わいながら、次の住人たちが同じ運命を辿るのを見守ることになる。
拓海は焼けただれた体で立ち上がった。もう人間の姿ではなかった。しかし意識ははっきりしていた。
数ヶ月後、アパートは再建された。新しい住人たちが入居してきた。若いカップル、サラリーマン、学生……皆、普通の人々だった。
そして拓海は知っていた。彼らもまもなく、火事の夢を見始めることを。
拓海は新しい住人たちの夢に現れた。焼けただれた姿で、警告を発した。
「まもなく、同じことが起きる」
「今度はあなたたちの番だ」
「逃げることはできない」
しかし新しい住人たちは、拓海の警告を悪夢として処理した。現実逃避として無視した。
拓海は絶望した。警告しても信じてもらえない。助けることができない。ただ見守ることしかできない。
やがて新しい住人たちも、同じ運命を辿ることになる。焼死の苦痛を永遠に味わいながら、更に次の住人たちを待つことになる。
火事の夢は終わらない。現実となって、永遠に繰り返される。そして犠牲者は増え続け、誰も救われることはない。
拓海は今夜も、新しい住人の夢に現れる。助けを求める魂として。しかし誰も信じてくれない。そして明日もまた、同じことを繰り返す。
永遠に燃え続ける悪夢の中で。
毎晩、決まって火事の夢だった。炎に包まれる部屋、燃え上がる家具、煙で視界が遮られる恐怖。拓海は夢の中で必死に逃げ回り、やがて窒息しそうになって目を覚ます。
目覚めると体は汗でびっしょりになっており、喉は煙を吸い込んだかのようにヒリヒリしていた。しかし部屋に火事の痕跡はなく、すべては夢の中の出来事だった。
最初は引っ越しのストレスだと思っていた。新しい環境への不安が、火事という形で夢に現れているのだろう。時間が経てば収まるはずだった。
しかし一週間経っても、火事の夢は止まらなかった。それどころか、段々鮮明になっていく。炎の熱さ、煙の臭い、燃える音……すべてが現実と区別がつかないほどリアルだった。
二週間目、拓海は夢の中で重要なことに気づいた。火事が起きる場所が、毎回同じだったのだ。
キッチンのコンロ周辺から火が出始める。それが徐々に広がって、部屋全体を包み込む。燃え方も順序も、毎回同じパターンだった。
拓海は現実のキッチンを詳しく調べてみた。コンロは新品で異常はない。ガス漏れもない。火災の原因になりそうなものは見当たらなかった。
三週間目、夢の内容に変化が現れた。
今度は火事だけでなく、その後の状況も見えるようになった。消防車が到着し、消火活動が行われ、最終的に部屋は焼け跡になる。そして夢の最後で、拓海は自分の焼死体を上から見下ろしていた。
拓海は恐怖した。あまりにもリアルで、予知夢なのではないかと疑い始めた。このまま放置すれば、本当に火事が起きるのではないか。
拓海は念のため、消防署に相談してみた。
「火災予防の観点から、お部屋を点検させていただけませんか?」
消防署員が来て部屋を隅々まで調べたが、火災の危険性は見つからなかった。
「築浅のアパートですし、設備も最新です。火災の心配はありませんよ」
消防署員の言葉に少し安心したが、夢は続いていた。
一ヶ月目、拓海はさらに詳細な夢を見るようになった。
火事の原因が判明した。コンロではなく、壁の中の配線から出火していた。古い配線が劣化してショートし、それが火災の原因になっていた。
しかし現実のアパートは新築だった。配線が劣化しているはずがない。拓海は大家に連絡して、配線の点検を依頼した。
電気工事業者が調査した結果、配線に問題はなかった。すべて新品で、安全基準を満たしていた。
拓海は混乱した。夢があまりにもリアルで、現実との境界が曖昧になっていた。しかし物理的な証拠は何もない。
五週間目、拓海は夢の中で恐ろしい発見をした。
燃え跡から、焼死体が複数発見されたのだ。拓海だけでなく、他の住人たちも巻き込まれていた。そして更に恐ろしいことに、その住人たちの顔に見覚えがあった。
拓海は急いで隣人たちに確認した。夢に出てきた顔と、実際の住人たちの顔が一致していた。
「もしかして、皆さんも火事の夢を見ていませんか?」
拓海が聞くと、住人たちは驚いた表情を見せた。
「実は……毎晩見てるんです。このアパートが燃える夢を」
三階の田中が答えた。
「私もです。最初は気にしていなかったんですが……」
二階の佐藤も同じだった。
住人全員が、同じ火事の夢を見ていることが判明した。それも、ほぼ同じ内容の夢を。
拓海は背筋が凍った。一人だけならともかく、全員が同じ夢を見るなんて異常だった。
六週間目、拓海は夢の中で時間的な詳細も把握するようになった。
火事は深夜二時四十三分に発生する。発見は午前三時十五分。消防車の到着は午前三時二十八分。鎮火は午前四時五十二分。
拓海は実際にその時刻に起きて、部屋の様子を確認してみた。しかし何も起きなかった。深夜二時四十三分、三時十五分、いずれの時刻も異常はなかった。
しかし夢の中では、確実にその時刻に火事が起きていた。
七週間目、拓海は決定的な体験をした。
夢の中で火事が起きた時、拓海は必死に消火しようとした。水をかけ、消火器を使い、炎と戦った。そして夢の中で、左手に軽い火傷を負った。
目覚めた時、左手に実際に火傷があった。
拓海は愕然とした。夢の中の出来事が、現実の体に影響を与えていた。小さな火傷だったが、確実に存在していた。
拓海は医者に診てもらったが、原因は不明だった。火傷の痕跡は本物だが、いつどこで負ったのかわからない。
八週間目、拓海は夢の中で重要な情報を得た。
このアパートは新築ではなかった。三年前に火事で全焼し、その後に建て直されたものだった。前の建物では、住人全員が焼死していた。
拓海は不動産会社に確認した。しかし担当者は首を振った。
「そんな事実はありません。この土地は更地だったところに新築したものです」
拓海は市役所で建築記録を調べた。しかし三年前に火災があったという記録は見つからなかった。
それでも夢の中の情報は詳細で、嘘とは思えなかった。
九週間目、拓海は夢の中で前の住人たちと出会った。
彼らは焼死した状態で現れ、拓海に語りかけてきた。
「まもなく、同じことが起きる」
「今度はあなたたちの番だ」
「逃げることはできない」
前の住人たちによれば、この土地には呪いがかかっているという。一定期間ごとに火災が発生し、住人が全員焼死する。それが永遠に繰り返される。
十週間目、拓海は他の住人たちと緊急会議を開いた。
「皆さん、この夢は普通じゃありません。何らかの超常現象が起きています」
住人たちも同じ結論に達していた。全員が同じ夢を見て、夢の中での体験が現実に影響を与えている。
「引っ越しましょう」
二階の佐藤が提案した。しかし不動産会社に確認すると、契約上すぐには解約できないという。
「最低でも三ヶ月は住んでいただく必要があります」
拓海たちは絶望した。あと一ヶ月以上、この悪夢を続けなければならない。
十一週間目、夢の中の火事がより激しくなった。
今度は拓海の両腕に火傷ができた。他の住人たちも、夢の中での負傷が現実の体に現れるようになった。
住人たちは恐怖におののいた。このまま行けば、夢の中で焼死した時、現実でも死んでしまうのではないか。
十二週間目、拓海は最後の手段に出た。
夢の中で火事が起きる前に、現実の部屋を水浸しにしておくのだ。火が燃え移る可能性のあるものを、すべて濡らしておく。
深夜二時、拓海は部屋中に水を撒いた。家具も壁も床も、すべてびしょ濡れにした。これで火事が起きても燃え広がることはないはずだった。
午前二時四十三分、予想通り夢の中で火事が発生した。しかし今回は違った。現実の部屋も、実際に燃え始めたのだ。
拓海は夢と現実が同時進行していることに気づいた。夢の中で炎を見ながら、現実でも炎の熱を感じていた。
水で濡らしたはずの部屋が、なぜか乾いていた。そして炎は水を無視して燃え広がっていく。物理法則を無視した、超常的な火災だった。
拓海は必死に逃げようとしたが、ドアが開かなかった。窓も開かない。部屋が密室と化していた。
他の住人たちも同じ状況だった。全員が自分の部屋に閉じ込められ、炎に包まれていく。
拓海は理解した。これは夢ではなく、現実だった。いや、夢と現実が融合した、新しい次元の出来事だった。
炎が拓海を包み込んだ。しかし不思議なことに、死ぬことはなかった。激痛を感じながらも、意識は保たれていた。
やがて炎は消え、拓海は焼け跡の中に横たわっていた。体は焼けただれているが、まだ生きていた。
そして拓海は恐ろしい真実を知った。
他の住人たちも同じ状態だった。焼死したはずなのに、まだ意識がある。死ぬことができずに、永遠に焼死の苦痛を味わい続けているのだ。
拓海は前の住人たちの正体を理解した。彼らは三年前に焼死した人々ではなく、もっと昔から同じ運命を繰り返している魂たちだった。
このアパートは永遠に建て替えられ、新しい住人が入居し、そして火事で焼死する。しかし死んでも終わらない。焼死の苦痛を味わいながら、次の住人たちが同じ運命を辿るのを見守ることになる。
拓海は焼けただれた体で立ち上がった。もう人間の姿ではなかった。しかし意識ははっきりしていた。
数ヶ月後、アパートは再建された。新しい住人たちが入居してきた。若いカップル、サラリーマン、学生……皆、普通の人々だった。
そして拓海は知っていた。彼らもまもなく、火事の夢を見始めることを。
拓海は新しい住人たちの夢に現れた。焼けただれた姿で、警告を発した。
「まもなく、同じことが起きる」
「今度はあなたたちの番だ」
「逃げることはできない」
しかし新しい住人たちは、拓海の警告を悪夢として処理した。現実逃避として無視した。
拓海は絶望した。警告しても信じてもらえない。助けることができない。ただ見守ることしかできない。
やがて新しい住人たちも、同じ運命を辿ることになる。焼死の苦痛を永遠に味わいながら、更に次の住人たちを待つことになる。
火事の夢は終わらない。現実となって、永遠に繰り返される。そして犠牲者は増え続け、誰も救われることはない。
拓海は今夜も、新しい住人の夢に現れる。助けを求める魂として。しかし誰も信じてくれない。そして明日もまた、同じことを繰り返す。
永遠に燃え続ける悪夢の中で。
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