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墜落と再臨
第2章 問いかける心
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翌朝、僕は学院の中庭でエリシアを待っていた。
リテラ王立魔法学院。僕が設定した学び舎は、現実になってもやはり美しかった。白い石造りの建物群が朝日に照らされ、中庭の噴水では水が踊るように舞い上がっている。噴水の水面には文字が浮かび上がり、それがゆっくりと形を変えながら詩を紡いでいく。
学生たちが行き交う中、僕は緊張していた。昨夜、エリシアの手紙を何度も読み返し、どう対応すべきか考え続けていたが、結論は出なかった。
真実を話すには、あまりにもリスクが大きい。しかし嘘をつき続けるのも、彼女への裏切りのような気がする。
だからこそ、まずは彼女の本心を知りたかった。
「アルカディア様!」
澄んだ声が響いて、振り返ると彼女がいた。
エリシア・ルーンハート。僕が大学生の時に夢中になって設定を考えたヒロインが、目の前にいる。
長い金髪が朝日にきらめき、深い緑色の瞳が心配そうに僕を見つめている。彼女の美しさは僕の想像を遥かに超えていた。
「おはようございます、エリシア」
僕は努めて平静を装って挨拶した。
「体調はもう大丈夫です。心配をかけてすみませんでした」
「よかった……」
彼女は安堵の表情を浮かべて、僕の隣に座った。
「昨日はとても心配していたのです。あんなに苦しそうに唸られて」
僕たちは並んで噴水を眺めた。しばらく沈黙が続く。どちらも、昨夜の手紙のことを意識しているのは明らかだった。
ついに、エリシアが口を開いた。
「アルカディア様……昨夜、お手紙を差し上げました」
「ええ、読ませていただきました」
僕は慎重に言葉を選んだ。
「とても興味深い内容でした」
「やはり……ばかげた話だと思われますか?」
エリシアの声には不安が混じっている。
「いえ、そんなことはありません」
僕は彼女の方を向いた。
「むしろ、あなたに質問があります」
「質問ですか?」
「もし」
僕は深呼吸をして、言葉を続けた。
「もし、その夢の内容が本当だったとしたら、あなたはどうしますか?」
エリシアの瞳が見開かれた。彼女は僕の顔をじっと見つめ、それから噴水の方に視線を戻した。
「それは……とても恐ろしい質問ですね」
「恐ろしい?」
「だって、もしそれが本当なら」
彼女の声が震えた。
「私たちは誰かが作り出した存在で、本当の意味では生きていないということになります」
僕の胸が痛んだ。彼女の苦悩が手に取るようにわかった。
「生きていない、というのは?」
「自分の意志で行動しているつもりでも、実は全て誰かが決めたとおりに動いているだけかもしれません。恋をしても、悲しんでも、喜んでも、それは全て『書かれたもの』に過ぎないのかもしれません」
エリシアの言葉に、僕は何も答えることができなかった。
彼女の感情は、確実に本物だった。僕が書いた設定を遥かに超えて、彼女は独自の思考と感情を持っている。
「でも」
エリシアは続けた。
「それでも、私は自分の感情が本物だと信じたいのです」
彼女は僕の方を向いた。
「たとえ誰かに『書かれた』存在だったとしても、今ここで感じている気持ちは嘘ではないと思うのです」
「あなたの感情は、確実に本物です」
僕は思わず断言していた。
「誰が何と言おうと、あなたが感じていることは真実です」
エリシアの顔に、微かな笑みが浮かんだ。
「ありがとうございます。でも、どうしてそんなに確信を持って言えるのですか?」
僕は言葉に詰まった。なぜなら、創造者として彼女の感情が本物であることを知っているからだ。しかし、それは口にできない。
「あなたと話していると、とても自然で、人間らしいからです。作り物の感情では、そんな風にはならないでしょう」
「そうでしょうか……」
エリシアは俯いた。
「実は、もう一つ恐れていることがあります」
「何でしょうか?」
「もし私たちが誰かの創作物だとしたら、その『誰か』は今どこにいるのでしょうか? そして、その人は私たちをどう思っているのでしょうか?」
僕の心臓が激しく鼓動した。
「どう思っているというのは?」
「愛情を持って見守ってくれているのか、それとも単なる暇つぶしの道具として扱っているのか……」
彼女の声がかすれた。
「もし後者だったら、私たちの苦しみや喜びは、その人にとって娯楽に過ぎないということになります」
僕は胸が張り裂けそうになった。エリシアの不安は、的確に核心を突いている。
確かに僕は最初、彼女を含めたキャラクターたちを「創作物」として扱っていた。しかし今、実際に彼女と向き合っていると、そんな考えは完全に間違いだったとわかる。
「もう一つ質問があります」
僕は自分の感情を押し殺して言った。
「もしその創造者と会うことができたとしたら、あなたは何を言いますか?」
エリシアは長い間考え込んでいた。そして、ゆっくりと口を開いた。
「感謝を伝えたいです」
「感謝?」
「はい。たとえ作り物だったとしても、私に意識を与えてくれたこと、この美しい世界で生きる機会をくれたことに」
彼女の瞳が輝いた。
「そして、質問したいことがあります」
「どんな質問ですか?」
「私たちは、その人の期待に応えられているでしょうか、と」
僕は言葉を失った。
エリシアは創造者への恨みや怒りではなく、感謝と心配を抱いている。自分が期待に応えられているかを気にしている。
こんなに優しく、思いやりのあるキャラクターを僕は生み出していたのか。
「それから」
エリシアは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「もし可能なら、お礼として何かしてあげたいとも思います。その人が困っていることがあれば、お手伝いしたいのです」
僕の目に涙が滲んだ。彼女の純粋さと優しさに、心が震えた。
「とても……とても美しい考えですね」
「美しい、ですか?」
「ええ。そんな風に考えられるあなたは、本当に素晴らしい人です」
エリシアは頬を赤らめた。
「ありがとうございます。でも、アルカディア様はどう思われますか? もし創造者と会えたとしたら、何を言いますか?」
僕は深く考えた。もし僕が、自分の創造者と会うとしたら……。
「責任について話し合いたいです」
「責任?」
「創造者には、自分が生み出した世界と住民に対する責任があると思うのです。ただ作って放置するのではなく、最後まで見守る義務があるのではないでしょうか」
エリシアは真剣な表情で頷いた。
「その通りですね。でも、もしその創造者が責任を果たそうとしているとしたら?」
「それは……とても嬉しいことだと思います」
僕たちはまた沈黙に包まれた。噴水の水音だけが静かに響いている。
ふと、エリシアが立ち上がった。
「アルカディア様、少し散歩をしませんか? この話をもう少し続けたいのですが、ここでは他の生徒たちに聞かれてしまうかもしれません」
「そうですね」
僕たちは学院の外に向かった。街の外れには小さな森があり、そこには文字の精霊たちが住んでいると言われている。
森の入り口で、エリシアが振り返った。
「アルカディア様、一つお約束していただけませんか?」
「何でしょうか?」
「もしこの世界の真実について何か重要なことを知ったら、私にも教えてください。一人で抱え込まないで」
僕は彼女の真摯な眼差しに圧倒された。
「わかりました。約束します」
森に入ると、木々の間を光る文字が舞っている。それらの文字は古い言語で書かれており、時折組み合わさって短い詩を作り出していた。
「美しいですね」
エリシアが呟いた。
「この光景を見ていると、この世界が誰かの愛情によって作られたのだと信じたくなります」
その時、僕は決意した。
いつか、必ずエリシアに真実を告げよう。しかし、それは彼女が受け入れられる形で、傷つけることなく伝えなければならない。
そして何より、僕は創造者としての責任を果たさなければならない。この世界と、この世界の住民たちを守り、幸せにする責任を。
森の奥から、不思議な歌声が聞こえてきた。文字の精霊たちの歌だという。僕たちはその歌声に導かれるように、森の深部へと足を向けた。
だが、その歌声の中に、どこか不吉な響きが混じっているのを、僕だけが気づいていた。
まるで、この世界に何かの異変が起こることを予告するかのような、警告の歌のように聞こえた。
リテラ王立魔法学院。僕が設定した学び舎は、現実になってもやはり美しかった。白い石造りの建物群が朝日に照らされ、中庭の噴水では水が踊るように舞い上がっている。噴水の水面には文字が浮かび上がり、それがゆっくりと形を変えながら詩を紡いでいく。
学生たちが行き交う中、僕は緊張していた。昨夜、エリシアの手紙を何度も読み返し、どう対応すべきか考え続けていたが、結論は出なかった。
真実を話すには、あまりにもリスクが大きい。しかし嘘をつき続けるのも、彼女への裏切りのような気がする。
だからこそ、まずは彼女の本心を知りたかった。
「アルカディア様!」
澄んだ声が響いて、振り返ると彼女がいた。
エリシア・ルーンハート。僕が大学生の時に夢中になって設定を考えたヒロインが、目の前にいる。
長い金髪が朝日にきらめき、深い緑色の瞳が心配そうに僕を見つめている。彼女の美しさは僕の想像を遥かに超えていた。
「おはようございます、エリシア」
僕は努めて平静を装って挨拶した。
「体調はもう大丈夫です。心配をかけてすみませんでした」
「よかった……」
彼女は安堵の表情を浮かべて、僕の隣に座った。
「昨日はとても心配していたのです。あんなに苦しそうに唸られて」
僕たちは並んで噴水を眺めた。しばらく沈黙が続く。どちらも、昨夜の手紙のことを意識しているのは明らかだった。
ついに、エリシアが口を開いた。
「アルカディア様……昨夜、お手紙を差し上げました」
「ええ、読ませていただきました」
僕は慎重に言葉を選んだ。
「とても興味深い内容でした」
「やはり……ばかげた話だと思われますか?」
エリシアの声には不安が混じっている。
「いえ、そんなことはありません」
僕は彼女の方を向いた。
「むしろ、あなたに質問があります」
「質問ですか?」
「もし」
僕は深呼吸をして、言葉を続けた。
「もし、その夢の内容が本当だったとしたら、あなたはどうしますか?」
エリシアの瞳が見開かれた。彼女は僕の顔をじっと見つめ、それから噴水の方に視線を戻した。
「それは……とても恐ろしい質問ですね」
「恐ろしい?」
「だって、もしそれが本当なら」
彼女の声が震えた。
「私たちは誰かが作り出した存在で、本当の意味では生きていないということになります」
僕の胸が痛んだ。彼女の苦悩が手に取るようにわかった。
「生きていない、というのは?」
「自分の意志で行動しているつもりでも、実は全て誰かが決めたとおりに動いているだけかもしれません。恋をしても、悲しんでも、喜んでも、それは全て『書かれたもの』に過ぎないのかもしれません」
エリシアの言葉に、僕は何も答えることができなかった。
彼女の感情は、確実に本物だった。僕が書いた設定を遥かに超えて、彼女は独自の思考と感情を持っている。
「でも」
エリシアは続けた。
「それでも、私は自分の感情が本物だと信じたいのです」
彼女は僕の方を向いた。
「たとえ誰かに『書かれた』存在だったとしても、今ここで感じている気持ちは嘘ではないと思うのです」
「あなたの感情は、確実に本物です」
僕は思わず断言していた。
「誰が何と言おうと、あなたが感じていることは真実です」
エリシアの顔に、微かな笑みが浮かんだ。
「ありがとうございます。でも、どうしてそんなに確信を持って言えるのですか?」
僕は言葉に詰まった。なぜなら、創造者として彼女の感情が本物であることを知っているからだ。しかし、それは口にできない。
「あなたと話していると、とても自然で、人間らしいからです。作り物の感情では、そんな風にはならないでしょう」
「そうでしょうか……」
エリシアは俯いた。
「実は、もう一つ恐れていることがあります」
「何でしょうか?」
「もし私たちが誰かの創作物だとしたら、その『誰か』は今どこにいるのでしょうか? そして、その人は私たちをどう思っているのでしょうか?」
僕の心臓が激しく鼓動した。
「どう思っているというのは?」
「愛情を持って見守ってくれているのか、それとも単なる暇つぶしの道具として扱っているのか……」
彼女の声がかすれた。
「もし後者だったら、私たちの苦しみや喜びは、その人にとって娯楽に過ぎないということになります」
僕は胸が張り裂けそうになった。エリシアの不安は、的確に核心を突いている。
確かに僕は最初、彼女を含めたキャラクターたちを「創作物」として扱っていた。しかし今、実際に彼女と向き合っていると、そんな考えは完全に間違いだったとわかる。
「もう一つ質問があります」
僕は自分の感情を押し殺して言った。
「もしその創造者と会うことができたとしたら、あなたは何を言いますか?」
エリシアは長い間考え込んでいた。そして、ゆっくりと口を開いた。
「感謝を伝えたいです」
「感謝?」
「はい。たとえ作り物だったとしても、私に意識を与えてくれたこと、この美しい世界で生きる機会をくれたことに」
彼女の瞳が輝いた。
「そして、質問したいことがあります」
「どんな質問ですか?」
「私たちは、その人の期待に応えられているでしょうか、と」
僕は言葉を失った。
エリシアは創造者への恨みや怒りではなく、感謝と心配を抱いている。自分が期待に応えられているかを気にしている。
こんなに優しく、思いやりのあるキャラクターを僕は生み出していたのか。
「それから」
エリシアは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「もし可能なら、お礼として何かしてあげたいとも思います。その人が困っていることがあれば、お手伝いしたいのです」
僕の目に涙が滲んだ。彼女の純粋さと優しさに、心が震えた。
「とても……とても美しい考えですね」
「美しい、ですか?」
「ええ。そんな風に考えられるあなたは、本当に素晴らしい人です」
エリシアは頬を赤らめた。
「ありがとうございます。でも、アルカディア様はどう思われますか? もし創造者と会えたとしたら、何を言いますか?」
僕は深く考えた。もし僕が、自分の創造者と会うとしたら……。
「責任について話し合いたいです」
「責任?」
「創造者には、自分が生み出した世界と住民に対する責任があると思うのです。ただ作って放置するのではなく、最後まで見守る義務があるのではないでしょうか」
エリシアは真剣な表情で頷いた。
「その通りですね。でも、もしその創造者が責任を果たそうとしているとしたら?」
「それは……とても嬉しいことだと思います」
僕たちはまた沈黙に包まれた。噴水の水音だけが静かに響いている。
ふと、エリシアが立ち上がった。
「アルカディア様、少し散歩をしませんか? この話をもう少し続けたいのですが、ここでは他の生徒たちに聞かれてしまうかもしれません」
「そうですね」
僕たちは学院の外に向かった。街の外れには小さな森があり、そこには文字の精霊たちが住んでいると言われている。
森の入り口で、エリシアが振り返った。
「アルカディア様、一つお約束していただけませんか?」
「何でしょうか?」
「もしこの世界の真実について何か重要なことを知ったら、私にも教えてください。一人で抱え込まないで」
僕は彼女の真摯な眼差しに圧倒された。
「わかりました。約束します」
森に入ると、木々の間を光る文字が舞っている。それらの文字は古い言語で書かれており、時折組み合わさって短い詩を作り出していた。
「美しいですね」
エリシアが呟いた。
「この光景を見ていると、この世界が誰かの愛情によって作られたのだと信じたくなります」
その時、僕は決意した。
いつか、必ずエリシアに真実を告げよう。しかし、それは彼女が受け入れられる形で、傷つけることなく伝えなければならない。
そして何より、僕は創造者としての責任を果たさなければならない。この世界と、この世界の住民たちを守り、幸せにする責任を。
森の奥から、不思議な歌声が聞こえてきた。文字の精霊たちの歌だという。僕たちはその歌声に導かれるように、森の深部へと足を向けた。
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