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第1章1話「異世界転生と謎の婚姻ガチャ」
「異世界転生と謎の婚姻ガチャ」 ②
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「あの……ありがとうございました」
フィーナという少女が俺に近づいてきた。栗色の髪に緑の瞳、確かに可愛い顔立ちだった。
「俺こそ、ありがとう。君のスキルのおかげで助かった」
「でも……その……結婚って……」
フィーナが真っ赤になって俯いた。
「あ、あれは緊急時の一時的な婚姻契約だから! 本当の結婚じゃないよ」
「そ、そうですよね……」
なぜか少し寂しそうな表情を見せるフィーナ。
「でも不思議ですね。その魔法、見たことがありません。普通の魔法とは違う感じでした」
「実は俺も初めて使ったんだ。【婚姻ガチャ】っていうスキルらしいんだが……」
フィーナの顔が青ざめた。
「え……まさか……婚姻ガチャって、あの古代の伝説の!?」
「古代の伝説? 知ってるの?」
「神殿の古文書で読んだことがあります! 婚姻ガチャは古代文明が滅んだ時に失われた禁断のスキルで、使い手は『運命の絆を結ぶ者』って呼ばれてたんです!」
フィーナが興奮気味に説明を続ける。
「婚姻ガチャは、通常なら運命の配偶者を一人だけ召喚する魔法です。でも確率が異常に低くて、九十九パーセント以上は魔物や亡霊みたいなとんでもない相手が出てくるって古文書に……」
フィーナが震え声で続ける。
「最悪の場合、邪悪な魔物や呪われた亡霊と強制的に契約させられて、使い手の魂を食い尽くされることもあったとか……だから古代では『禁断の魔法』と呼ばれていたんです。数百年以上前に完全に途絶えたはずなのに……」
「そんな危険なスキルなのか……」
ゲーム経験でも、ここまでギャンブル性とリスクの高いスキルは聞いたことがなかった。そもそも前世では、ゲームだから失敗してもリセットできたが、これは現実だった。失敗したら本当に死ぬかもしれなかった。
「でも、もしかして……」
フィーナが俺を見つめた。
「隼人さんが本当に婚姻ガチャの使い手なら……これは歴史的大事件です! 古代では失敗例ばかりで、成功した記録はほとんどありませんから……」
「そんな大げさな……でも確かに、課金ガチャで爆死を繰り返した経験はあるな……」
俺は前世の苦い記憶を思い出した。課金して爆死を繰り返した日々。でもあれはゲームだった。これは現実で、失敗したら命に関わった。
その時、空の向こうから太鼓の音が響いてきた。
「あ、街からの緊急召集です。きっと古代魔法の発動を感知したんですね」
「古代魔法の発動?」
「婚姻ガチャが発動すると、特殊な魔力波動が発生するんです。古文書によると、その波動は『運命の調律』と呼ばれていて……」
フィーナの説明が途中で止まった。街の方向から騎馬隊がものすごい勢いで駆けてくるのが見えたからだ。
「君は神官見習いって言ってたよね。街の人?」
「はい。聖ルーナ街の神殿で古代魔法の研究をしています。隼人さんは?」
「俺は……その……旅の者だ」
転生者だとは言えない。前世のことも当然秘密にしなければ。
適当にごまかしていると、騎士たちが到着した。
「そこの者! 今、古代魔法を発動させたのは貴様か!」
鎧を着た厳つい男が俺を指差している。馬から降りる時も慌てているようだ。
「あ、はい……」
「まさか……本当に古代魔法が……」
騎士の男は俺をじろじろと観察した後、仲間たちと困惑気味に囁き合っている。
「どうする? 古代魔法の使い手なんて前例がない」
「団長に報告するしかないが、信じてもらえるかな……」
「とりあえず街に連れて行こう。古代の記録を調べる必要がある」
こうして俺は、聖ルーナ街に向かうことになった。
――それから約一時間後――
聖ルーナ街は中世ヨーロッパ風の美しい街だった。石畳の道、木造の家屋、中央にそびえる神殿。まさにファンタジーゲームで見た世界そのものだった。
俺は騎士たちに連れられて、街の中央にある大きな建物に向かった。
「ここは騎士団の本部です」
フィーナが説明してくれる。彼女も一緒についてきてくれていた。
「古代魔法の使い手が現れた場合、まず騎士団で調査することになっているんです。でも実際に古代魔法の使い手が現れたのは、建国以来初めてだとか……」
「なるほど……」
建物の中は意外と近代的だった。受付カウンターがあり、制服を着た女性が事務作業をしていた。RPGゲームでよく見た冒険者ギルドっぽい雰囲気だった。
「緊急事態です。古代魔法の使い手を発見しました」
騎士が受付の女性に告げると、女性は手に持っていた書類を落とした。
「ほ、本当ですか!? 古代魔法って、あの失われた伝説の……! す、すぐに団長と古代史担当の学者をお呼びします!」
受付の女性は慌てて奥に駆けていく。
しばらく待っていると、白髭の立派な男性と、分厚い本を抱えた学者風の男性が慌てて現れた。
「本当に古代魔法の使い手が……」
白髭の男性は信じられないといった表情で俺を見つめている。
「私はこの街の騎士団長、ラインハルト・フォン・ルクスだ。そしてこちらは古代史研究者のセバスティアン・ヴァルター博士」
「隼人です。よろしくお願いします」
「ほう……君がその……」
セバスティアン博士が興奮気味に俺を観察している。
「どの古代魔法を使用したのかね? 炎の古代魔法? それとも氷の……」
「【婚姻ガチャ】です」
俺が答えた瞬間、博士の顔が真っ青になった。
「ば、婚姻ガチャ……!? あの禁断の古代魔法の中でも最も危険なもの……!?」
博士が持っていた本を取り落とす。
「し、失礼! 急いで古代の召喚陣を準備しなければ!」
フィーナという少女が俺に近づいてきた。栗色の髪に緑の瞳、確かに可愛い顔立ちだった。
「俺こそ、ありがとう。君のスキルのおかげで助かった」
「でも……その……結婚って……」
フィーナが真っ赤になって俯いた。
「あ、あれは緊急時の一時的な婚姻契約だから! 本当の結婚じゃないよ」
「そ、そうですよね……」
なぜか少し寂しそうな表情を見せるフィーナ。
「でも不思議ですね。その魔法、見たことがありません。普通の魔法とは違う感じでした」
「実は俺も初めて使ったんだ。【婚姻ガチャ】っていうスキルらしいんだが……」
フィーナの顔が青ざめた。
「え……まさか……婚姻ガチャって、あの古代の伝説の!?」
「古代の伝説? 知ってるの?」
「神殿の古文書で読んだことがあります! 婚姻ガチャは古代文明が滅んだ時に失われた禁断のスキルで、使い手は『運命の絆を結ぶ者』って呼ばれてたんです!」
フィーナが興奮気味に説明を続ける。
「婚姻ガチャは、通常なら運命の配偶者を一人だけ召喚する魔法です。でも確率が異常に低くて、九十九パーセント以上は魔物や亡霊みたいなとんでもない相手が出てくるって古文書に……」
フィーナが震え声で続ける。
「最悪の場合、邪悪な魔物や呪われた亡霊と強制的に契約させられて、使い手の魂を食い尽くされることもあったとか……だから古代では『禁断の魔法』と呼ばれていたんです。数百年以上前に完全に途絶えたはずなのに……」
「そんな危険なスキルなのか……」
ゲーム経験でも、ここまでギャンブル性とリスクの高いスキルは聞いたことがなかった。そもそも前世では、ゲームだから失敗してもリセットできたが、これは現実だった。失敗したら本当に死ぬかもしれなかった。
「でも、もしかして……」
フィーナが俺を見つめた。
「隼人さんが本当に婚姻ガチャの使い手なら……これは歴史的大事件です! 古代では失敗例ばかりで、成功した記録はほとんどありませんから……」
「そんな大げさな……でも確かに、課金ガチャで爆死を繰り返した経験はあるな……」
俺は前世の苦い記憶を思い出した。課金して爆死を繰り返した日々。でもあれはゲームだった。これは現実で、失敗したら命に関わった。
その時、空の向こうから太鼓の音が響いてきた。
「あ、街からの緊急召集です。きっと古代魔法の発動を感知したんですね」
「古代魔法の発動?」
「婚姻ガチャが発動すると、特殊な魔力波動が発生するんです。古文書によると、その波動は『運命の調律』と呼ばれていて……」
フィーナの説明が途中で止まった。街の方向から騎馬隊がものすごい勢いで駆けてくるのが見えたからだ。
「君は神官見習いって言ってたよね。街の人?」
「はい。聖ルーナ街の神殿で古代魔法の研究をしています。隼人さんは?」
「俺は……その……旅の者だ」
転生者だとは言えない。前世のことも当然秘密にしなければ。
適当にごまかしていると、騎士たちが到着した。
「そこの者! 今、古代魔法を発動させたのは貴様か!」
鎧を着た厳つい男が俺を指差している。馬から降りる時も慌てているようだ。
「あ、はい……」
「まさか……本当に古代魔法が……」
騎士の男は俺をじろじろと観察した後、仲間たちと困惑気味に囁き合っている。
「どうする? 古代魔法の使い手なんて前例がない」
「団長に報告するしかないが、信じてもらえるかな……」
「とりあえず街に連れて行こう。古代の記録を調べる必要がある」
こうして俺は、聖ルーナ街に向かうことになった。
――それから約一時間後――
聖ルーナ街は中世ヨーロッパ風の美しい街だった。石畳の道、木造の家屋、中央にそびえる神殿。まさにファンタジーゲームで見た世界そのものだった。
俺は騎士たちに連れられて、街の中央にある大きな建物に向かった。
「ここは騎士団の本部です」
フィーナが説明してくれる。彼女も一緒についてきてくれていた。
「古代魔法の使い手が現れた場合、まず騎士団で調査することになっているんです。でも実際に古代魔法の使い手が現れたのは、建国以来初めてだとか……」
「なるほど……」
建物の中は意外と近代的だった。受付カウンターがあり、制服を着た女性が事務作業をしていた。RPGゲームでよく見た冒険者ギルドっぽい雰囲気だった。
「緊急事態です。古代魔法の使い手を発見しました」
騎士が受付の女性に告げると、女性は手に持っていた書類を落とした。
「ほ、本当ですか!? 古代魔法って、あの失われた伝説の……! す、すぐに団長と古代史担当の学者をお呼びします!」
受付の女性は慌てて奥に駆けていく。
しばらく待っていると、白髭の立派な男性と、分厚い本を抱えた学者風の男性が慌てて現れた。
「本当に古代魔法の使い手が……」
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「私はこの街の騎士団長、ラインハルト・フォン・ルクスだ。そしてこちらは古代史研究者のセバスティアン・ヴァルター博士」
「隼人です。よろしくお願いします」
「ほう……君がその……」
セバスティアン博士が興奮気味に俺を観察している。
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