ランキングデスゲーム〜辛くて拡散希望、生き残りたいです〜

みにぶた🐽

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第IV部:殺したのは、誰か?

第22章「やりすぎた看守」

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「バズる処刑」から一夜が明けた。

ホール内の惨状は更に悪化していた。床には血文字、汚物、嘔吐物が混在し、空気は腐敗と絶望の臭いに満ちている。

早乙女千景は処刑台から救われたものの、TikTokダンスの恐怖で完全に精神が破綻していた。腸閉塞の後遺症も残り、時折激痛に顔を歪めている。

「助かった…でも次は…次は確実に…」彼女が震え声で呟く。

死を求める他の3名の状況も深刻だった。安堂圭吾は脱水症状で意識が朦朧とし、白鷺小夜は感染症の高熱で幻覚を見始め、宝生朱音は変形した顔面から時折血を滴らせながら虚ろな目で天井を見つめている。

「死にたい…楽にして…」
「もう限界だ…」
「醜くて生きてる意味がない…」

絶望の呟きがホール内に響いていた。

五十嵐龍之介は相変わらず血まみれの指で「ごめんなさい」と床に書き続けている。だが、その表情には昨日とは明らかに違う冷酷さがあった。

「人間をやめて正解だった」彼が独り言のように呟く。

午前9時、機械音声が響いた。

「視聴者数が60万人を突破いたしました。昨日の『バズる処刑』が大好評につき、本日は『羞恥命令特集』を実施いたします」

モニターに視聴者からの投稿が次々と表示される。

『もっと恥ずかしい命令を!』
『特に#02にエロい命令を!』
『勃起させろ!』
『全裸で踊らせろ!』
『性的屈辱の限界を見たい!』

配信のコメント欄が狂乱していた。

『#02の昨日の自慰最高だった』『もっと恥ずかしいことやらせろ』『勃起コントロール見たい』『羞恥プレイ神回』

斑鳩凌が興奮気味に立ち上がった。

「素晴らしい企画だ!恥を知らしめることで、囚人の精神を完全に破壊できる!」

鳴海瑠璃も冷たく微笑んだ。

「視聴者の要求に応えるのは当然よ。特に性的な羞恥は効果的ね」

五十嵐龍之介が血まみれの指を舐めながら残酷に笑った。

「昨日の#02の自慰、面白かったですね。今日はもっと過激にやりましょう」

葛城翼が青ざめた。

「やめてくれ…もうこれ以上の屈辱は…」

「嫌なら死ねばいい」五十嵐龍之介が冷酷に言い放った。「どうせお前は価値のない人間だ」

俺は看守席から立ち上がった。

視聴者数60万人。彼らの期待に応える必要がある。

「#02、葛城翼」

葛城翼が恐怖に震えながら俺を見上げた。

「昨日の公開自慰で視聴者を楽しませてくれた。だが、まだ足りない」俺は冷静に続けた。「今日は勃起コントロール命令だ」

「勃起コントロール?」葛城翼の顔が真っ青になった。

「そうだ。これから1時間、お前は全裸でホール中央に立ち続けろ。そして俺たちが指示するタイミングで勃起と萎縮を繰り返せ。コントロールできなければ、電撃ペナルティだ」

ホール中央に電撃装置付きの拘束台が上昇してきた。

葛城翼は絶望的な表情で立ち上がった。

「そんな…勃起なんてコントロールできるわけない…」

「できないなら、痛みで覚えろ」斑鳩凌が冷笑した。

葛城翼は震えながら服を脱ぎ始めた。全裸になると、羞恥で顔を真っ赤にしながら拘束台に向かった。

配信のコメント欄が爆発していた。

『勃起コントロールとか鬼畜すぎ』『#02可哀想だけど興奮する』『これぞ真の羞恥プレイ』『課金しまくる』

「開始する」俺が宣言すると、葛城翼は全裸で拘束台に立った。

「まず、勃起しろ」

葛城翼は羞恥と恐怖で震えていたが、必死に自分を刺激し始めた。

だが、極度の緊張と恐怖で思うようにいかない。

「早くしろ」鳴海瑠璃が冷たく急かした。

「できないなら電撃よ」

葛城翼は涙を流しながら必死に努力したが、勃起することができなかった。

「時間切れ」俺が宣告すると、電撃装置が作動した。

「うああああああ!」葛城翼の絶叫がホール内に響いた。

「次は萎縮しろ」

今度は逆の命令だった。だが、電撃の痛みで興奮状態になってしまった葛城翼には、萎縮も困難だった。

再び電撃が走る。

「あああああ!もう無理だ!」

この残酷な命令を見て、他の囚人たちの表情が恐怖に歪んだ。

「ひどすぎる…」安堂圭吾が呟く。

「人間のやることじゃない…」真鍋天馬が震えている。

だが、五十嵐龍之介だけは楽しそうに見ていた。

「面白いですね。人間の尊厳を完全に破壊する方法としては最適です」

続いて斑鳩凌が立ち上がった。

「俺も参加する。#02、今度は視聴者の前で自分の性的体験を全て告白しろ。嘘をついたら電撃だ」

葛城翼は電撃で体を痙攣させながら答えた。

「性的体験って…そんなプライベートなこと…」

「拒否すれば、他の囚人にも同じ命令を出す」斑鳩凌が脅した。

葛城翼は絶望的な表情で、震え声で自分の過去を語り始めた。

初体験の話、恋人との関係、密かな性癖まで、全てを60万人の視聴者に晒すことになった。

配信のコメント欄が狂乱していた。

『#02の告白エロすぎ』『プライバシー完全崩壊』『これぞ真の羞恥』『もっと詳しく聞きたい』

鳴海瑠璃が冷笑しながら続けた。

「次は他の囚人にも同じことをやってもらいましょう。#15、真鍋天馬」

真鍋天馬が青ざめた。

「改造で感情機能を削減されたあなたでも、羞恥心は残っているでしょうね。全裸で逆立ちして、そのまま1時間歩き回りなさい。血が頭に昇って意識を失っても続けるのよ」

真鍋天馬は機械的な動作で服を脱ぎ始めた。感情機能が削減されているため、羞恥心は薄いが、それでも屈辱的な命令に体が震えていた。

「効率的に…逆立ち歩行を…実行します…」

彼は逆立ちの状態でホール内を歩き始めた。だが、脳血流の異常で顔が真っ赤になり、意識が朦朧としてきた。

「まだ続けろ」斑鳩凌が冷酷に命じた。

真鍋天馬は血管が浮き出るほど顔を赤くしながら、ふらつきながらも歩き続けた。

俺は五十嵐龍之介を見た。

「#08、お前の番だ」

五十嵐龍之介が血まみれの指で新たな「ごめんなさい」を書きながら立ち上がった。

「何をしましょうか?」

「視聴者からのリクエストで、お前の『人間をやめた』過程を詳しく語れ。そして、今の冷酷な気持ちを正直に話せ」

五十嵐龍之介は残酷な笑みを浮かべた。

「喜んで。人間をやめるというのは、こういうことです」

彼はカメラに向かって語り始めた。

「俺は昔、優しい人間でした。でも、このゲームで気づいたんです。優しさなんて弱さでしかない。人間らしくいようとする制約から解放されれば、こんなに楽になれる」

「今の俺は、他人の苦痛を見ても何も感じません。むしろ、効率的に苦痛を与える方法を考えるのが楽しい。これが真の自由です」

その告白に、囚人たちが戦慄した。

「龍之介…お前本当に…」安堂圭吾が信じられない表情で見つめる。

「『お前』じゃない。『五十嵐看守』だ」彼が冷笑した。「俺はもう囚人の味方じゃない。むしろ、お前たちの苦痛が俺の娯楽だ」

配信のコメント欄が興奮していた。

『#08の変化完璧すぎ』『これぞ真の看守』『人間性完全放棄』『サイコパス化成功』

午後1時、さらに過激な羞恥命令が続いた。

俺は宍戸昴を指差した。

「#14、宍戸昴。お前は恐怖症を複数抱えている。その恐怖を性的屈辱と組み合わせる」

宍戸昴の皮肉な笑みが消えた。

「何をさせるつもりだ?」

「密閉空間に全裸で閉じ込める。その中で、自分の恐怖症について詳しく語りながら、自慰行為をしろ。恐怖と性的快感を同時に体験させてやる」

宍戸昴の顔が青ざめた。

「それは…それだけは…」

「嫌なら、他の囚人全員に同じ命令を出す」

宍戸昴は絶望的な表情で密閉箱に向かった。

全裸になって箱に入ると、すぐに恐怖症が発症して震え始めた。

「狭い…暗い…息ができない…」

だが、同時に命令通りに自慰行為も始めなければならなかった。

恐怖と性的行為の組み合わせは、彼の精神を完全に混乱させた。

「やめてくれ…もう無理だ…」

だが、看守たちは容赦しなかった。

鳴海瑠璃が雪村颯汰を指差した。

「#04、雪村颯汰。あなたは元看守として、囚人の気持ちを理解しているはず。だからこそ、より効果的な羞恥を体験してもらいましょう」

「自分がいかに無力で役立たずかを語りながら、全裸で土下座し続けなさい。1時間、自己否定と屈辱のコンボよ」

雪村颯汰は苦悶の表情で服を脱いだ。

「俺は…俺は本当に無力だ…何もできない役立たずだ…」

全裸で土下座しながら自己否定を続ける姿は、見ているだけで痛々しかった。

だが、視聴者たちは興奮していた。

『羞恥プレイの極致』『完全に屈服してる』『精神崩壊寸前』『これぞエンタメ』

午後3時、ついに限界が来た。

葛城翼が電撃による拷問と羞恥命令の連続で、完全に精神が破綻した。

「もう無理だ…俺はもう人間じゃない…」

彼は拘束台で泣き叫んだ。

「お前たちの玩具だ…好きにしろ…もう何も感じない…」

完全な精神的降伏だった。

その瞬間、視聴者数が70万人を突破した。

『#02完全に壊れた』『精神崩壊完了』『これぞ真の支配』『神回すぎる』

五十嵐龍之介が満足そうに頷いた。

「これで一人完成ですね。人間を完全に破壊する方法が分かりました」

斑鳩凌も興奮していた。

「素晴らしい!これこそ真の粛清だ!」

鳴海瑠璃も冷笑していた。

「一人壊れれば、他も連鎖反応で壊れるわね」

だが、俺は複雑な心境だった。

確かに視聴者の期待には応えている。だが、ここまで人間を破壊する必要があるのか。

その時、安堂圭吾が立ち上がった。

「やめろ!」

彼は脱水症状でふらつきながらも、怒りに震えていた。

「翼はもう限界だ!これ以上は人間として許されない!」

五十嵐龍之介が冷笑した。

「人間として?俺たちはもう人間じゃないよ、#11」

「それでも…それでも最低限の良心はあるだろう!」

「良心?」五十嵐龍之介が血まみれの指で新しい「ごめんなさい」を書きながら答えた。「そんなものは俺にはない。捨てたから楽になれた」

安堂圭吾は絶望的な表情を見せた。

「龍之介…お前は本当に人間をやめたのか…」

「ああ」五十嵐龍之介が淡々と答えた。「そして今、とても幸せだ」

夕方、機械音声が告げた。

「本日の『羞恥命令特集』により、視聴者数が新記録の75万人に到達いたしました。参加者の精神的破綻度も理想的なレベルに達しています」

俺は看守席から囚人たちを見下ろした。

葛城翼は完全に精神が破綻し、もはや反応しない。

他の囚人たちも、今日の羞恥命令で深刻なダメージを受けている。

特に4名の死を求める囚人たちは、更なる絶望に陥っていた。

「もうどうでもいい…」白鷺小夜が虚ろな目で呟く。

「恥も外聞もない…」安堂圭吾が諦めの表情を見せる。

「生きてる意味がない…」宝生朱音が変形した顔を隠すように俯く。

「終わらせて…」早乙女千景が震え声で懇願する。

俺たちは確実に一線を越えた。

人間の尊厳を完全に破壊し、それを娯楽として消費させている。

そして俺自身も、その破壊行為に快感を覚え始めている。

五十嵐龍之介が俺に近づいてきた。

「#07、今日の羞恥命令は見事でした」

「ああ」俺は答えた。「視聴者の反応も上々だった」

「明日はもっと過激にやりましょう」彼が血まみれの指で新たな「ごめんなさい」を書きながら言った。「人間を壊すのは、思っていたより簡単ですね」

夜になると、ホール内は絶望に満ちていた。

葛城翼は精神的に完全に破綻し、もはや何の反応も示さない。

他の囚人たちも、羞恥命令の恐怖で震えている。

「明日は俺たちの番かもしれない」真鍋天馬が機械的な声で呟く。

「もう抵抗する気力もない」雪村颯汰が絶望的な表情を見せる。

俺は看守席から配信画面を見つめた。

視聴者数75万人。

俺たちの残酷さが、これほどまでに多くの人々を魅了している。

そして明日も、この狂乱は続く。

より過激に、より残酷に、より非人道的に。

視聴者の欲望に応えるために。

俺たちは確実に、怪物になっていた。

そして、その変化を俺自身が楽しんでいることに、深い恐怖を感じていた。

配信は続き、明日はさらなる地獄が待っている。

俺たちの人間性が、完全に商品として消費される日まで。

ホール内に響く、五十嵐龍之介の血文字を書く音だけが、静寂を破っていた。

「ごめんなさい」

その文字は、もはや謝罪ではなく、人間性の完全な放棄を象徴する印になっていた。

怪物となった者の、最後の痕跡として。
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