27 / 53
第二十七回 蒼花仙《そうかせん》
しおりを挟む
安薬堂《あんやくどう》のある紫水《しすい》に向かう途中、
ある山道から二つの大きな気を感じ止まる。
(これはかなり大きな気だ、仙人か......
もう一体は王魔《おうま》!?)
近づくと、人の形をした巨大な角を持つ鹿のような魔獣と、
一人の青年が戦っているようだった。
(どちらもすごい気を持っている......
王魔《おうま》ではないが、かなり強い魔獣だ。あの人は......)
その美しい青い長い髪をなびかせ、その角を切り裂く。
すると魔獣は巨大な炎を吹きだした。
「樹界剣《じゅかいけん》」
そう言うと青年の剣身が伸び、木の根に姿を変え、
炎ごと魔獣と周囲の木々を飲み込んだ。
「あの剣、封宝具《ふうほうぐ》か......
剣身が木の根っこに変わった、それにすごい威力だ」
魔獣が木の根から何とかでてくると、
青年は右手の指先になにか小さなものを作り魔獣に打ち込む。
すると魔獣の体を貫き、いくつもの花が咲くと、
魔獣は動かなくなった。
「植物......かな、かなりの術だな」
「なにかご用ですか」
その青年はこちらに振り向き、唐突にそういった。
(女性かと思ったけど、男性かな......なんかアイドルみたいだな)
「いや、大きな気を感じたから、魔獣だと思って」
「助けに来ていただいたんですね。それはありがとうございます」
そういって頭を下げる。
「あなたも仙人なのですね」
「ええ、蒼花仙《そうかせん》といいます」
「僕は三咲《みさき》です」
「三咲《みさき》どのですか、
あなたもなかなかの使い手とお見受けしますが」
「いえ、僕は......」
(灰混仙《かいこんせん》のことを知っているかも......)
「あの、あなたは、
灰混仙《かいこんせん》という仙人をご存じですか?」
「灰混仙《かいこんせん》のことをあなたは知っているのですか」
その名をいった瞬間、表情こそは変わらないが、
蒼花仙《そうかせん》のまとっていた気が高ぶるのがわかった。
「下天教の教祖、陀円《だえん》に、
曇斑疫《どんはんえき》の治しかたを伝えたのが、
その灰混仙《かいこんせん》です......」
「灰混仙《かいこんせん》があの疫病の治しかたを......」
「......ええ、ですが僕はその灰混仙《かいこんせん》が、
曇斑疫《どんはんえき》に関係していると思っています。
知っているなら教えてください」
「............」
しばし沈黙があったのち、
考え込んでいた蒼花仙《そうかせん》は、
少し落ち着くところで話をしましょうといい、
僕たちは近くの町の宿に向かった。
宿につくと、蒼花仙《そうかせん》は話し始める。
「私は灰混仙《かいこんせん》探しているのです」
「灰混仙《かいこんせん》を......
蒼花仙《そうかせん》も曇斑疫《どんはんえき》と、
関わりがあると考えてたんですか」
「......いえ、ちがいます。灰混仙《かいこんせん》は......
奴は我が師の仇......」
蒼花仙《そうかせん》は、
あふれでる感情を抑えるかのようにそういった。
「師の仇......」
「はい、私の師、香花仙《こうかせん》はあの男に殺されたのです」
「香花仙《こうかせん》!?十二大仙の一人ですか!!」
僕は未麗仙《みれいせん》先生から十二大仙の名を聞いていた。
未麗仙《みれいせん》金靂仙《きんれきせん》
霊棺仙《れいかんせん》晶慈仙《しょうじせん》
命炎仙《みょうえんせん》龍漿仙《りゅうしょうせん》
冥影仙《めいえいせん》冴氷仙《ごひょうせん》
香花仙《こうかせん》沙像仙《さぞうせん》
空姿仙《くうしせん》宝創仙《ほうそうせん》
の十二人だ。
(たしか仙境大乱では香花仙《こうかせん》は、
玄陽仙《げんようせん》に属した、
六黒仙《ろくこくせん》の一人だ)
「そうです......灰混仙《かいこんせん》は弟子になりたいと現れ、
そして私の前で香花仙《こうかせん》を殺した......
私はあの男を探して、地上に降りたのです」
そういうと、静かにこちらを見据える。
「しかし、あてがないでしょう」
「いえ、あの男は珍しい銀髪で、首にアザのようなものがあります。
我が師の仙術で毒を受けました。
あの毒は、そう簡単には治せないでしょう」
「銀髪で首にアザのある男か......でもそれだけじゃ......」
「巨大な気を持っていました。
隠していても近づけばわかります」
「なるほど」
「三咲《みさき》どの、
私もあなたについていってもよろしいですか?
二人ならば見つけやすくなりますから」
(灰混仙《かいこんせん》......十二大仙を殺せる者......
確かに不用意に一人で会えば命はないか)
「分かりました。一緒に行きましょう」
「ありがとうございます」
「まず僕の知り合いから情報を得るとしましょう」
こうして、僕たちは安薬堂《あんやくどう》に向かう。
安薬堂《あんやくどう》にたどり着くと、
大勢のお客のそばで遊んでいた、
僥儀《ぎょうぎ》さんが走ってきた。
「みさきーー帰ってきた!」
「ええ、僥儀《ぎょうぎ》さん。
陸依《りくい》先生はいらっしゃいますか」
「めいなーーみさききたーー!」
そう言ってかけていく。店から鳴那《めいな》さんかでてきて、
案内してくれた。
「お久しぶりです三咲《みさき》さま。
どうぞ、店が終わるとこちらに来ますから」
そう言ってお茶をだしてくれる。
鳴那《めいな》さんと話していると、
足早に陸依《りくい》先生がはいってきた。
「おお!三咲《みさき》さま!お久しゅうございます」
「おひさしぶりです先生!」
陸依《りくい》先生は、今、紫水《しすい》の、
国抱えの薬師《くすし》として仕えてもいると、
鳴那《めいな》さんが教えてくれると、恥ずかしそうにしている。
僕は陸依《りくい》先生に連れてきた蒼花仙《そうかせん》と、
灰混仙《かいこんせん》という仙人の話をした。
「十二大仙の仙人さまを殺害とは......それは」
陸依《りくい》先生は言葉を失っている。
「陸依《りくい》先生、あの曇斑疫《どんはんえき》について、
なにかわかったことはありませんか」
そう僕が聞くと、陸依《りくい》先生は、
険しい顔をして腕を組んでいる。
「......実は紫水国の方から話が来ております。
曇斑疫《どんはんえき》の発生源とみられる国が判明しました」
「本当ですか?」
「燎向《りょうこう》という、砂漠にある国です」
「燎向《りょうこう》か......」
蒼花仙《そうかせん》が眉を潜める。
「燎向《りょうこう》になにか?」
僕が聞くと蒼花仙《そうかせん》は静かに答える。
「あの国は他と違い、とても厳しい法令を持つ国なのです......」
「ええ、蒼花仙《そうかせん》さまがおっしゃるとおり、
あそこは貿易も少なく、閉鎖的な国で、情報ももらえないのです。
一応感染は拡がってないようですが......」
「......では、そちらにいってみますか蒼花仙《そうかせん》」
「......そうですね、しかたありませんね......」
僕と蒼花仙《そうかせん》は陸依《りくい》先生に礼をいい、
燎向《りょうこう》に向かった。
ある山道から二つの大きな気を感じ止まる。
(これはかなり大きな気だ、仙人か......
もう一体は王魔《おうま》!?)
近づくと、人の形をした巨大な角を持つ鹿のような魔獣と、
一人の青年が戦っているようだった。
(どちらもすごい気を持っている......
王魔《おうま》ではないが、かなり強い魔獣だ。あの人は......)
その美しい青い長い髪をなびかせ、その角を切り裂く。
すると魔獣は巨大な炎を吹きだした。
「樹界剣《じゅかいけん》」
そう言うと青年の剣身が伸び、木の根に姿を変え、
炎ごと魔獣と周囲の木々を飲み込んだ。
「あの剣、封宝具《ふうほうぐ》か......
剣身が木の根っこに変わった、それにすごい威力だ」
魔獣が木の根から何とかでてくると、
青年は右手の指先になにか小さなものを作り魔獣に打ち込む。
すると魔獣の体を貫き、いくつもの花が咲くと、
魔獣は動かなくなった。
「植物......かな、かなりの術だな」
「なにかご用ですか」
その青年はこちらに振り向き、唐突にそういった。
(女性かと思ったけど、男性かな......なんかアイドルみたいだな)
「いや、大きな気を感じたから、魔獣だと思って」
「助けに来ていただいたんですね。それはありがとうございます」
そういって頭を下げる。
「あなたも仙人なのですね」
「ええ、蒼花仙《そうかせん》といいます」
「僕は三咲《みさき》です」
「三咲《みさき》どのですか、
あなたもなかなかの使い手とお見受けしますが」
「いえ、僕は......」
(灰混仙《かいこんせん》のことを知っているかも......)
「あの、あなたは、
灰混仙《かいこんせん》という仙人をご存じですか?」
「灰混仙《かいこんせん》のことをあなたは知っているのですか」
その名をいった瞬間、表情こそは変わらないが、
蒼花仙《そうかせん》のまとっていた気が高ぶるのがわかった。
「下天教の教祖、陀円《だえん》に、
曇斑疫《どんはんえき》の治しかたを伝えたのが、
その灰混仙《かいこんせん》です......」
「灰混仙《かいこんせん》があの疫病の治しかたを......」
「......ええ、ですが僕はその灰混仙《かいこんせん》が、
曇斑疫《どんはんえき》に関係していると思っています。
知っているなら教えてください」
「............」
しばし沈黙があったのち、
考え込んでいた蒼花仙《そうかせん》は、
少し落ち着くところで話をしましょうといい、
僕たちは近くの町の宿に向かった。
宿につくと、蒼花仙《そうかせん》は話し始める。
「私は灰混仙《かいこんせん》探しているのです」
「灰混仙《かいこんせん》を......
蒼花仙《そうかせん》も曇斑疫《どんはんえき》と、
関わりがあると考えてたんですか」
「......いえ、ちがいます。灰混仙《かいこんせん》は......
奴は我が師の仇......」
蒼花仙《そうかせん》は、
あふれでる感情を抑えるかのようにそういった。
「師の仇......」
「はい、私の師、香花仙《こうかせん》はあの男に殺されたのです」
「香花仙《こうかせん》!?十二大仙の一人ですか!!」
僕は未麗仙《みれいせん》先生から十二大仙の名を聞いていた。
未麗仙《みれいせん》金靂仙《きんれきせん》
霊棺仙《れいかんせん》晶慈仙《しょうじせん》
命炎仙《みょうえんせん》龍漿仙《りゅうしょうせん》
冥影仙《めいえいせん》冴氷仙《ごひょうせん》
香花仙《こうかせん》沙像仙《さぞうせん》
空姿仙《くうしせん》宝創仙《ほうそうせん》
の十二人だ。
(たしか仙境大乱では香花仙《こうかせん》は、
玄陽仙《げんようせん》に属した、
六黒仙《ろくこくせん》の一人だ)
「そうです......灰混仙《かいこんせん》は弟子になりたいと現れ、
そして私の前で香花仙《こうかせん》を殺した......
私はあの男を探して、地上に降りたのです」
そういうと、静かにこちらを見据える。
「しかし、あてがないでしょう」
「いえ、あの男は珍しい銀髪で、首にアザのようなものがあります。
我が師の仙術で毒を受けました。
あの毒は、そう簡単には治せないでしょう」
「銀髪で首にアザのある男か......でもそれだけじゃ......」
「巨大な気を持っていました。
隠していても近づけばわかります」
「なるほど」
「三咲《みさき》どの、
私もあなたについていってもよろしいですか?
二人ならば見つけやすくなりますから」
(灰混仙《かいこんせん》......十二大仙を殺せる者......
確かに不用意に一人で会えば命はないか)
「分かりました。一緒に行きましょう」
「ありがとうございます」
「まず僕の知り合いから情報を得るとしましょう」
こうして、僕たちは安薬堂《あんやくどう》に向かう。
安薬堂《あんやくどう》にたどり着くと、
大勢のお客のそばで遊んでいた、
僥儀《ぎょうぎ》さんが走ってきた。
「みさきーー帰ってきた!」
「ええ、僥儀《ぎょうぎ》さん。
陸依《りくい》先生はいらっしゃいますか」
「めいなーーみさききたーー!」
そう言ってかけていく。店から鳴那《めいな》さんかでてきて、
案内してくれた。
「お久しぶりです三咲《みさき》さま。
どうぞ、店が終わるとこちらに来ますから」
そう言ってお茶をだしてくれる。
鳴那《めいな》さんと話していると、
足早に陸依《りくい》先生がはいってきた。
「おお!三咲《みさき》さま!お久しゅうございます」
「おひさしぶりです先生!」
陸依《りくい》先生は、今、紫水《しすい》の、
国抱えの薬師《くすし》として仕えてもいると、
鳴那《めいな》さんが教えてくれると、恥ずかしそうにしている。
僕は陸依《りくい》先生に連れてきた蒼花仙《そうかせん》と、
灰混仙《かいこんせん》という仙人の話をした。
「十二大仙の仙人さまを殺害とは......それは」
陸依《りくい》先生は言葉を失っている。
「陸依《りくい》先生、あの曇斑疫《どんはんえき》について、
なにかわかったことはありませんか」
そう僕が聞くと、陸依《りくい》先生は、
険しい顔をして腕を組んでいる。
「......実は紫水国の方から話が来ております。
曇斑疫《どんはんえき》の発生源とみられる国が判明しました」
「本当ですか?」
「燎向《りょうこう》という、砂漠にある国です」
「燎向《りょうこう》か......」
蒼花仙《そうかせん》が眉を潜める。
「燎向《りょうこう》になにか?」
僕が聞くと蒼花仙《そうかせん》は静かに答える。
「あの国は他と違い、とても厳しい法令を持つ国なのです......」
「ええ、蒼花仙《そうかせん》さまがおっしゃるとおり、
あそこは貿易も少なく、閉鎖的な国で、情報ももらえないのです。
一応感染は拡がってないようですが......」
「......では、そちらにいってみますか蒼花仙《そうかせん》」
「......そうですね、しかたありませんね......」
僕と蒼花仙《そうかせん》は陸依《りくい》先生に礼をいい、
燎向《りょうこう》に向かった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる