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第四十五話
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おれたちはゴーレムの素材を手に入れるため、火山へとちかづく。
「ここはルーテシアの西側だ。 ここにあるならなぜここに来なかったんだ?」
「ここは竜《ドラゴン》のすみかなんだ」
テラリスが緊張しているようにいう。
「竜《ドラゴン》か...... まだ戦ったことはないな」
「だが、俺たちもレベル40オーバーだ。 そうそうやられはしないだろ」
ヤマトがいうとリンキュルはうなづく。
「まあな...... ただ私がほしい強度は普通の竜《ドラゴン》じゃなくて、紅竜《レッサードラゴン》クラスじゃないと」
「紅竜《レッサードラゴン》はかなり強い。 強さは一国の軍クラスだ」
テラリスは悩んでいった。
「そんなに...... 大丈夫かな。 魔法も効きづらいし、ブレスもはくよね」
アイが不安げにいうと、目の前に火山の洞窟が見えてきた。
マグルート火山の洞窟に入る。 中は蒸し暑い、崖の遥か下の方に見える赤いマグマが泡のようにでて割れていた。
「やはり暑いな......」
「噴火しないだろうな」
「臆病者だな」
「なんかひどくない」
ヤマトとテラリスがそういっている。
「でも竜《ドラゴン》なんて...... 普通最強のモンスターだよね」
「まあ、まだ戦ったことがない。 なあリンキュル、レイクサーペントは竜《ドラゴン》じゃないよな」
リンキュルがうつむいている。
「なあリンキュル?」
「ん? ああ、なんだ?」
「まだクラーケンのいうことを気にしているのか、お前はおれたちの仲間だよ」
「......ああ、わかっているよ」
そう笑顔でこたえるが、リンキュルはとても悲しそうにみえた。
「みんなくるよ!!」
目の前に人並みのおおきさの竜《ドラゴン》が現れる。
【ミニドラゴン】と表示された。
「いくぞテラリス!」
「ああ! クロスブレイド!!」
二人は連携技でドラゴンを切りつける。
「ギャオオ!!」
「ぐっ! 固い!」
「もう少しだヤマト!!」
なんとか二人で竜《ドラゴン》をきりさいた。
「かなり強いな」
「これのどこがミニなんだ......」
二人が肩で息をしている。
「まだくるよ!」
奥からどんどん竜《ドラゴン》がやってきた。
「ふぅ...... なんとか突破したな」
おれたちは竜《ドラゴン》を退け、すこし広まったところで休憩した。
「さすがに強いね」
「体が鉄なみだ。 一撃じゃきれない」
「魔法も効きが悪い...... 確かにリンキュルがこの場所を回避するわけだ」
そうアイとヤマトとテラリスはぐったりしている。
「ああ、ここは難しい...... やはり帰ろう」
リンキュルがそううながす。
「いや、どうせレベルもあげないといけないし進もう」
「そうだね。 リンキュルのゴーレムが完成したらかなりの戦力になるしね」
おれとアイがいうと、ヤマトとテラリスもうなづく。
「ああ、せっかくここまできたんだ。 やってやろう」
「そうだな。 進もう」
「みんな......」
おれたちは さきに進むことにした。
それからしばらく進み中央の火口付近へとくる。 目の前に火口がありマグマが噴出している。 上には空がみえた。
「くるよ!!」
その時、前方の穴から赤い竜《ドラゴン》が飛び出してこちらにくる。
【紅竜】《レッサードラゴン》と表示された。
「こいつか!!」
【紅竜】《レッサードラゴン》はほほを膨らませると、勢いよく炎を吐き出した。
「ライティングウォール!!」
リンキュルがおれたちをおおう光の壁をはり、その炎を遮断した。
「これが竜の息吹き《ブレス》!! みんな総攻撃だ」
おれたちは剣や魔法で攻撃をおこなうと、竜《ドラゴン》はでてきた前方の穴へとかえる。
「くっ、攻撃が通ってない!」
「すげぇ固いな!」
「追うぞ!」
おれたちは壁際を迂回して穴へとはいった。
穴の奥は広く、そこにいた赤い竜はふせて鼻から炎を吹き出している。
「グオオオオ!!」
そう咆哮するとたちあがり、ほほを膨らませた。
「息吹き《ブレス》がくる!」
視界が真っ赤に染まるほどの炎が吐き出された。
「ライティングウォール!」
リンキュルの光の壁が目の前で炎を防ぐが、じわじわと押されてくる。
「くっ! ブレスが強い!! 賢者の杖にMPを使っても三回はふせげない!!」
「わかったリンキュル! みんな! この息吹き《ブレス》がおわったら、つぎのリキャストタイムまで一斉に散開して攻撃だ!」
ブレスがやむと、一斉に四方に分かれて竜《ドラゴン》に対峙する。
おれたちは剣で竜《ドラゴン》に挑むが、その皮膚は固く、ダメージが入らない。
「おい! あまり効いてないぞ!」
「こっちもだ! スキルでもほとんど与えられないみたいだ」
(確かに、アイやリンキュルの魔法も効果はうすい...... ドレインソードできるしか! ただ、一撃で仕留められるか)
「みんな竜《ドラゴン》の弱点を調べてくれ、一撃で倒したい! クリア!!」
温存していたクリアを呼び、ドラゴンの注意をそらしてもらううちにおれは観察する。
ヤマトたちはさまざまな箇所を攻撃するが、弱点らしきものは見つからない。
(どういうことだ...... 角や胸、腹、頭、首、どこも光らない。 弱点が見えない。 早くしないと息吹き《ブレス》のリキャストタイムがおわる!)
その時、竜《ドラゴン》がほほを膨らませる。
「まずい!! ライティング......」
「ちがう...... リンキュル!!」
おれは前にでたリンキュルをかばうと、竜《ドラゴン》は尻尾でおれを吹き飛ばした。
「ぐはっ!!!」
「サナ!!」
(......あいつ、息吹き《ブレス》をふくまねのフェイントを...... ヤバい、もろに食らった...... 意識が)
「なんでかばったんだ!! お前とちがい私は...... てないのに!」
立ち上がれずひざまずく。 消えそうな意識のなか、そうリンキュルの声が聞こえた。
(何て言った...... いやダメだ。 このままだと全滅する...... さっき尻尾を剣で防いだとき、光った。 なんとかこのことを......)
そのときクリアがよんだ気がした。
(クリア...... そうだ。 クリア頼...... む)
おれは薄れていく意識のなかクリアに念じながら、鞘をなんとか投げた。
「ここはルーテシアの西側だ。 ここにあるならなぜここに来なかったんだ?」
「ここは竜《ドラゴン》のすみかなんだ」
テラリスが緊張しているようにいう。
「竜《ドラゴン》か...... まだ戦ったことはないな」
「だが、俺たちもレベル40オーバーだ。 そうそうやられはしないだろ」
ヤマトがいうとリンキュルはうなづく。
「まあな...... ただ私がほしい強度は普通の竜《ドラゴン》じゃなくて、紅竜《レッサードラゴン》クラスじゃないと」
「紅竜《レッサードラゴン》はかなり強い。 強さは一国の軍クラスだ」
テラリスは悩んでいった。
「そんなに...... 大丈夫かな。 魔法も効きづらいし、ブレスもはくよね」
アイが不安げにいうと、目の前に火山の洞窟が見えてきた。
マグルート火山の洞窟に入る。 中は蒸し暑い、崖の遥か下の方に見える赤いマグマが泡のようにでて割れていた。
「やはり暑いな......」
「噴火しないだろうな」
「臆病者だな」
「なんかひどくない」
ヤマトとテラリスがそういっている。
「でも竜《ドラゴン》なんて...... 普通最強のモンスターだよね」
「まあ、まだ戦ったことがない。 なあリンキュル、レイクサーペントは竜《ドラゴン》じゃないよな」
リンキュルがうつむいている。
「なあリンキュル?」
「ん? ああ、なんだ?」
「まだクラーケンのいうことを気にしているのか、お前はおれたちの仲間だよ」
「......ああ、わかっているよ」
そう笑顔でこたえるが、リンキュルはとても悲しそうにみえた。
「みんなくるよ!!」
目の前に人並みのおおきさの竜《ドラゴン》が現れる。
【ミニドラゴン】と表示された。
「いくぞテラリス!」
「ああ! クロスブレイド!!」
二人は連携技でドラゴンを切りつける。
「ギャオオ!!」
「ぐっ! 固い!」
「もう少しだヤマト!!」
なんとか二人で竜《ドラゴン》をきりさいた。
「かなり強いな」
「これのどこがミニなんだ......」
二人が肩で息をしている。
「まだくるよ!」
奥からどんどん竜《ドラゴン》がやってきた。
「ふぅ...... なんとか突破したな」
おれたちは竜《ドラゴン》を退け、すこし広まったところで休憩した。
「さすがに強いね」
「体が鉄なみだ。 一撃じゃきれない」
「魔法も効きが悪い...... 確かにリンキュルがこの場所を回避するわけだ」
そうアイとヤマトとテラリスはぐったりしている。
「ああ、ここは難しい...... やはり帰ろう」
リンキュルがそううながす。
「いや、どうせレベルもあげないといけないし進もう」
「そうだね。 リンキュルのゴーレムが完成したらかなりの戦力になるしね」
おれとアイがいうと、ヤマトとテラリスもうなづく。
「ああ、せっかくここまできたんだ。 やってやろう」
「そうだな。 進もう」
「みんな......」
おれたちは さきに進むことにした。
それからしばらく進み中央の火口付近へとくる。 目の前に火口がありマグマが噴出している。 上には空がみえた。
「くるよ!!」
その時、前方の穴から赤い竜《ドラゴン》が飛び出してこちらにくる。
【紅竜】《レッサードラゴン》と表示された。
「こいつか!!」
【紅竜】《レッサードラゴン》はほほを膨らませると、勢いよく炎を吐き出した。
「ライティングウォール!!」
リンキュルがおれたちをおおう光の壁をはり、その炎を遮断した。
「これが竜の息吹き《ブレス》!! みんな総攻撃だ」
おれたちは剣や魔法で攻撃をおこなうと、竜《ドラゴン》はでてきた前方の穴へとかえる。
「くっ、攻撃が通ってない!」
「すげぇ固いな!」
「追うぞ!」
おれたちは壁際を迂回して穴へとはいった。
穴の奥は広く、そこにいた赤い竜はふせて鼻から炎を吹き出している。
「グオオオオ!!」
そう咆哮するとたちあがり、ほほを膨らませた。
「息吹き《ブレス》がくる!」
視界が真っ赤に染まるほどの炎が吐き出された。
「ライティングウォール!」
リンキュルの光の壁が目の前で炎を防ぐが、じわじわと押されてくる。
「くっ! ブレスが強い!! 賢者の杖にMPを使っても三回はふせげない!!」
「わかったリンキュル! みんな! この息吹き《ブレス》がおわったら、つぎのリキャストタイムまで一斉に散開して攻撃だ!」
ブレスがやむと、一斉に四方に分かれて竜《ドラゴン》に対峙する。
おれたちは剣で竜《ドラゴン》に挑むが、その皮膚は固く、ダメージが入らない。
「おい! あまり効いてないぞ!」
「こっちもだ! スキルでもほとんど与えられないみたいだ」
(確かに、アイやリンキュルの魔法も効果はうすい...... ドレインソードできるしか! ただ、一撃で仕留められるか)
「みんな竜《ドラゴン》の弱点を調べてくれ、一撃で倒したい! クリア!!」
温存していたクリアを呼び、ドラゴンの注意をそらしてもらううちにおれは観察する。
ヤマトたちはさまざまな箇所を攻撃するが、弱点らしきものは見つからない。
(どういうことだ...... 角や胸、腹、頭、首、どこも光らない。 弱点が見えない。 早くしないと息吹き《ブレス》のリキャストタイムがおわる!)
その時、竜《ドラゴン》がほほを膨らませる。
「まずい!! ライティング......」
「ちがう...... リンキュル!!」
おれは前にでたリンキュルをかばうと、竜《ドラゴン》は尻尾でおれを吹き飛ばした。
「ぐはっ!!!」
「サナ!!」
(......あいつ、息吹き《ブレス》をふくまねのフェイントを...... ヤバい、もろに食らった...... 意識が)
「なんでかばったんだ!! お前とちがい私は...... てないのに!」
立ち上がれずひざまずく。 消えそうな意識のなか、そうリンキュルの声が聞こえた。
(何て言った...... いやダメだ。 このままだと全滅する...... さっき尻尾を剣で防いだとき、光った。 なんとかこのことを......)
そのときクリアがよんだ気がした。
(クリア...... そうだ。 クリア頼...... む)
おれは薄れていく意識のなかクリアに念じながら、鞘をなんとか投げた。
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