ブラックボックス 〜禁じられし暗黒の一角〜

parip Nocturne

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第3章 守るべきか、攻めるべきか

いい出会いに乾杯-44-

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 アーウェンは依頼を受け、受付嬢に質問する。 
 「金等級の魔物を狩ったとして、偶然出会って勝ってしまったって言う感じなら、許される」
 アーウェンの問いに受付嬢は少し悩んでから言う。
 「…はい、その条件なら…多分大丈夫です。だだ乱獲などしなければ…」
 受付嬢は話し終わり、(金等級を、何匹も狩れる人なんていないんですけどね)と。
 アーウェンは明日から薬草取りを始めると挨拶をし、すぐに宿屋に行く。気が済むまでお湯を浴びたら、酒場に行く。
 酒場に着くと、店員もお客も声が大きい、各々が話す声がする。その中には冒険者は少なく、ほぼ商人だ。
 席に案内され、注文を済ませると、一人の男がどかっと座る。いやらしい顔で彼女らを見渡すが手を出そうとはしない。酔っているから緩んでいるのかもしれない。
 「ここはいい国だ。金を持っていればな…女、金、食事なんでもある……それで…お前達は何を求めてここに来た」
 男は急に話出した。驚き、反応に遅れたがアーウェンは答える。
 「別に何も…平穏に暮らせれれば…———」
 アーウェンが喋っていると男が割り込んで来る。
 「安定…ハハ、それじゃあここはやめて違う所に行く方が良い。ここにはありとあらゆるものが集まる。だが、税が高い……誰でも住めるような場所じゃ無い。とっっ言っても選ばれたものだけが…住めるわけでも無い———」
 男は乾いた笑いをし酔っ払い口調で話す。
 「悪いねー……はい…蒸し野菜と素揚げ野菜のサラダ、おとドレシングね。悪いやつじゃ無いんだけど絡み癖があるからね…ちょっと…」
 「———うるせーな」
 「もう…カルーゾてゆんだけどね商人をしていんだけど中々喋れないことが多いらしんだよ。TOP Secretではごゆっくり」
 店員にしては風貌や言動が主張が強い。女将だろう。カルーゾを席を外すようにちょっかいをするが店は繁盛していて、カルーゾに時間が割けない。また戻って行く。
 「何で冒険者が少ないんですか」
 アーウェンは質問するとカルーゾは俯いた顔を上げ応える。
 「———いろいろ…ある。単に税が高い。普通のものを取ってきたところで、稼ぎはない。量を取ってもさほど変わらないし、決まった量以上取っても余るだけだから値段がつかない。だけど、多少の金は入るから取る……そうすると狩りやすいやつから徐々にいなくなり、強い奴しかいなくなる。そうなるともう…手は出せなく…なるだから、今残っているのは金等級でも強い…きんとうきゅう亜種が残って行く」
 カルーゾが喋り終えると、首がガクッと折れる。アーウェンは店員を呼び水を頼む。すぐにボトル入りの水が届く。
 「ほら、ジンだよ。それで教会の人間はいるの」
 「———おう…ジンか、ここの現実ぞくぶつ教えファンタジーには頼らない…それにな、争いが絶えないと宗教弾圧があった、それからは教会側は何も言ってこなくなった」
 
 
  
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