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第二章 魔法使いの追憶
2‐26
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研究棟一階にあるブルーノ教授の研究室は、様々な生物の標本が飾られた、主には申し訳ないが不気味な部屋だった。
唯一のテーブルには本や資料が山積みになっていて、椅子にまで何かの材料と思しき肉片が乗っかっている。
「いや、すまない。お客人にお茶も出せない部屋で」
「いいえ。急に来たのはこちらですし。それにお茶を飲みながらする話でもないと思うので」
「……盗まれた研究資料の話だね。ですがその前に一ついいかな?」
「なんでしょう?」
「彼女は誰だい? いえ、研究資料を助けに行ってくれた子というのは判っているのだが……」
何故か、というか他に行く場所もなかったので当然の如く付いてきたカナタは、同じく話の内容にはそれほど興味のないアーデルハイトに色々と質問しては呆れた答えを返されている。
「一応、弟子に当たります。害はないのでこのままいさせてもらえればと」
「いやいや、それは全然構わないよ。何しろ彼女には世話になった」
にこやかに笑ってから、二人は本題に入る。
そうなってくるとブルーノ教授の顔にも、若干の緊張が滲み始めた。
恐らくは先日のキメラ襲撃事件も聞いているだろうし、それと盗まれた資料の話が合わされば何かしらの詰問があるのは覚悟の上だろう。
「先日のキメラ襲撃の件は、話が行っていると思いますが」
「……うむ、そうだな。そして君が言いたいことも判る。確かに僕はこの魔法学院でキメラの、厳密には生物複合の研究をしている」
「それはつまり、異なる生き物同士を繋ぎ合わせることで間違いありませんね?」
「そうだ。そして出来上がった魔獣はキメラと呼ばれる。第七、第八居住区を襲ったのは間違いなくそれだ。死体や飛び散った肉片を解析したら、不自然な継ぎ目が幾つもあった。あればかりはどう頑張っても消すことができないものだ」
「加えて、あの研究資料は人間ベースのキメラについてのものだと聞きましたが」
「……ああ、そうだ。しかし、正式な名称を付けておかなった僕も悪いのだが、それをキメラと呼ぶのはどうかと思う」
喋りながら、手元が落ち着かないのかブルーノ教授はテーブルの資料を纏めて、ファイルにしまっていく。
「魔獣型のキメラ研究の主な目的は兵器として、ということで間違いはありませんね」
「そうだね。あまり言いたくはないが、僕は若い頃は名前を売って金儲けをしようと躍起でね。元々内乱が相次いでいた国だから、手っ取り早く金を稼ぐには武器だと思いついたのさ」
過去の自分を嘲笑うかのようにブルーノ教授は語る。
「しかし失敗した。エトランゼの流入により一気に需要と供給が増した魔導兵器によってね。君は魔装兵を見たことは?」
「あります」
「キメラはあれの倍のコストを掛けて、ようやく同じぐらいの戦闘能力といったところだ。加えて獣や魔物の脳を使うから、どうしても命令伝達や安全性に問題がある。自分が研究していたので優秀な兵器であると自負できるが、あれが作れる国にとっては不要な代物だろう」
その言い方には様々な感情が籠っていた。
一つに、自分が長年研究していた物を一瞬で追い越していった魔装兵を初めとする魔導兵器への嫉妬や恨み。
そしてもう一つ、終わってしまった研究に対しての清々しさすら感じさせる諦念。
「だがある意味ではよかった。あの資料に乗っている人間ベースのキメラは、人間に魔物の部位を移植することを指しているのだが……」
「……それは、兵器としてですか?」
「違うね。戦争や事故で身体の部位を失って人への補填用だ。魔物の中には人に近い体格のものも多いからね。勿論、魔物ということで忌避するものもいるだろう。今では金属製の義手や義足の研究も進んでいる。……しかし、最大の利点はそれらに比べて圧倒的にコストが安く提供できることだ」
例外こそあれど、身体の部位を失うような目にあう者の大半が、貴族達とは違って大きな収入もない者達だ。
彼等の大半は代わりの腕や足を手に入れることなど叶わずに、そのまま生きていくしかない。
しかし、そこの妥協すれば、もう一度自由に動く身体が手に入る。それを求める者の数は決して少なくはないだろう。
「……色々と問題もあるから、未だ机上の空論ではあるけどね。さて、これで僕の知っていることは全てだが、疑いは晴れたかな?」
「もう一つお聞かせください。もし兵器用のキメラを作る場合、どの程度の規模の施設が必要で、そのぐらいの時間が掛かりますか?」
「施設か……。規模にもよるが、もし短期間で兵団と呼べるほどの数を用意したいのなら、この魔法学院の研究棟を丸々使うぐらいの広さが欲しいね。何しろあれらは生命なのだから、作ったものを保管しておかなければならない。逆に一度準備してしまえば後は材料の調達速度次第と言ったところだね。それが早ければかなりのペースで作りだせる」
「……判りました」
エーリヒの滞在している王宮には、それほどの広さのスペースはない。仮にどうにかそれを捻出したとしても、他の貴族達に見つからずに事を起こすのは不可能だろう。
もう一つ、エーリヒの治めている地で作成を行ったという線もあるが、わざわざそこまでしてキメラで襲撃を掛ける理由はない。
ルー・シンの狙いは不明だが、キメラを使って襲撃をしたのは彼等ではないことは判った。
「僕の方からもいいかな?」
「なんでしょう?」
「いや、アーデルハイト君の件なんだが。君は保護者に近いようだし、軽く話をしておきたくてね。何しろろくに授業に出ない、卒業研究のテーマも決まっていないのだから」
「失礼しました」「ふぇ?」
バタンと、ドアが開いてから閉じる音が響く。
一瞬にしてアーデルハイトは、カナタの手を引いてその場から消えていた。
「……なかなか、苦労をしているようですね」
「ははっ。嬉しい苦労だけどね。君も言っていたけど、彼女の才能は本物だ。だからこそ、道を誤って欲しくはないのだが」
「それには俺も同意しますが……。やはり決めるのは本人の心次第としか」
「そうだよねぇ。弱ったなぁ」
そう言いつつも、彼の顔は何処か嬉しそうだった。
「僕は、僕の教え子みんなに幸せになって欲しいからね。かつては認めてもらおうと兵器造りなんかをしてしまったが、もう目は覚めた。この国の人のための研究がしたい。僕は僕の研究が、この国を救うと信じてる。
同じように、彼女もその才能がもっと大きな何かのためになると信じてほしいものだね」
気弱そうな教授は、胸を張ってそう語る。
それは本心から自らの過ちを認め、その上でその中にある結果を肯定し、前に進もうとしている強い瞳。
その姿は、今のヨハンには眩しすぎる。過ちを認めながら、それらを封印して前に進み続けるヨハンには。
唯一のテーブルには本や資料が山積みになっていて、椅子にまで何かの材料と思しき肉片が乗っかっている。
「いや、すまない。お客人にお茶も出せない部屋で」
「いいえ。急に来たのはこちらですし。それにお茶を飲みながらする話でもないと思うので」
「……盗まれた研究資料の話だね。ですがその前に一ついいかな?」
「なんでしょう?」
「彼女は誰だい? いえ、研究資料を助けに行ってくれた子というのは判っているのだが……」
何故か、というか他に行く場所もなかったので当然の如く付いてきたカナタは、同じく話の内容にはそれほど興味のないアーデルハイトに色々と質問しては呆れた答えを返されている。
「一応、弟子に当たります。害はないのでこのままいさせてもらえればと」
「いやいや、それは全然構わないよ。何しろ彼女には世話になった」
にこやかに笑ってから、二人は本題に入る。
そうなってくるとブルーノ教授の顔にも、若干の緊張が滲み始めた。
恐らくは先日のキメラ襲撃事件も聞いているだろうし、それと盗まれた資料の話が合わされば何かしらの詰問があるのは覚悟の上だろう。
「先日のキメラ襲撃の件は、話が行っていると思いますが」
「……うむ、そうだな。そして君が言いたいことも判る。確かに僕はこの魔法学院でキメラの、厳密には生物複合の研究をしている」
「それはつまり、異なる生き物同士を繋ぎ合わせることで間違いありませんね?」
「そうだ。そして出来上がった魔獣はキメラと呼ばれる。第七、第八居住区を襲ったのは間違いなくそれだ。死体や飛び散った肉片を解析したら、不自然な継ぎ目が幾つもあった。あればかりはどう頑張っても消すことができないものだ」
「加えて、あの研究資料は人間ベースのキメラについてのものだと聞きましたが」
「……ああ、そうだ。しかし、正式な名称を付けておかなった僕も悪いのだが、それをキメラと呼ぶのはどうかと思う」
喋りながら、手元が落ち着かないのかブルーノ教授はテーブルの資料を纏めて、ファイルにしまっていく。
「魔獣型のキメラ研究の主な目的は兵器として、ということで間違いはありませんね」
「そうだね。あまり言いたくはないが、僕は若い頃は名前を売って金儲けをしようと躍起でね。元々内乱が相次いでいた国だから、手っ取り早く金を稼ぐには武器だと思いついたのさ」
過去の自分を嘲笑うかのようにブルーノ教授は語る。
「しかし失敗した。エトランゼの流入により一気に需要と供給が増した魔導兵器によってね。君は魔装兵を見たことは?」
「あります」
「キメラはあれの倍のコストを掛けて、ようやく同じぐらいの戦闘能力といったところだ。加えて獣や魔物の脳を使うから、どうしても命令伝達や安全性に問題がある。自分が研究していたので優秀な兵器であると自負できるが、あれが作れる国にとっては不要な代物だろう」
その言い方には様々な感情が籠っていた。
一つに、自分が長年研究していた物を一瞬で追い越していった魔装兵を初めとする魔導兵器への嫉妬や恨み。
そしてもう一つ、終わってしまった研究に対しての清々しさすら感じさせる諦念。
「だがある意味ではよかった。あの資料に乗っている人間ベースのキメラは、人間に魔物の部位を移植することを指しているのだが……」
「……それは、兵器としてですか?」
「違うね。戦争や事故で身体の部位を失って人への補填用だ。魔物の中には人に近い体格のものも多いからね。勿論、魔物ということで忌避するものもいるだろう。今では金属製の義手や義足の研究も進んでいる。……しかし、最大の利点はそれらに比べて圧倒的にコストが安く提供できることだ」
例外こそあれど、身体の部位を失うような目にあう者の大半が、貴族達とは違って大きな収入もない者達だ。
彼等の大半は代わりの腕や足を手に入れることなど叶わずに、そのまま生きていくしかない。
しかし、そこの妥協すれば、もう一度自由に動く身体が手に入る。それを求める者の数は決して少なくはないだろう。
「……色々と問題もあるから、未だ机上の空論ではあるけどね。さて、これで僕の知っていることは全てだが、疑いは晴れたかな?」
「もう一つお聞かせください。もし兵器用のキメラを作る場合、どの程度の規模の施設が必要で、そのぐらいの時間が掛かりますか?」
「施設か……。規模にもよるが、もし短期間で兵団と呼べるほどの数を用意したいのなら、この魔法学院の研究棟を丸々使うぐらいの広さが欲しいね。何しろあれらは生命なのだから、作ったものを保管しておかなければならない。逆に一度準備してしまえば後は材料の調達速度次第と言ったところだね。それが早ければかなりのペースで作りだせる」
「……判りました」
エーリヒの滞在している王宮には、それほどの広さのスペースはない。仮にどうにかそれを捻出したとしても、他の貴族達に見つからずに事を起こすのは不可能だろう。
もう一つ、エーリヒの治めている地で作成を行ったという線もあるが、わざわざそこまでしてキメラで襲撃を掛ける理由はない。
ルー・シンの狙いは不明だが、キメラを使って襲撃をしたのは彼等ではないことは判った。
「僕の方からもいいかな?」
「なんでしょう?」
「いや、アーデルハイト君の件なんだが。君は保護者に近いようだし、軽く話をしておきたくてね。何しろろくに授業に出ない、卒業研究のテーマも決まっていないのだから」
「失礼しました」「ふぇ?」
バタンと、ドアが開いてから閉じる音が響く。
一瞬にしてアーデルハイトは、カナタの手を引いてその場から消えていた。
「……なかなか、苦労をしているようですね」
「ははっ。嬉しい苦労だけどね。君も言っていたけど、彼女の才能は本物だ。だからこそ、道を誤って欲しくはないのだが」
「それには俺も同意しますが……。やはり決めるのは本人の心次第としか」
「そうだよねぇ。弱ったなぁ」
そう言いつつも、彼の顔は何処か嬉しそうだった。
「僕は、僕の教え子みんなに幸せになって欲しいからね。かつては認めてもらおうと兵器造りなんかをしてしまったが、もう目は覚めた。この国の人のための研究がしたい。僕は僕の研究が、この国を救うと信じてる。
同じように、彼女もその才能がもっと大きな何かのためになると信じてほしいものだね」
気弱そうな教授は、胸を張ってそう語る。
それは本心から自らの過ちを認め、その上でその中にある結果を肯定し、前に進もうとしている強い瞳。
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