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第四章 空と大地の交差
4‐13
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「旦那。戻ったぜ」
ノックもせずにヨハンの執務室に入ってきたのは、元アサシンであり今は彼の所属する組織、超銀河なんとか団からイシュトナルに出向しているゼクスだった。
長身の偉丈夫はいつもの飄々とした様子とは違い、珍しく息を弾ませている。
「あ、姫様もお出ででしたか。こいつは失礼」
「よい。聞けばお前は先日、ヨハン殿の命を救った功労者と聞くではないか。で、あれは妾にとっても恩人だ」
「はぁ」
エレオノーラの語るところの意味が今一つ判らず、ゼクスは気のない返事をしてしまう。
ヨハンの執務室には今、彼の仕事机と向かい合う位置にエレオノーラ。いつもの定位置である来客用テーブルにアーデルハイト。そして何故かお盆を持ったままのサアヤが、ヨハンの横に棒立ちしていた。
「あー。報告なんですけど、始めていいですかね?」
さり気にヨハンの顔を見て、表情でこれはここにいる面子に聞かれても大丈夫なのかを探る。
「頼む」
「嬢ちゃんの調査なんですけどね、旦那に言われた通りフィノイ河沿いの街を中心に聞き込みを続けた結果。なんと河の終着点であるハーフェンの街でそれっぽい足取りを掴めたってわけだ」
「それは本当か?」
「嘘は言わねえよ。……ただなぁ、実際のところは有力な情報っていうよりも、それぐらいしかまともな話が聞けなかったってのが正しい。実際のところこれから言う話も信憑性で言えば疑わしいもんだ」
「……続けてくれ」
「姫様なら知っていらっしゃると思われますけど、ハーフェン近くの海域には昔っから海賊が出没してるんだよ」
「うむ。昔から問題にはなっていたが……。父上も兄上も、海の向こうの国との取引にはあまり前向きではなかったからな」
「だからハーフェンの連中は海賊から身を護るために武装商船団を組織した。これはそこの連中から聞いた話なんだが」
そう前置きをして、ゼクスは本題に入った。
「アランドラの大海賊、ベアトリスの船が現れたらしい」
「ベアトリス!?」
驚きの声を上げたのは、エレオノーラとアーデルハイトだ。ヨハンとサアヤは不思議そうな顔で二人を見た。
「あー、二人が知らんのも無理はないさ。大海賊ベアトリスは、何十年間もアランドラ方面の海を荒らし回ってた奴だ。オルタリアも含めた諸国が海洋貿易に及び腰になってるのも、その女がいるからって言っても過言じゃない」
「……そうね。大海賊ベアトリス率いる海賊艦隊、マーキス・フォルネウスはこの辺りの海の覇者と言っても過言ではないわ」
「……海賊なんて、本当にいるもんなんですねぇ」
と、何処か見当違いな感想を零すサアヤ。
「で、ゼクスよ。そのベアトリスがカナタと何の関係がある?」
エレオノーラが話を元の路線に戻すと、ゼクスは続きを語りだした。
「いや、それでな。ここからが問題なんだ。その武装商船団の水夫から話を聞いたところ、そのベアトリスの船に海賊っぽくない身なりの女の子が乗ってたんだと。んで、商船団の切り込み隊長と互角以上にやりあったらしい」
「……まさか」
その場の四人、言うまでもなく嫌な予感が増大していく。
「エトランゼで、変幻自在の光を操るギフトを使ってたって話だ」
最初からこの部屋にいた四人は、揃って言葉を失っていた。
ヨハンはテーブルに肘をつき、頭を抱えてしまっている。
「で、でもカナタちゃんだって言う保証はないじゃないですか」
「そりゃまあな。それにダンジョンから地下河に落ちて、そこからフィノイ河を流れて海に行くなんて、ほぼありえない。余程運がよくない限りは……」
「でも」
アーデルハイトが口火を切る。
そしてその後に、示し合わせたかのようにヨハンが続けた。
「成り行きで海賊に協力してしまうなんて、如何にもカナタのやりそうなことだ」
なんといっても成り行きで姫を助けてオルタリアを敵に回した前科がある。
「だが、これで方針が決まったな。場所がハーフェンであるというのもある意味では都合がいい」
「……それはまぁ、そうだな」
腕を組んで、エレオノーラが同意する。
「ハーフェンが妾と兄上、どちらに付くのかもはっきりさせておきたい」
地図の上で見て、ハーフェンは非常に微妙な位置にいる。
フィノイ河の終わりにあるのだから当然だが、その街はフィノイ河に橋を掛けて横断するように広がっているのだ。
そして今、オルタリアとイシュトナルはフィノイ河を中心に分かれている。
果たしてハーフェンの立場はどうなるのか。それに対して彼等は奇妙なことに、どちらの味方に付くような素振りも見せていない。
「では急ぎハーフェンに使者を派遣し、噂の確認を急がせましょう。サアヤ、今手が空いている者は」
「ちょっと待って」
アーデルハイトが口を挟んだ。
「あなたが行かなくていいの?」
そう、ヨハンに尋ねる。
「……今はイシュトナルに給料を貰っている身だ。公私を混同するわけにはいかないだろう」
「ヨハン殿。それには及ばぬぞ!」
「エレオノーラ様?」
「ヨハン殿がいない間の執務は妾達に任せておくがいい。カナタのことを一番心配しているのはそなただろうからな」
「それはまぁ……。そうですが」
エレオノーラは机の向こう側にいるヨハンを立たせると、無理矢理に手を取って自分の隣に引き寄せる。
それを見た女性陣残り二人の眉根が歪むのをゼクスは見逃さなかったが、敢えて口にするような愚行はしない。
「心配するでない。後のことは妾が何とかしよう。何せ妾達はお互いを理解し合って、共に進む、とても深い仲なのだからな」
「エレオノーラ陛下の妄言はさておいて」
水を流し込むような冷たい声が聞こえたのは、来客用テーブルからだった。
「一人と言うわけにはいかないでしょう? 護衛も兼ねて同行者が必要よね。具体的には優秀な魔法使いとか」
「でしたら回復も必要だと思います!」
そう言ってサアヤが手を真っ直ぐに挙げた。
「……いや、俺はゼクスに頼もうとしたのだ…が……」
ヨハンが顔を向ければゼクスはもうそこにはいない。
仕事は終えた、後の厄介事は御免だと言わんばかりに、気配を殺して部屋から脱出していた。
「さあヨハンさん!」
「どっちを選ぶの?」
ノックもせずにヨハンの執務室に入ってきたのは、元アサシンであり今は彼の所属する組織、超銀河なんとか団からイシュトナルに出向しているゼクスだった。
長身の偉丈夫はいつもの飄々とした様子とは違い、珍しく息を弾ませている。
「あ、姫様もお出ででしたか。こいつは失礼」
「よい。聞けばお前は先日、ヨハン殿の命を救った功労者と聞くではないか。で、あれは妾にとっても恩人だ」
「はぁ」
エレオノーラの語るところの意味が今一つ判らず、ゼクスは気のない返事をしてしまう。
ヨハンの執務室には今、彼の仕事机と向かい合う位置にエレオノーラ。いつもの定位置である来客用テーブルにアーデルハイト。そして何故かお盆を持ったままのサアヤが、ヨハンの横に棒立ちしていた。
「あー。報告なんですけど、始めていいですかね?」
さり気にヨハンの顔を見て、表情でこれはここにいる面子に聞かれても大丈夫なのかを探る。
「頼む」
「嬢ちゃんの調査なんですけどね、旦那に言われた通りフィノイ河沿いの街を中心に聞き込みを続けた結果。なんと河の終着点であるハーフェンの街でそれっぽい足取りを掴めたってわけだ」
「それは本当か?」
「嘘は言わねえよ。……ただなぁ、実際のところは有力な情報っていうよりも、それぐらいしかまともな話が聞けなかったってのが正しい。実際のところこれから言う話も信憑性で言えば疑わしいもんだ」
「……続けてくれ」
「姫様なら知っていらっしゃると思われますけど、ハーフェン近くの海域には昔っから海賊が出没してるんだよ」
「うむ。昔から問題にはなっていたが……。父上も兄上も、海の向こうの国との取引にはあまり前向きではなかったからな」
「だからハーフェンの連中は海賊から身を護るために武装商船団を組織した。これはそこの連中から聞いた話なんだが」
そう前置きをして、ゼクスは本題に入った。
「アランドラの大海賊、ベアトリスの船が現れたらしい」
「ベアトリス!?」
驚きの声を上げたのは、エレオノーラとアーデルハイトだ。ヨハンとサアヤは不思議そうな顔で二人を見た。
「あー、二人が知らんのも無理はないさ。大海賊ベアトリスは、何十年間もアランドラ方面の海を荒らし回ってた奴だ。オルタリアも含めた諸国が海洋貿易に及び腰になってるのも、その女がいるからって言っても過言じゃない」
「……そうね。大海賊ベアトリス率いる海賊艦隊、マーキス・フォルネウスはこの辺りの海の覇者と言っても過言ではないわ」
「……海賊なんて、本当にいるもんなんですねぇ」
と、何処か見当違いな感想を零すサアヤ。
「で、ゼクスよ。そのベアトリスがカナタと何の関係がある?」
エレオノーラが話を元の路線に戻すと、ゼクスは続きを語りだした。
「いや、それでな。ここからが問題なんだ。その武装商船団の水夫から話を聞いたところ、そのベアトリスの船に海賊っぽくない身なりの女の子が乗ってたんだと。んで、商船団の切り込み隊長と互角以上にやりあったらしい」
「……まさか」
その場の四人、言うまでもなく嫌な予感が増大していく。
「エトランゼで、変幻自在の光を操るギフトを使ってたって話だ」
最初からこの部屋にいた四人は、揃って言葉を失っていた。
ヨハンはテーブルに肘をつき、頭を抱えてしまっている。
「で、でもカナタちゃんだって言う保証はないじゃないですか」
「そりゃまあな。それにダンジョンから地下河に落ちて、そこからフィノイ河を流れて海に行くなんて、ほぼありえない。余程運がよくない限りは……」
「でも」
アーデルハイトが口火を切る。
そしてその後に、示し合わせたかのようにヨハンが続けた。
「成り行きで海賊に協力してしまうなんて、如何にもカナタのやりそうなことだ」
なんといっても成り行きで姫を助けてオルタリアを敵に回した前科がある。
「だが、これで方針が決まったな。場所がハーフェンであるというのもある意味では都合がいい」
「……それはまぁ、そうだな」
腕を組んで、エレオノーラが同意する。
「ハーフェンが妾と兄上、どちらに付くのかもはっきりさせておきたい」
地図の上で見て、ハーフェンは非常に微妙な位置にいる。
フィノイ河の終わりにあるのだから当然だが、その街はフィノイ河に橋を掛けて横断するように広がっているのだ。
そして今、オルタリアとイシュトナルはフィノイ河を中心に分かれている。
果たしてハーフェンの立場はどうなるのか。それに対して彼等は奇妙なことに、どちらの味方に付くような素振りも見せていない。
「では急ぎハーフェンに使者を派遣し、噂の確認を急がせましょう。サアヤ、今手が空いている者は」
「ちょっと待って」
アーデルハイトが口を挟んだ。
「あなたが行かなくていいの?」
そう、ヨハンに尋ねる。
「……今はイシュトナルに給料を貰っている身だ。公私を混同するわけにはいかないだろう」
「ヨハン殿。それには及ばぬぞ!」
「エレオノーラ様?」
「ヨハン殿がいない間の執務は妾達に任せておくがいい。カナタのことを一番心配しているのはそなただろうからな」
「それはまぁ……。そうですが」
エレオノーラは机の向こう側にいるヨハンを立たせると、無理矢理に手を取って自分の隣に引き寄せる。
それを見た女性陣残り二人の眉根が歪むのをゼクスは見逃さなかったが、敢えて口にするような愚行はしない。
「心配するでない。後のことは妾が何とかしよう。何せ妾達はお互いを理解し合って、共に進む、とても深い仲なのだからな」
「エレオノーラ陛下の妄言はさておいて」
水を流し込むような冷たい声が聞こえたのは、来客用テーブルからだった。
「一人と言うわけにはいかないでしょう? 護衛も兼ねて同行者が必要よね。具体的には優秀な魔法使いとか」
「でしたら回復も必要だと思います!」
そう言ってサアヤが手を真っ直ぐに挙げた。
「……いや、俺はゼクスに頼もうとしたのだ…が……」
ヨハンが顔を向ければゼクスはもうそこにはいない。
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「どっちを選ぶの?」
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