SSSクラス治癒魔法使いは、変態はいらないと勇者パーティーを追放されたので王女とハーレムを目指します。

ローレイン

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第3話 真の実力

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「お……王宮騎士団?!」

な、なんで僕がそんなところに?
そもそも、王宮騎士団って強い人しか入れないはずでしょ?
確かに多少は剣の腕に覚えがあるけど、大した強さではなかったはずだし。
なんで、僕なんかが……

「あのー、お誘いは嬉しいのですが、僕そんな強くないですし……」

リエラさんが驚いた表情でみてくる。

ーーえ、なんか変なこといったかな?

「素晴らしいです。あんなにお強いのに、謙遜なさるなんて。」

強い?僕が?なんだか話がかみ合ってないような……

「あのー、王宮騎士団云々の前に僕はそもそも治癒魔法使いですよ?」

「え?耳が悪くなってしまったのか、変なことが聞こえてしまいました。もう一度お願いできますか。」

「僕はそもそも治癒魔法使いです。」

それを聞いたリエラさんは笑顔のまま青ざめていた。
そして、突然「ドンっ」と机を叩き、体を乗り出してくる。

「も、もしかして、あなたは自分の強さに気づいていないのですか?」

ーーうーん、僕は戦闘よりも治癒の方が向いてるから治癒魔法使いになったに過ぎない。
そんな僕が強いわけがないんだけど......

「うーん」と僕が疑問そうにしていると、リエラさんは話を続ける。

「先日、あなたが倒したモンスターはベアキングと言って、Sランク指定されているモンスターです。本来なら王宮騎士団総出で討伐するモンスターであり、それを一人でなんて騎士団長でも出来ないでしょう。」

ーーへー、そんなに強いモンスターだったんだ。
じゃあ、僕は騎士団長よりも強いってこと?
すごいな、僕。
でも、流石に買い被りすぎだろう。
僕が騎士団長より強いはずがない。

そんな事を考えてる僕をよそに、リエラさんは真剣な表情になる。

「そこまでの力を持っていながら、治癒魔法使いなど宝の持ち腐れです。是非、王宮騎士団に入ってください。」

リエラさんのお願いならOKしたいけど......
んー、王宮騎士団って男しかいないんだよね。
むさ苦しそうだし、行きたくないなー。
それに変わって、治癒魔法だと女の子に嘘ついてだきつけるし。

「んー、僕は遠慮しておきます。」

「な、何故ですか?」

「強いて言えば、治癒魔法の方が女の子に触れるから……かな?」

「そ、そんな理由ですか?」

「だ、ダメかな」

「ダメではないですけど……」

リエラさんは「うーん」「どうすれば」とぶつぶつ呟きながら、悩んでいるようだった。
しばらくたった後に、リエラさんは一つの提案をしてきた。

「あなたの治癒魔法を見せてください。それで、私が剣より上だと判断したら、この話はきっぱり諦めます。」

んー、それくらいで諦めてくれるならまぁいいか。


「わかりました。何を治癒すればいいですか?」

「では、こちらへ来てください。」

リエラさんは僕を連れて地下へ降り、一つの部屋に着いた。

なんだか薄暗く不気味な部屋だった。

「ここです。」

リエラさんが扉を開けると、そこには翼が片方失われたワイバーンがいた。
リエラさんはそのワイバーンに指をさす。

「このワイバーンを治癒してみてください」

ーーこのワイバーンか。
大分ひどく傷ついているけど、まぁこれくらいなら、すぐだな。

《エクストラヒール》

僕はワイバーンにふれ、最上級治癒魔法を使う。

ワイバーンの翼は一瞬で復元し、元の姿にもどる。

「流石に全て治せとは言いません。できる範囲で治してみてください。このワイバーンは王国最高の治癒魔法使いでも.......」

「できましたよ。」

「え?」

リエラさんの方を振り向くと、目の前で起こった事が信じられないような表情をしていた。

「ど、どうして?王国最高の治癒魔法使いでも治せなかったのを一瞬で?」

リエラさんは「こんなのありえない」とぶつぶつ言いながら、オロオロしている。

「あ、あの、リエラさん?」

僕が話しかけると「は!」と正気にもどる。

「申し訳ございません。つい取り乱してしまいました。確かに、あなたの治癒魔法使いとしての力は素晴らしいものでした。疑ってしまい申し訳ございません。」

「な、なら、王宮騎士団の件は無しということで……」

「え、ええ、もちろんです。」

「で、ですが、しばらくこの家に泊まっていってはどうですか?身体を休めるのにもいいですよ。」

突然の提案に不思議に思ったが、エリちゃんもリエラさんもいるので悪くないと思い、お言葉に甘えることにした。

その後、僕は部屋に戻り、ベットに寝そべった。
そして、2人のおっぱいを思い出しながらニヤニヤし眠りについた。
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