海賊の都 バイキング コメディー系バトル

KIDOLOHKEN

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港タウン 夜明け前の丘

丘への道を徒歩で登ってくる男 ショートク。丘の上に出ると美しい朝日が昇る寸前だった。 彼の目の前に綿畑が広がっていた。彼はポケットからパイプを出してタバコを詰めた。マッチを出すと後ろから声がした。
ギンギス「物騒なモン持ってるじゃねえか」
驚いて振り返るショートク。彼のすぐ後ろにギンギスが立っていた。
「あ・・すまん」と、彼はパイプをしまいかけた
「いいってことよ」「そうか・・じゃあ」
と彼はパイプに火をつけた。
「ぶっちゃけ、やっちゃおうかと思ってきたんだ」
「 ああ・・やるなら ここだからな」
その時、後ろから声がした「寝ずの番か」
2人は振り返った。ケージが立っていた。
「俺は反対だぜ」
と彼はポケットからいきなりナイフを出した。その時、後ろから声
「そいつはよせ」
3人が振り返ると後ろに3人の男がいた。
「お前らどっちだ?」
「採る」
「焼く」
ショートク「今日、話し合おう」
「いや 今ここでやっちまう」
「 やらせねぇぞ」
「バカ、ナイフはしまえ」
後ろから誰かが新たにやってきてタックルした。
ケージはナイフを落とした。 その男に別の男がタックルした。
「焼いちまえ」
「 焼かせるな」
いつの間にか集まってきていた20人ほどの男たちが乱闘を始めた。

港タウン 議会

「今、焼けば奴らは来ない」「来たら素直に出せばいい」「食っていけねえ」「前のときも全部は持って行かなかった」「今回もそうとは限らない」「素早く売ってしまおう」「そして金を持っていかれる」「戦おう」
シーンとなった。
「来なければ大儲けだ」
ものの投げ合いが始まった。チョウマエ議長はハンマーを叩き鳴らした
「 休憩時間にします」
議会は大騒ぎのまま休憩時間となった
その時「海賊の用心棒を雇おうよ」
と子供の声がした。声の主はショロ(女の子)

海賊都

ヒカールが海賊 チームのジェネラルマネージャーに鍛えられていた。ジェネはヒカールのポテンシャルに感心するが 性格や精神面が気に入らなかった。ヒカールは平静を装ってはいるが実はビビりまくっていたからだった。
ジェネ「今回は斬り合いとかはない。相手は黙って金を出す奴らだ。ま、お前さんにとっては、いい予行演習だな」
ヒカールは海賊王の四男

港タウン

用心棒に雇われてくれる貧乏海賊を探しに行った4組の内、2組は手ぶらで帰ってきた。海賊は見つからなかったのだ。2組は殺されたのかもしれなかった。その中にはショロもいた。親やみんなが諦めかけたとき、遠くに船が見えた。

海賊都

ヒカールは婿に行く先がなかった。超ハンサムな彼は今まではプラプラとナンパなどして遊んでいた。
海賊王の奥さん(妃)は、しかしそんな四男のヒカールのことがお気に入りだった。いつも王にヒカールの婿に行く先はまだ見つからないの?とか煩く言っていた。王はヒカールのことが好きではなく、だんだん面倒くさくなってきた。王の四男にちょうどいいような婿入り先など見つからないのだった。
「いっそ海賊にしてどっかで死んでくれた方が・・」 
それで海賊ジェネラルマネージャーのジェネところへ行った。しかし「後ろから斬って殺しといてくれ」とも言えず、話の流れで、とりあえずどうでもいいような小さな町へ略奪に行かせる・・ということに決まったのだった。もちろんヒカールが名目上の船団長ということであった。


港タウン

地平線に見えてきた船が海賊船団ではなく一艘だったのでみんな喜んだ。しかし やってきたのはボロボロの船だった。そして船から降りてきたのはジジイばかり7人。最後にショロと船長のシム。がっかりするタウンの人たちだったがショロは一人で「お手柄でしょ」みたいに自慢げだった。 チョウマエ議長は船三艘を前提にしていたが一艘けなので悲観した。しかし艦長のシムが歳の割に鋭い眼光で、こうで話し出した
「ショロからこの都のこと、港や町の地形を詳しく聞いた。勝てると考えたからやってきた。とりあえず、前金を払え」

海賊都

ターゲットの港タウンが対抗策を講じているという情報を得て、どう対応するか会議が開かれていた。そんなしょぼい港の対抗策は無視していいとか、対抗策を講じる奴らは徹底的に潰した方がいい・・とか。ヒカールは王に直訴した。
「私は人殺しには向いていません。だから行きません」

王「ならば 敵の手足を斬ればよかろう」
と 相手にされなかった。
翌日
ヒカールが港へ行くとジェネが船の手配をしていた。ヒカールはその船が十艘近くあるのを見てきょとんとした
「え?・・三艘で脅かせる相手ではなかったの・・?」

港タウン

シムはチョーマエ議長(兼・市長)に金を集めて防御を施すのだと指示した。だが何にどう金を使うのかは言わなかった。
「 敵に洩れるのをできるだけ遅らせたいからな」 
それを住民に知らせると大反発を喰らった。チョーマエ議長は、それを強引に資金集めを推した。結局日時を決めておいて金を各自で持ち寄ることになった。何を買うかはその時わかると・・。シムはとても頑固な老人なのだが なぜかショロとはとても気が合った。みんなそれが不思議でしょうがなかった。でも それが2人のキャラなのだった。 もちろんシムは他の子供たちは全て嫌いだった

海賊都

ジェネは港タウンに入ったのがシム船長だと知ると警戒を強めた、と同時に面白がった。
「あのジジイがっ!」
そして港タウンの地図を改めてよく見た。ヒカールはそれを覗き見た。
ジェネ「これは意外と手強いかもしれん。この暗礁を利用して砲台を作られると・・しかし奴らにそんな金はあるまい」

港タウン

ショロは大人たちの話を聞いてしまった。・・ もし 海賊に負けたりするとどうなるか ・・それで熱を出して寝込んでしまった
金を持ち寄る日になった。そこへやってきたのは火薬商人だった。 皆金を出した。しかし タウン 一番の金持ちのゴーツクは急に金は出さないと言い出した。シムはゴーツクがスパイだと睨んだ


海賊都

ヒカールはジェネに鍛えられていた。「こうやって殺せ」と。だがヒカールは人殺しはしたくなかった。
ジェネ「あなたの立場ではこれから人が殺されるところをたくさん見る。自分でも殺さなきゃいけない」
ジェネはそう言って 罪人を連れてきてヒカールの目の前で首をはねた。


港タウン

チョーマエ議長たちはゴーツクがスパイかどうかどうやって確認しようとか考えていた。が、 結論を出すよりも早く、女たちがゴーツクの屋敷を取り囲んでいた。そうこうするうちにスパイであることが判明した。ゴーツクの屋敷は高い塀に取り囲まれ小さな城のようだった。籠城されると内戦みたいになってしまうかもと心配しているとろへシムが現れた。シムの作戦によりゴーツクは簡単に降伏した


海賊都

ヒカールが指揮を取る主力の旗艦への積み荷が始まった。 ジェネはヒカールを連れ、主力艦に乗せるための極上の乗組員をヘッドハンティングして回った。


港タウン

ゴーツクの金で防衛準備が整いつつあった。これからシムの船の2基の大砲を岩礁上に移動させなければならない。 海に落としたら終わりだ。見守るショロたち・・うまくいってホッとする都の人々。


海賊都

集められた凄腕の海賊たちと船に乗り込んでいるヒカール・・ビビっていた


港タウン

チョウマエはとなりのタウンに応援を頼みに行った。しかし言うことが一方的すぎて反発をかってしまった。彼が帰ってくるとシムが「負け戦だな」とぼやいた。その時水平線の彼方に船が見えた。騒ぎ出すタウンの人々。船の数が一艦や二艦でないってことが見えてきた。(10艘) タウンの人々はうろたえて大混乱になった。シムはそんな中でもガッツのありそうな面々に指示を飛ばした。
「大砲を撃つタイミングが全てだ。敵艦を引き寄せろ」
シムは大砲を乗せた小舟を出して岩礁に固定させた。固定大砲は艦上大砲よりはるかに命中率が高い。それを利用して敵艦隊を一気に全滅させるという作戦だった。その大砲発射のタイミングの指示を出す役がショロだった。(混乱の中でそうなってしまったのだった)ショロはビビって焦ってタイミングを早くしてしまった。そのせいで2艦しか沈められなかった。艦隊は引き返していった。


海賊都

ジェネは沖へ出て作戦を練り直そうとした。しかし一艘の船がそのまま離脱しようとした。ジュネは追いかけて行って大砲を撃ち込んだ。撃ち合いになって相手を沈めた。その後 他のすべての船を鎖でつないで作戦を説明した。まず近くの漁村を攻めて小舟をたくさんゲットする。その小舟を使って砲台を乗っ取る。そしたら後は戦艦で攻め込むだけだ。
「それに先駆けて夜のうちに一艘の小船で砲台のところへ行け!もしまだ 砲が船に載せたままなら火をつけろ!」
ヒカールは、それを 他人ごとのように聞いていた。


港タウン朝

砲台船に火をつけにきたヒカールは捕まっていた。彼はシムから作戦について尋問されていた。
ヒカール「隣タウンから迂回して陸から・・」
シムはそれを聞いて笑い出した。
「こいつは本当に何も知らない。殺そう」
と彼は言った。
「こっちのサイドで戦いたい!」
ヒカールは突然そう言い出した。
「俺は海賊の親玉の一属だが海賊は嫌だ。金を儲けるために人を殺したくない」
彼はみんなを守るためなら戦いたいと言った。するとシムは
「隣の町へ行って小舟で援助攻撃するよう説得してこい」
と言った。ヒカールの話を聞いているうちにシムには彼が本物の王族だと分かったのだった。そして敵の大将がジェネだと知りビビった。彼はふだんは威張っているが本当は臆病なのであった


隣の港タウン

ショロとヒカールは小船を使って援護攻撃してくれと隣の港の人々に懇願した。でも、隣の港の人々はめちゃくちゃ冷たかった。そして海賊に歯向かって殺された人もいると言った。
「あいつらは俺らをいじめて楽しんでるんだ」
具体的な話を聞いてショロはビビった。ヒカールは怒りを感じた。隣の港の人々は相手がジェネだと知るとさらにビビった。


港タウン

ヒカールは自分の旗を立てるように言った。
「俺の旗があればジュネは攻められないはず」
みんな疑心暗鬼だった。
「それに、一晩でそんな凝ったガラの旗が作れるか!」
でもショロを始め多くの人々はヒカールを信じた。非常に強く反対する者がいた。雇われた海賊1人のミフーネだった。ヒカールはミフーネと戦うことになった。ヒカールが勝ち、彼が村のために命をかけてくれていると村人は信じるようになった。しかし、翌朝、徹夜で作った旗が何者かの裏切りによって破られていた

そこへ再び海賊船団が現れた。大砲は岩にガッチリ固定されているだけでなく石垣まで張り巡らされていた。海賊船はある程度の距離のところで止まり海賊たちが小舟で砲台に向かってきた。まだ旗はまだ修復されていなかった
旗を破ったのはシムだった。昨晩、密かにジェネがやってきていた。ジェネはシムと話しヒカールをつれて帰ることを諦めた。それでシムに言った
「俺に有利になるようにうまいことやれ。でないとお前も含めて全員殺す」
旗を立てて交渉してもヒカールがジェネをコントロールできるわけがない・・・とシムは考えた。
(俺は死刑にされる・・・)

ジェネとの戦いの中でヒカールはどんどんたくましくなっていった。モチベーションさえ高まればポテンシャルは非常に高い男だったのだ。シムはだんだんとヒカールに勝たせてやりたくなってきた。それにショロが殺されるのは耐え難かった。その時、縫い合わされた旗が立った。敵の動きが一瞬落ちた隙にシムは体勢を立て直した。どちらが勝つか分からない白熱の戦いの末、シムたちが敵の小舟を全て破壊した。ジェネは
「もう弾がないはず」
と戦艦で突っ込んでいった。だが、弾は十分に残されていた。砲台からボコボコに撃たれれてジェネの艦隊は全滅した。ジェネは小船で脱出し、引き返していった


ヒカールはヒーローになった。さらには王に手紙を書いた
「オレがこの街のボスになる」
と。
王は手紙を読むと怒りを現した。そこへ妃さんが近づいてきた。「ヒカールの婿入り先は見つかったの?」
妃は王から手紙をひったくって読んだ
「じゃあこの街の今のボスの娘のところ養子に入れば良いわ!」
と言って彼女は喜んだ。王はそれが良いだろうと納得した


終わり
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