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5章 明かされる真実と『狂』の襲撃者
信じられる者と、そうでない者
しおりを挟むフェイルノートに思いっきり殴られ続けているバリアは、徐々にヒビ割れが広がって行き、このまま攻撃を続ければ完全に砕かれてしまう事だろう。
「───、────!─────!!」
それが分かっているフェイルノートは勝ち誇る様に何かを言っているが、中は完全防音なので何を言っているのかサッパリ解らない。
外から見ると実に滑稽な女だ………マジウケる。
しかし、バリアが壊される事は作戦通りの展開なのだが、俺は敢えて絶望の表情を浮かべている。
こちらが余裕な表情だと相手が何か企んでると警戒し、壊すのを躊躇うかも知れない。
このペースならバリアの効力が切れる5分以内には間違いなく壊してくれるだろうが、躊躇されると時間を過ぎてしまう可能性がある。
なので今はアルマスと一緒に絶賛演技中だ。
「ぐぞぉぉおおッ!俺の敗北じゃねぇかよ~……作戦失敗じゃねぇかよ~……悔しいじゃねぇかよ~……この歳で死にたくねぇよぉ~……!」
「マスター……可哀想に……およよ。今から死んでしまわれるのですなのだわ」
ですなのだわって何だよ……相変わらず下手くそな演技だぜ。少しはパーフェクトな俺を見習え。
「……………………」
──そんな二人をオーティスは何とも言えない表情で観ていた。
本来、周囲からドン引かれるキャラのオーティスに、こんな顔をされるのだから二人とも大したものである──
ここでオーティスの呆れ顔に孝志は気づいてしまうのであった。
……くっ!事前に説明しているとは言え、オーティスさんの視線がマジ痛い!
俺の演技は完璧なのに、アルマスが下手くそな演技するから、俺まで同列に見られてるじゃないか!
そう思いながら俺はアルマスを睨み付ける。
すると、アルマスは逆にこちらを睨み付けて居た……まるで俺の演技の方が下手だと言わんばかりに。
責任転換しやがってバグ女が……!
──因みに言うまでもなく、どちらの演技も四流なのだが、防音効果で二人の声が聴こえてないのが幸いしている。
フェイルノートには絶望の表情(これは上手)だけが伝わり、彼女のバリアへの攻撃は更に激しさを増すのだった。
しかし、そんな二人の醜い睨み合いに痺れを切らしたオーティスが仲裁に入る。
「もう結界壊れそうなのだが?くだらぬ睨み合いで作戦失敗……等と言う事は辞めてくれたまえよ?」
……ッチ、今回はこの辺にしといてやるか。
俺は自分の非を認めないアルマスを無視し、フェイルノートに集中する事にした。
オーティスさんは万が一に備え杖をフェイルノートへ向けており、上空には先ほど描いた魔方陣をそのままにしてあるので何かあっても対処してくれる事だろう。
既に準備は万全を喫している。
後はアルマスのヘボバリアが砕かれるのを待つだけとなった。
──バリアの亀裂が全体を覆い尽くした頃、攻撃を続けていたフェイルノートが一旦動きを止め、拳に力を込める動作を始め出した。
直後、力を溜め込んだ最高の一撃をバリアに叩き込む。
──すると壊れかけだったバリアは、無数の破片となって無残に砕け散るのだった。
……アッシュに瞬殺で壊されたにしては持った方だろう。
そして、結界が壊れたと同時にフェイルノートは勢いよく俺に目掛け突っ込んで来ようとするが、そうなる前にアルマスは予定通り作戦を実行した。
「──バリア!!伸長せよ!!」
「──んなッッ!!?」
アルマスが唱えたと同時に、今もフェイルノートの周りを飛び舞う、数百に及ぶバリアの破片が一斉に伸長した。
──俺はアッシュにバリアが壊された時、ヤツの周辺を飛び交うバリアの破片を見てある事を思い出してた。
それは、パーフェクトヴァリアブルの伸縮機能の事だ。
同時に、砕かれた瞬間、この能力を使って破片を伸ばせば相手を串刺しに出来るんじゃないのか……と考え至るのだった。
これは先ほどアッシュにバリアを壊されなければ思い付かなかった作戦でもある。
ヤンキーに感謝しなくてはならない。
ただ、アルマスの能力は勇者による攻撃にカウントされず、フェイルノートには通用しない可能性も有ったのだが、俺は何となく成功する気がして居た。
この世界に来てから定番となった『何となく』。
ふっ…自分で言うのも何だが、随分と可笑しな体質になったもんだ。
何故、いろいろと展開が読めるのか……俺自身、気になる所では有るが、お陰で『勝利』することが出来たから良しとしよう。
それに細かい事は気にしない主義だし。
「……が……あぁ……ぁ……」
流石にいくつか外した破片も有ったが、伸長した破片の殆どがフェイルノートの全身に突き刺さっていた。
破片の長さは三メートル程度に設定していたが、半径二メートル以内の結界に閉じ込められたフェイルノートに逃げ場などある筈がない。
それも四方八方を覆い囲まれているのだ。
もはや反射神経でどうこう出来る次元じゃない。
これが只のガラスの破片なら、当然、フェイルノートにダメージを与える事は不可能だっただろう。
だが、これは怪物と呼ばれるフェイルノートが壊すのに苦労する程の強度を誇っているのだ……その強度から得られる威力は折り紙つきのはず、現に──
「……くぁ……!……ッ……あ……ぁぁ……!」
全身に破片の突き刺さったフェイルノートは、先ほどから苦しそうに悶え苦しんで居た。
これで孝志の予想通りに事が進んだ……が、一つ彼にとって予想外だったのが──
「…………うわ」
バリアの破片が突き刺さったフェイルノートの姿が、予想に反してグロテスクだったこと。
頭や心臓といった急所にも直撃で、少し苦しんだ後に膝をついて動かなくなってしまった……血だらけの女。
そんな彼女が孝志の目に映し出されているのだ……その姿を見て、中々のショックを受けていた。
戦い慣れしたオーティスとアルマスは、血だらけのフェイルノートを見ても『うわ…痛そう』位にしか思わない。
しかし、平和な日本という国で平坦な人生を歩んで来た孝志にとっては、とてもじゃないが見れたモノではなかった。
その光景に思わず目を背けてしまう。
──だが、そんな孝志に励ましの声を掛けたのは以外な事にアルマスでは無く、オーティスだった。
「……見ていて辛いか?……うむ……日本とは平和な国と聴くから、その反応は当然だろう」
ここでフェイルノートを警戒していたアルマスが孝志の異変に気付き、直ぐに彼の元へ駆け寄ろうとするが、時すでに遅いし……ここで孝志からの好感度を大きく上げるのはオーティスなのだ。
「その辛さに慣れる必要はない……今回は我の手に余る相手だから汝に頼ってしまったが……もうそんな想いはさせない。汚れ仕事は我とユリウス……それとマッドガールに任せると良い……」
「オーティスさん……」
何てカッコいい人なんだ……俺はこんな素晴らしい人を中二病とか罵ってたのか……恥ずかしい限りだ。もう一生バカにしたりしません。
オーティスへの好感度が大幅に上昇した瞬間であった。
……それとマッドガールはアリアンさんの事ですよね?
──そして、そんな二人のやり取りを見ていたアルマスは、鬼の形相でオーティスに詰め寄ると、襟元を掴んで強く揺らしながら不満を爆発させる。
「ちょっとっ!?貴方何やってるんですかっ!?ここは私が傷付いたマスターを慰めて好感度上げるところなのに!!大の大人がやって良い事と悪い事の区別もつかないんですかっ!?」
「え?なにその理不尽な怒り方?……我、この女こわい……」
「おい、アルマス!!オーティスさんに失礼な事言うんじゃない!!ざまぁ追放するぞ!?」
「そ、それだけは……っ!!──っくッッ!覚えてなさい……!」
オーティスを睨みつけながらアルマスは渋々引き下がって行った。
──オーティスからすれば、見ず知らずの女に掴み掛かられた事になるので、この時からアルマスへ苦手意識を持ったらしい。
因みに、落ち着いた頃に孝志から改めてアルマスを紹介されるも、この苦手意識が払拭される事は無かった。
何とも間の抜けた三人のやり取りだが、それもそのはず。
オーティスの救援や孝志の機転、アルマスの能力の汎用性を屈指し、絶体絶命の状態から奇跡の勝利を手にしたのである。
孝志とアルマスは特に浮かれていた。
最初はフェイルノートの残状を観てショックを受けていた孝志だが、持ち前の少しイかれ気味の精神力で克服して今は割と平然を保って居る。
──だが、こんな感じで三人が勝利の余韻に浸っていると、フェイルノートの方から声が聞こえて来るのだった……どうやら話し込んでる間に、気を失っていたフェイルノートが意識を取り戻したみたいだ。
三人はピタッと談笑を止め、一斉に彼女の方を向く。
当然、こうしてフェイルノートが意識を戻すのは、孝志としても予想外な事である。
正直、動かなくなった時点で息の根が止まったと思っていたのだ……まさか、あの状態から意識を取り戻すなんて考えてもいない。
そしてもちろん、意識を取り戻したと言う事は傷が回復していると言う事でもある。
見れば僅かではあるが傷口も徐々に塞がっており、小さな破片の刺さった所は既に完治してしまっていた。
流石にまだ動ける程の回復には程遠いが、このまま放って置けばそうなるのも時間の問題だろう。
故に、今の内にトドメを刺す必要あるのだが……
ここで孝志脳裏にとてつもなく嫌な予感が走る。
──俺がトドメ刺さないとダメなんじゃね?
というか、それしか倒す方法無いわ……だって勇者の攻撃でしかダメージを与えられない相手だし……
それも、さっきみたいなバリア作戦は使えない。
もう直接この手で殺るしか方法は無いんだが……えぇ……すげぇ嫌なんですけど……?
不安に駆られた孝志は思わず二人を見た。
「…………」
「…………」
アルマスとオーティスも、孝志にしかトドメを刺せない事には気付いて居るが、それを言及する事は決してしない。
二人は当事者の孝志に判断を委ねるつもりだ。
無論、ここでどんな選択を取ろうと責める気は無い。
オーティスに至っては、孝志がトドメを刺さない決断をした時に備えて作戦を練っているくらいだ。
そして、この二人の気遣いは良くも悪くも孝志を後押しする結果となった。
孝志は気合いを入れるため自らの頬を思いっきり三回叩くと、アルマスにあるものを要求する。
「アルマス、威力の高い銃を貸してくれないか?剣は幾つか持ってるけど……直接斬るのはちょっと……」
「…………わかりました」
そう答えると、アルマスは自身が保有する収納空間から一つの銃を取り出し、それを孝志に手渡す。
「今の弱った彼女なら……これで倒せる筈です」
アルマスが孝志に差し出したのは、銀の装飾が施された巨大な片手銃で、装填する銃弾はゴルフボールと同じくらい大きな物だ。
それを受け取った孝志は、続けてある事をアルマスにお願いする。
「……その、凄い言い難いんだけど……一緒に来てくれないか?」
「──ふふ、まさかこんな時に着いて行かないとでも思った?」
そう言うとアルマスは孝志の背中に手を添え、安心させる様に優しく微笑み掛ける。
そしてアルマスに支えられながら、フェイルノートの元へ近付いて行く。
「アルマス……いつもありがとな」
「いえいえ、他に方法があれば良かったのですが、孝志の攻撃でしか傷を負わせられない以上、孝志に頼るしか有りません──ごめんね?結局、あなたの手を汚させる事になって……」
酷く暗い表情でアルマスは語った。
それに、普段は孝志の事をマスターと呼び、喋り方も敬語なのだが今は心から労っているので、最後の一言は無意識に柔らかな物言いとなっている。
それに気付いた孝志はこれ以上の心配は掛けまいと茶化す様に言葉を返した。
「言われてみれば確かにそうかも。この役立たず」
「ふふ……はいはい、役立たず役立たず」
あっ、今の返しすげぇムカつきますわ。
…………でもありがとう。
流石に二回目は口に出して言わないけどな。
─────────
──二人はフェイルノートまで二メートルという距離まで近付き、その位置から銃口を向ける。
少し離れてるが、過保護なアルマスはこれ以上近付いての発砲は孝志の精神衛生上良くないと考え、敢えて離れた位置で止まらせた。
ただ、この距離でも射撃の腕前の確かなアルマスがサポートするので問題にはならないだろう。
銃口の向けられたフェイルノートは顔を少し上げ、息も絶え絶えに口を開いた。
「──く……く……まさ…か……こんなすぐに……殺されるとは……のう……世の中…何があるか……わからんもんじゃ……」
「…………」
孝志は言葉を返さなかった。
ぶっちゃけ話し掛けるなと思っていた。
なんせ彼女の声を聞いた所為で、決心が鈍りそうになってしまったのだ。
なので孝志は相手を雄星……いや、魔物に置き換える事で何とか落ち着きを取り戻す。
因みにオーティスは一緒には来ていない。
抜かりの無い彼は、少し離れた位置で異常事態に備えて待機している。
「──はぁ~~~~…………ッッ」
孝志は大きく息を吐き出した。
──マジで人を手に掛ける事になるなんて……死ぬほど嫌なんだけど……でも──
これは自分にしか出来ない事だと、孝志は何度も自分に言い聞かせる。
そうやって自問自答している内に覚悟を決める事が出来た孝志は、アルマスに支えられながら、フェイルノートに狙いを定め、引き金を引くのだった。
その瞬間、フェイルノートへ銃弾が発射される──
しかし、その銃弾は──
孝志とフェイルノートの間に割って入った【第三者】の剣によって斬り堕とされるのだった。
「……ッ!!『フレイムアロー!!』」
この乱入者にいち早く反応したのはオーティスで、彼は直ぐに魔法攻撃を行う。
だが、フェイルノートだけに気を取られていたオーティスは、突然の乱入に焦ってしまい強力な魔法の詠唱が間に合わず、放った魔法は完全無詠唱で発動できる中級魔法程度。
フェイルノートとの戦闘時とは比べ物にならない低威力魔法は、乱入者が持つ漆黒の剣に斬り防がれるのだった。
その後、オーティスは続けて魔法を公使しようと試みるが、乱入者の顔を見た事でその動きを止める。
いや……止めたと言うより、あまりに予想外な第三者の正体に思わず詠唱を中断してしまったのだ。
「……まさ……か……なぜ、汝が此処に……」
「それはこっちの台詞なんだが?──お前は孝志を追ってミカエル大草原の洞窟に向かってるんじゃ無かったのか?…………って、孝志も此処に居んのか?!」
乱入者は人間の男で、特徴は黒髪の長髪。
それから、黒いマントを羽織った騎士の風貌をして居た。
男は最初、オーティスがここに居る事を驚いていた様だが、孝志の存在気付くと、それとは比べ物にならない程の驚きを見せるのだった。
──だが、その驚き度合いは孝志も男と同じ。
なんせ、その男は孝志が良く知る人物なのだから。
驚きの理由はそれだけでは無く、その良く知る男が自分の放った銃弾からフェイルノートを守ったと言う事が、孝志にとって信じられない……いや、信じたくない事実だった。
孝志は思わず邪魔に入った男の名前を呟いた。
「………ユリウスさん」
「よ、よぉ……元気そうで何よりだ」
その男のシレッとした態度に孝心は軽い怒りを覚えた。
「………………なんでソイツを庇うの?」
「……いや~、まぁ色々事情があるんだよ」
孝志の自分へ対する怒りに気付いた男はバツの悪そうに言葉を返す。
──目の前に居る男は、俺がこの世界で一番最初に心を許した者……剣帝ユリウス・ギアード。
王国ではアルマスの次に俺の事を気に掛けてくれた人で、少なくともラクスール王国の人間の中では誰よりも信頼している人物だ。
そんな心から信頼した人が……今はフェイルノートを庇う様に、俺達の前に立ちはだかっていた。
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