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6章 勇者と、魔族と、王女様
引きこもりのバハムート
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──邪竜フローラを迎えに行くと言ったアルマス2は目的の人物が過ごす部屋の前に立って居た。
巨大な竜種が暮らしてる割には小さな部屋だが、今の邪竜は人化しており、人間として普通に暮らしているので問題無いのだ。
そしてアルマス2は邪竜相手でも恐れる事なく、狂ったように部屋の扉を激しく叩いた。
「フローラァッ!!フローラァーーッ!!フローラァァァァッッ!!」
叫びながらドンドンドンと激しく扉を叩くアルマス2の姿は、側からみれば正真正銘の狂人だが神殿の人々には見慣れた光景らしく、耳を塞ぎながらその場を通り過ぎて行く。
ヤン老師がアルマス2を神殿から追い出したかった理由をお分かり頂けただろうか?
あまりにも煩くアルマス2が扉を叩くので、中に居たフローラも観念したらしく、恐る恐る部屋の扉を開けて顔を覗かせた。
「……うにゅ~……やめてよぉ……ツヴァイ……」
「……ふん!アンタはこうしないと、いつも出て来ないじゃない!」
ドアを開け姿を現したのは、邪竜とは想像も出来ないほど小さい少女だった。
見た目は今年で7才となったシャルロッテと同じくらいに見え、髪型は真っ白なミディアムヘアー。
もちろん見た目通りの年齢では無いのだが、竜のぬいぐるみを不安そうに抱き締める姿は幼女にしか見えない。
──【フローラ=オル=バハムート】
普段は邪竜と呼ばれているが、これが少女の正式な名前である。
訳あって数百年前から聖王国に囲われているが、皆は彼女を恐れ近付く事はない。
また、それ以上にフローラ本人が凄まじいまでの人見知りなので、最低限の会話で済む今の状況は助かるらしい。
しかし、このアルマス2は他の者たちと違った。
三十年前にヤン老師が創り上げた人工生命体たる彼女だけが、こうしてフローラの元へ頻繁に訪れるのだ。
アルマス2が彼女を気に掛ける理由は簡単……アルマス2は人間を馬鹿だと思ってるので、神殿内で唯一人外のフローラにのみ心を開いてるからだ。
因みに、人間達がアルマス2に舐められてる原因は間違いなくヤン老師にある。
「……で?……ツヴァイ……今日はどうしたの……?」
フローラはアルマス2の事をツヴァイと呼ぶ。
その理由は『アルティメット・マスターズ・スペシャルセカンド・ダブル・ドゥ・ツヴァイ・ピース・オブ・二式』という馬鹿っぽい単語達の中で唯一まともそうな単語だったのがこのツヴァイだったらしい。
「どうしたのですって?お外へ遊びに行くに決まってるでしょ?」
「……あ、そうなの……行ってらっしゃい」
「……なに寝ぼけてるの?アンタも行くのよ?」
「……ふぇ?」
「だから、アンタを連れて行くから、こうして迎えに来てやったのよ!」
自身を外の世界へ連れ出す為、ツヴァイが迎えに来た……その事実を知った途端フローラの目の色が変わる。
「──イ゛ア゛ヤ゛ア゛ァ゛ァ゛ッ゛ッ゛!!!い゛き゛た゛く゛な゛い゛っ゛っ゛!!!」
「おわっ!ひ、悲痛な叫びを上げんじゃないわよ!ビックリするでしょ!?いいから早く行くわよ!!」
痺れを切らしたツヴァイはフローラの腕を引っ張り無理矢理にでも連れて行こうとする。
しかし、本気で踏ん張ったフローラはピクリとも動かない。こんな姿だが間違いなく彼女は邪竜なのだ。本気で抵抗すれば敵う筈がない。
「──ちょっ、地面が割れるほど踏ん張るんじゃないわよっ!!」
「いいもん!!誰かが勝手に直してくれるもん!!」
「……クズねアンタ」
「ツヴァイもね!!」
二人は睨み合う。
両者一歩も譲らず、このまま泥試合が続くのかと思われたが、ここでヤン老師が姿を現した。
どうやらラクスール王国との交渉が終わり、二人の様子を観に来たらしい。
だがこの場に現れたヤン老師はフローラの腕を引っ張るツヴァイを観て溜息を漏らす。
「はぁぁぁぁ~~……上手くやるんじゃなかったのか?」
「……こう見えて穏便よ──ね?フローラ?」
「違いますッ!!この人ヤバいですっ!!人攫いですッ!!」
「……それって貴女の感想ですよね?」
「……ひどいっ!!感想じゃなくて本当の事なのに!!」
「アルティメット・マスターズ・スペシャル2」
「何よジジイ!!」
「嘘つくの辞めてもらっていいか?」
「嫌よ」
「マジか」
「うみゅう~……ヤンおじ様、ツヴァイ早くスクラップにした方が良いよぉ……」
「あ゛あ゛ん゛?!」
「ひぃっ!?」
「……ラチがあかんわい」
ツヴァイに睨まれて小さく縮こまるフローラ。それを観ていたヤン老師は、このままだとフローラを連れ出すのは絶対に無理だと思った。なのでツヴァイには頼らず自分でどうにか説得する事にした。
「フローラちゃん、ちょっとお話しても良いかのう~?」
「やだ!!ヤンおじ様きしょいもん!!」
「……酷くない?なぁアルティメット・マスターズ・スペシャル2よ?そう思わん?」
「紛れもない事実でしょ」
「ち、違うし」
「じゃあフローラの事どういう目で観てる?」
「え?ワシは守備範囲広いから普通に性的な目で観てるが?」
「ツヴァイ助けて!!!!」
フローラは慌ててツヴァイの後ろに隠れた。
「私の友達に何してんのよっ!!」
「ツヴァイ……ありがと」
「ふ、ふん」
「あの……ワシをダシにして仲良くなるの止めてくれる?あと何もしとらんぞ?」
嫌になるわコイツら。
別に幼女が好きでも良いじゃない。もちろん同い年位のばーさんも好きじゃよ。幅広く嫁募集中。
「──アルティメット・マスターズ・スペシャル2よ。流石にこのまま話が平行線を辿ってはラチがあかん。ワシは口を聞いて貰えんから、そろそろ真剣に頼むぞよ」
「ジジイ、アンタ色んな所から口を聴いて貰えないわね。実に無様……くくく」
「別に良いし、こんな扱いには慣れてるし、ぐずん」
──けどアルティメット・マスターズ・スペシャル2も良い加減に話を進めたかったらしいのう。真面目に邪竜様と向き合い始めたわい。
「ねぇフローラ……外に出たくないのは、やっぱり例の件?」
「うん……」
フローラはお腹を摩りながら話始める。それがとても辛い出来事だったらしく、語り出す前段階で既に涙目だ。
そんな感傷に浸るフローラを見てツヴァイは面倒くさいガキだなと思った。
「──忘れもしないよぉ……散歩に疲れたから通りがかった森で一休みしてると、見ず知らずの男の人と、赤い髪の女の子に斬り掛かられたのぉ……しかも女の子がお腹にした攻撃が本当に痛くて……なんにも悪い事してないのに……ううぅ……」
「それはこわかったねーよしよし」
ツヴァイはフローラを優しく抱き締めて頭を撫でた。しかし慰めの言葉に感情は篭ってない。
「フローラは、またあの女の子と出会うのが怖いの?」
「……うん」
「でも大丈夫よ──忘れたの?フローラと戦った者は、貴女から発せられる陰湿な呪いで死んでしまうのよ?」
「……陰湿?いま陰湿って言った?!」
「うん、絶対に言ったわ間違いなく言った」
「なんなのよぉ!?慰めたいのか馬鹿にしたいのかハッキリしてよぉ!!」
「バカ」
「うわ~ん!!バカにする方を選ばれた~!!この国カスしかいないよぉ~!!」
様子を観ているだけでは無理と気付き、ヤン老師が二人の会話に横入りする。
「あの~、フローラ様の国全体へ対する風評被害が凄いから、ちゃんと説得してくれんかのうアルティメット・マスターズ・スペシャル2……」
「チッ、解ったわ」
ツヴァイは面倒くさそうにフローラの頭を撫でながら、彼女に今度こそ慰めの言葉を掛ける。
「──さっきの続きだけど、やっぱどう考えても呪いで死んでるでしょ?」
「うん……可哀想だけど多分そうよ……でも、もし生きてたらと思うと怖いよぉ」
「大丈夫、きっと死んでるから……私を信じなさい」
「えぇ……」
「不満そうねフローラ……私が嘘付いた事ある?」
「いやツヴァイは嘘吐きだよ」
「んじゃメスガキ殺すぞッ!!」
「やだぁ怒ったぁ~!!ツヴァイは嘘つきで口悪いし!!ヤンおじ様は変態できしょいし!!こんな国大嫌いッ!!もう出て行くもんっ!!」
「ま、待って欲しいぞよっ!邪竜様は聖王国の象徴……出て行かれては困るんですぞ!!アルティメット・マスターズ・スペシャル2が出て行く分には一向に構わないが邪竜様に出て行かれるのは嫌!!」
「おい!!私は良いってどういう事だクソジジイッ!!」
「クソジジイじゃとぉ?!もう良い加減に堪忍袋の尾が切れたわいっ!見た目全振り娘がッ!!」
「もう絶対に出て行くもん!!」
──まるで話が纏まる気配がない。
それもその筈、この中にまともに話を締める人物が存在しないのだ。
孝志は普段ふざけてるが、何だかんだ要所要所はしっかりと抑え大事な場面では真剣になる。
だがこの三人にはそれが一切ない。
言うなればアリアンとオーティスとネリーの三人っきりで会話を繰り広げているようなものだ……その三人では絶対に纏まる訳がない。
このまま時間だけが過ぎて行くのかと思いきや、此処で救世主が現れる。三人の口論を見兼ねた者が仲裁役を連れて来たのだ。
連れて来られたのは白装束の綺麗な服に、黒のマントを羽織った灰色髪の男性。彼は三人の側に近付くとギリギリ話が通じそうなヤン老師に声を掛ける。
「どうされましたか、ヤン老師」
「むむ!!【ランスロット】!!こやつらをどうにかせいっ!!」
「いえ、いきなりそんな事を言われましても……いったい誰が悪いのです?」
「コイツらよ!!」
「この二人なの!!」
「此奴らじゃ!!」
「(なるほど、全員悪いと)」
ランスロットと呼ばれた白い服の剣士は表情に出さず、心の中で溜息を吐く。
──彼の名前は【ランスロット=マルケアナ】
この神殿の専属騎士団長を務める、聖王国では邪竜フローラに次ぐ強さを誇った男性騎士だ。
その実力は相当なモノで、あのカルマと互角の戦いを繰り広げた事もある凄腕。
そんな騎士だが、三馬鹿を刺激しないようにと言葉を選びながらそれぞれの話を聞いた。
「──ではフローラ様は、その元少女が怖くて外に出たくないと……」
「うん……だってもし生きてたらと思うと……」
「そうですか……ですがフローラ様、ラクスール王国へ向かわれても、その元少女と出会う可能性は無いと言い切れます」
「……もし会ったらどう責任とる?」
「自害致しましょう」
「おいおい、ランスロットよ……流石にそれは……」
「大丈夫ですよ──それに考えてもみて下さい。フローラ様の呪いで生きてる可能性は相当低いのですよね?」
「それはまぁ、そうじゃが」
「それだけでもあり得ないのに、その元少女がラクスール王国の……しかも王宮に直接居るなんて、そんな奇跡のような偶然が続くと思いますか?」
「それは確かにそうじゃな」
理に適うランスロットの言い分に三人が頷いた。
フローラもいずれは外に出なきゃと考えてた様で、意を決してラクスール王国へ向かう決断をする。
「……ランスロット……もし王宮にあの女の子が居たら、絶対に自害してね?」
「え、ええもちろん(そこは念を押すんだ……)」
だがあり得ないと確信していたのでランスロットは了承した。
「──ところで、ラクスール王国の会談の話はどうなったの?」
ツヴァイが核心に触れた質問をヤン老師にぶつける。
その言葉を聴き、ヤン老師は思い出したかのように手をポンッと叩く。
「そう言えばそうじゃった!!」
「ボケ老人」
「なんじゃコイツ!!?ほんとムカツクわ~!!」
「ゴホンッ!──それでヤン老師……会談はどうなりましたか?」
ランスロットはヤン老師に話の続きを催促する。
それで二人とも毒牙を抜かれた様だ。やはりマトモな人間が居ると話が良い感じに進む。
このランスロット、ラクスール王国の三大戦力と違って人間性もしっかりしているみたいだ。
「率直に言うとのう……ラクスール王国には会談を取り付けたんじゃが、日にちはフローラ様を連れ出せると考えて明日にしたぞ?」
「ふん、やるじゃない」
「じゃ~ろ~?」
珍しくツヴァイに褒められ得意になるヤン老師。しかし流石にもう面倒くさいのか、ツヴァイは何も言わなかった。
「だけどなぁ、ゼクス国王と第一王子ブローノが不在らしく、今回はネリー第一王女が対応してくれるようだ」
「ネリー第一王女……?今まで対談でお会いした事のない方ですね……」
「うむ……ちょっと良く解らない人物だから流石に不安ぞい──悪いがランスロット、心配だから二人に着いてってくれぬか?……ワシは出禁じゃから」
ランスロットは嫌な顔一つせず、ヤン老師の頼みを了承した。
信じられない事だが、このヤン老師は神殿内でも相当な権力を持つ人物なので、神殿直属騎士のランスロットには断る理由がなかった。
「分かりました……では明日、フローラ様とアルティメット・マスターズ・スペシャル2様に同行致しましょう」
ランスロットが加わり、話はスムーズに進んだ。
フローラ、ツヴァイ、ランスロットの三名は明日の正午にネリー王女と会談する事となった。
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