23 / 23
Ver 1.1 京の街をご案内 キャラクターストーリー 「式神に懐かれない呪術使い 天若円《あまわか まどか》」
第3話 むくれ顔は反抗心の証
しおりを挟む
いたいたい。ほっぺ引っ張らないで……。悪かったって。悪かったって。そんなことになっているのは知らなかったんだよ。
だって御門の呪術師には式神がついてその人の戦いをサポートしてくれるって。書いてあったんだもん。
信じられないくらいに握力があるよこの子。
「あなた、柔らかいほっぺね。触ってて楽しい」
「離せぇ」
「は? 生意気ね。私の痛いところをついたお前は黙って……いや初対面に近い相手にさすがにそれは無茶か。いいわ、この程度にしておいてあげる」
手が離れ、つねられていたところがまだ痛みを訴えている。
「そうよ。私には自分の式神がいないの。だから……仲間のみんなが羨ましい。私には呪術師として生きる才能も権利もない、みたいに思えて辛いの。そこは分かってよね。君にも非があるんだから」
その気持ちは少し分かる気がする。結果が出ないと敗北感と劣等感が湧き出して心が疲弊する。涙を流したくなったり狂いたくなったりする。
「悪かったよ」
辛さというのは他人には真に理解できないものだ。俺はそれをよく知っている。
例えば、何度も失敗する俺を見て、俺の為を思ってか、近所のおせっかいな大人や姉貴は『戦いの勉強をやめてみろ』と言う。やめれば気持ちも楽になるし、未来が明るくなるかもしれないと。
その言葉こそ俺が聞いていて一番辛い。まるでこれまでの努力を、自分がこう生きたいという夢を、全て踏みにじられている気分になる。
思い立っただけの親切心は爆弾になりがちだ。俺はそうならないように気を付けないといけないな。
「なんでいないんだ?」
「さあ。兄や姉はなにも心配いらないって言ってくるし、式神のみんなも平気だとしか言ってくれないし」
円の顔はそれでも落ち込んだというよりはむくれていた。
「ちょっと愚痴になっちゃうけど。これでも式神に嫌われているわけじゃないのよ。他の人の式神とは仲良くできるし」
「そうなのか」
「でも、いざ私自身のってなると困ったことになるの。召喚しても、式神側から『無理、荷が重すぎる』とか『私では役に立てない』って言われるし、野良の奴を捕まえても『お前のものになるくらいならここで自爆する』とか言うのよ。ひどくない?」
「なんでまたそんな……」
「分かれば苦労してないわよ巫女ぉ!」
ごめんなさい。それにしても、別に彼女が力不足だって言われ方じゃないようだ。何か他に原因があるってことだ。
そして彼女の現在、むくれている顔は反抗心の表れだろうか。であれば、彼女も式神いないことで絶望しているわけではなく、単に気に入らないという感じのようだ。
「前は、いや最近もか。たまに式神のいない人間が天若家本家の人間として生きられるはずがなしっていじけてるけど、それだけにはならないように行動あるのみよ」
「現に呪術師として働いてるもんな。俺たちの監視にも来てるわけだし」
「そういうこと。実績を上げまくって天若家の伝説になってやることに決めたわ。式神なんていなくても呪術師はやっていける。わたしは例外になってやるんだって」
凄い覚悟だな、と思った。
憧れではなく、誰も踏破していない、あるいはその道を歩いた者が少なく安全が保障されない道を堂々と突き進むと彼女は言ったのだ。
無いことを欠点とみるのではなく、それを受け入れだから、それに価値をつけること。それこそ賞賛に値する心構えだ。俺の見習わないとな、同じような道を歩き出した者として。
「いいと思う。俺は応援するよ。それ」
円は目を細め、口の形を真っ平にする。どんな表情か読めない謎な顔で俺が何かまた余計なことを言ってしまったか、その表情からくみ取ることすらできない。
「あなた、自分が観察対象になってるって理解してる? そんな状態の奴にそう言われてもこっちが困るんだけど」
「えぇ……。いいじゃないか、嘘は言っていないぞ」
「そう? ならありがと」
たしかにまだ友達ってわけじゃないもんね……。監視対象にいきなり馴れ馴れしく褒められても反応に困るのは理解できなくもない。
実際俺だったら間違いなく疑っていると思うよ。あの反応も仕方ないと割りきるしかないか。
「そういえば、お茶のお礼をしないと礼に欠けるね。さっき貴方、妙に御門家について興味津々だったけど、何かあるの? 少しくらいなら答えてあげるわ」
おお、まさかのチャンス到来だ。
「俺は悪霊狩りの技を学んで強くなりたい。その過程で呪術についてもいくらか学んだんだけど、やっぱり呪術といえば御門家とその傘下の家の話はセットだし」
彼女の方からそのように言ってくれたのは嬉しい限りだ。ここは少し強欲に興味を示しておきべきだろう。あわよくば何か本物の呪術師からいいことを訊けるかもしれない。
完全にインタビュアー気分だな、俺。
「特に強力な呪術や式神と言えば御門家ってくらいだし、その戦い方を少しでも学べれば俺ももっと強くなれるんじゃないかなって。前々から興味は持ってたんだ」
「あなた、鬼娘の巫女やってるわりに、そこら辺の考えかたは俗っぽいのねー」
返しの言い方で分かる。呆れられた……。
「呪術と言えば御門家なんでしょ? なら御門家かその傘下に生まれて、子供のころから長い間修業をしてようやく使えるようになるから専売特許なのだって考えはないの?」
「あ、はい……ソウデスネ……おっしゃるとおりで」
まさに正論! かも。
円は袴の腰に吊るしてあるケースから1枚の短冊を取り出す。
短冊には不思議な模様が描かれていて、今俺に見せてくれたものは城に黒の塗られた丸と塗られていない丸、その間を黒の細い線と太い線が行き交っている。
「これは呪符って言って、強力な呪術を使ったり、式神を自分の近くに召喚したりするときに使う呪術道具」
「それは知ってる。けどどういう仕組みかは知らないな……」
「それこそ御門家の呪術師に修業が必要な理由だからね。この呪符には呪術そのものを宿させることができる。道具のように取り出したりしまったりできる道具にできる」
そう言うメリットもどこかで読んだな。呪術は本来、発生する実証をものすごく具体的に想像して使わないと威力や効果が減衰したりそもそも発動しなかったりするらしい。
呪符にあらかじめ呪術を込めていれば、その想像をする手間が省けるので戦いの途中に想像に脳の処理を使われず、意識を戦いに向け続けやすくなるそうだ。
「だけど、呪術を符に閉じ込めるのが一番大変なのよ。具体的にどうやってかは機密だから言わないけど、それができるようになるまでには凄い時間がかかる」
「へえ、これってそんなに凄い技術なんだなぁ……」
「御門家が戦い以外に普段表に出てこないのは忙しいからよ。呪符は1回使ったら効果を失う。紙は使いまわしできるけど、呪術を封入するのに時間がかかるし、普通に別に仕事あるし、それで日中は外に出る時間がない人が多いの」
「そうなんだ……」
てか呪符の使い方は機密事項なのか……しょんぼり。
「残念だったね。もしかして私にお近づきになって呪符のつかり方を教われば強くなれるーなんて浅い考え持ってたなら諦めなさい」
めっちゃ見抜かれてるー。俺ってやっぱり単純なんだなぁ。
「でも、方法がないわけじゃないわ。京都総合高等学校ではある程度呪符の作り方とか、御門家で学ぶべきことを学べるわよ」
なんですと?
京都総合高等学校。俺が以前入学に失敗しいじけていたあそこ。巫女姿ならあるいは、というたくらみを現在抱いていたが、なんと入学すればそんなメリットもあるのか。
「なんか嬉しそうね」
「ああ、いいこと聞いた。でも機密事項じゃないのか?」
「あの学校は特別なのよ。私も学生だけど、あそこ御門家本家がスポンサーやってるから。その代わりに卒業生のうち見込みがある子を御門家に入門させてほしいらしい」
「へぇ」
それはまた、あの学校に行く意味も増えた。やはり強くなるという目的を果たすにも良い環境が整ってそうだと期待が膨らむ。
夜の闇も消えはじめ、朝がやってくる。
「……ちょっと話しこんじゃった。悪いわ。結構長話しちゃった」
「いや、なかなかストレス抱えてるね……」
まさかあの後、普段のお家暮らしの愚痴がどんどん出てくるただの世間話をすることになるとは。彼女、思ったよりおしゃべりなタイプなのかも。
「お茶もなくなったしそろそろ部屋に戻れば。少し眠そうだし」
「ああ、そろそろ小腹も空いたし、朝ごはんを。君も一緒にどう?」
「さすがに中に入るのは躊躇われるわ。一応観察対象だし、連れ込まれて変なことされても困るもん」
「それもそうか」
別にしないのだが、まあ仕方ないだろう。また差し入れを持ってくることに決めて俺は家の中に戻ろうとする。
――その時。
近くで大きな爆発が起こった。
「うそなに?」
その後、叫び声と、
「たすけてぇええええええ!」
助けを求める声。
前言撤回。すぐに向かわないと!
あ、でも剣がない。一度部屋には戻らないと……。
「なんで、もう朝なのに……!」
なんと観察任務中のはずの円さんはすぐにその現場へと走り出した。俺たちの観察はどうする気なのか。
でも、助けを求められて走り出せるのはいい奴だ。俺も加勢をするべく部屋に残した刀を取りに戻り、跳ね返るかのようにまた部屋を出た。
だって御門の呪術師には式神がついてその人の戦いをサポートしてくれるって。書いてあったんだもん。
信じられないくらいに握力があるよこの子。
「あなた、柔らかいほっぺね。触ってて楽しい」
「離せぇ」
「は? 生意気ね。私の痛いところをついたお前は黙って……いや初対面に近い相手にさすがにそれは無茶か。いいわ、この程度にしておいてあげる」
手が離れ、つねられていたところがまだ痛みを訴えている。
「そうよ。私には自分の式神がいないの。だから……仲間のみんなが羨ましい。私には呪術師として生きる才能も権利もない、みたいに思えて辛いの。そこは分かってよね。君にも非があるんだから」
その気持ちは少し分かる気がする。結果が出ないと敗北感と劣等感が湧き出して心が疲弊する。涙を流したくなったり狂いたくなったりする。
「悪かったよ」
辛さというのは他人には真に理解できないものだ。俺はそれをよく知っている。
例えば、何度も失敗する俺を見て、俺の為を思ってか、近所のおせっかいな大人や姉貴は『戦いの勉強をやめてみろ』と言う。やめれば気持ちも楽になるし、未来が明るくなるかもしれないと。
その言葉こそ俺が聞いていて一番辛い。まるでこれまでの努力を、自分がこう生きたいという夢を、全て踏みにじられている気分になる。
思い立っただけの親切心は爆弾になりがちだ。俺はそうならないように気を付けないといけないな。
「なんでいないんだ?」
「さあ。兄や姉はなにも心配いらないって言ってくるし、式神のみんなも平気だとしか言ってくれないし」
円の顔はそれでも落ち込んだというよりはむくれていた。
「ちょっと愚痴になっちゃうけど。これでも式神に嫌われているわけじゃないのよ。他の人の式神とは仲良くできるし」
「そうなのか」
「でも、いざ私自身のってなると困ったことになるの。召喚しても、式神側から『無理、荷が重すぎる』とか『私では役に立てない』って言われるし、野良の奴を捕まえても『お前のものになるくらいならここで自爆する』とか言うのよ。ひどくない?」
「なんでまたそんな……」
「分かれば苦労してないわよ巫女ぉ!」
ごめんなさい。それにしても、別に彼女が力不足だって言われ方じゃないようだ。何か他に原因があるってことだ。
そして彼女の現在、むくれている顔は反抗心の表れだろうか。であれば、彼女も式神いないことで絶望しているわけではなく、単に気に入らないという感じのようだ。
「前は、いや最近もか。たまに式神のいない人間が天若家本家の人間として生きられるはずがなしっていじけてるけど、それだけにはならないように行動あるのみよ」
「現に呪術師として働いてるもんな。俺たちの監視にも来てるわけだし」
「そういうこと。実績を上げまくって天若家の伝説になってやることに決めたわ。式神なんていなくても呪術師はやっていける。わたしは例外になってやるんだって」
凄い覚悟だな、と思った。
憧れではなく、誰も踏破していない、あるいはその道を歩いた者が少なく安全が保障されない道を堂々と突き進むと彼女は言ったのだ。
無いことを欠点とみるのではなく、それを受け入れだから、それに価値をつけること。それこそ賞賛に値する心構えだ。俺の見習わないとな、同じような道を歩き出した者として。
「いいと思う。俺は応援するよ。それ」
円は目を細め、口の形を真っ平にする。どんな表情か読めない謎な顔で俺が何かまた余計なことを言ってしまったか、その表情からくみ取ることすらできない。
「あなた、自分が観察対象になってるって理解してる? そんな状態の奴にそう言われてもこっちが困るんだけど」
「えぇ……。いいじゃないか、嘘は言っていないぞ」
「そう? ならありがと」
たしかにまだ友達ってわけじゃないもんね……。監視対象にいきなり馴れ馴れしく褒められても反応に困るのは理解できなくもない。
実際俺だったら間違いなく疑っていると思うよ。あの反応も仕方ないと割りきるしかないか。
「そういえば、お茶のお礼をしないと礼に欠けるね。さっき貴方、妙に御門家について興味津々だったけど、何かあるの? 少しくらいなら答えてあげるわ」
おお、まさかのチャンス到来だ。
「俺は悪霊狩りの技を学んで強くなりたい。その過程で呪術についてもいくらか学んだんだけど、やっぱり呪術といえば御門家とその傘下の家の話はセットだし」
彼女の方からそのように言ってくれたのは嬉しい限りだ。ここは少し強欲に興味を示しておきべきだろう。あわよくば何か本物の呪術師からいいことを訊けるかもしれない。
完全にインタビュアー気分だな、俺。
「特に強力な呪術や式神と言えば御門家ってくらいだし、その戦い方を少しでも学べれば俺ももっと強くなれるんじゃないかなって。前々から興味は持ってたんだ」
「あなた、鬼娘の巫女やってるわりに、そこら辺の考えかたは俗っぽいのねー」
返しの言い方で分かる。呆れられた……。
「呪術と言えば御門家なんでしょ? なら御門家かその傘下に生まれて、子供のころから長い間修業をしてようやく使えるようになるから専売特許なのだって考えはないの?」
「あ、はい……ソウデスネ……おっしゃるとおりで」
まさに正論! かも。
円は袴の腰に吊るしてあるケースから1枚の短冊を取り出す。
短冊には不思議な模様が描かれていて、今俺に見せてくれたものは城に黒の塗られた丸と塗られていない丸、その間を黒の細い線と太い線が行き交っている。
「これは呪符って言って、強力な呪術を使ったり、式神を自分の近くに召喚したりするときに使う呪術道具」
「それは知ってる。けどどういう仕組みかは知らないな……」
「それこそ御門家の呪術師に修業が必要な理由だからね。この呪符には呪術そのものを宿させることができる。道具のように取り出したりしまったりできる道具にできる」
そう言うメリットもどこかで読んだな。呪術は本来、発生する実証をものすごく具体的に想像して使わないと威力や効果が減衰したりそもそも発動しなかったりするらしい。
呪符にあらかじめ呪術を込めていれば、その想像をする手間が省けるので戦いの途中に想像に脳の処理を使われず、意識を戦いに向け続けやすくなるそうだ。
「だけど、呪術を符に閉じ込めるのが一番大変なのよ。具体的にどうやってかは機密だから言わないけど、それができるようになるまでには凄い時間がかかる」
「へえ、これってそんなに凄い技術なんだなぁ……」
「御門家が戦い以外に普段表に出てこないのは忙しいからよ。呪符は1回使ったら効果を失う。紙は使いまわしできるけど、呪術を封入するのに時間がかかるし、普通に別に仕事あるし、それで日中は外に出る時間がない人が多いの」
「そうなんだ……」
てか呪符の使い方は機密事項なのか……しょんぼり。
「残念だったね。もしかして私にお近づきになって呪符のつかり方を教われば強くなれるーなんて浅い考え持ってたなら諦めなさい」
めっちゃ見抜かれてるー。俺ってやっぱり単純なんだなぁ。
「でも、方法がないわけじゃないわ。京都総合高等学校ではある程度呪符の作り方とか、御門家で学ぶべきことを学べるわよ」
なんですと?
京都総合高等学校。俺が以前入学に失敗しいじけていたあそこ。巫女姿ならあるいは、というたくらみを現在抱いていたが、なんと入学すればそんなメリットもあるのか。
「なんか嬉しそうね」
「ああ、いいこと聞いた。でも機密事項じゃないのか?」
「あの学校は特別なのよ。私も学生だけど、あそこ御門家本家がスポンサーやってるから。その代わりに卒業生のうち見込みがある子を御門家に入門させてほしいらしい」
「へぇ」
それはまた、あの学校に行く意味も増えた。やはり強くなるという目的を果たすにも良い環境が整ってそうだと期待が膨らむ。
夜の闇も消えはじめ、朝がやってくる。
「……ちょっと話しこんじゃった。悪いわ。結構長話しちゃった」
「いや、なかなかストレス抱えてるね……」
まさかあの後、普段のお家暮らしの愚痴がどんどん出てくるただの世間話をすることになるとは。彼女、思ったよりおしゃべりなタイプなのかも。
「お茶もなくなったしそろそろ部屋に戻れば。少し眠そうだし」
「ああ、そろそろ小腹も空いたし、朝ごはんを。君も一緒にどう?」
「さすがに中に入るのは躊躇われるわ。一応観察対象だし、連れ込まれて変なことされても困るもん」
「それもそうか」
別にしないのだが、まあ仕方ないだろう。また差し入れを持ってくることに決めて俺は家の中に戻ろうとする。
――その時。
近くで大きな爆発が起こった。
「うそなに?」
その後、叫び声と、
「たすけてぇええええええ!」
助けを求める声。
前言撤回。すぐに向かわないと!
あ、でも剣がない。一度部屋には戻らないと……。
「なんで、もう朝なのに……!」
なんと観察任務中のはずの円さんはすぐにその現場へと走り出した。俺たちの観察はどうする気なのか。
でも、助けを求められて走り出せるのはいい奴だ。俺も加勢をするべく部屋に残した刀を取りに戻り、跳ね返るかのようにまた部屋を出た。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる