361 / 1,127
再びアルバラスト編
イチャコラの波動
しおりを挟む
ズザザッ!「イチャコラの波動はここか!」
「「ひぃっ、出た!」」
ノアとクロラが会話をしていると、脇道からボサボサ頭のポーラが滑り込んできた。
「あ、あれ、ポーラちゃん湯浴みに行ってたんじゃないの?」
「上がった後、夜風に当たってたらイチャコラの波ど…う"う"ん!胸騒ぎを感じてね、面白い事…う"う"ん!不安に駆られてやって来「言ってる、全部言ってるから言い直さなくて良いよポーラちゃん…」
相変わらずこの手の話をしていると何処からともなく姿を現すポーラは、眉唾物の波動を感知してやって来たらしい。
「それに、パーティメンバーのステータス確認したらクロラが"高揚"状態になってるんだもの、"これは少年と一緒に居るな"と思って<地獄耳>を発動して周辺を探ってたら少年の声で『手綱を引いてて貰いたい』なんて聞こえてきたのよ?
遂に少年がクロラに告ったと思って見に来たのよ。」
「そう思うなら静かに見守っててくれよ…
何故かポーラの気配って分かり辛いんだから…」
「ふふふ…その辺りは秘密という事で。
それでクロラは了承したの?」
「あ、あのね、ポーラちゃん。
さっきの事は告白じゃなくてね…」
「あー、取り敢えず場所移さない?」
割と説明が必要な為、ポーラも引き連れ屋台街の方に向かう事にした。
チュルルルルッ…
「あら残念、漸く少年がクロラに告ったと思ったのに…」
ズルルルルッ…
「いやいや…"僕の手綱を引いてて貰いたい"、って言う告白がどこにあるんだよ…
あ、おじさん、そばもう一杯。」
「はいよ。」
チュルルルルッ…
「あら、少年の様に色々と危なっかしい人程、しっかり者のクロラみたいな子が手綱を引いてた方が良いと私は思うけどね。」
ズルルルルッ…
「ほー、クロラさん、しっかり者なんですね。」
ズバババッ。
「そ、そんな事無いよ…
あ、おじさん、私もそばもう一杯。」
「はいよ。」
チュルルルルッ…
「クロラはしっかり者よ。
少年の前だとデッレデレになってるけど、普段はパーティの財布番をお願いしてるの。」
ズ…
「…クロラさんに…財布番を…?」
「…えぇ。
最初は皆少年と同じ反応をしたものよ…」
「まぁ皆そう思うよね…」
日頃のクロラを見ていれば、パーティの財布を任すのがどれ程躊躇われる事か、想像に難くない。
「でも今となっては正解だったわ。
新人冒険者パーティの半数が金銭面で解散する中、クロラは買い物の仕方が上手だし、こうして余裕を持って食事が出来るのはクロラのお陰よ。」
チュルル…
そう言って再びそばを啜るポーラ。
ポーラの言う事は実際によくある事で、新人冒険者パーティ解散の大半の理由が『金銭面』である。
何故なら、新人冒険者同士で作ったパーティなぞ、【適正】の儀を受けたばかりの素人集団でしかなく、まともな稼ぎを得る事は難しい。
しかもパーティである以上稼ぎを分割しなければならないが、パーティの人数が多くなると、その分1人1人の手に渡る金は少額になる。
そこから各々のポーション等の消耗品、武器の手入れの代金、日々の食費が引かれる為自由に使える金は微々たる物にしかならない。
だが、王都やアルバラスト等の大きな街には誘惑は多い。
新人冒険者の大半が春先に旅立つ事が多い為、商人達はその時期に狙いを定めてギリギリ手の届きそうな額の装備を売りに出す。
男の子は見た目が厳つく、女の子は派手目を好む傾向にあるとか。(性能はそこまで重視していない。)
お年頃な性格もあって"自身の実力を高く見積もってしまう"傾向にあり、その装備買いたさに新人冒険者にしては難易度の高い依頼を受け、失敗。
違約金を払う羽目になる流れが稀にあるらしい。
そして冒険者生活を開始して大体1ヶ月程すると、そういった事が足を引っ張り始め、2~3人組パーティはまだしも、4~6人組パーティの多くは金銭面に困窮し、解散する事が多いという。
「矢やポーションの類、食料等をその都度買い足すのでは無く、ある程度纏まった量で買う事で安く抑え、道中破損して捨てられている武器や防具を武具屋に持って行けば買い取って貰える上、修理や手入れもやって貰えるなんて…
クロラに言われるまで思ってもみなかったわ。」
チュルル…
ポーラはそばを啜りつつもクロラのやり方に感心し、素直に褒めていた。
のだが
チュピッ「うーん…今の所雨雲が接近してる様子は無し…っと…」
ノアは指を舐めて風向きを確認し、雲の流れを見ている。
キュッ「ポーラちゃん、何か欲しい物あるのかな?
高くてもちゃんと言ってね、捻出するから。」
優しくポーラの手を握り、我が子に言い聞かせるかの様な口調で問い掛けるクロラ。
「…2人の対応で私が普段どういう目で見られてるのか何と無く察したわ。
と言うかクロラ、まだ捻出の余地があるのね…」
素直に褒めただけなのに何か変な誤解を与えてしまったポーラ。
『今後はもうちょっと普通に接しよう』
そう心に決めるポーラであった。
「それで少年よ、明日はアルバさんと話がある様だから良いとして出立するのは明後日以降かしら?」
「いや、用事が早い段階で済んで、皆さんに予定が無ければ早々に街を出立しましょう。
道中何があるか分からないので。」
「少年は良いの?
…その、さっきしんどそうにしていたじゃない?」
ポーラなりに心配している様だ。
チュピッ「……。」
「ポーラちゃん、この間護身用の鞭欲しいって言ってたよね?
良いよ~クロラお姉ちゃんに任「風向きを見るな、手持ちのお金でどうとでもなるから費用を工面しようとしない!私は至って普通よ!」
自分なりに普通に接したつもりなのに様子がおかしいと思われてしまったポーラは
『やっぱ今まで通りに接しよう』
そう心に決めるポーラであった。
「取り敢えずは腹一杯になったら呼び出しがあるまで寝るとするよ。」
「その方が良いよ、ノア君クタクタだものね。」
「…ふぅ、私はもうお腹一杯。あなた達は腹何分目?」
「「2。」」
「…そう、それじゃあ私は先に宿に戻るわね。
後は2人仲良くゆっくり食事を楽しんでらっしゃい。
おじさん、お代置いておくわね。」チャリ…
「はいよー。」
席を立ったポーラは、代金を支払って屋台を後にしようとする。
「ポーラちゃん、本当に大丈夫?」
「普段だったら僕らの痴態見たさに、カウンターに囓り付いてでもこの場に残るハズ…」
「痴態を行ってる自覚はあったのね…
深読みしなくても良いわ、あなた達が満腹になるまで待ってたら胃が凭れるから先に戻るだけよ。」
そう言って軽く微笑んだポーラは、1人宿へと戻っていった。
その後ノアとクロラは2軒程の屋台に連れ立っていき、お互い食事と2人っきりの時間を楽しんだのであった。
その頃宿に居るヴァモスとベレーザ、ヴァンディットはというと
「ふがっ…あれ!?ノア様!?ノア様!?」
「んにゃあ、ヴァモシュ、まだ眠いにゃ…」
「むにゃむにゃ…う~ん、ふかふか~。」
「「ひぃっ、出た!」」
ノアとクロラが会話をしていると、脇道からボサボサ頭のポーラが滑り込んできた。
「あ、あれ、ポーラちゃん湯浴みに行ってたんじゃないの?」
「上がった後、夜風に当たってたらイチャコラの波ど…う"う"ん!胸騒ぎを感じてね、面白い事…う"う"ん!不安に駆られてやって来「言ってる、全部言ってるから言い直さなくて良いよポーラちゃん…」
相変わらずこの手の話をしていると何処からともなく姿を現すポーラは、眉唾物の波動を感知してやって来たらしい。
「それに、パーティメンバーのステータス確認したらクロラが"高揚"状態になってるんだもの、"これは少年と一緒に居るな"と思って<地獄耳>を発動して周辺を探ってたら少年の声で『手綱を引いてて貰いたい』なんて聞こえてきたのよ?
遂に少年がクロラに告ったと思って見に来たのよ。」
「そう思うなら静かに見守っててくれよ…
何故かポーラの気配って分かり辛いんだから…」
「ふふふ…その辺りは秘密という事で。
それでクロラは了承したの?」
「あ、あのね、ポーラちゃん。
さっきの事は告白じゃなくてね…」
「あー、取り敢えず場所移さない?」
割と説明が必要な為、ポーラも引き連れ屋台街の方に向かう事にした。
チュルルルルッ…
「あら残念、漸く少年がクロラに告ったと思ったのに…」
ズルルルルッ…
「いやいや…"僕の手綱を引いてて貰いたい"、って言う告白がどこにあるんだよ…
あ、おじさん、そばもう一杯。」
「はいよ。」
チュルルルルッ…
「あら、少年の様に色々と危なっかしい人程、しっかり者のクロラみたいな子が手綱を引いてた方が良いと私は思うけどね。」
ズルルルルッ…
「ほー、クロラさん、しっかり者なんですね。」
ズバババッ。
「そ、そんな事無いよ…
あ、おじさん、私もそばもう一杯。」
「はいよ。」
チュルルルルッ…
「クロラはしっかり者よ。
少年の前だとデッレデレになってるけど、普段はパーティの財布番をお願いしてるの。」
ズ…
「…クロラさんに…財布番を…?」
「…えぇ。
最初は皆少年と同じ反応をしたものよ…」
「まぁ皆そう思うよね…」
日頃のクロラを見ていれば、パーティの財布を任すのがどれ程躊躇われる事か、想像に難くない。
「でも今となっては正解だったわ。
新人冒険者パーティの半数が金銭面で解散する中、クロラは買い物の仕方が上手だし、こうして余裕を持って食事が出来るのはクロラのお陰よ。」
チュルル…
そう言って再びそばを啜るポーラ。
ポーラの言う事は実際によくある事で、新人冒険者パーティ解散の大半の理由が『金銭面』である。
何故なら、新人冒険者同士で作ったパーティなぞ、【適正】の儀を受けたばかりの素人集団でしかなく、まともな稼ぎを得る事は難しい。
しかもパーティである以上稼ぎを分割しなければならないが、パーティの人数が多くなると、その分1人1人の手に渡る金は少額になる。
そこから各々のポーション等の消耗品、武器の手入れの代金、日々の食費が引かれる為自由に使える金は微々たる物にしかならない。
だが、王都やアルバラスト等の大きな街には誘惑は多い。
新人冒険者の大半が春先に旅立つ事が多い為、商人達はその時期に狙いを定めてギリギリ手の届きそうな額の装備を売りに出す。
男の子は見た目が厳つく、女の子は派手目を好む傾向にあるとか。(性能はそこまで重視していない。)
お年頃な性格もあって"自身の実力を高く見積もってしまう"傾向にあり、その装備買いたさに新人冒険者にしては難易度の高い依頼を受け、失敗。
違約金を払う羽目になる流れが稀にあるらしい。
そして冒険者生活を開始して大体1ヶ月程すると、そういった事が足を引っ張り始め、2~3人組パーティはまだしも、4~6人組パーティの多くは金銭面に困窮し、解散する事が多いという。
「矢やポーションの類、食料等をその都度買い足すのでは無く、ある程度纏まった量で買う事で安く抑え、道中破損して捨てられている武器や防具を武具屋に持って行けば買い取って貰える上、修理や手入れもやって貰えるなんて…
クロラに言われるまで思ってもみなかったわ。」
チュルル…
ポーラはそばを啜りつつもクロラのやり方に感心し、素直に褒めていた。
のだが
チュピッ「うーん…今の所雨雲が接近してる様子は無し…っと…」
ノアは指を舐めて風向きを確認し、雲の流れを見ている。
キュッ「ポーラちゃん、何か欲しい物あるのかな?
高くてもちゃんと言ってね、捻出するから。」
優しくポーラの手を握り、我が子に言い聞かせるかの様な口調で問い掛けるクロラ。
「…2人の対応で私が普段どういう目で見られてるのか何と無く察したわ。
と言うかクロラ、まだ捻出の余地があるのね…」
素直に褒めただけなのに何か変な誤解を与えてしまったポーラ。
『今後はもうちょっと普通に接しよう』
そう心に決めるポーラであった。
「それで少年よ、明日はアルバさんと話がある様だから良いとして出立するのは明後日以降かしら?」
「いや、用事が早い段階で済んで、皆さんに予定が無ければ早々に街を出立しましょう。
道中何があるか分からないので。」
「少年は良いの?
…その、さっきしんどそうにしていたじゃない?」
ポーラなりに心配している様だ。
チュピッ「……。」
「ポーラちゃん、この間護身用の鞭欲しいって言ってたよね?
良いよ~クロラお姉ちゃんに任「風向きを見るな、手持ちのお金でどうとでもなるから費用を工面しようとしない!私は至って普通よ!」
自分なりに普通に接したつもりなのに様子がおかしいと思われてしまったポーラは
『やっぱ今まで通りに接しよう』
そう心に決めるポーラであった。
「取り敢えずは腹一杯になったら呼び出しがあるまで寝るとするよ。」
「その方が良いよ、ノア君クタクタだものね。」
「…ふぅ、私はもうお腹一杯。あなた達は腹何分目?」
「「2。」」
「…そう、それじゃあ私は先に宿に戻るわね。
後は2人仲良くゆっくり食事を楽しんでらっしゃい。
おじさん、お代置いておくわね。」チャリ…
「はいよー。」
席を立ったポーラは、代金を支払って屋台を後にしようとする。
「ポーラちゃん、本当に大丈夫?」
「普段だったら僕らの痴態見たさに、カウンターに囓り付いてでもこの場に残るハズ…」
「痴態を行ってる自覚はあったのね…
深読みしなくても良いわ、あなた達が満腹になるまで待ってたら胃が凭れるから先に戻るだけよ。」
そう言って軽く微笑んだポーラは、1人宿へと戻っていった。
その後ノアとクロラは2軒程の屋台に連れ立っていき、お互い食事と2人っきりの時間を楽しんだのであった。
その頃宿に居るヴァモスとベレーザ、ヴァンディットはというと
「ふがっ…あれ!?ノア様!?ノア様!?」
「んにゃあ、ヴァモシュ、まだ眠いにゃ…」
「むにゃむにゃ…う~ん、ふかふか~。」
99
あなたにおすすめの小説
精霊に愛された錬金術師、チートすぎてもはや無敵!?
あーもんど
ファンタジー
精霊の愛し子で、帝国唯一の錬金術師である公爵令嬢プリシラ。
彼女は今日もマイペースに、精霊達と楽しくモノ作りに励む。
ときどき、悪人を断罪したり人々を救ったりしながら。
◆小説家になろう様にて、先行公開中◆
◆三人称視点で本格的に書くのは初めてなので、温かい目で見守っていただけますと幸いです◆
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
奪う人たちは放っておいて私はお菓子を焼きます
タマ マコト
ファンタジー
伯爵家の次女クラリス・フォン・ブランディエは、姉ヴィオレッタと常に比較され、「控えめでいなさい」と言われ続けて育った。やがて姉の縁談を機に、母ベアトリスの価値観の中では自分が永遠に“引き立て役”でしかないと悟ったクラリスは、父が遺した領都の家を頼りに自ら家を出る。
領都の端でひとり焼き菓子を焼き始めた彼女は、午後の光が差す小さな店『午後の窓』を開く。そこへ、紅茶の香りに異様に敏感な謎の青年が現れる。名も素性も明かさぬまま、ただ菓子の味を静かに言い当てる彼との出会いが、クラリスの新しい人生をゆっくりと動かし始める。
奪い合う世界から離れ、比較されない場所で生きると決めた少女の、静かな再出発の物語。
転生幼子は生きのびたい
えぞぎんぎつね
ファンタジー
大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。
だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。
神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。
たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。
一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。
※ネオページ、カクヨムにも掲載しています
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる