912 / 1,117
取り敢えず南へ編
紹介
しおりを挟む
~宿『ポルターガイスト』~
ガチャ…
「た、ただいまー…」
「ただいまっちゃね。(ミダレ)」
「あらお帰りなさいませノ…(ヴァンディット)」
「遅かったね2人と…え?(ラインハード)」
「お帰りですノアさ…(ミリア)」
「お帰りですぞお二方。
親睦は深められましたか…な?(クリストフ)」
ダンジョン『幽閉霊』から戻り、宿へとやって来たノアとミダレ。
部屋の中には工房に行っていた一同が戻ってきており、各々談笑していたのだが、2人の帰宅に声を掛けるも、真っ先にミダレの変化に驚くのだった。
何せミダレは夏だと言うのにファー付きのフードを被っており、しかもそのフードからは″ツノ″と″翼″が生えていた。
てっきりアクセサリー等の装飾の類いだと思ったが、″翼″は時折パタパタと動いている。
実はこのファー付きのフードは、ミダレの夢魔となった『モコモコ(仮称)』が″変装用に変化した姿″なのである。
更にフードの隙間から覗く、ミダレの下腹部辺りの健康的な小麦色の肌には″紋様″の様な物が描かれていた。
これはダンジョンを出た時に気付き、『モコモコ(仮称)』によればミダレとの″主従契約″を結んだ際に刻まれた証であり、通称″淫紋″と呼ばれる物らしい。
ノアとの繋がりを意味し、″全てを捧げても良い相手が見付かった者″を表す印を意味し、同族のサキュバスからは敬われるのだとか。
他にも″淫紋″には色々と効果や意味合いがあるのだが、それはまた別の話となる。
「あらあら、あら…!(ヴァンディット)」
「おやおやおや…!(ラインハード)」
「体に″紋様″…あ、【商人】の勉強で習った…(ミリア)」
「あー…はー…ふーん…(クリストフ)」
「……。」
「「「「ノア様・君・さん・殿、おめで「待って待って皆、ちょーっと勘違いしてると思うなぁ…
こ、こうなった経緯を掻い摘まんで話すから少ーし時間くれるかな…?」
医学を齧っている故、サキュバスの特性も理解しており″淫紋″の意味を知るヴァンディット。
″淫紋″の意味は知らずとも、女としての勘でミダレの変化で何と無く察するラインハード。
【奴隷商】の勉強も少し齧った時に、対象の体に″紋様″を刻む意味を習ったミリア。
そこはかとなく″淫紋″の知識を持っているクリストフ。
一同はノアが″致した″な、と勘違いして祝福するも、瞬時に察したノアとミダレを交えて経緯を説明するのであった。
※勿論ですがお手手ペロンペロンや口内レイプは除外しています。
「あらあら、そんな事があったのですね。
…何と言いますか、ご苦労様です…(ヴァンディット)」
「いやー…ダンジョンマスターの趣味趣向が反映される事はあるけどそれは災難だったね。(ラインハード)」
「それは(色々な意味で)大変でしたね…(ミリア)」
「余計な横槍があった様ですが、御二人の仲が深まった様で何より…ですかな。(クリストフ)」
一先ずノアはダンジョンマスターである識童子との出会いから主従契約までの経緯を説明。
取り敢えず一定の理解は示してくれたと思うが
キュッ…(ノアの手にミダレの手が絡む。)
「仲深まったっちゃよねー?(ミダレ)」
「あ、あぁ…」
((((あ、ふーん…(察)))))
ミダレからのスキンシップ増加とノアの辿々しさから、他にも何かあったんだろうなー、とは思われている様子であった。
「それよりミダレちゃん、その可愛らしい服や頭飾りはどうしたの?
もしかしてダンジョンのドロップ品?(ラインハード)」
「あ、これはね服とかアクセサリーの類いじゃなくてね…
″『イスクリード』″ここに居るのがクランの皆さんっちゃ、挨拶してね。(ミダレ)」
《はーい!》
「「「「え?」」」」
恐らくこの部屋に居る誰しもがずーっと気になっていたであろうミダレが身に付けていた″ファー付きのフード″がミダレの呼び掛けに応じて喋り出した。
前述したが正体は『モコモコ(仮称)』なのだが、主人であるミダレによる正式な名付けにより『イスクリード』と言う名になった。
スルスル…(ミダレの肩に掛かっていた『イスクリード』が離れ)
パタパタ…(小さな翼を羽ばたかせて)
モフン。(床に降り立った。)
《はじめまして、ボクはミダレ様の夢魔『イスクリード』だよ。
みなさんとははじめましてだからお名前教えてね。》
「「「わー!可愛いー!」」」
「ほほぅ、まるでモコモコの人形の様…
これでクランにまた新たなマスコットが増えましたなぁ。(クリストフ)」
「え?」
「え?(クリストフ)」
ミダレの肩から下りた『イスクリード』はツノを入れても腰程の高さしか無く、くりっとした大きな目と背中に生えた小さな翼、尻尾が特徴的である。
全身をモフモフで灰色の毛に覆われ、腕が長いのか足が短いのか定かでは無いが、気を付けの姿勢になると、腕の先にある3本の長いツメが地面に付いてしまう。
ちなみにツノやツメの先は丸まっているので相手を傷つける心配は無い。
簡単に自己紹介を終えた『イスクリード』は、女性陣から黄色い声援を浴びて揉みくちゃにされるのであった。
~アンテイカーから南に5山越えた場所にある街『カステロ』~
「おやっさん、またアンテイカーから報告が来たんだが…?」
「今度は何だ?」
「なんでもアンテイカーにある洞窟の奥にダンジョンが形成されつつあったらしく、たまたま居合わせた冒険者によって阻止されたらしい。」
「…で?その冒険者、【鬼神】なのだろう?」
「…あぁそうだ。」
「はぁ…【鬼神】か…
【鬼神】が居た獣人国では大氾濫、【鬼神】の通り道に【勇者】軍。
【鬼神】の行く先々で面倒事が毎度発生しておる…
【勇者】軍を撃退してくれた事に関しては感謝するが、この街でもそういった面倒事を起こされたら堪ったものでは無い…」
「『ウォルタメ』、『アンテイカー』と来れば、間違いなくここ『カステロ』にも【鬼神】は来るでしょうな。」
「…ウチは先日大規模な行政事業を行ったばかりで金が少ないんだぞ…
面倒だ、門に看板を立てておけ、『【鬼神】立入禁止』とな。
序でに門兵も立てて警戒に当たってくれる様頼めるか?」
「…まるで対応が″モンスター″ですな…
…しかし良いんですか?【鬼神】は領主のロスト伯爵のお気に入り。
下手な手を打っては此方に悪い印象を持たれるのでは…?」
「貴族様の考えている事は分からん。
どうせ一時の名声にあやかろうとしているだけだろう。
ほら、つべこべ言わずに警戒にあたれ。
もしかしたらもう街の近くに来ているかも知れないだろ?」
「へいへい、了解しましたとも。」
ガチャ…
「た、ただいまー…」
「ただいまっちゃね。(ミダレ)」
「あらお帰りなさいませノ…(ヴァンディット)」
「遅かったね2人と…え?(ラインハード)」
「お帰りですノアさ…(ミリア)」
「お帰りですぞお二方。
親睦は深められましたか…な?(クリストフ)」
ダンジョン『幽閉霊』から戻り、宿へとやって来たノアとミダレ。
部屋の中には工房に行っていた一同が戻ってきており、各々談笑していたのだが、2人の帰宅に声を掛けるも、真っ先にミダレの変化に驚くのだった。
何せミダレは夏だと言うのにファー付きのフードを被っており、しかもそのフードからは″ツノ″と″翼″が生えていた。
てっきりアクセサリー等の装飾の類いだと思ったが、″翼″は時折パタパタと動いている。
実はこのファー付きのフードは、ミダレの夢魔となった『モコモコ(仮称)』が″変装用に変化した姿″なのである。
更にフードの隙間から覗く、ミダレの下腹部辺りの健康的な小麦色の肌には″紋様″の様な物が描かれていた。
これはダンジョンを出た時に気付き、『モコモコ(仮称)』によればミダレとの″主従契約″を結んだ際に刻まれた証であり、通称″淫紋″と呼ばれる物らしい。
ノアとの繋がりを意味し、″全てを捧げても良い相手が見付かった者″を表す印を意味し、同族のサキュバスからは敬われるのだとか。
他にも″淫紋″には色々と効果や意味合いがあるのだが、それはまた別の話となる。
「あらあら、あら…!(ヴァンディット)」
「おやおやおや…!(ラインハード)」
「体に″紋様″…あ、【商人】の勉強で習った…(ミリア)」
「あー…はー…ふーん…(クリストフ)」
「……。」
「「「「ノア様・君・さん・殿、おめで「待って待って皆、ちょーっと勘違いしてると思うなぁ…
こ、こうなった経緯を掻い摘まんで話すから少ーし時間くれるかな…?」
医学を齧っている故、サキュバスの特性も理解しており″淫紋″の意味を知るヴァンディット。
″淫紋″の意味は知らずとも、女としての勘でミダレの変化で何と無く察するラインハード。
【奴隷商】の勉強も少し齧った時に、対象の体に″紋様″を刻む意味を習ったミリア。
そこはかとなく″淫紋″の知識を持っているクリストフ。
一同はノアが″致した″な、と勘違いして祝福するも、瞬時に察したノアとミダレを交えて経緯を説明するのであった。
※勿論ですがお手手ペロンペロンや口内レイプは除外しています。
「あらあら、そんな事があったのですね。
…何と言いますか、ご苦労様です…(ヴァンディット)」
「いやー…ダンジョンマスターの趣味趣向が反映される事はあるけどそれは災難だったね。(ラインハード)」
「それは(色々な意味で)大変でしたね…(ミリア)」
「余計な横槍があった様ですが、御二人の仲が深まった様で何より…ですかな。(クリストフ)」
一先ずノアはダンジョンマスターである識童子との出会いから主従契約までの経緯を説明。
取り敢えず一定の理解は示してくれたと思うが
キュッ…(ノアの手にミダレの手が絡む。)
「仲深まったっちゃよねー?(ミダレ)」
「あ、あぁ…」
((((あ、ふーん…(察)))))
ミダレからのスキンシップ増加とノアの辿々しさから、他にも何かあったんだろうなー、とは思われている様子であった。
「それよりミダレちゃん、その可愛らしい服や頭飾りはどうしたの?
もしかしてダンジョンのドロップ品?(ラインハード)」
「あ、これはね服とかアクセサリーの類いじゃなくてね…
″『イスクリード』″ここに居るのがクランの皆さんっちゃ、挨拶してね。(ミダレ)」
《はーい!》
「「「「え?」」」」
恐らくこの部屋に居る誰しもがずーっと気になっていたであろうミダレが身に付けていた″ファー付きのフード″がミダレの呼び掛けに応じて喋り出した。
前述したが正体は『モコモコ(仮称)』なのだが、主人であるミダレによる正式な名付けにより『イスクリード』と言う名になった。
スルスル…(ミダレの肩に掛かっていた『イスクリード』が離れ)
パタパタ…(小さな翼を羽ばたかせて)
モフン。(床に降り立った。)
《はじめまして、ボクはミダレ様の夢魔『イスクリード』だよ。
みなさんとははじめましてだからお名前教えてね。》
「「「わー!可愛いー!」」」
「ほほぅ、まるでモコモコの人形の様…
これでクランにまた新たなマスコットが増えましたなぁ。(クリストフ)」
「え?」
「え?(クリストフ)」
ミダレの肩から下りた『イスクリード』はツノを入れても腰程の高さしか無く、くりっとした大きな目と背中に生えた小さな翼、尻尾が特徴的である。
全身をモフモフで灰色の毛に覆われ、腕が長いのか足が短いのか定かでは無いが、気を付けの姿勢になると、腕の先にある3本の長いツメが地面に付いてしまう。
ちなみにツノやツメの先は丸まっているので相手を傷つける心配は無い。
簡単に自己紹介を終えた『イスクリード』は、女性陣から黄色い声援を浴びて揉みくちゃにされるのであった。
~アンテイカーから南に5山越えた場所にある街『カステロ』~
「おやっさん、またアンテイカーから報告が来たんだが…?」
「今度は何だ?」
「なんでもアンテイカーにある洞窟の奥にダンジョンが形成されつつあったらしく、たまたま居合わせた冒険者によって阻止されたらしい。」
「…で?その冒険者、【鬼神】なのだろう?」
「…あぁそうだ。」
「はぁ…【鬼神】か…
【鬼神】が居た獣人国では大氾濫、【鬼神】の通り道に【勇者】軍。
【鬼神】の行く先々で面倒事が毎度発生しておる…
【勇者】軍を撃退してくれた事に関しては感謝するが、この街でもそういった面倒事を起こされたら堪ったものでは無い…」
「『ウォルタメ』、『アンテイカー』と来れば、間違いなくここ『カステロ』にも【鬼神】は来るでしょうな。」
「…ウチは先日大規模な行政事業を行ったばかりで金が少ないんだぞ…
面倒だ、門に看板を立てておけ、『【鬼神】立入禁止』とな。
序でに門兵も立てて警戒に当たってくれる様頼めるか?」
「…まるで対応が″モンスター″ですな…
…しかし良いんですか?【鬼神】は領主のロスト伯爵のお気に入り。
下手な手を打っては此方に悪い印象を持たれるのでは…?」
「貴族様の考えている事は分からん。
どうせ一時の名声にあやかろうとしているだけだろう。
ほら、つべこべ言わずに警戒にあたれ。
もしかしたらもう街の近くに来ているかも知れないだろ?」
「へいへい、了解しましたとも。」
33
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる