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ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
挨拶
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~名も無き広大な大地の最奥・数千メル級の山頂付近~
『『『ゴォオオオオッ!』』』(猛吹雪)
《…oskn?》
〔osikd…〕
[mtarjni?
iznmhtztnortitt2s-knkristmdttktjsskgars…]
《〔j-bnnarern。(十分あり得るな。)〕》
視界全てが白に覆われ、右も左も分からないこの場所のそこかしこから何者かの話し声が聞こえる。
だがその意味を理解する事は難しい。
古く、限られた種族のみが話せる言語である故、理解するには相応の<スキル>を必要とする。
《um…hnnuhkntdkrs、trerrtirwkdhnssud。》
[dkrmetonjpt-njni?(だから前と同じパターンじゃない?)snpisrdkmddtomukd…?]
《dtiig…(だと良いが…)
…″gkith、strgknirhdnbsnndruk…″》
どっしりと腹の底に響く様な声音の存在がポツリと呟き、そのまま仲間が向かった山の麓を眺めるのであった。
~ヴァリエンテ領・街中の通り~
〈ねね、ね、僕ちゃん僕ちゃん、さっきのって、さっきの人ってもしかしてkmsmなのだーわさ?
kmsmなのだーわさ?(小声)〉
「ほら黙って黙って。
大事な部分を濁してくれてるようだけど、言葉の調子で何と無く分かっちゃうから黙ってって。」
海神(ワダツミ)から御届け物を貰い、街(前哨基地)へと帰還中のノアと、肩にはステラ。
ステラは猫妖精(ケット・シー)だからなのか、海神(ワダツミ)の正体に気付いた様で、答えてくれないノアの肩の上で右にトコトコ左にトコトコ歩き、ノアに探りを入れていた。
大事な部分はステラが古い言葉で濁してくれているが、ニュアンスで″神様″と言っている様に聞こえる為、全く意味を成していない。
「ほら、そんなにしつこいとさっき貰った魚、ステラさんにはあげないからね?」
〈っ!??!?…フ…フニャァァ……〉
軽く叱ったつもりのノアだが、ステラにとってその言葉は効果絶大だった様で、その後のステラは文字通り猫なで声を上げてノアに謝罪するのだった。
〈…怒ってる?〉
「怒ってない。」
〈魚一緒に食べて良い?〉
「良い。」
〈脂ノッてる所が良いのだわさ。〉
「ちゃっかりしてるね。」
反省(?)したステラを肩に乗せつつノアは街の食料品店に向かう。
店先には小麦粉や穀物、干し果物等が並んでいた。
「いらっしゃい。
あら【鬼神】さん、それに可愛らしい猫ちゃん。」
んにゃぁ。
ちなみにステラがケット・シーである事はノアの仲間とヴァリエンテ一家や兵士、街の少数のみである。
折角お忍び(?)で来たというのに騒ぎになったら堪ったものでは無いからだ。
「すみません、店頭に並んでいる小麦粉やナッツ、干し果物とかを結構纏まった量買いに来たのですが、在庫の方はどうですか?」
「あら、それは助かったわ。
ほら、外では色々(【勇者】軍とか【魔王】とか)とあったから皆備蓄に勤しむと思って大量に仕入れてたんだけど、予想以上に売れなくて困ってたのよ。」
「では小麦粉を100キロ、挽いてない小麦も100キロ、ナッツを各種5キロずつ、蜂蜜小樽一杯。
干しアマズの実、干しスッペの実も5キロ下さい。」
「うはー?
大量に買うのね、一体何を作るつもりなのぉ?」
「まぁ軽めの食事です。
それよりも揃えられそうですか?」
「えぇ、勿論よ。少し時間頂きますけどね。」
店主も驚く程の食料品を買い込むノア。
これは前話で取り上げていた食糧問題に一役買ってくれる代物となるのだった。
~その頃森林エリア付近~
「はーい、良い子の皆こーんにーちはー。
皆さんを引率するキグルミのクリストフさんですぞー!(クリストフ)」
「私達も居るよー。(バイトで遊園地のキャストやってた美幸)」
「勝手に1人で行動しちゃダメだからねー。(普通に子供好きな悠)」
「「「「「「はーい。」」」」」」
ノアから子供達の引率を任されたクリストフは、森林エリアにて相当数生っている木の実類の確保兼子供のお守りを行っていた。
その序でに日々訓練に励む美幸と悠の2人も参加していた。
「ねぇキグルミさんの背中のチャック開けみても良い?」
「ダメですぞー。
このチャックの中には夢と希望と葛藤がギッシリ詰め込まれております故。(クリストフ)」
クリストフの着ぐるみ設定は、大人達からは生暖かい目で見られてはいるものの、子供達からは割と好評であった。
「ねぇ2人って『村八分にされていた娘とその村の村長の息子との駆け落ち』って聞いたのですけど本当ですか…?」ドキドキ…
「「ほぁっ!?」」
ちなみに【召喚勇者】である美幸と【万能】の悠の身元をはぐらかす為、アミスティア経由で子供達には余計な設定が盛り込まれていた。
「誰にも話さないでね?」と子供に言ったら即周りに伝播するのを見越した考えらしい。
「良いですか皆様、子供の体力は0か100のどちらかです。
大変でしょうが頑張りましょうぞ。(クリストフ)」
「「は、はい。」」
~街(前哨基地)建設予定地から少し離れた場所の小さな池~
『『『ヒュゥウンッ!』』』(池が光輝く。)
「お待ちしておりました、リヴァイア殿。
急な依頼に対応して頂き誠に感謝至します。(ジョー)」
「何の何の。恩人と友人からの頼みなのだし急ぎもするさ。(リヴァイア)」
池が光輝いたかと思うと、その光の中から海洋種の長リヴァイアが登場。
これはノアからの依頼であった″石灰″の原材料を届けに来た様だ。
「なる程、ここがノア君の次なる戦場ですか…(リヴァイア)」キョロキョロ。
「えぇ。まだ何もかもが始まったばかりですがね。(ジョー)」
「ふむ、″面白い者達″も居るみたいですね。(リヴァイア)」
到着早々周囲を見渡すリヴァイアが動きを止めたかと思うと、山の方を注視して呟く。
リヴァイアは山の上に居ると思われる存在に気付き笑みを浮かべていた。
~再び名も無き広大な大地の最奥・数千メル級の山頂付近~
『『『ゴォオオオオッ!』』』(猛吹雪)
《m?btn″r-ntkr″d…
dunttir、ancnhnngartiund…?》
〔knnr?(気になる?)〕
《atrmed、wrrg″sij-is『r-』″g2timirnd、kkdkowdsninhgknstridaru!》
『『ズズ…』』(巨大な″何か″が立ち上がる。)
『『『ピキピキパキパキ…』』』(周囲の吹雪を吸収し、背中に″6枚の氷の翼″を形成。)
〔swgwoksnidy?(騒ぎを起こさないでよ?)〕
《ansnsr、aistnkudkd。(安心しろ、挨拶に向かうだけだ。)》
『『『ドゥンッ!』』』(″氷の翼″を羽ばたかせた″何か″は山の斜面と平行に滑空。
吹雪を纏って麓まで降りていく。)
『『『ゴォオオオオッ!』』』(猛吹雪)
《…oskn?》
〔osikd…〕
[mtarjni?
iznmhtztnortitt2s-knkristmdttktjsskgars…]
《〔j-bnnarern。(十分あり得るな。)〕》
視界全てが白に覆われ、右も左も分からないこの場所のそこかしこから何者かの話し声が聞こえる。
だがその意味を理解する事は難しい。
古く、限られた種族のみが話せる言語である故、理解するには相応の<スキル>を必要とする。
《um…hnnuhkntdkrs、trerrtirwkdhnssud。》
[dkrmetonjpt-njni?(だから前と同じパターンじゃない?)snpisrdkmddtomukd…?]
《dtiig…(だと良いが…)
…″gkith、strgknirhdnbsnndruk…″》
どっしりと腹の底に響く様な声音の存在がポツリと呟き、そのまま仲間が向かった山の麓を眺めるのであった。
~ヴァリエンテ領・街中の通り~
〈ねね、ね、僕ちゃん僕ちゃん、さっきのって、さっきの人ってもしかしてkmsmなのだーわさ?
kmsmなのだーわさ?(小声)〉
「ほら黙って黙って。
大事な部分を濁してくれてるようだけど、言葉の調子で何と無く分かっちゃうから黙ってって。」
海神(ワダツミ)から御届け物を貰い、街(前哨基地)へと帰還中のノアと、肩にはステラ。
ステラは猫妖精(ケット・シー)だからなのか、海神(ワダツミ)の正体に気付いた様で、答えてくれないノアの肩の上で右にトコトコ左にトコトコ歩き、ノアに探りを入れていた。
大事な部分はステラが古い言葉で濁してくれているが、ニュアンスで″神様″と言っている様に聞こえる為、全く意味を成していない。
「ほら、そんなにしつこいとさっき貰った魚、ステラさんにはあげないからね?」
〈っ!??!?…フ…フニャァァ……〉
軽く叱ったつもりのノアだが、ステラにとってその言葉は効果絶大だった様で、その後のステラは文字通り猫なで声を上げてノアに謝罪するのだった。
〈…怒ってる?〉
「怒ってない。」
〈魚一緒に食べて良い?〉
「良い。」
〈脂ノッてる所が良いのだわさ。〉
「ちゃっかりしてるね。」
反省(?)したステラを肩に乗せつつノアは街の食料品店に向かう。
店先には小麦粉や穀物、干し果物等が並んでいた。
「いらっしゃい。
あら【鬼神】さん、それに可愛らしい猫ちゃん。」
んにゃぁ。
ちなみにステラがケット・シーである事はノアの仲間とヴァリエンテ一家や兵士、街の少数のみである。
折角お忍び(?)で来たというのに騒ぎになったら堪ったものでは無いからだ。
「すみません、店頭に並んでいる小麦粉やナッツ、干し果物とかを結構纏まった量買いに来たのですが、在庫の方はどうですか?」
「あら、それは助かったわ。
ほら、外では色々(【勇者】軍とか【魔王】とか)とあったから皆備蓄に勤しむと思って大量に仕入れてたんだけど、予想以上に売れなくて困ってたのよ。」
「では小麦粉を100キロ、挽いてない小麦も100キロ、ナッツを各種5キロずつ、蜂蜜小樽一杯。
干しアマズの実、干しスッペの実も5キロ下さい。」
「うはー?
大量に買うのね、一体何を作るつもりなのぉ?」
「まぁ軽めの食事です。
それよりも揃えられそうですか?」
「えぇ、勿論よ。少し時間頂きますけどね。」
店主も驚く程の食料品を買い込むノア。
これは前話で取り上げていた食糧問題に一役買ってくれる代物となるのだった。
~その頃森林エリア付近~
「はーい、良い子の皆こーんにーちはー。
皆さんを引率するキグルミのクリストフさんですぞー!(クリストフ)」
「私達も居るよー。(バイトで遊園地のキャストやってた美幸)」
「勝手に1人で行動しちゃダメだからねー。(普通に子供好きな悠)」
「「「「「「はーい。」」」」」」
ノアから子供達の引率を任されたクリストフは、森林エリアにて相当数生っている木の実類の確保兼子供のお守りを行っていた。
その序でに日々訓練に励む美幸と悠の2人も参加していた。
「ねぇキグルミさんの背中のチャック開けみても良い?」
「ダメですぞー。
このチャックの中には夢と希望と葛藤がギッシリ詰め込まれております故。(クリストフ)」
クリストフの着ぐるみ設定は、大人達からは生暖かい目で見られてはいるものの、子供達からは割と好評であった。
「ねぇ2人って『村八分にされていた娘とその村の村長の息子との駆け落ち』って聞いたのですけど本当ですか…?」ドキドキ…
「「ほぁっ!?」」
ちなみに【召喚勇者】である美幸と【万能】の悠の身元をはぐらかす為、アミスティア経由で子供達には余計な設定が盛り込まれていた。
「誰にも話さないでね?」と子供に言ったら即周りに伝播するのを見越した考えらしい。
「良いですか皆様、子供の体力は0か100のどちらかです。
大変でしょうが頑張りましょうぞ。(クリストフ)」
「「は、はい。」」
~街(前哨基地)建設予定地から少し離れた場所の小さな池~
『『『ヒュゥウンッ!』』』(池が光輝く。)
「お待ちしておりました、リヴァイア殿。
急な依頼に対応して頂き誠に感謝至します。(ジョー)」
「何の何の。恩人と友人からの頼みなのだし急ぎもするさ。(リヴァイア)」
池が光輝いたかと思うと、その光の中から海洋種の長リヴァイアが登場。
これはノアからの依頼であった″石灰″の原材料を届けに来た様だ。
「なる程、ここがノア君の次なる戦場ですか…(リヴァイア)」キョロキョロ。
「えぇ。まだ何もかもが始まったばかりですがね。(ジョー)」
「ふむ、″面白い者達″も居るみたいですね。(リヴァイア)」
到着早々周囲を見渡すリヴァイアが動きを止めたかと思うと、山の方を注視して呟く。
リヴァイアは山の上に居ると思われる存在に気付き笑みを浮かべていた。
~再び名も無き広大な大地の最奥・数千メル級の山頂付近~
『『『ゴォオオオオッ!』』』(猛吹雪)
《m?btn″r-ntkr″d…
dunttir、ancnhnngartiund…?》
〔knnr?(気になる?)〕
《atrmed、wrrg″sij-is『r-』″g2timirnd、kkdkowdsninhgknstridaru!》
『『ズズ…』』(巨大な″何か″が立ち上がる。)
『『『ピキピキパキパキ…』』』(周囲の吹雪を吸収し、背中に″6枚の氷の翼″を形成。)
〔swgwoksnidy?(騒ぎを起こさないでよ?)〕
《ansnsr、aistnkudkd。(安心しろ、挨拶に向かうだけだ。)》
『『『ドゥンッ!』』』(″氷の翼″を羽ばたかせた″何か″は山の斜面と平行に滑空。
吹雪を纏って麓まで降りていく。)
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