宇宙人の憂鬱

こみつ

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出逢い、覚醒編

5部

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ー気にしていることをー
「ごめんね」
ルクスはわたしに悪気が無いのもわかっている。容姿を馬鹿にしたわけでは無いことも、十分承知である。
だからニコッと笑い返してくれた。
本当に抱きしめてやりたいが、身体が無いんだよな。
ー何か居るの、わかったんだ?ー
「ヤッパリ?」
わたしはルクスの問いかけに、自分の感覚が正しかったことを知った。
やはり何か居る?
一体・・・?
ーかなり大きいよー
何の事を言ってるのだろう?
疑問に思った瞬間に、ガツンと揺れる感覚があった。
大きな音がしたが、家が揺れるようなことは無かった。
霊体が現れるときにラップ音がすると言われているが、それかな?
今までの相手は聞こえなかったようなのだけれども?
ーコイツは霊力が高いのよー
ルクスが補足説明してくれる。
聞きたくもない補足説明だった。
ー安心して、コイツ、大きすぎて、わたし達のこと見下しているー
何が安心できるのだ?
見下しているのならば、相手がそれだけ強いって事でしょ?
ーでも好きが出来るよ?ー
好きだけで勝ち目が出来るほど、わたしは強くないよ?
そう思いながらも警戒心をさらに強めた。
窓の外に気配を感じて視線を向けると、視線を向けた後遺を悔いた。
窓の外に巨大な目玉があり、こちらを向いていた。さらに悪い事に、視線が絡み合ってしまった!
わたしは驚いて、大きく仰け反ったが、それを見て相手が笑ったのが感じられた。
ぞっとする感覚が背筋を走った。
悪寒と言うよりも、強烈な底冷えのような寒気が背筋から全身に走った。
ー女か!-
ルクスとは違う声が頭の中に聞こえてきた。
わたしはその声のあまりの存在感にさらに圧迫されて飛び上がりそうになり、逃げ出したい気持ちを抑えなければならない状況を嘆いた。
ルクスはと言うと、意外なほどに落ち着いて、はたと相手を睨み据えていた。
ーホムス!ー
相手の名前なのだろうか?
ルクスはそう発して、黙って睨んでいる。
ホムスと呼ばれた相手は、余裕の笑いで威圧してきた。

ーオレの名前を知っている?お前は?ー
ーそうか、お前がルクスか?ー
ホムスはルクスに視線を向けると、冷圧とでも言うのか、強烈な威圧感を放った。
ルクスは負けずにどこ吹く風と言った様子で受け流して何時。
わたしはと言うと、今にも吹き飛ばされそうになって、思わずよろけてしまった。
ルクスって、結構喧嘩慣れしている?
胆力があるのかな?
わたしは頼もしい仲間に称賛と畏怖を向けた。
ルクスは余裕でニヤリと、わたしに一瞥して、ホムスをにらみ返した。
ホムスの方も好敵手にでも会ったというように、少し威圧感を緩めて、優しさと勘違いしそうな興味をルクスに向けている。
ルクスは溜息をついて、ーやり合う?ーと、こちらは不穏な言葉を吐く。
ーもちろんさー
ホムスも応じた。
当然やり合うのは、わたしなんだろうな。
わたしは恐いのも通り越して、覚悟を決めた。
ルクスはわたしの手を触れるようにして撫でる。
そうするといつの間にか部屋から飛び出していて、夜の空中へ浮かんでいた。
家々の明かりと、晴れ渡った夜空には、星が瞬いていた。
今夜は月が雲に隠れて見えなかったが、比較的明るい夜であった。
ホムスの全体像が夜空に広がっている。
驚くほどにデカい!
わたしはおののいたが、ルクスはそうでは無かった。
ホムスはまず一撃を放った。
巨大な目から、黒い光が発せられて、辺りの空間を裂いた。
わたしはルクスに引っ張られてそれを避けたが、ルクスは反撃のチャンスだと言ってわたしにやり方を伝授してくれた。
伝授の方法は言葉では無く、脳裏にイメージが送られてきて、身体がその通りに動いていた。
わたしの指先から、白い光のスジが、稲妻のように走った。
音は無く、ただただ空間を裂いて、光のスジは進んでいった。
そしてホムスの右腕に、一撃を与えた。
ホムスは顔をゆがめることも無く、まるで蚊に刺されたかのように、わたしの一撃が当たったところを左手で払い、余裕で笑った。
音のない戦いが、人知れず夜の街の空中で行われていた。
見る事の出来る人も、おそらく居ないのだろう。
下の道を通る人影が目に入ったが、誰もこちらには気が付かなかった。
夜の散歩中の犬が上を見上げて吠えていたが、人間達には何が起こっているのか、確認することすら不可能なようだ。
わたしは再度同じ攻撃を放ったが、今度はうまく躱されてしまった。
ルクスはわたしの戦闘センスの無さを嘆く代わりに、ホムスの反撃からわたしを守るために、またわたしを連れて引き回した。
ホムスの舌打ちが聞こえるようだった。

河原の景色を目に焼き付けながら、わたしはゆっくりと歩を進めた。
新緑が朝日を浴びて、葉の表面に光を反射させている。川面もきらきらと輝いていて、その静かな流れを見ていると、昨夜の出来事がまるで夢のように思えた。
だけど、現実だ。
壁に開いた穴、ルクスの存在、そしてこの世界とは異質なものが入り込んできた事実。
頭では理解しているつもりだったけど、わたしの中にはまだ実感しきれていない部分がある。
「どうしたの?」
隣をふわりと浮きながらついてきていたルクスが、首を傾げてこちらを見ている。
少し心配そうな顔をしていたが、昨夜の戦いのことには触れなかった。
「……いや、なんでもない」
わたしは適当にごまかして、小さく息を吐いた。
ルクスが守ってくれるとは言っていた。
だけど、それだけでは済まないのかもしれない。
わたしは、ただの会社員だ。
特別な力なんて持っていない――はずだった。
でも、昨夜のあれは確かに自分の中から湧き上がった感覚だった。
それを認めたくなくて、考えるのを避けようとしていたけれど、ルクスと関わる以上、もう後戻りはできない。
「そろそろ戻ろうか」
わたしが言うと、ルクスは少し意外そうな顔をした。
「まだいいの?」
「うん、帰って朝ごはん食べる。お腹すいた」
ルクスはその言葉にぱっと表情を明るくして、くすっと笑った。
「そっか、じゃあ帰ろっか」
ルクスの笑顔を見ていると、なんだか妙に安心する。
彼女は幽霊のはずなのに、こうして会話をしていると普通の友達みたいだ。
このまま、普通の毎日が続けばいいのに。
そんなあり得ないことを考えながら、わたしは来た道を引き返し始めた。
部屋に戻ると、昨夜の騒動の名残がそこかしこに残っていた。
カレンダーで無理やり隠した壁の穴。
少しだけ床に残る焦げ跡。
まだ微かに漂う、鉄の焼けるような匂い。
「……」
ルクスは無言でそれらを見つめ、わたしも黙ってスニーカーを脱いで室内に入る。
「直さないとね」
ぽつりとルクスが言った。
「……まあ、うん」
できれば早く修理したいけど、すぐに工事を頼むのは難しい。
とりあえずはこのまま誤魔化しておくしかない。
「お金、かかる?」
ルクスが申し訳なさそうに尋ねる。
「まあ、ね」
正直、今の給料で余裕があるわけじゃない。
でも、ルクスが気に病むことじゃないし、わたし自身、昨夜のことを後悔しているわけでもない。
「そのうちどうにかするよ」
努めて軽い口調で言うと、ルクスはほっとしたように微笑んだ。
「魚子は、強いね」
「強くなんかないよ。ただ、考えても仕方ないことは考えないだけ」
「……そっか」
ルクスはそれ以上は何も言わなかった。
わたしもそれ以上は何も考えたくなくて、冷蔵庫を開ける。
朝食は、昨夜の残りのサンドイッチ。
ミルクを温めて、コップに注ぐ。
ルクスはテーブルの上に座り込んで、じっとわたしの手元を見つめていた。
「……ねえ、ルクス」
「ん?」
「昨夜のことだけど」
「うん」
「わたし、本当に戦わなきゃダメなの?」
ルクスは一瞬、黙った。
それから、わたしの目をまっすぐに見て、ゆっくりと口を開く。
「……わたしは、魚子に戦ってほしくないよ」
「じゃあ――」
「でも、魚子が戦わなかったら、守れないものもある」
守れないもの。
それが何を指しているのか、わたしにはまだ分からなかった。
でも、ルクスの真剣な表情を見ていると、わたしの中の何かがざわついた。
わたしにはまだ、知らないことがたくさんある。
知らなきゃいけないことが、たくさんある。
サンドイッチを一口かじりながら、わたしは思った。
これは、ただの他人事ではないのかもしれない、と。

「魚子が戦わなかったら、守れないものもある」
ルクスのその言葉が、わたしの胸に妙な違和感を残したまま、朝食を終えた。
食器を片付け、ミルクの残りを飲み干しながら、わたしは考える。
守れないもの。
わたしが守るべきものなんて、何があるっていうのだろう?
自分の身?それとも、この部屋?
それとも――わたしの「普通の生活」?
「……あのさ、ルクス」
「ん?」
ルクスはテーブルの上に座ったまま、わたしを見つめる。
昨夜とは違い、少し穏やかな顔をしているけれど、どこか寂しげにも見えた。
「わたし、戦いたくない」
ルクスは何も言わずに、わたしの言葉を待っている。
「昨日のアレだって、あなたがいなかったら、わたしは何もできなかった。力が使えたのも、あなたがいたからで……だから、わたしが戦う必要なんて、ないんじゃない?」
そう言いながら、自分の中にある感情を確かめる。
本当は――怖いのだ。
自分が戦うなんて、馬鹿げている。
わたしはただの会社員で、日々の生活をなんとかやりくりしてるだけの、ごく普通の人間で。
たまたま幽霊の友達ができて、たまたま変な化け物が襲ってきて、たまたまそれを追い払った。
それだけのことだ。
なのに、まるで「次もある」みたいな空気になっているのが、恐ろしくて仕方ない。
「……魚子」
ルクスが小さく息を吐く。
「たしかに、わたしがいれば、ある程度は守れるよ」
「ほら、じゃあ」
「でも、わたしがいつまでも魚子のそばにいられるとは限らない」
その言葉に、思わず息が詰まった。
「わたしはこの世界の存在じゃない。いつか、消えるかもしれないし、霊界に引き戻されるかもしれない。だから、魚子が魚子自身の力で戦えるようにならなきゃダメなの」
「そんなの……」
受け入れたくなかった。
だけど、もしルクスが本当にいなくなったら?
わたしは、また1人になる?
「それに、魚子はもう巻き込まれてるの」
「……」
「見えちゃったでしょ?昨日の化け物」
それは、否定できなかった。
ルクスと出会わなければ、きっとわたしは一生、あんな存在を見ることはなかったのだろう。
だけど、わたしはもう見てしまった。
そして、見てしまった以上、向こう側もわたしのことを認識している。
「あいつらはね、目をつけた相手を、簡単には手放さないよ」
ルクスの声は静かだったけれど、その静けさが余計に恐怖を煽る。
「見えたってことは、もうあいつらの『獲物』なんだよ」
獲物。
その言葉が、冷たい手で背筋を撫でるような感覚を与えた。
「魚子が戦わないって決めても、向こうは待ってくれない。たぶん、次はもっと強いのが来る」
わたしの喉が、ごくりと鳴る。
「……でも、わたしは強くなんかない」
「強くなるしかないんだよ」
ルクスの声が、初めて少しだけ強い調子になる。
「それに、魚子は戦えないわけじゃない」
「……」
「昨日の力、覚えてる? あれ、魚子の力なんだよ」
ルクスが乗り移っていたから、てっきり彼女の力だと思っていた。
でも、そうじゃないの?
「わたしは、ちょっと手助けしただけ。あの力は、もともと魚子のもの」
「……嘘」
「本当だよ。だって、魚子は“特別”だから」
ルクスの言葉の意味が、すぐには理解できなかった。
「特別って、なに?」
ルクスは少し考えるように目を伏せ、それからゆっくりと口を開いた。
「わたしも、全部は分かってないんだけど……魚子には、普通の人間にはない『力』があるみたいなの」
「……」
「わたしがこうして魚子のそばにいられるのも、たぶんその力のせい」
たしかに、普通なら幽霊とこんな風に会話なんてできないはずだ。
ルクスの言葉に、思い当たることがないわけじゃなかった。
小さい頃から、人と違うと言われ続けてきた。
でも、それはただの性格や環境のせいだと思っていた。
それが――本当は「そういうものを持っている人間」だったから?
「信じられない……」
わたしが呟くと、ルクスはクスリと笑った。
「じゃあ、試してみようか」
「試す?」
ルクスはすっと手を差し出して、わたしの額に触れる。
その瞬間、わたしの視界が一瞬だけ白く染まり――
次の瞬間、何かが流れ込んできた。
温かくて、けれど強い力。
それはまるで、ずっと前からわたしの中にあったものを、引きずり出されるような感覚で――
「っ!」
意識がぐらりと揺れる。
両手に、あの時と同じ感覚が広がる。
まるで体の中に眠っていた何かが、ゆっくりと目を覚ますような――
「ほらね、やっぱり魚子の力だよ」
ルクスの声が、遠くから聞こえた。
わたしは――戦える?
「……どう?」
「……まだ、よく分かんない」
そう答えながらも、わたしの中の「何か」は、確かに目を覚まし始めていた。
「でも」
わたしは深く息を吸い、ルクスを見つめる。
「わたし、戦わなきゃダメなんだよね」
ルクスは少し驚いたように目を見開き、それから静かに頷いた。
「うん」
わたしは、ゆっくりと息を吐く。
正直、まだ怖い。
だけど――
「分かった」
覚悟を決める。
わたしはもう、普通の生活には戻れないのだから。
「わたし、戦うよ」
そう言った瞬間、わたしの胸の奥で、何かが確かに「カチリ」と音を立てた気がした。
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感想 2

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みんなの感想(2件)

月影 流詩亜(旧 るしあん)

ゾンビ というと『 バイオハザ◌ド』が
有名ですが 昔みた『バタリア□』は 衝撃でした

普通に 動いて 話しもする
生前の記憶があり 自分の痛みを 緩和するため「

「 脳 を喰わせろ 」
と 言い襲ってくる映画です

獲物を 見つけて 走っていたなぁ
あれは 恐かった

こちらの ゾンビも 楽しみにしてます
ありがとうございました

2021.07.11 こみつ

バタ○○○は、私もみました。
映画館で2です。
マイケルさんのゾンビも居ました。
感想ありがとうございます。

解除
月影 流詩亜(旧 るしあん)

15
担任はその後、どこか絵転勤させられたが、

←どこかへ 転勤させられたが

だと思います



初めまして




(リアルの)仕事 と 執筆(同じ アルファポリスです)が あるので 一気に読んでませんが
少しずつ読んでいます

ほぼ 毎日の更新 すごいなぁ と 思います
なるべく早く 追い付こうと思いますので
よろしくお願いいたします
(🔖 挟んで います )

2021.07.03 こみつ

ご指摘有り難うございます。
仕事の合間に書いているので、ついついチェックがおろそかになってしまいました。
また、ご指摘がありましたら、遠慮無くお願いいたします。

それから、遅れましたが、メッセージを有り難うございます。<m(__)m>

解除

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