【R18】小学生から高校生に成長したファンの少年が、中年男の俺を愛してやまない。

DAKUNちょめ

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5年越しの色々な『初めて』

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ランが指先で俺の胸の尖端の膨らみをクニュと押し潰し、爪の背でピンと軽く弾いてから指を離した。

胸の先がランの指先から解放されたと同時に俺の背中がクンっと反り返り、電流が走った様にビクッと跳ねて布団から一瞬浮いて沈む。

ランの指が離れたソコは元に戻る様にプクリと膨らみ、存在を誇示するように硬さを増してツンと尖った。


「うぁっ…!ちょっ…ら、ラン…!」


名を呼ぶのが精一杯で、ハァハァと忙しない呼吸の合間にやめろ、の一言が口から出せない。

ランの背中に回した手はランのTシャツを強く掴んだまま固まってしまい、強張り過ぎて指を開く事も出来ない。

かと言って、掴んだランのTシャツを引っ張ってランを引き剥がす事も出来ない程、俺の腕に力が入らなくなっていた。


俺の意識は目の前にあるランの顔に向けられ、目を逸らす事も出来ずにいる。

きっと今の俺は、物凄く情けない顔をランに晒しているのだろう。


「真弓の乳首、ツンと尖って可愛い。
……こういう触り方をすんのは初めてだよね。」


ランが親指と人差し指で俺の胸の先を摘んでクニュクニュと揉み始めた。


「っっっん…!…っあ!…うあ…!あ!は!ぁ!」


乳首に与えられる擽ったいを越えた先の可笑しな刺激には声を殺すのが難しく、半開きになった俺の口から絶え間なく情けない声が漏れ出す。


「真弓……可愛い過ぎ……」


「……っんく………!」


ランの唇が、半開きになった俺の口を塞ぐ様に深く重ねられた。
口の中がランで満たされて呼吸と思考がままならなくなる。

俺の口の中で激しくうごめくランの舌先が俺の腔内にランの味と香りを擦り付けて刻み込んでゆく。

まるで此処が自分だけの領域だとマーキングされているみたいだ。

その間もずっと、ランの指先が俺の乳首を押し潰したり揉んだりを続けている。

その部位から痺れがじわじわと全身に浸透する様に広がり、全身が小刻みに震えた。


「っぷぁ……」


貪るように激しい口付けから、小休止を入れる様に少しだけ唇が離れてやっと呼吸が出来た。

深く交わり合うキスが途切れても惰性のままに、強く絡ませられていた俺の濡れた舌先が僅かに宙に浮いた状態になっていた。

俺の浮いた舌先にランの舌先が当てられ、唾液の糸を引きツゥと舐めてゆく。


「この薄暗いオレンジの明かりの中でも、真弓の目が凄く潤んでるのが分かる……
すご……真弓が可愛くてたまらない……」


ランの熱い息遣いが俺の耳元を掠め、耳たぶに口付けを落としながら甘い声音で囁く。


「真弓…愛してる」


キュッと強めに乳首を摘まれ、同時に耳の中にランの舌先がクチュリと侵入してきた。


「くぁあっっっ!!」


ひときわ大きな声をあげた俺は、両手でランのシャツの背中部分を掴んだ。

抱き締めたいんだか、引っ剥がしたいんだか自分でも分からない。
相変わらず「やめろ」の一言が言えないままで、俺はランの行為を受け続けている。


受け入れたつもりはない。
だが、拒否もせずになすがままになっている俺に、ランからも微妙な戸惑いを感じる。

いや正直言って……俺も今の自分の気持ちが分からない。
受け入れたつもりはないと思って、深層心理的には受け入れたつもりなのか………
拒否するタイミングを逃しただけで、どこかで強く突き放したいのか。


「ッッ!!!」


ランが俺の両足を割り開く様に片足を入れ、下半身を重ねてきた。
俺の腿の上に、しこりの様に硬い何かが押し当てられた。


━━ま、マジか!これ、ランの…━━


それが何であるかを意識した途端、俺の顔がカァッと熱くなったのが分かった。

硬くなったランの一部を押し当てられ、俺に対して本当に欲情してくれてるんだ、なんて思ったりする。

ランの本気に、まんざらでも無いって気も無くはないが、ランの欲情した性器をリアルに目の当たりにしてしまうと何だか気恥ずかしく感じ、戸惑いが隠せない。

そんな俺は驚きと焦りから、腿の上に乗ったランの熱の塊をよける様に片足を外側にずらした。


「…………シて、いいの?」


はぁっ!?シて、いい?何で!!……はっ!

片足を外側にずらした事により、俺は開いた両足の合間にランの身体を迎え入れた格好になった。
着物は袖を通しただけでマントの様に広がり、腰にゆるゆるになった帯が巻かれているだけの、ほぼパンツ一丁な状態で股を開いてランの下に居る。

これは確かに…行為を許して受け入れたポーズっぽい。


そんなつもりは一切無かったが、そう口にするより先にランの手が俺のボクサーパンツの中心に添えられた。

薄い布越しにランの手が俺のモノを柔く包む。


「ま、待て…ラン……」


掠れた小さな声がやっと出せた。
ランには聞こえなかったのか、聞こえなかったフリをしているのか、ランの手が俺のモノを撫で擦る様に上下に動き出した。


「っ…ン……ん……う…」


久しぶりに味わう性器への刺激は、心ならずも気持ちが良いと感じてしまう。

男性器は心よりも正直で、心地よい摩擦によりランの手の平の下でムクムクと膨らみ始め硬度を増した。


「真弓、気持ちいい?
俺に感じてくれてる?」


集中出来ない頭で問われた事を考える。

俺の性器が勃起しつつあるのは摩擦による生理的な現象ではなくランに感じて?…なのか?
そりゃ、誰に触られても勃つってワケでは無いよな。

ランだから…か……?

伏せた目を上げ、ランの顔を見た。
暗がりに慣れた目に、熱のこもったランの表情がハッキリと映る。
ズクンと心臓が疼くと同時に、ランの手の平に包まれた俺の自身もピクッと疼いた。


「真弓の大事なトコに直に触れたい……」


「えっ!あ、ちょっ…!」


ランの手が臍の下から、俺のボクサーパンツの中にスルッと入って来た。
ほぼ勃起しかけた俺のモノにランの手が直に触れ、そっと握り込まれる。
ランとは長い付き合いだが、そんな場所に触れられた事など無い。

小さな子どもだと思っていたランの手の平は、成長と共に俺と同じ位に大きな大人の男の手になっていた。

そんなランの手の平が俺のモノを柔く握り込んだまま、静かに上下に動き出した。


「しっ…!扱くな…!あ!…あ!」


「真弓って、感じやすい?
もう、ずっとセックスしてないんだっけ。
風俗行ったりしてないのは知ってるけど、自分でしたりしないの?」


いや、ナニ聞かれてんだ俺。

プライベートな時間は全てランとの時間に費やしているから、そりゃ風俗なんか行ってないって分かるだろうけどよ……って、そもそも行こうとも思わないが。

自分でって………俺は自慰もしない。

自慰をする為に想像をする材料…いわゆるオカズになるモノが全く思い付かない。

今の自分が女性と性行為をする想像など出来ないし、そんな妄想を駆り立てる様な対象も居ない。

若い頃の彼女が居た頃から考えてもセックスの回数は少ない方で、俺は元々がそんなに性的欲求の強い方じゃないのだと思う。

かと言って、ゲイではない俺が男相手に性的興奮なんてするハズが無く…………


ああ、一人を除いては━━か。

なんで俺は、今こんなにも………


「真弓…すげぇ可愛い……」


「あ…!く……ッッぁ!」


チュッチュッと啄む様なキスを俺の口の周りに降らせ、小さく喘ぐ俺の口からのぞく舌先にランの舌がツンとノックする。

ビクッと焦った様に俺が舌先を引っ込めれば、ランは深く唇を重ねて俺の舌先を追って来る。

その間もランは俺の性器を緩やかに扱き続け、指先で尖端を撫でて吐精口を刺激し続けた。


「アッ!や、やめろ…ソコ、そんなに…!や…ぅっ!」


「真弓のそんな声…初めて聞く。
可愛過ぎてソソる…ゾクゾクする。」


自分でも、俺がこんな上擦った変な声を出せるとは知らなかった。


「あっ!あうッ…!う…!」


受け身での性的なスキンシップは初めてで、大事な物を扱う様なランの一挙手一投足に意識を持っていかれ、身体が顕著に反応してしまう。

ランに握られた俺の芯に熱が集まり、その熱を解き放ちたいと身体が訴えるのを堪え続けた。


「…真弓、我慢しないで出していいよ」


「だっ…駄目だろっ…!お前の手に…!」


ぶっかけちまうなんて!

そんな言葉を飲み込んで、ランの手から逃れようと身体をよじった。

出すならせめて、ランの手の平ではない場所で━━と考えたのだがランの手が俺のモノを解放してくれない。


「ラン!離せ!て、手を…!」


「出して、真弓。
俺に感じてくれた真弓のを受け止めたい。」


何言ってんだよ!出来るワケないだろ!
そんなクッソ恥ずかしい事…!!

口をキュッと結んだ俺を見たランが、俺の限界にトドメを刺す様に小さな吐出口の穴にクッと爪を立てた。


痛い様な、痒い様な、その場所に初めて受けた未知の感触にブルッと全身が震えた。

ランの背中を掴んでいた両手を離し、慌てた様にその両腕を顔の上に重ねて表情を隠し、唇を噛んで声を殺す。


「ッッ………!!!!!」


ビクンと一回身体をわななかせ、俺の意思では止める事が出来なかった俺の精がランの手に吐き出されてしまった。

人に触れられて、その手の中でイッた事など初めてで、ましてその相手が男で親子程も年の離れた少年だなんて……

自分は性的欲求が少ない方とか思っていたのに、いい年こいたオッサンが少年の手淫で射精って。
とんでもなく恥ずかしく居たたまれない。


ランは手に付いた俺の精を俺の目の前でヌルっと舐めた。
それがまた、恥ずかしさに拍車をかける。


「俺に感じてくれて、凄く嬉しい。
初めて見た真弓の表情、愛おしくて凄くソソられて…
もっともっと真弓が欲しくなる。」


俺が欲しい…か。

こんなにも俺としたいってランが言うなら、このままヤらせてやってもイイんじゃないか?

絶頂を迎えたばかりの満足感と、反する様に俺を苛む羞恥心。

恥ずかしさから、どこか投げやりに『どうにでもなれ』的な感情もわく。


思考が停滞しつつある俺に、ぼんやりとそんな考えが浮かんできた。

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