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赤城玲音 篇
第20話
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「今日はこの後どうするの?」
◆「ん?...ああ、普通に帰るのもあれだな、まだ時間はたっぷりあるもんな」
「そうだね...」
◆「買い物、行こうか」
「いいの!?私、お金は...」
◆「そんなの気にしなくていいよ!取り敢えず行こうぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「わあ...」
黒羽がショッピングセンターにきたのは勿論初めてで、何もかもが新鮮だった。
(ひ、人がいっぱいいる...)
ふらついていると、ガシャーンと大きな音がした。
「え...」
次の瞬間黒羽は知らない男に羽交い締めにされていた。
◆「黒羽!?」
~「動くな!この女がどうなってもいいのか!」
(どうしよう、どうしよう...)
首にナイフをあてられ、少しの血液が流れ、小さな赤い花が咲く。
「いっ...」
◆「おまえええええ!」
直後、玲音は犯人を思いきり殴っていた。
カラン、と音がする。...ナイフがとんだのだと分かるのにしばらくかかった。
~「おまえ、何者だ...」
玲音は素早く手錠をかけ、こう言い放った。
◆「俺か?俺は...公安零課だ」
(公安、零課...?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「ちっ...手当てしないと。ごめんな、俺のせいで...」
「玲音のせいじゃないよ?強盗が近くにいたのに、私は気づかなかったから...」
現地の警官に犯人の身柄を引き渡したあと、玲音は申し訳なさそうにしている。
◆「俺は、」
「玲音は、重いものを一人でしょいこみすぎてるように見える。何かあるなら...私は、話してほしい」
◆「...分かった。じゃあ明日、俺の話を聞いてくれる?」
「...うん」
◆「よし、手当て終わり!今日は帰ろうか。またこような」
「うん!」
取り敢えずその日はそのまま家に帰ることになった。
◆「ん?...ああ、普通に帰るのもあれだな、まだ時間はたっぷりあるもんな」
「そうだね...」
◆「買い物、行こうか」
「いいの!?私、お金は...」
◆「そんなの気にしなくていいよ!取り敢えず行こうぜ」
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「わあ...」
黒羽がショッピングセンターにきたのは勿論初めてで、何もかもが新鮮だった。
(ひ、人がいっぱいいる...)
ふらついていると、ガシャーンと大きな音がした。
「え...」
次の瞬間黒羽は知らない男に羽交い締めにされていた。
◆「黒羽!?」
~「動くな!この女がどうなってもいいのか!」
(どうしよう、どうしよう...)
首にナイフをあてられ、少しの血液が流れ、小さな赤い花が咲く。
「いっ...」
◆「おまえええええ!」
直後、玲音は犯人を思いきり殴っていた。
カラン、と音がする。...ナイフがとんだのだと分かるのにしばらくかかった。
~「おまえ、何者だ...」
玲音は素早く手錠をかけ、こう言い放った。
◆「俺か?俺は...公安零課だ」
(公安、零課...?)
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◆「ちっ...手当てしないと。ごめんな、俺のせいで...」
「玲音のせいじゃないよ?強盗が近くにいたのに、私は気づかなかったから...」
現地の警官に犯人の身柄を引き渡したあと、玲音は申し訳なさそうにしている。
◆「俺は、」
「玲音は、重いものを一人でしょいこみすぎてるように見える。何かあるなら...私は、話してほしい」
◆「...分かった。じゃあ明日、俺の話を聞いてくれる?」
「...うん」
◆「よし、手当て終わり!今日は帰ろうか。またこような」
「うん!」
取り敢えずその日はそのまま家に帰ることになった。
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