王子と内緒の人魚姫

黒蝶

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青海錬 編

第9.5話 ※性的表現あり

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※この第9.5話には性行為の表現が含まれます。
苦手な方は読み飛ばしてもストーリーが分からなくなったりすることはありませんので安心して読み飛ばしてください。また、読んでいただける読者様が読んだあとで気分を害されても責任はとれませんので読まれる方は自己責任で読んでください。


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♪「ごめんね、僕...こういうの、初めてなんだ」
「そう、なの?」
♪「うん、だから...あんまり優しくできないかもしれない」
「...いいよ、覚悟はちゃんとしてきたから」
♪「...黒羽」
「...錬」
黒羽が着ていたネグリジェを、不器用ながらに脱がせていく...。
「はぁ...」
錬はやり方がよく分からないのでじっくり胸を揉みほぐしていく...。
「はぁ、んっ...」
ビクッ、と黒羽の身体は動く。
♪「...下も、触っていい?」
「...うん」
下着も取りはらわれて、完璧に裸になった黒羽は、海ではじめて助けたときと変わっていなかった。
♪「...やっぱり、綺麗だね」
「そ、そんなに見ないで...」
♪「...触るよ?」
「ひゃあっ!」
黒羽の身体を電撃がはしる。
「ん~っはぁっ...そこは、ダメぇっ!」
♪「...ここが、いいの?」
「んんっ!」
錬はそこに、指を器用にいれる...。
「んん!やあっ!」
クチュクチュと音を立て、黒羽の身体はすんなり受け入れる...。
指は一本から二本に増える...。
「ひゃあっ!錬、私、変っ」
♪「大丈夫なんじゃないかな、多分」
「錬っ」
♪「...どうしたの?」
「...っ」
黒羽の手は錬のパジャマのボタンにかかっていた。
♪「黒羽!?」
「私、だけ、じゃ...お願い...」
♪「...分かった」
するりと脱ぎ捨てていく錬...。
♪「...じゃあまた、続きしてもいい?」
「...うん」
再び指を二本、黒羽のなかにいれた。
「はぁっ!やあっ、んん!ダメっ!ああ!」
しばらくして、黒羽の身体はビクッ、と震えた。
「はあ、はあ...。錬、愛してる」
♪「僕もだよ、黒羽...」
錬は自らの舌を僅かにあいた黒羽の口にいれる。
「んっはぁ...」
♪「黒羽、この続き、してもいい...?」
「...ぅん」
♪「じゃあ、いくよ?」
こくりと頷く黒羽。
錬はそこに、、自分のものをいれた。
「っ!」
♪「ごめん!やっぱり、痛かった?」
「大丈夫...」
♪「もう少し、ならすから...」
再び指でなかをほぐしていく...。
「んんっ、ふぅ...」
♪「力、抜いてて。もう一回やるけど...痛かったら言ってね?」
「分かっ、た」
♪「は、」
「やあっ!」
黒羽の身体は痛みよりも快感の方を大きく感じていた。
♪「そんなにしめられたら...」
「私も、もうダメっ!ああ...!」
♪「黒羽、くぅ...!」
二人は同時にイった。
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黒羽は疲れたのかすぐに寝てしまった。
♪「ごめんね、疲れさせちゃって...」
何度も頭をなでて、そっと唇にキスをした。
♪「...おやすみ」
錬は自分の衣服と黒羽の衣服を整え、そのまま黒羽を抱きしめ眠りについたのだった...。
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