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Until the day when Christmas comes.
第7話
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ー*ー
...いつの間に私はベッドまで行ったのだろう。
(私はカムイと会話をしていて、それで泣いてしまって...)
そこから先の記憶はない。
「くーくー」
「カムイ、ありがとうございます」
カムイの頭をそっと撫でると、手を握られてしまった。
「あの、カムイ...?」
「ん...メル...」
「おはようございます」
「...」
「カムイ?」
すると突然手をひかれ、いきなり抱きよせられた。
「あ、あの...」
「...」
カムイは一向に目を開けない。
(腕の力が強いです)
私はいつも朝が早かったせいか、時計を見るとまだ四時だった。
「メル...」
寝言だろうか。
ずっと私の名前を呼んでいる。
「カムイ」
抱きしめる腕の力が強くなる。
「...んん」
ぱちりとカムイの目が開く。
(...え?)
ー**ー
目を開けると、視界いっぱいにメルの顔がうつる。
「メル...俺の寝こみを襲おうとしてたの?」
「寝こみを襲うって...ち、違います!だってカムイが急に私を...」
そこから先、メルは顔を真っ赤にして黙ってしまった。
腕に柔らかい感触がある。
(なんだろう、これ...)
「そ、そこはくすぐったいです」
「...え?」
それがメルの脇腹だと気づくのにそう時間はかからなかった。
「うわあっ⁉ご、ごごごごごめん!」
俺まで恥ずかしくなり、勢いよく腕をどけてしまった。
「きゃあっ!」
(まずい、落ちる!)
俺は、再び彼女を腕に抱きとめていた。
「大丈夫...?怪我はない?」
「は、はい...」
「寒いから、しばらくこうしててもいい?」
メルは恥ずかしそうに小さく頷いた。
(か、可愛い...)
「また暖炉に火をいれようか」
「はい」
メルは立ち上がり、台所の方へ行ってしまった。
(この気持ちはなんだろう?)
どうしてメルのことになると目が離せないんだろう。
ー*ー
朝食はベーコンチーズトーストだ。
(私が一番自信があるのはこれですから。カムイ、喜んでくださるでしょうか?)
「すごい。メルは料理の天才だね」
「そんなことないです...。そういえば、紅茶でも淹れましょうか?」
「紅茶も淹れられるなんて、俺よりできること多いね」
「そ、そんなことないです!カムイの方がずっとすごいですよ」
(そういえば、カムイの話を聞いていません...)
「あの、カムイ...聞きたいことがあるのですが」
「うん、何?」
「その...」
私がカムイに問いかけようとしたとき、窓から知らない顔が覗いていた。
...大きな体の人だった。
「こんにちはー」
「きゃあ!」
私は思わず悲鳴をあげてしまった。
「メル⁉」
ー**ー
メルの悲鳴が聞こえたキッチンへ急ぐと、大男が立っていた。
(...またか)
「なに俺のメルを驚かせてるんだ、ベン」
「おいらは驚かす気はなかったんだ、ごめんよ。服を届けにきたんだ」
「じゃあ、あなたがナタリーさんの...」
「旦那のベンだ、よろしく」
俺は玄関から飛び出して、ベンに送料を払い、荷物を受け取った。
「これはどこに運ぶだ?」
「あの、ベンさんってどこのご出身ですか?」
「おいらはここより田舎の出身だあ」
「そ、そうですか...」
メルは何故か照れている。
(何に照れてるんだ?)
「ベン、ここだ」
それは、ピンクのベッドだった。
「それじゃあおいらは失礼するぞお」
ベンは帰っていった。
「これは、メルのベッドだよ。俺の汚い布団よりこっちを使えばいい」
「え、わざわざベッドまで用意してくださったんですか?」
「うん。クリスマスまであと五日あるけど...答えは出そう?」
メルが困ったような顔をしている。
(ここで聞くべきではなかったか)
「この三日、とても幸せでした。でも...本当にいいのでしょうか?」
「俺はいいよ、寧ろ大歓迎だ。あと一つ、聞いてもいい?」
「はい」
「どうして顔が真っ赤なの?」
「そ、それは...」
メルの顔はますます赤くなる。
「か、カムイが」
(俺が?何か嫌なことをしたのか?)
「カムイが、『俺のメル』なんて言うから...です」
一瞬、敬語がはずれかけた。
しかしそれより、自分が言ったことを思い返して恥ずかしくなった。
「ご、ごめん!」
「別に、嫌ではなかったですから...」
(嫌じゃない?)
メルの様々な姿を見て、俺は心が揺れ動く。
メルは俺の気持ちに、気づいているだろうか?
...俺はメルに、恋をしたようだ。
(クリスマスの日、思いを伝えよう)
俺はこの日、そう決心した。
...いつの間に私はベッドまで行ったのだろう。
(私はカムイと会話をしていて、それで泣いてしまって...)
そこから先の記憶はない。
「くーくー」
「カムイ、ありがとうございます」
カムイの頭をそっと撫でると、手を握られてしまった。
「あの、カムイ...?」
「ん...メル...」
「おはようございます」
「...」
「カムイ?」
すると突然手をひかれ、いきなり抱きよせられた。
「あ、あの...」
「...」
カムイは一向に目を開けない。
(腕の力が強いです)
私はいつも朝が早かったせいか、時計を見るとまだ四時だった。
「メル...」
寝言だろうか。
ずっと私の名前を呼んでいる。
「カムイ」
抱きしめる腕の力が強くなる。
「...んん」
ぱちりとカムイの目が開く。
(...え?)
ー**ー
目を開けると、視界いっぱいにメルの顔がうつる。
「メル...俺の寝こみを襲おうとしてたの?」
「寝こみを襲うって...ち、違います!だってカムイが急に私を...」
そこから先、メルは顔を真っ赤にして黙ってしまった。
腕に柔らかい感触がある。
(なんだろう、これ...)
「そ、そこはくすぐったいです」
「...え?」
それがメルの脇腹だと気づくのにそう時間はかからなかった。
「うわあっ⁉ご、ごごごごごめん!」
俺まで恥ずかしくなり、勢いよく腕をどけてしまった。
「きゃあっ!」
(まずい、落ちる!)
俺は、再び彼女を腕に抱きとめていた。
「大丈夫...?怪我はない?」
「は、はい...」
「寒いから、しばらくこうしててもいい?」
メルは恥ずかしそうに小さく頷いた。
(か、可愛い...)
「また暖炉に火をいれようか」
「はい」
メルは立ち上がり、台所の方へ行ってしまった。
(この気持ちはなんだろう?)
どうしてメルのことになると目が離せないんだろう。
ー*ー
朝食はベーコンチーズトーストだ。
(私が一番自信があるのはこれですから。カムイ、喜んでくださるでしょうか?)
「すごい。メルは料理の天才だね」
「そんなことないです...。そういえば、紅茶でも淹れましょうか?」
「紅茶も淹れられるなんて、俺よりできること多いね」
「そ、そんなことないです!カムイの方がずっとすごいですよ」
(そういえば、カムイの話を聞いていません...)
「あの、カムイ...聞きたいことがあるのですが」
「うん、何?」
「その...」
私がカムイに問いかけようとしたとき、窓から知らない顔が覗いていた。
...大きな体の人だった。
「こんにちはー」
「きゃあ!」
私は思わず悲鳴をあげてしまった。
「メル⁉」
ー**ー
メルの悲鳴が聞こえたキッチンへ急ぐと、大男が立っていた。
(...またか)
「なに俺のメルを驚かせてるんだ、ベン」
「おいらは驚かす気はなかったんだ、ごめんよ。服を届けにきたんだ」
「じゃあ、あなたがナタリーさんの...」
「旦那のベンだ、よろしく」
俺は玄関から飛び出して、ベンに送料を払い、荷物を受け取った。
「これはどこに運ぶだ?」
「あの、ベンさんってどこのご出身ですか?」
「おいらはここより田舎の出身だあ」
「そ、そうですか...」
メルは何故か照れている。
(何に照れてるんだ?)
「ベン、ここだ」
それは、ピンクのベッドだった。
「それじゃあおいらは失礼するぞお」
ベンは帰っていった。
「これは、メルのベッドだよ。俺の汚い布団よりこっちを使えばいい」
「え、わざわざベッドまで用意してくださったんですか?」
「うん。クリスマスまであと五日あるけど...答えは出そう?」
メルが困ったような顔をしている。
(ここで聞くべきではなかったか)
「この三日、とても幸せでした。でも...本当にいいのでしょうか?」
「俺はいいよ、寧ろ大歓迎だ。あと一つ、聞いてもいい?」
「はい」
「どうして顔が真っ赤なの?」
「そ、それは...」
メルの顔はますます赤くなる。
「か、カムイが」
(俺が?何か嫌なことをしたのか?)
「カムイが、『俺のメル』なんて言うから...です」
一瞬、敬語がはずれかけた。
しかしそれより、自分が言ったことを思い返して恥ずかしくなった。
「ご、ごめん!」
「別に、嫌ではなかったですから...」
(嫌じゃない?)
メルの様々な姿を見て、俺は心が揺れ動く。
メルは俺の気持ちに、気づいているだろうか?
...俺はメルに、恋をしたようだ。
(クリスマスの日、思いを伝えよう)
俺はこの日、そう決心した。
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