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Until the day when I get married.-New dark appearance-
第109話
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ー*ー
次の日。
「カムイ、おはようございます」
「うん、おはよう」
いつもと同じ朝がやってきた。
朝御飯の支度を済ませ、起きたカムイに紅茶を出す。
「座っていてくれればよかったのに...」
「そうはいきません。私だけじっとしているわけには...」
「でも、無理してまたメルが痛い思いをするのは嫌だ」
カムイがそっと抱きしめてくれた。
頭を撫でられ、私は頬が熱くなるのを感じた。
(心臓がバクバクしてます...)
ー**ー
俺はメルから身体を離し、頬にキスをした。
「カムイ...!」
「どうしたの?」
「その、は、恥ずかしいです...」
反応が素直で可愛い。
俺は抱きしめたくなるのを堪え、テーブルへ向かった。
「メルが作ってくれたのに、冷めたら勿体ないからね」
「...!はい!」
メルがキッチンへ向かい、スープをよそってくれた。
「今日は何を作ればいいのか分からなくて...」
「これで充分だよ。ありがとう」
メルはにこにこしていて、とても嬉しそうにしていた。
食事が終わったあとは、することがある。
(まずはナタリーとベンからかな)
ー*ー
「カムイ、準備ができました」
「それじゃあ行こうか」
「はい!」
馬車に乗り、荷物をかかえる。
「重いでしょ?だから、俺が持つよ」
「ありがとうございます」
お土産というものを買っていくのが普通だと思うよとカムイが言っていたので、ナタリーさんたちにあげたいものを選んでみた。
今日は、それを渡しに行こうと言っていたのだ。
「ナタリーさんたちは、喜んでくださるでしょうか...?」
「メルが選んだから、きっと喜んでくれるよ」
カムイにそう言われて、私は安心した。
「そろそろ着くよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「カムイ、メル...!」
「ナタリーさん、こんにちは」
「旅行は楽しんだ?」
「はい!」
私は笑顔で返した...つもりだ。
旅行はとっても楽しかった。
でも、怖いことを思い出してしまう。
「ナタリー、これ」
「あたしに?」
「メルが選んだんだよ」
「そうなの?」
ナタリーさんは私の方を見て、にっこりと笑ってくれた。
「ありがとう、メル!大切にするわね!」
「...!」
不思議だ。
さっきまで怖いことが頭のなかにあったのに、今はふきとんでしまっている。
(ナタリーさんの笑顔には、不思議な力があるのかもしれません)
「喜んでもらえてよかったです!」
ー**ー
メルが何かを思い出していたようなので心配だったが、なんとか切り抜けたようだ。
(事件のことを思い出していたのかな)
気をつけておかなければと思った。
ナタリーに渡し終え、ベンがいなかったためナタリーに渡すよう頼んだ。
「メル、大丈夫?」
「?何がですか?」
「なんだか無理して笑ってるように見えたから...」
メルは涙を堪えているようだった。
「大丈夫ですよ...?」
「メル、平気じゃないときは平気じゃないって言っていいんだよ。一人で我慢する必要はないんだよ...」
メルの瞳から、涙が零れ落ちた。
俺はメルを抱きしめることしかできない。
「ごめんなさい...」
「謝らなくていい。だって、怖いものは怖いし、辛いことは辛いから...。俺は、メルにそんな思いを一人でかかえてほしくない。怖かったよね、思い出してしまうよね...ごめん」
俺が背中をさすると、メルは少しだけ声を殺して泣いていた。
しばらくそうして、俺はメルにハンカチを差し出した。
「ごめんなさい」
「謝らなくていいんだよ」
メルの涙が止まったのを見て、俺は馬車へとエスコートした。
「さあ、行こう」
「はい...!」
次はエリックの所だ。
(事務処理とかで警察署内にいるといいけど...)
メルの方に目をやると、にこっと笑ってくれた。
(ひとまず安心して大丈夫そうだな)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あたしはもらった包みを開けた。
「すごく綺麗...」
それは、アクセサリーだった。
月下美人が有名なあたりだと言っていたので、おそらくそれをイメージしたものなのだろう。
「帰っただよ!」
「ベン、おかえりなさい!さっきメルとカムイがきてて...」
あたしはベンに包みを渡した。
「...クッキーか」
ベンは美味しそうに食べていた。
「メルが選んだらしいの。あの子、とてもいいセンスだと思うわ」
「そうだな」
「あたしたちも、どこかへ出掛けたい」
「休みをとって、どこかへ行くだよ」
あたしは嬉しくて、ベンに抱きついた。
「なんだかわくわくしてきたわ!」
「気が早いだよ...」
メルの様子がおかしかったような気がするが、気のせいだろうか。
いつも踏みこめない。
...これがあたしの欠点だと、いつものように反省した。
次の日。
「カムイ、おはようございます」
「うん、おはよう」
いつもと同じ朝がやってきた。
朝御飯の支度を済ませ、起きたカムイに紅茶を出す。
「座っていてくれればよかったのに...」
「そうはいきません。私だけじっとしているわけには...」
「でも、無理してまたメルが痛い思いをするのは嫌だ」
カムイがそっと抱きしめてくれた。
頭を撫でられ、私は頬が熱くなるのを感じた。
(心臓がバクバクしてます...)
ー**ー
俺はメルから身体を離し、頬にキスをした。
「カムイ...!」
「どうしたの?」
「その、は、恥ずかしいです...」
反応が素直で可愛い。
俺は抱きしめたくなるのを堪え、テーブルへ向かった。
「メルが作ってくれたのに、冷めたら勿体ないからね」
「...!はい!」
メルがキッチンへ向かい、スープをよそってくれた。
「今日は何を作ればいいのか分からなくて...」
「これで充分だよ。ありがとう」
メルはにこにこしていて、とても嬉しそうにしていた。
食事が終わったあとは、することがある。
(まずはナタリーとベンからかな)
ー*ー
「カムイ、準備ができました」
「それじゃあ行こうか」
「はい!」
馬車に乗り、荷物をかかえる。
「重いでしょ?だから、俺が持つよ」
「ありがとうございます」
お土産というものを買っていくのが普通だと思うよとカムイが言っていたので、ナタリーさんたちにあげたいものを選んでみた。
今日は、それを渡しに行こうと言っていたのだ。
「ナタリーさんたちは、喜んでくださるでしょうか...?」
「メルが選んだから、きっと喜んでくれるよ」
カムイにそう言われて、私は安心した。
「そろそろ着くよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「カムイ、メル...!」
「ナタリーさん、こんにちは」
「旅行は楽しんだ?」
「はい!」
私は笑顔で返した...つもりだ。
旅行はとっても楽しかった。
でも、怖いことを思い出してしまう。
「ナタリー、これ」
「あたしに?」
「メルが選んだんだよ」
「そうなの?」
ナタリーさんは私の方を見て、にっこりと笑ってくれた。
「ありがとう、メル!大切にするわね!」
「...!」
不思議だ。
さっきまで怖いことが頭のなかにあったのに、今はふきとんでしまっている。
(ナタリーさんの笑顔には、不思議な力があるのかもしれません)
「喜んでもらえてよかったです!」
ー**ー
メルが何かを思い出していたようなので心配だったが、なんとか切り抜けたようだ。
(事件のことを思い出していたのかな)
気をつけておかなければと思った。
ナタリーに渡し終え、ベンがいなかったためナタリーに渡すよう頼んだ。
「メル、大丈夫?」
「?何がですか?」
「なんだか無理して笑ってるように見えたから...」
メルは涙を堪えているようだった。
「大丈夫ですよ...?」
「メル、平気じゃないときは平気じゃないって言っていいんだよ。一人で我慢する必要はないんだよ...」
メルの瞳から、涙が零れ落ちた。
俺はメルを抱きしめることしかできない。
「ごめんなさい...」
「謝らなくていい。だって、怖いものは怖いし、辛いことは辛いから...。俺は、メルにそんな思いを一人でかかえてほしくない。怖かったよね、思い出してしまうよね...ごめん」
俺が背中をさすると、メルは少しだけ声を殺して泣いていた。
しばらくそうして、俺はメルにハンカチを差し出した。
「ごめんなさい」
「謝らなくていいんだよ」
メルの涙が止まったのを見て、俺は馬車へとエスコートした。
「さあ、行こう」
「はい...!」
次はエリックの所だ。
(事務処理とかで警察署内にいるといいけど...)
メルの方に目をやると、にこっと笑ってくれた。
(ひとまず安心して大丈夫そうだな)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あたしはもらった包みを開けた。
「すごく綺麗...」
それは、アクセサリーだった。
月下美人が有名なあたりだと言っていたので、おそらくそれをイメージしたものなのだろう。
「帰っただよ!」
「ベン、おかえりなさい!さっきメルとカムイがきてて...」
あたしはベンに包みを渡した。
「...クッキーか」
ベンは美味しそうに食べていた。
「メルが選んだらしいの。あの子、とてもいいセンスだと思うわ」
「そうだな」
「あたしたちも、どこかへ出掛けたい」
「休みをとって、どこかへ行くだよ」
あたしは嬉しくて、ベンに抱きついた。
「なんだかわくわくしてきたわ!」
「気が早いだよ...」
メルの様子がおかしかったような気がするが、気のせいだろうか。
いつも踏みこめない。
...これがあたしの欠点だと、いつものように反省した。
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