物置小屋

黒蝶

文字の大きさ
上 下
44 / 1,741
1人向け・慰め系

僕の帰る場所(慰め系・寂しがりやな恋人へ)*

しおりを挟む
久しぶり!わざわざ駅まで迎えにきてくれてたの?すごく嬉しいな...。
いいよ、僕が荷物は全部持っていくから!
だからえっと、君は...はい。僕の手を握っててくれる?
ありがとう。それじゃあ行こうか。


...ごめん、我慢できなくてまだ玄関なのに抱きしめちゃって。
同棲しはじめてからこんなに長い間離れたことなかったでしょ?だから、その...少し寂しかったというか、君不足で死にそうだったというか...。
君は全然平気そうだね。もしかして、寂しくなかった?電話やメールだけで満足だった?
...本当は、早く会いたかった?よかった、いつも君は大丈夫って言ってばかりだったから...本当はどう思っているのか、どうして落ちこんでいるのか知りたかったんだ。
どうして分かったのって...一昨日の電話の君の声、沈んでたもん。だから、何かあったんじゃないかなって思ったんだ。
...帰ってきて早々泣かせちゃってごめん。
何があったのか、教えてくれない?
そっか、相談されて相手になっていたらその話が終わった途端、冷たくされて...僕も戻ってこないんじゃないかって思っちゃったんだ。
僕がいない時間が長かったから不安にさせちゃったんだよね、本当にごめん。
僕はその人とは違うよ。だって僕は君の友だちじゃなくて...恋人、でしょ?
いつだって君の側に帰ってくるよ。
僕が帰る場所は君の隣で、君の居場所は僕の隣なんだから。
...よしよし、大丈夫だよ。僕が絶対に側にいるから。
だから...もっと僕に甘えて?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
甘えられる人がいないので、とにかく甘えてみたいと考えていたらこういう内容になりました。
寂しいとも思っているせいか、どうしてかこうなってしまいます。
イチャイチャ系も増やしたいのですが、どうすれば...。
しおりを挟む
1 / 3

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!


処理中です...