物置小屋

１人向け・other

ぬくぬく(炬燵でまったりする話)

ただいま…って、ごめん。今ひとりになりたいって思ってる？
なんとなく疲れているように見えたから…俺の前では我慢しないでほしい。
無理せずそのまま休んでて。君がくつろげる体勢でいて。
炬燵って落ち着くし、出られなくなるのも分かるから。
今日は誰かと話した？ごめん、こんな聞き方じゃ誤解するよね。
人と会ったから疲れてるんじゃないかって思ったんだ。
君は周りに気を遣いすぎるから、気疲れなのかなって…当たり？
それじゃあ、あんまり話しかけない方がいい？
俺と話すの、疲れないの？それじゃあお言葉に甘えて…抱きしめてもいい？
俺も炬燵入りたいし、君と一緒にいられればもっといいなって思ったんだ。
勿論嫌ならすぐどくから言ってね。
そんなに居心地いいって思ってもらえるとは思わなかった…ありがとう。
いつも思うけど、君は本当に優しいね。
ただ、もうちょっと考えていることを教えてほしい。
俺は君みたいに誰かの気持ちを敏感に受け取れないから、寧ろ沢山言葉にしてもらえた方が嬉しいな。
いきなりは難しいかもしれないけど、やりたいこととか嫌なこととかもっと知りたい。
だから、気が向いたら教えてね。…今はこうやって君を抱きしめながら、炬燵であったまれるだけで充分だから。
あれ、もしかしてちょっと照れてる？…君のそういうところも好きだよ。
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炬燵でぬくぬく休みたい、ということで綴ってみました。