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第二章 〜災厄の化身〜
勇者ヤマトの冒険 その1
しおりを挟む~~勇者ヤマト~~
かれこれ、この世界に来てから2ヶ月は経ったな。訓練ばっかの生活は本当にうんざりしたぜ。まっ、そのおかげでこの力を手に入れたんだがな!
今の俺は、どんな魔物が来ても勝てる自信があるな。アリーアも俺の事を惚れてるみたいだし、今度デートでも連れて行ってやるかな。
それと、俺が前に買った奴隷もそろそろ可愛がってやるかな。それにしても、あの騎士団長の娘のアナスタシアも中々の美女だったな。今度、食事にでも誘うか。
俺のハーレム異世界生活は始まったばかりだぜ!
「んん、よろしいですか?」
「ん?アリーア?!……いつからそこにいらっしゃったのですか?」
「今来たばかりよ」
「何かあったのか?」
「ええ。そろそろ実践をしてもらおうと思ってね」
「まさか、魔物討伐なのか?」
「ええ、そうよ。騎士団をつけるから、大森林の浅部で魔物を討伐してもらうわ。」
「分かりました!すぐにでも討伐してきます!アリーアは来ないのか?」
「私は、忙しいのでついて行きません」
「そうですか………分かりました。」
「それではよろしくね」
はあ~~あんな勇者だなんて先が思いやられるわね。私がついてくるとかありえないからほんとに。さっきの話しの間にもずっと私の胸を見てたし、ほんとに気持ち悪い。あんなのより、共和国の召喚された人たちが私たちの方に召喚されればよかったのに。
最近は、勇者のお世話をしている子たちからも苦情が沢山来てるし、はあ~~~憂鬱だわ。
でもゴロッソルと帝国が争ってるこの緊迫した情勢の中で手放す事が出来ないのが辛いわよねえ。
……………………………………………………………
ついに来たぜ!俺のチートハーレム異世界生活の幕開けだーー!この力を使って魔物をどんどん討伐しないとな!正義の為に!!
騎士団が付いて来るって言ってたけどアナスタシアも来るかな~~アナスタシアがピンチになった時に助ける俺とかマジでアナスタシアが俺に惚れちゃうんじゃないの~
定番の聖剣も貰ったし、この聖剣を使って異世界を満喫してやるぜーー
あのクラスの奴らより、良い人生を送れる事間違いなし!
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