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成績優秀な僕が彼女とIQ勝負!
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登場人物
川野武 16歳 高2 178cm
中山絵理 17歳 高3 152cm
竹村友恵 18歳 高3 161cm
「ところでさ~、えりは年下彼氏クンと上手くいってるの~?」
「うん、仲良くやってるよ~。ちょっと頼りない所もあるけど、真面目で、とても素直な子なの!だから一緒にいて安心できるんだよね~♪」
「うわ~、うらやましい!私にもそんな風にカッコカワイイ彼氏クンがいてくれたらな~。」
「何消極的なこと言ってるの!ともえは可愛いし性格も良いんだから、自分から行動すれば素敵な彼氏くらいあっという間にゲットできるって!」
「そうかな~…。」
私立西巻(にしのまき)高校の棋道部の部室で、二人の女子生徒が恋バナに花を咲かせていた。
一人は三年生の中山絵理。もう一人は同じく三年生で棋道部部長の竹村友恵だ。
棋道部とは、主に囲碁・将棋を研究している文化部だ。部長の友恵は囲碁の有段者だった。
絵理と友恵は高校に入ったばかりの頃からの親友同士で、バドミントン部の絵理は、休み時間や部活の無い時などはよく棋道部部室にだべりに来るのだった。
「失礼しま~す。」
そこに体格の良い温和そうな男子生徒が入ってきた。二年生の川野武、絵理の恋人である。
「あら川野くん、また遊びに来てくれたのね。」
「やっほー、たけしくん!」
絵理の彼氏である武も、しばしばこの部室に顔を見せに来る。友恵も迷惑がる素振りも見せず、武に対して至極友好的な態度をとるのだった。
「今ちょうど川野くんの話をしてたところなのよ。えりったらもうデレデレで…。」
「ちょ、ちょっとともえったら!」
「あら、恥ずかしがることないじゃない。今や学園公認のラブラブカップルなんだから。」
「まあ、それもそうなんだけど…てへへ。」
その様子を見ていた武は、少し頬を赤らめながら「あはは…」と、愛嬌のある笑みを浮かべるのだった。
「ところで竹村先輩、棋道部って専ら囲碁と将棋をやっているんですか?」
「ううん、他のボードゲームもあるわよ。チェス、バックギャモン、麻雀、オセロ…。」
「あ~っ!わたしオセロやりたい~!!」
突然絵理が大きな声で自分の希望を主張した。
「ちょ、ちょっとえり、」
「なんかこう、いかにも"ゲーム"って感じで楽しそうじゃん!!運の要素とか無い、実力だけの勝負なんでしょ!?」
「それはそうね。囲碁や将棋も同じだけど、純粋なプレイヤースキルの戦いになるわね。」
「たけしくんっっ!いざ、尋常に勝負っっ!☆」
「えぇ、俺っっ!?」
不意を突かれた武。絵理に指名してもらうのは悪い気はしなかったが、オセロなど、小さい頃に少し父親と遊んだきりだ。
「べ、別にいいけど、えりちゃんはオセロ詳しいの?」
「ううん、ぜ~んぜん☆」
「川野くんはオセロは?」
「あんまりやったこと無いです。」
「それなら、入門者同士、ちょうど良いバランスで良い勝負が出来ると思うわ。川野くん、受けて立ってみたら?」
友恵の後押しと絵理の圧力によって、それほど気がすすまなかった武も、絵理との勝負に身を投じることを決めたのだった。
「そういうことなら、やってみます。えりちゃん、お手柔らかにね。」
「私はぜんっぜん手加減するつもりはないよ~!ガチバトルしようね!♡」
「う、うん」
絵理の迫力に気圧されながらも、武は友恵がオセロの準備をするのを手伝い始めた。
そして…。
「最初はじゃんけんで黒番か白番かを決めましょう。ちなみに、黒が先に打つのよ。」
「じゃ~んけ~ん、ぽんっ!」
「えりの勝ちね。黒と白、どっちにする?」
「じゃあ黒にする!だって先に打ちたいもん!」
「じゃあ川野くんは白ね。」
「はい。」
こうして、熱戦の火蓋が切って落とされた。
パチン。パチン。
序盤は淡々と進行する。二人ともさすがに基本ルールは理解しているので、戦いはスムーズに展開していったのだが…。
(要は、たくさんひっくり返せばいいんだよな。シンプルな話じゃないか)
武は初心者にありがちな勘違いをしていた。"とにかく多くひっくり返せば良い"一見もっともな考え方だが、ゲーム全体を見ると、それは理にかなっていないのだ。一方の絵理は…
(このオセロっていうゲーム、一見すごく単純だけど、めちゃくちゃ奥が深いんだろうなぁ…。慎重にいこっと☆)
武のような極端な勘違いだけはしていないのだった。
そしてゲームの序盤が終わろうとしていた時…。
パチン。
(あっ、そこは…!)
友恵には分かっていた。武が打った場所は、通称"X"(エックス)と呼ばれる、隅から一つ斜め内側に入った所である。通常は打ったら必ず不利になると言われている場所だった。
(あ、たけしくんがあそこに打ったということは…、ここに打てば隅取れそう!!)
頭の回転の非常に速い絵理は見事に察知したのだ。
絵理は、テストの点数こそ平均的だったが、創意工夫をする能力が非常に優れており、家庭科や図画工作、文化祭の準備などでは常に大きな存在感を発揮する生徒だった。
(よし、白の方がだいぶ多くなってきたな。いいペースで進んでるんじゃないか?)
一方の武はというと、テストの成績は常にトップクラス。優等生と周囲に認知されていたものの、その記憶力を実生活に応用する能力においては、少し弱いところがあった。言ってしまえば、頭でっかちなのだ。
序盤で大きな勘違いをし、それが思い込みとして頭に刷り込まれてしまったのも、思考の柔軟性に欠けるという武の弱点が発露した結果と言えた。
そしてゲームがついに動いた…!
「やり~ぃ、隅取ったぁ!♪」
「えっ、いつの間に…!!」
武は少し動揺したものの、すぐに気を取り直した。
(隅を与えてしまったとは言え、まだ白の数の方が圧倒的に多い…!このまま力技で押し切ってやる!!)
武はそれまでと同じ方針で打ち続けていたが、絵理は一歩引いて冷静に局面を見渡すことが出来ていた。隅を取るための"コツ"をつかみつつあったのだ。
(あれ、白が多いと思ってたのに、だんだんそうでもなくなってきたような…あっ!そこに打たれたら…!)
30秒後。
「きゃ~っ、また隅取っちゃった~♡だんだんひっくり返せる数も多くなってきたし、私の勝ちパターン?ってやつじゃないの~、たけしく~ん?♪」
「くっ、、まだ勝負は決まってないよ!!」
(勝負あったわね…。)
友恵には見えていた。絵理が盤面をことごとく黒色に染め上げる未来が…!
その後、武はひっくり返せる数が目に見えて少なくなっていった。一個だけ、というのもザラだった。そして…。
「よ~し、また一列丸ごとひっくり返しちゃったよ~!たけしくんの番だよ、…ってあれたけしくん?なんだか顔に"絶望"…って書いてあるみたいだけど、どうしたの?」
「……打てる所が無い。」
「ええっ!?どういうこと!?」
戦局を冷静に注視していた友恵が、静かに告げる。
「打てるところがない場合は、パスすることになるわ。えりの番よ。」
「えっ、いいの?じゃあ次はここ、パチコン☆」
「……パス」
「えっ、またパス~?wじゃあ次は…ここだぁ!」
「………パス」
「あはははは~!なんだか私がたけしくんのことイジメてるみたいになってきちゃったね~!地頭力で女の子に負けちゃって、恥ずかしくないの?♡」
「うぅ……」
「こ~ら、えり!無駄話をしない!」
「は~い。……てへ☆」
そして数分後…。
友恵が試合結果を冷徹に通告する。
「64対0で黒の完封勝ちね。えり、あなたやっぱり頭の回転速いわね~。川野くん、そんなに気を落とさないで…。」
盤面はものの見事に漆黒に染め上げられていた。
「たけしくん、よっわ~い♡テストではいつもトップなのに、こういう頭脳戦ではてんでダメなんだね~♪でも、そんなたけしくん可愛い…♡」
「うぅっ、僕の完敗です…。僕は頭の良さでもえりちゃんに到底敵いません…。」
「あっはは~!男の面目丸つぶれってやつだね~☆」
「こら、えり!オセロは紳士淑女の競技よ、その辺にしておきなさい!」
「は~い…。あぁ~楽しかった!オセロ、ハマっちゃうかも♪」
武は、いつも成績では優秀な自分が、頭脳戦で愛する彼女に全く歯が立たなかったという事実をなかなか受け止めることが出来なかった。穴があったら入りたい、それはまさに今の武のためにある言葉だと言えた。
「たけしくん、私と真剣勝負してくれて、本っ当~にありがとね!心から楽しい時間だったよ!たけしくんの記憶力と私の頭の柔らかさ、一緒になれば世界最強のコンビになれることは間違いなし!!だよ!だから、自信を持って、ね?」
「うぅ、えりちゃぁん、うわぁぁぁん……!」
悔しさと絵理の言葉に対する嬉しさから大粒の涙を流し机に突っ伏す武の頭を、絵理はポンポンと、いつまでも優しく叩き続けるのだった……。
(ふぅ、まったくご馳走様だわ。ちょっと変だけど、これが学園最強カップルの愛の形なのね。あぁ、私も彼氏ほしー。)友恵談。
つづく。
川野武 16歳 高2 178cm
中山絵理 17歳 高3 152cm
竹村友恵 18歳 高3 161cm
「ところでさ~、えりは年下彼氏クンと上手くいってるの~?」
「うん、仲良くやってるよ~。ちょっと頼りない所もあるけど、真面目で、とても素直な子なの!だから一緒にいて安心できるんだよね~♪」
「うわ~、うらやましい!私にもそんな風にカッコカワイイ彼氏クンがいてくれたらな~。」
「何消極的なこと言ってるの!ともえは可愛いし性格も良いんだから、自分から行動すれば素敵な彼氏くらいあっという間にゲットできるって!」
「そうかな~…。」
私立西巻(にしのまき)高校の棋道部の部室で、二人の女子生徒が恋バナに花を咲かせていた。
一人は三年生の中山絵理。もう一人は同じく三年生で棋道部部長の竹村友恵だ。
棋道部とは、主に囲碁・将棋を研究している文化部だ。部長の友恵は囲碁の有段者だった。
絵理と友恵は高校に入ったばかりの頃からの親友同士で、バドミントン部の絵理は、休み時間や部活の無い時などはよく棋道部部室にだべりに来るのだった。
「失礼しま~す。」
そこに体格の良い温和そうな男子生徒が入ってきた。二年生の川野武、絵理の恋人である。
「あら川野くん、また遊びに来てくれたのね。」
「やっほー、たけしくん!」
絵理の彼氏である武も、しばしばこの部室に顔を見せに来る。友恵も迷惑がる素振りも見せず、武に対して至極友好的な態度をとるのだった。
「今ちょうど川野くんの話をしてたところなのよ。えりったらもうデレデレで…。」
「ちょ、ちょっとともえったら!」
「あら、恥ずかしがることないじゃない。今や学園公認のラブラブカップルなんだから。」
「まあ、それもそうなんだけど…てへへ。」
その様子を見ていた武は、少し頬を赤らめながら「あはは…」と、愛嬌のある笑みを浮かべるのだった。
「ところで竹村先輩、棋道部って専ら囲碁と将棋をやっているんですか?」
「ううん、他のボードゲームもあるわよ。チェス、バックギャモン、麻雀、オセロ…。」
「あ~っ!わたしオセロやりたい~!!」
突然絵理が大きな声で自分の希望を主張した。
「ちょ、ちょっとえり、」
「なんかこう、いかにも"ゲーム"って感じで楽しそうじゃん!!運の要素とか無い、実力だけの勝負なんでしょ!?」
「それはそうね。囲碁や将棋も同じだけど、純粋なプレイヤースキルの戦いになるわね。」
「たけしくんっっ!いざ、尋常に勝負っっ!☆」
「えぇ、俺っっ!?」
不意を突かれた武。絵理に指名してもらうのは悪い気はしなかったが、オセロなど、小さい頃に少し父親と遊んだきりだ。
「べ、別にいいけど、えりちゃんはオセロ詳しいの?」
「ううん、ぜ~んぜん☆」
「川野くんはオセロは?」
「あんまりやったこと無いです。」
「それなら、入門者同士、ちょうど良いバランスで良い勝負が出来ると思うわ。川野くん、受けて立ってみたら?」
友恵の後押しと絵理の圧力によって、それほど気がすすまなかった武も、絵理との勝負に身を投じることを決めたのだった。
「そういうことなら、やってみます。えりちゃん、お手柔らかにね。」
「私はぜんっぜん手加減するつもりはないよ~!ガチバトルしようね!♡」
「う、うん」
絵理の迫力に気圧されながらも、武は友恵がオセロの準備をするのを手伝い始めた。
そして…。
「最初はじゃんけんで黒番か白番かを決めましょう。ちなみに、黒が先に打つのよ。」
「じゃ~んけ~ん、ぽんっ!」
「えりの勝ちね。黒と白、どっちにする?」
「じゃあ黒にする!だって先に打ちたいもん!」
「じゃあ川野くんは白ね。」
「はい。」
こうして、熱戦の火蓋が切って落とされた。
パチン。パチン。
序盤は淡々と進行する。二人ともさすがに基本ルールは理解しているので、戦いはスムーズに展開していったのだが…。
(要は、たくさんひっくり返せばいいんだよな。シンプルな話じゃないか)
武は初心者にありがちな勘違いをしていた。"とにかく多くひっくり返せば良い"一見もっともな考え方だが、ゲーム全体を見ると、それは理にかなっていないのだ。一方の絵理は…
(このオセロっていうゲーム、一見すごく単純だけど、めちゃくちゃ奥が深いんだろうなぁ…。慎重にいこっと☆)
武のような極端な勘違いだけはしていないのだった。
そしてゲームの序盤が終わろうとしていた時…。
パチン。
(あっ、そこは…!)
友恵には分かっていた。武が打った場所は、通称"X"(エックス)と呼ばれる、隅から一つ斜め内側に入った所である。通常は打ったら必ず不利になると言われている場所だった。
(あ、たけしくんがあそこに打ったということは…、ここに打てば隅取れそう!!)
頭の回転の非常に速い絵理は見事に察知したのだ。
絵理は、テストの点数こそ平均的だったが、創意工夫をする能力が非常に優れており、家庭科や図画工作、文化祭の準備などでは常に大きな存在感を発揮する生徒だった。
(よし、白の方がだいぶ多くなってきたな。いいペースで進んでるんじゃないか?)
一方の武はというと、テストの成績は常にトップクラス。優等生と周囲に認知されていたものの、その記憶力を実生活に応用する能力においては、少し弱いところがあった。言ってしまえば、頭でっかちなのだ。
序盤で大きな勘違いをし、それが思い込みとして頭に刷り込まれてしまったのも、思考の柔軟性に欠けるという武の弱点が発露した結果と言えた。
そしてゲームがついに動いた…!
「やり~ぃ、隅取ったぁ!♪」
「えっ、いつの間に…!!」
武は少し動揺したものの、すぐに気を取り直した。
(隅を与えてしまったとは言え、まだ白の数の方が圧倒的に多い…!このまま力技で押し切ってやる!!)
武はそれまでと同じ方針で打ち続けていたが、絵理は一歩引いて冷静に局面を見渡すことが出来ていた。隅を取るための"コツ"をつかみつつあったのだ。
(あれ、白が多いと思ってたのに、だんだんそうでもなくなってきたような…あっ!そこに打たれたら…!)
30秒後。
「きゃ~っ、また隅取っちゃった~♡だんだんひっくり返せる数も多くなってきたし、私の勝ちパターン?ってやつじゃないの~、たけしく~ん?♪」
「くっ、、まだ勝負は決まってないよ!!」
(勝負あったわね…。)
友恵には見えていた。絵理が盤面をことごとく黒色に染め上げる未来が…!
その後、武はひっくり返せる数が目に見えて少なくなっていった。一個だけ、というのもザラだった。そして…。
「よ~し、また一列丸ごとひっくり返しちゃったよ~!たけしくんの番だよ、…ってあれたけしくん?なんだか顔に"絶望"…って書いてあるみたいだけど、どうしたの?」
「……打てる所が無い。」
「ええっ!?どういうこと!?」
戦局を冷静に注視していた友恵が、静かに告げる。
「打てるところがない場合は、パスすることになるわ。えりの番よ。」
「えっ、いいの?じゃあ次はここ、パチコン☆」
「……パス」
「えっ、またパス~?wじゃあ次は…ここだぁ!」
「………パス」
「あはははは~!なんだか私がたけしくんのことイジメてるみたいになってきちゃったね~!地頭力で女の子に負けちゃって、恥ずかしくないの?♡」
「うぅ……」
「こ~ら、えり!無駄話をしない!」
「は~い。……てへ☆」
そして数分後…。
友恵が試合結果を冷徹に通告する。
「64対0で黒の完封勝ちね。えり、あなたやっぱり頭の回転速いわね~。川野くん、そんなに気を落とさないで…。」
盤面はものの見事に漆黒に染め上げられていた。
「たけしくん、よっわ~い♡テストではいつもトップなのに、こういう頭脳戦ではてんでダメなんだね~♪でも、そんなたけしくん可愛い…♡」
「うぅっ、僕の完敗です…。僕は頭の良さでもえりちゃんに到底敵いません…。」
「あっはは~!男の面目丸つぶれってやつだね~☆」
「こら、えり!オセロは紳士淑女の競技よ、その辺にしておきなさい!」
「は~い…。あぁ~楽しかった!オセロ、ハマっちゃうかも♪」
武は、いつも成績では優秀な自分が、頭脳戦で愛する彼女に全く歯が立たなかったという事実をなかなか受け止めることが出来なかった。穴があったら入りたい、それはまさに今の武のためにある言葉だと言えた。
「たけしくん、私と真剣勝負してくれて、本っ当~にありがとね!心から楽しい時間だったよ!たけしくんの記憶力と私の頭の柔らかさ、一緒になれば世界最強のコンビになれることは間違いなし!!だよ!だから、自信を持って、ね?」
「うぅ、えりちゃぁん、うわぁぁぁん……!」
悔しさと絵理の言葉に対する嬉しさから大粒の涙を流し机に突っ伏す武の頭を、絵理はポンポンと、いつまでも優しく叩き続けるのだった……。
(ふぅ、まったくご馳走様だわ。ちょっと変だけど、これが学園最強カップルの愛の形なのね。あぁ、私も彼氏ほしー。)友恵談。
つづく。
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