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3 夏といえば虫取りですよね。一攫千金狙いますか。
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「さぁ、ここで最近話題の昆虫特集のコーナーです。」
俺は毎朝のルーティンである朝のニュースを見ていた。
「おお、今日の特集は昆虫か~。夏だもんな。」
「しょうたくん。昆虫好きなの?」
「フッ。俺は虫が苦手なんだ。あんな怖いもの好きなわけないだろ。」
「えー。虫可愛いじゃん。」
「どこがだよ。アイツらは何考えてるかも分からないし急に飛んだり動いたり変な毒持ってたり可愛いところなんて一つもないぞ。」
「しょうたくん。虫取りとかしたことある?」
「あるわけないだろ。俺は一生虫なんか触らないって心に決めてんだ。」
俺は子供も頃から虫が苦手だった。周りの子供達はみんなカブトムシやらクワガタがかっこいいとか言っていたが俺は心の中ではみんなを馬鹿にしていた。だってそうだろ。虫がなんの役に立つんだ。テレビの奴らも昆虫特集なんて組んで誰得なんだよ。
「いやぁ、最近の昆虫はすごいですねぇ。一匹十万超えなんて考えられないですよ。ハハハハハ。」
一匹十万超え…?
Now Loading……。
「サエコ…。虫取り行くゾォ!必ず一匹十万超えの昆虫を手に入れる。俺は心に決めたんだ。虫取りで俺はこれから生活していく!」
「しょうたくん。さっきと言ってることが違うんだけど。」
「サエコさん。人間はさ、その時その時で世間に順応しないといけないのよ。」
「しょうたくん。順応できなかったからクビになったんでしょ。」
…Now Loading…
「ナニヲイッテイルカワカリマセン。」
「はぁー。仕方ない私も付き合ってあげるよ。」
そうと決まれば森へ出発だ。
サエコは助っ人としてギャル子ちゃんを呼んでいた。
「おっすー。しょうたじゃん。おひさー。」
「ギャル姉さん!お久しぶりです。あの時はお世話になりました。」
「いいんだって気にすんなよ。虫取り行くんだって?」
「ウッス。どうやら最近は一匹十万超えの虫がいるらしくて自分はその虫たちを売って一儲けしようかなと。」
「気合い入ってんね。おっしゃ、手伝ってやるか!」
「ギャル姉さん!あざぁーす!」
こうして俺たち三人は一匹十万超えの昆虫を探し始めた。しかし高そうな昆虫が一匹もいない。まぁ簡単に捕まえれるわけないと思ってはいたがこりゃあ長い戦いになりそうだ。
「うーん。いないね。しょうたくんどうする?」
「フッ、そう簡単に見つけれるわけないさ。」
「じゃあ諦めるの?」
「チッチッチ。俺には作戦がある。その名もバナナトラップさ!」
「バナナトラップ!?」
説明しよう。バナナトラップとはバナナとお酒を組み合わせて蜜を作り、カブトムシがよく集まる木に仕掛ける。カブトムシが大好きな樹液は、木の幹からにじみ出た糖分が発酵した物質だ。バナナトラップは発酵するとアルコールが発生する。するとカブトムシはお酒の匂いに釣られて飛んでくる。そこを捕獲する最強のトラップだ!
「こいつを仕掛ければ大量に捕獲できるってわけだ。」
我ながら天才だ。俺が本気を出せばこんなもんよ。
仕掛けてからしばらく立つとそこには大量の昆虫が集まっていた。
「フハハハ!まんまと俺のトラップに引っかかったな。」
「しょうたくんすごいじゃん!まさか天才!?」
「サエコよ、今気づいたのかい?」
「ちょ、しょうた。この中に高そうな昆虫いる?」
「ギャル姉さん。多分このカブトムシっすね。こいつはでっかいし強そうなので多分高いっす。」
「あっ!しょうたくん!私たち幽霊にはね特別な力があるの!」
「えっ?特別な力?なんだ急に?」
「私たち幽霊には昆虫の声が聞こえるの!」
「なんだと!そりゃ便利だな!」
「私たちの力しょうたくんにも貸すね!」
どうやらサエコたち幽霊には昆虫の声が聞こえる特殊能力があるらしい。幽霊はなんでもありなんだな。まあでもその力のおかげで虫たちの声が聞こえれば虫取りももっと楽になる。助かるぜ!
「チッ、もっといい酒使えよ。コイツら金ないんだな。」
「ん?今聞こえたのって。」
「しょうた、アタシら虫たちに馬鹿にされてるよ。」
なんだと…。俺は虫にまで馬鹿にされるのか。ふざけるな。絶対捕まえて売ってやる!!
「おい!カブトムシの野郎!俺たちを馬鹿にしたこと後悔するがいい!」
「ぷっ。オイラがお前らみたいな馬鹿に捕まるかよ」
「ほーう!言うじゃない。そんなに捕まらない自信があるのか。上等だよ。やってやんよ!!」
「サエコ!ギャル姉さん!フォーメーションG!」
「了解っ!」
このフォーメーションGは三方向から一気に距離を詰め捕まえる作戦。これから逃げ切れる虫など存在しない。
ブーンっ!バサバサっ!
「なっ…飛んだだと…。」
「ばーかばーか。オイラには羽があるのさ。そんなことも知らないのか?」
飛ぶとはな。流石カブトムシだ。
しかしこっちにも切り札がある。
「サエコ!ギャル姉さん!飛べ!」
「な、なんだと…」
カブトムシの野郎焦ってやがる。そうさ、サエコとギャル姉さんは幽霊、飛ぶことも可能だ!
「捕まえた!!」
「おいおい、カブトムシくんどうした。俺たちみたいな馬鹿には捕まらないんじゃなかったのかい?」
「くそ、あんたらやるじゃねえか。完敗だ。」
フハハハハハハハ!俺たちの勝利だ。さて値段でも調べるか。
「カブトムシくん、君の名前を教えるんだ。」
「ヤマトカブトムシだ。」
ん…?値段六百円?
ヤマトカブトムシはホームセンターやペットショップで約六百円で手軽に購入が可能です。
なんだと…。
「一匹十万超えのカブトムシじゃないのか!」
「あっ?ヘラクレスオオカブトのことか?アイツは中央アメリカから南アメリカ、小アンティル諸島に生息してるから日本にはいないぞ?」
…Now Loading…
俺たちの夏は終わった。
俺はもう二度と虫とは関わらないと心に誓った。
俺は毎朝のルーティンである朝のニュースを見ていた。
「おお、今日の特集は昆虫か~。夏だもんな。」
「しょうたくん。昆虫好きなの?」
「フッ。俺は虫が苦手なんだ。あんな怖いもの好きなわけないだろ。」
「えー。虫可愛いじゃん。」
「どこがだよ。アイツらは何考えてるかも分からないし急に飛んだり動いたり変な毒持ってたり可愛いところなんて一つもないぞ。」
「しょうたくん。虫取りとかしたことある?」
「あるわけないだろ。俺は一生虫なんか触らないって心に決めてんだ。」
俺は子供も頃から虫が苦手だった。周りの子供達はみんなカブトムシやらクワガタがかっこいいとか言っていたが俺は心の中ではみんなを馬鹿にしていた。だってそうだろ。虫がなんの役に立つんだ。テレビの奴らも昆虫特集なんて組んで誰得なんだよ。
「いやぁ、最近の昆虫はすごいですねぇ。一匹十万超えなんて考えられないですよ。ハハハハハ。」
一匹十万超え…?
Now Loading……。
「サエコ…。虫取り行くゾォ!必ず一匹十万超えの昆虫を手に入れる。俺は心に決めたんだ。虫取りで俺はこれから生活していく!」
「しょうたくん。さっきと言ってることが違うんだけど。」
「サエコさん。人間はさ、その時その時で世間に順応しないといけないのよ。」
「しょうたくん。順応できなかったからクビになったんでしょ。」
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「ナニヲイッテイルカワカリマセン。」
「はぁー。仕方ない私も付き合ってあげるよ。」
そうと決まれば森へ出発だ。
サエコは助っ人としてギャル子ちゃんを呼んでいた。
「おっすー。しょうたじゃん。おひさー。」
「ギャル姉さん!お久しぶりです。あの時はお世話になりました。」
「いいんだって気にすんなよ。虫取り行くんだって?」
「ウッス。どうやら最近は一匹十万超えの虫がいるらしくて自分はその虫たちを売って一儲けしようかなと。」
「気合い入ってんね。おっしゃ、手伝ってやるか!」
「ギャル姉さん!あざぁーす!」
こうして俺たち三人は一匹十万超えの昆虫を探し始めた。しかし高そうな昆虫が一匹もいない。まぁ簡単に捕まえれるわけないと思ってはいたがこりゃあ長い戦いになりそうだ。
「うーん。いないね。しょうたくんどうする?」
「フッ、そう簡単に見つけれるわけないさ。」
「じゃあ諦めるの?」
「チッチッチ。俺には作戦がある。その名もバナナトラップさ!」
「バナナトラップ!?」
説明しよう。バナナトラップとはバナナとお酒を組み合わせて蜜を作り、カブトムシがよく集まる木に仕掛ける。カブトムシが大好きな樹液は、木の幹からにじみ出た糖分が発酵した物質だ。バナナトラップは発酵するとアルコールが発生する。するとカブトムシはお酒の匂いに釣られて飛んでくる。そこを捕獲する最強のトラップだ!
「こいつを仕掛ければ大量に捕獲できるってわけだ。」
我ながら天才だ。俺が本気を出せばこんなもんよ。
仕掛けてからしばらく立つとそこには大量の昆虫が集まっていた。
「フハハハ!まんまと俺のトラップに引っかかったな。」
「しょうたくんすごいじゃん!まさか天才!?」
「サエコよ、今気づいたのかい?」
「ちょ、しょうた。この中に高そうな昆虫いる?」
「ギャル姉さん。多分このカブトムシっすね。こいつはでっかいし強そうなので多分高いっす。」
「あっ!しょうたくん!私たち幽霊にはね特別な力があるの!」
「えっ?特別な力?なんだ急に?」
「私たち幽霊には昆虫の声が聞こえるの!」
「なんだと!そりゃ便利だな!」
「私たちの力しょうたくんにも貸すね!」
どうやらサエコたち幽霊には昆虫の声が聞こえる特殊能力があるらしい。幽霊はなんでもありなんだな。まあでもその力のおかげで虫たちの声が聞こえれば虫取りももっと楽になる。助かるぜ!
「チッ、もっといい酒使えよ。コイツら金ないんだな。」
「ん?今聞こえたのって。」
「しょうた、アタシら虫たちに馬鹿にされてるよ。」
なんだと…。俺は虫にまで馬鹿にされるのか。ふざけるな。絶対捕まえて売ってやる!!
「おい!カブトムシの野郎!俺たちを馬鹿にしたこと後悔するがいい!」
「ぷっ。オイラがお前らみたいな馬鹿に捕まるかよ」
「ほーう!言うじゃない。そんなに捕まらない自信があるのか。上等だよ。やってやんよ!!」
「サエコ!ギャル姉さん!フォーメーションG!」
「了解っ!」
このフォーメーションGは三方向から一気に距離を詰め捕まえる作戦。これから逃げ切れる虫など存在しない。
ブーンっ!バサバサっ!
「なっ…飛んだだと…。」
「ばーかばーか。オイラには羽があるのさ。そんなことも知らないのか?」
飛ぶとはな。流石カブトムシだ。
しかしこっちにも切り札がある。
「サエコ!ギャル姉さん!飛べ!」
「な、なんだと…」
カブトムシの野郎焦ってやがる。そうさ、サエコとギャル姉さんは幽霊、飛ぶことも可能だ!
「捕まえた!!」
「おいおい、カブトムシくんどうした。俺たちみたいな馬鹿には捕まらないんじゃなかったのかい?」
「くそ、あんたらやるじゃねえか。完敗だ。」
フハハハハハハハ!俺たちの勝利だ。さて値段でも調べるか。
「カブトムシくん、君の名前を教えるんだ。」
「ヤマトカブトムシだ。」
ん…?値段六百円?
ヤマトカブトムシはホームセンターやペットショップで約六百円で手軽に購入が可能です。
なんだと…。
「一匹十万超えのカブトムシじゃないのか!」
「あっ?ヘラクレスオオカブトのことか?アイツは中央アメリカから南アメリカ、小アンティル諸島に生息してるから日本にはいないぞ?」
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俺はもう二度と虫とは関わらないと心に誓った。
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