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4 オンライン飲み会って終わった後すごく寂しくなりません?
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プルルプルル…。
電話か。相手は俺の唯一の友達、コウタだった。
「コウタ。どうした?」
「なぁ、しょうた、明日オンライン飲み会しようぜ。」
「オンライン飲み会?まぁ良いけど」
「おっしゃ!なら酒買っとけよ」
オンライン飲み会か。始めてやるな。社会人だった頃は一度も誘われたことなかったからな。うん、楽しみだ。
「ねね、しょうたくん!オンライン飲み会って何?」
「聞いてたのか!オンライン飲み会ってのはビデオ通話とかの機能を利用して、インターネット上で仲間と飲み会を行うことだ。」
「へー!楽しそう!!私も参加したい!」
「いや、ダメに決まってるだろ。そもそもサエコは幽霊なんだから姿も見えないし酒も飲めないだろ?絶対ダメだ!」
「なっ!しょうたくんの意地悪!」
意地悪って言われても、幽霊がオンライン飲み会出来るわけないし、もし変なものが写ってコウタにまで嫌われたら俺は本当にひとりぼっちになっちまう。
サエコには悪いが大人しくしてもらわないと。
よし、酒も買ったしオンライン飲み会の準備でもするか。
サエコがじっとこっち見ているがダメなものはダメだ。もしサエコに話しかけられたりしてもガン無視してやる。
「おー!しょうた!元気そうだな。」
「そう見えるか?仕事クビになったんだぞ。」
「おうおう!じゃあ今日は沢山飲んで嫌なこと忘れちまおうぜ!」
元気なやつだな。コウタは世界一周の夢を叶える為頑張って働いている良いやつだ。
「なぁしょうた、聞いてくれよ。最近彼女が変なんだよ。」
「なんだ?惚気話か?俺は彼女できたことないから分からんな。心当たりとかないの?」
「いやまぁ、彼女が最近心霊スポットに行ったみたいでよ、そこで幽霊見たって言い張ってきたから俺がいるわけないって言ったら喧嘩になっちゃってさ。ほんと馬鹿だろ?幽霊なんているわけないのに。」
なんだと…。どうやら馬鹿なのはコウタお前の方だ。幽霊はいるんだよ。意外とフレンドリーなやつがな。
「ねね、しょうたくん。幽霊の話してる?」
くっ、話題が幽霊だからすぐ来やがったな。無視だ無視。
「ねね、幽霊っているのかな?私は幽霊を信じない派だな。」
んんっ?なぜお前は信じない派なんだ!
自分が幽霊だと言うことを忘れているのか?ありえない。
「なぁ、しょうた。お前は幽霊を信じるか?」
信じるも何も居るからな。しかし俺は唯一の友達であるコウタに嫌われるわけにはいかない。だからここは
「俺も信じないな。ハハハ」
「だよな!幽霊なんか居るわけない。居たら姿を見せてほしいもんだぜ。」
なっ!コウタのやつ余計なこと言うな!そんなこと言ったらサエコが反応しちまう。
「おっ!私の出番ですかね。見せてやりますか。」
まずい!動き出した。サエコがどんなことをしようと俺はガン無視を貫くんだ!
ビビビッ
「なぁ、しょうた。お前のとこ電波悪いのかな?お前の画面に白いモヤみたいなのが写ってるぞ。」
サエコのやつ俺のPCの前でうろちょろしやがって。
「いや、気のせいじゃないか?コウタの方の電波が悪いのかも」
「俺んとこはバリ三だぜ。最近新しいのに変えたからな!」
うーん。しょうたくんの友達全然気付いてくれない。そうだ!
パリンっ!
「うわっ!しょうた!大丈夫か!お前ん家の蛍光灯割れたじゃねぇか!」
「んん?あー蛍光灯ね。よく壊れるんだよ。ハハハ、気にすんなよ。」
サエコのやつ!蛍光灯壊しやがった。イカれてんのか!しかし冷静にしていないとコウタに怪しまれる。
ポーン、ガシャンっ
「しょうたぁ!今お前の後ろで皿が飛んでたぞ!」
「あぁハハハハ!うちの皿たまに飛ぶんだよ?コウタの家では皿飛ばないのか?」
「飛ばねぇよ!てかその皿お前の気に入ってる一枚二万円の皿じゃねえか!しょうた、まさか幽霊とかに取り憑かれたりしてるんじゃないか!?」
「ん?コウタ、幽霊なんか居るわけないって!」
しょうたくんーっ!サエコ一人寂しいよぉー!呪っちゃうぞー!
「おい!!しょうた!今呪うって女の声が聞こえたぞ!」
くそ!!ダメだ。パニックになってきた。
「ああ、俺たまに隣の住人に呪われるんだよ?コウタは呪われたことないのか?」
「ねぇよ!隣の人に呪われるってどう言う状況なんだよ!」
「ハハハハハ。コウタよ、人生で一回は呪われないともったいないぞー!」
スッ
「はぁ!しょうた!お前の肩に白い手が!!」
「ああ!これね!俺のペットだよ?可愛いんだ。ひまわりの種あげると喜ぶんだよ!」
ダメだ。頭が回らん。俺は一体何を言ってるんだ。
「しょうた、俺幽霊信じるわ。お前憑かれてるわ!絶対に憑かれてる!」
「おいおいおい、コウタくん。幽霊なんか居ないさ!おかしくなったのか?」
「おかしいのはお前だ!」
「コウタ、わかった。正直に言うよ。これはサプライズなんだ。」
「サプライズ?」
「お前と彼女の仲直りをさせるために幽霊がいるとお前に信じ込ませるために俺が仕掛けたんだよ。」
くっ。こんな言い訳しか思い浮かばない。これで誤魔化せるかわからんが賭けるしかない。
「しょうた。お前良いやつだな。俺は良い友達を持ったよ。俺のために蛍光灯や皿も壊してまで幽霊がいると思わせようなんて…。」
信じやがった。コウタお前がおバカで助かったぜ。
「気にするな。蛍光灯や皿なんて安いもんさ。男なら彼女の言ったこと信じてやるんだよ!」
「しょうた…。お前童貞なのにカッケェよ。」
童貞は言わなくて良いじゃんか…。
「ありがとう!お前のおかげで彼女に謝る勇気が出てきたよ!俺彼女に謝りたいから今日はここまでにしよう!」
「おう!ちゃんと謝れよ!」
「しょうた!ありがとな!良い夢みろよ!あばよ!」
ふぅ。無事に終わったな。さてと
「サエコさん。ちょっとお話があります。」
俺の初めてのオンライン飲み会は終わった。
酒六百円 蛍光灯二千円 皿 二万円
計二万二千六百円。
オンライン飲み会は一回するのに二万円もかかるのか。もう二度としないと心に決めた。
電話か。相手は俺の唯一の友達、コウタだった。
「コウタ。どうした?」
「なぁ、しょうた、明日オンライン飲み会しようぜ。」
「オンライン飲み会?まぁ良いけど」
「おっしゃ!なら酒買っとけよ」
オンライン飲み会か。始めてやるな。社会人だった頃は一度も誘われたことなかったからな。うん、楽しみだ。
「ねね、しょうたくん!オンライン飲み会って何?」
「聞いてたのか!オンライン飲み会ってのはビデオ通話とかの機能を利用して、インターネット上で仲間と飲み会を行うことだ。」
「へー!楽しそう!!私も参加したい!」
「いや、ダメに決まってるだろ。そもそもサエコは幽霊なんだから姿も見えないし酒も飲めないだろ?絶対ダメだ!」
「なっ!しょうたくんの意地悪!」
意地悪って言われても、幽霊がオンライン飲み会出来るわけないし、もし変なものが写ってコウタにまで嫌われたら俺は本当にひとりぼっちになっちまう。
サエコには悪いが大人しくしてもらわないと。
よし、酒も買ったしオンライン飲み会の準備でもするか。
サエコがじっとこっち見ているがダメなものはダメだ。もしサエコに話しかけられたりしてもガン無視してやる。
「おー!しょうた!元気そうだな。」
「そう見えるか?仕事クビになったんだぞ。」
「おうおう!じゃあ今日は沢山飲んで嫌なこと忘れちまおうぜ!」
元気なやつだな。コウタは世界一周の夢を叶える為頑張って働いている良いやつだ。
「なぁしょうた、聞いてくれよ。最近彼女が変なんだよ。」
「なんだ?惚気話か?俺は彼女できたことないから分からんな。心当たりとかないの?」
「いやまぁ、彼女が最近心霊スポットに行ったみたいでよ、そこで幽霊見たって言い張ってきたから俺がいるわけないって言ったら喧嘩になっちゃってさ。ほんと馬鹿だろ?幽霊なんているわけないのに。」
なんだと…。どうやら馬鹿なのはコウタお前の方だ。幽霊はいるんだよ。意外とフレンドリーなやつがな。
「ねね、しょうたくん。幽霊の話してる?」
くっ、話題が幽霊だからすぐ来やがったな。無視だ無視。
「ねね、幽霊っているのかな?私は幽霊を信じない派だな。」
んんっ?なぜお前は信じない派なんだ!
自分が幽霊だと言うことを忘れているのか?ありえない。
「なぁ、しょうた。お前は幽霊を信じるか?」
信じるも何も居るからな。しかし俺は唯一の友達であるコウタに嫌われるわけにはいかない。だからここは
「俺も信じないな。ハハハ」
「だよな!幽霊なんか居るわけない。居たら姿を見せてほしいもんだぜ。」
なっ!コウタのやつ余計なこと言うな!そんなこと言ったらサエコが反応しちまう。
「おっ!私の出番ですかね。見せてやりますか。」
まずい!動き出した。サエコがどんなことをしようと俺はガン無視を貫くんだ!
ビビビッ
「なぁ、しょうた。お前のとこ電波悪いのかな?お前の画面に白いモヤみたいなのが写ってるぞ。」
サエコのやつ俺のPCの前でうろちょろしやがって。
「いや、気のせいじゃないか?コウタの方の電波が悪いのかも」
「俺んとこはバリ三だぜ。最近新しいのに変えたからな!」
うーん。しょうたくんの友達全然気付いてくれない。そうだ!
パリンっ!
「うわっ!しょうた!大丈夫か!お前ん家の蛍光灯割れたじゃねぇか!」
「んん?あー蛍光灯ね。よく壊れるんだよ。ハハハ、気にすんなよ。」
サエコのやつ!蛍光灯壊しやがった。イカれてんのか!しかし冷静にしていないとコウタに怪しまれる。
ポーン、ガシャンっ
「しょうたぁ!今お前の後ろで皿が飛んでたぞ!」
「あぁハハハハ!うちの皿たまに飛ぶんだよ?コウタの家では皿飛ばないのか?」
「飛ばねぇよ!てかその皿お前の気に入ってる一枚二万円の皿じゃねえか!しょうた、まさか幽霊とかに取り憑かれたりしてるんじゃないか!?」
「ん?コウタ、幽霊なんか居るわけないって!」
しょうたくんーっ!サエコ一人寂しいよぉー!呪っちゃうぞー!
「おい!!しょうた!今呪うって女の声が聞こえたぞ!」
くそ!!ダメだ。パニックになってきた。
「ああ、俺たまに隣の住人に呪われるんだよ?コウタは呪われたことないのか?」
「ねぇよ!隣の人に呪われるってどう言う状況なんだよ!」
「ハハハハハ。コウタよ、人生で一回は呪われないともったいないぞー!」
スッ
「はぁ!しょうた!お前の肩に白い手が!!」
「ああ!これね!俺のペットだよ?可愛いんだ。ひまわりの種あげると喜ぶんだよ!」
ダメだ。頭が回らん。俺は一体何を言ってるんだ。
「しょうた、俺幽霊信じるわ。お前憑かれてるわ!絶対に憑かれてる!」
「おいおいおい、コウタくん。幽霊なんか居ないさ!おかしくなったのか?」
「おかしいのはお前だ!」
「コウタ、わかった。正直に言うよ。これはサプライズなんだ。」
「サプライズ?」
「お前と彼女の仲直りをさせるために幽霊がいるとお前に信じ込ませるために俺が仕掛けたんだよ。」
くっ。こんな言い訳しか思い浮かばない。これで誤魔化せるかわからんが賭けるしかない。
「しょうた。お前良いやつだな。俺は良い友達を持ったよ。俺のために蛍光灯や皿も壊してまで幽霊がいると思わせようなんて…。」
信じやがった。コウタお前がおバカで助かったぜ。
「気にするな。蛍光灯や皿なんて安いもんさ。男なら彼女の言ったこと信じてやるんだよ!」
「しょうた…。お前童貞なのにカッケェよ。」
童貞は言わなくて良いじゃんか…。
「ありがとう!お前のおかげで彼女に謝る勇気が出てきたよ!俺彼女に謝りたいから今日はここまでにしよう!」
「おう!ちゃんと謝れよ!」
「しょうた!ありがとな!良い夢みろよ!あばよ!」
ふぅ。無事に終わったな。さてと
「サエコさん。ちょっとお話があります。」
俺の初めてのオンライン飲み会は終わった。
酒六百円 蛍光灯二千円 皿 二万円
計二万二千六百円。
オンライン飲み会は一回するのに二万円もかかるのか。もう二度としないと心に決めた。
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