ドエムガエシ 〜貢がせ嬢と愉快なM男たち〜

錯乱テリア

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六人目 ガンキガチ勢

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 その界隈では有名らしく、自主制作の映像を作ってネット販売しているようだが、あたしはそういうのには出演しないから、報酬20マゾと聞いても決して靡かなかった。

 断られると振られると、諦められない心情に火がついて、映像は撮らないからプレイはしたいと言ってきたから、それだったらいいよ。だけど隠し撮りしてるのがバレたら50貰うからね。と返信した。

 少し間があってから、
「分かりました」
 と連絡があり、あたし達はホテルで会うことになった。

 四十代かな、少し小太りで髪が薄めペタンとしていて、黒縁メガネのおじさん。
 黒のジャケットの下はVネックのテロンとしたカットソーに、スキニージーンズに革靴というコーデ。
 今まで会ってきた人達に比べると割とまともな雰囲気。だけど、変態には違いないんだよね。

 最初は服を着たままおじさんの顔に跨る。
 今日のあたしの装いは、パープルのリブタートルニットに黒のベロアワイドパンツ。黒ストッキング。
 ガンキするならかっちかちに硬いデニムパンツの方が良かったかな?

 ガンキおじさんは自分が息苦しくて、もがき始めてもお尻を上げなくで良い。本当にギブアップになればあたしの太ももをタップして合図するという。

 あたしは「体触られるのは嫌だし、お前が限界決めんじゃねえよ」と一喝して、ガンキおじさんの両手は縛ってバンザイさせて、あたしのタイミングで呼吸させる事にした。

 ベッドに仰向けで寝転んだガンキおじさんの顔にドスッとお尻を下ろすとフガっと変な声をだした。ガンキしながらあたしはケータイを眺める。
 しばらくするとお尻の下で顔を動かし始めた。
「顔動かさない」
 体重を掛けるとくぐもった呻き声を出したが、
「何言ってるか分かんなーい」
 といって無視した。

「ふぐぅーー」
 しばらくすると今度は体を捩ったり、足をバタバタし始めて叫びはじめた。
 そろそろ限界か?
「まだまだいけるっしょ。あと30秒。
 いーち、にー、、さーん、、、」
 得意のスローカウントを始めた。

「ぎぃーーーーーー」
「さーん、、、じゅうぅぅ、、、、はい!」
 ようやくお尻を浮かすと、
「はばばばばーーー」
 というよく分からない声が聞こえてきたけど、生きていたのでOK。すぐにお尻を下ろした。
「呼吸できたかなー。はい次は5分いってみよー」
 人間の呼吸を支配するガンキ、なんだか楽しくなってきた。

 その後ワイドパンツを脱いで、下着でガンキして欲しいというリクエストに応えて、じっくりねっとりプレイした後、最後に検尿カップにオシッコ入れてきて欲しいと言ってきた。
「それは聞いてないなー。オシッコは別口」
 1マゾで合意して、あたしはトイレで検尿カップにオシッコをなみなみと注いで、ガンキおじさんの前でオマケで唾液をその上に垂らしたスペシャルドリンクを渡すと、
「いただきます」と言った後、
 床に正座しながらそれをゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み出したので、あたしはベッドに腰掛けながらそれを眺めていた。

 プレイ後、
「隠し撮りはしてなかったみたいだけど、後ろめたい事ない?」
「いえ、特には、、、」
「ケータイ見せてみ」
「えーっと、、、でも」
「でも?」
「音声は隠し撮りにはならないかとーーー」
「どっちも録るだけどね。録画なのか録音なのか」
「録画の意味かと思ってました。音声もダメでしたか」
 確信犯だとは思ったが、音声であればまあいいかと思ったので、
「次回は録画も録音も無い契約でよろしく」
 といって足蹴にすると、顔を紅潮させて、
「ありがとうございます、キャンノ様」
 と擦り寄ってきたので、ビンタして気安く近づくんじゃないと釘を刺した。

 チョロいチョロいと思っていたが、
 後日ガンキおじさんのSNSを覗きにいくと、
 ちゃっかり私とのプレイ動画が販売されていた。
 いつどこにカメラをセッティングしたんだ。録音しかしていないテイで、ちゃんと録画もしていたというプロ根性。しっかり首より上は加工してあったので、まあいいか。次あったらきっちりギャラを回収してやる。

 こんな感じでたまに負ける事もある。
 何戦して何敗?100戦して1敗くらいよ。しかも軽症。あたしの危機管理能力、結構優れてるんだよ。私強いよ?シュッシュとファイティングポーズ。
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