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攻略対象file5:狡猾な魔塔主
126.影の贖罪(3)
しおりを挟む「殿下じゃなかった…俺の主は…殿下じゃなかった…」
暗い路地裏で蹲る青年。切り替わった場面では随分時が経っているようで、切り替わり前の小さな体は青年と呼ぶに相応しい体格へと成長していた。
青年は無造作に一括りにした茶髪を靡かせると、力無く地面に座り込む。カタカタと震える後ろ姿だけでも、彼の大きな焦燥と後悔が読み取れた。
影に縋りつくように地面に伏せて、苦しそうに呻く姿から思わず目を逸らす。今世では経験していない記憶とはいえ、狂った自分の様子を客観的に眺めるというのは中々に辛いものがある。
「なんでっ…なんで…!確かに殿下が主だったのに…!殿下が…っ」
そう、俺は確かに皇太子殿下に忠誠を誓っていた。
その理由は単純で、彼が本能的に俺の主であることを察したから。何より、彼が俺の恩人だったから。格上の闇属性の気配…それが俺の判断を鈍らせたのかもしれない。
今思えば、殿下が歪だったのは闇属性と光属性という相反する二属性持ちだったという事実が原因だったのだろう。
恐らく光属性は、生まれつき聖者への依存と盲目が激しい。闇属性が問答無用でフェリアル様を主と認識するように。
殿下が狂った人格を持ってしまったのは、生まれつき心に聖者がいたから。女神マーテルが巣食っていたから。
初めから、殿下に自我なんてなかったのかもしれない。今世で殿下が変わったのは、変わったわけではなく自我を持ったから。フェリアル様に出会うことで、きっと殿下は生まれつき刻まれていた女神の呪いを無意識に解いていたのかもしれない。
今更気付いたって、前世の罪が消えるわけでもフェリアル様を救える訳でもない。俺の贖罪は無くならない。
「助けないと…あの方を助けないと…」
引き金を引いたのはお前だろう、なんて言ったって届かない。届かなくたっていい。そんなこと、きっと彼が一番よく分かっている。
彼の瞳から虚ろな色が消えている。何かしらのきっかけでフェリアル様と関わったことにより、呪縛が解けかけているのだろう。
マーテルは、この世界の全ての人間が聖者を好む呪いをかけた。それはきっと光属性に最も効きやすく、闇属性には効きにくい呪いだったのではないだろうか。
だから、俺は足掻くことが出来た。抵抗し、フェリアル様への忠誠心を見逃すことがなかった。
「助け、ないと……」
青年がぶつぶつと呟きながら起き上がる。あぁ、もう俺の結末が近いのかと、全てを思い出した俺は悟る。
何をしたって無駄だ。前世の物語の結末はハッピーエンドなんだから、なんて。焦燥に支配された青年に、残酷な事実が伝わることはなかった。
場面が変わる。
一体何度目の切り替えだろうか。度々ぐにゃりと視界が歪む所為で眩暈もしてきた。
次の場所は公爵家の裏にある庭園だった。兄達と戯れる様子もなく、護衛を連れた様子もなく。ただ静かに一人、噴水の縁に座るフェリアル様の姿がそこにはあった。
美しいプラチナブロンドの髪は少しパサつき、陶器の如く真っ白な肌も痩せこけて青褪めてしまっている。服から僅かに覗く手足は、少し握っただけで折れてしまいそうなほど細い。
それでも瑠璃色の瞳からは、透き通るような光が失われてはいなかった。
「……だれ?」
月を眺めていたフェリアル様が不意に呟く。一瞬俺の姿が見えているのかと焦ったが、どうやらそれは杞憂のようだった。
漆黒のローブを羽織った青年が不意にフェリアル様の目の前に現れ、フードを外して足元に跪いた。
「ようやくお会いできて、光栄です…フェリアル様…」
涙すら流しそうな表情で切実な声音を吐く男。いかにも怪しげなその姿を見て驚いたのか、フェリアル様はきょとんと目を丸くした。
「きみは…?」
「おれは…俺は…あなたの、味方です」
俯いたまま静かに告げる。この時反応が怖くて見られなかったフェリアル様の表情を、今なら向き合って見ることが出来る。いや、向き合わなければならない。
こういう時に怯んでばかりだったから、俺は肝心な時に主を救うことが出来なかったんだろう。
暗い庭。そっと近付いてフェリアル様の顔を覗き込み、はっと息を吞む。
そこにあったのは不安や恐怖を宿した表情ではなかった。僅かに頬を紅潮させて口元を手で押さえ、歓喜を堪えるような様子で涙を流すフェリアル様。どうして、こんな表情を。ここまで近付いて見たからこそ、今なら彼が小さく発した言葉も確実に拾うことが出来る。
「ぼくの…みかた…」
『っ……!!』
あぁ、そうか。フェリアル様には本当に、誰一人として味方がいなかったのか。
だから、突然現れた如何にも怪しげな男な言葉さえ信じてしまう。いや、信じてはいないのかもしれない。ただ、味方と言われた事実だけで、満足だったのかもしれない。
たとえ罠でも、騙されているのだとしても。
それでもフェリアル様にとって、この言葉は身を焦がす程望んでいたものだったはず、それは明白だ。
信用も信頼も要らなかったのだ。ただ一つ、言葉があれば。
それだけで喜びを感じるほど、フェリアル様は追い詰められていたのか。
「そっか。味方かぁ。……うん、ありがとう…ありがとう、でいいのかな。うぅん…君の名前を教えてくれる?」
「シモンと申します」
「シモン…そう、シモン。ありがとう、シモン」
綻ぶ笑みは天使も首を垂れるほど。清らかで美しい者を聖者と呼ぶのなら、フェリアル様の方が圧倒的に相応しい。
贔屓目無しでそう思えるほど、俺の目にはフェリアル様が最も高潔な存在に見えた。
突然現れた怪しい男の身元を詮索する様子はない。ただ礼を言う為に、名前だけは律儀に聞いて。こういうところが本当に愛おしい。
だが、きっと理由はそれだけではない。俺の身元を確認する必要などないと、そう判断してしまうだけの諦観が、きっとフェリアル様にはあったのだろう。
それを何となく察して、胸が痛んで。青年は衝動的に、足元の影から飴を取り出してフェリアル様に手渡した。
「わっ、すごい。そんなことができるんだね。これ…くれるの?飴?おいしそう」
突然影から物を取り出した俺のことを、気味悪がる素振りすら見せない。青年が闇属性であることを確信しただろうに。
楽しそうに柔く笑って、どうなってるの?と言いながら自分も影に触れるフェリアル様が可愛くて仕方がない。
「んーっ、ちょっとすっぱいね。でもおいしい。僕、これ好き」
「レモン味の飴…です。自分に、お疲れ様って言う時に舐めると……少し元気が出るんです」
「お疲れさまのとき?そうなんだぁ。確かに、この飴おいしいもんね。僕もなんだか元気でてきた」
飴を包んでいた紙すら、大事そうに皺を伸ばして見つめるフェリアル様。ふにゃりと嬉しそうに緩んだ表情を見て、初めに湧いたのは愛おしいという想いだけだった。
涙が溢れそうなくらいの愛おしさ。
両手では抱えきれないそれを何とか抱えて、俺は…青年はぐっと顔を歪めて声を上げた。
「おれは…俺は…あなたの幸福を願う者です…。俺はあなたを守りたい。救いたい…。でも、今のままでは…あなたは最悪の結末を迎えます。それを、俺は止めたくて」
だからここに来ました。あなたに会いに来ました。俯いたまま切実な声音で語る。
周囲の人間はフェリアル様に見向きもしない。どうしてかフェリアル様に、底の無い憎悪を抱いている。
きっとこの時点で、俺は何となく結末を予想していたのだろう。この物語はハッピーエンドで幕を閉じる。それはつまり、悪側であるフェリアル様の結末も決まったも同然。
せめて結末だけでも。悪役の結末を少し変えるくらい、それくらいなら。
そんな私欲に塗れた俺の無様な願いでも、フェリアル様は決して嗤うことはしなかった。ただただ慈愛の色が滲んだ微笑みを湛え、静かに尋ねてくる。
「僕の幸福を願うひと?君が?守りたい…救いたい…なんて、そんなこと言ってくれたの、君がはじめてだ」
「っ……本当にあなたの幸福を望んでいるんです…」
「うん、うん。ありがとう。びっくりしちゃった。僕を好いてくれるひとなんて、この世界に存在しないと思ってたから」
「俺がいます!あなたを愛しています!」
とにかく説得を。既に意志の強い諦めを宿してしまったフェリアル様を、どうにかして救いたくて。
必死に想いを伝えれば分かってくれるのではないかと考えて、思いつく限りの気持ちを彼に伝える。
「大好きです。愛しています。あなたが俺の全てです…!」
「熱烈だね。ちょっと照れちゃうかも…」
えへへ、と笑う姿にはほんのりと幼さが残り、今世のフェリアル様の柔らかな笑顔と重なって更に胸が苦しくなった。
「たとえ…全ての人間があなたを嫌悪しても…神があなたを疎んでも…俺だけは、あなたを愛し続けます…」
ぽた、ぽた。
柔い笑顔を保っていたフェリアル様の瞳から、透き通った大粒の涙が落ちてくる。それがあまりに綺麗だったものだから、俺は思わず見蕩れてしまった。
「うん…嘘でも、うれしいよ」
息を呑む。あぁ、フェリアル様はもう既に、心を限界まで折られてしまったのかと今更気付く。
人への信頼やら信用やら、彼の中には全て存在しない。ただ、実際に向けられた言葉だけが全て。
フェリアル様が嬉しいと思うのは言葉に対してだけで、俺の想いに対しては微塵の信用も抱いていない。
それを察した時、俺は酷く虚しくなった。悲しくなった。
守りたいなんて言うくせに、当のフェリアル様は既に壊れた後だったなんて。
「……逃げましょう」
きょとん。フェリアル様が瞬く。そんな少しの仕草でも、湧き上がる愛おしさが止むことは無い。
「このままだと、あなたの結末が悲惨なものになってしまう…!俺と逃げましょう…!ここから逃げて、安全な場所に…!」
俺のエゴに過ぎない。
分かっていた。フェリアル様がそれを望んでいないことくらい。
ただ俺が、フェリアル様を失うことが怖かっただけだ。償いだって何も出来ずに終わってしまったら、俺に残るのは罪だけ。
それが恐ろしくて…フェリアル様のいない世界で、罪だけを抱え続けるなんて、死ぬより辛いことだから。
フェリアル様は青年の髪を優しく撫でて、ふわっと天使のように微笑んだ。
「ありがとう。でも、ごめんね。僕は逃げられない。自分の結末だって、なんとなくわかってる。でも、だめなの」
「どうして……」
「家族を愛してるから。ずっと家族と一緒にいたいの」
ささやかな望み。
それ以上なんて無いと言わんばかりの、幸福を宿した表情。
それを見た瞬間、俺の我儘な祈りは全て霧散した。それがフェリアル様にとっての幸福なら、もうなんだっていいと思えた。
きっとフェリアル様にとっては、結末なんてどうでもいいものなのかもしれない。
家族を愛したいから、一緒にいたいから。それが叶えば、それはフェリアル様にとってのハッピーエンドなのかもしれない、なんて。
「……フェリアルさま…」
何を言うのが正解か。少し口を噤んだ直後、突然遠くから落雷のような音が轟いた。
「っ……!!」
「わっ!なに…!?」
反射的にフェリアル様の体を抱き締める。ぎゅっと腕の中に包み込んだ青年は、睨むように音のした方へ視線を向けた。
そして視界に写ったそれを見て、青年は絶望を浮かべながら蒼白する。
「あれは……」
天から伸びるように落ちたそれは、雷ではなく一筋の光だった。伸びた先にあるのは…神殿だ。
神殿に光が伸びるのは、百年に一度しかないと言われている。それは神の言葉が落ちてきたという意味で、つまり、神託が下りたということだ。
それもあれだけ大規模な知らせなら、内容はあの光を見た全員が察したことだろう。
「聖者が覚醒した……」
物語が幕を開ける。
ハッピーエンドが約束された、主人公の為の物語が。
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