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第一章
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「はぁ……」
「おや、どうされたんですか? 昨日の怪我が痛むのですか?」
翌日の朝、宮廷の中にある離宮の食堂でイアンが朝食を口に運んでいたら、古びた水桶を持ったジャックが入ってきた。
「いや、怪我は綺麗さっぱり治ってしまいました」
イアンは、ははっと乾いた笑いと死んだ目で返す。せっかく身を削ってまで騎士を辞めようとしているのに、上手くいかない現状が嫌になった。
「それはよかったではありませんか」
ジャックは笑みを返して、片手で食堂の窓を開けようとする。
昨日の夜雨でまた離宮のどこかが雨漏りしたらしい。水桶に入っている水を捨てようとするが、建て付けが悪くなかなか片手では空かないので、イアンが代わりに開けてあげた。
「すみません、ありがとうございます」
「いえいえ。また雨漏りですか?」
「はい、そうなんです。修繕はお願いしているのですが……」
十五歳で騎士になった際、ロイの住む離宮に居を移して早九年。
今のひどい住環境が改善されたことは一度もなかった。
「相変わらず冷遇されてますね。うちのご主人様は」
王室というのはわかりやすい。離宮に住まわせるというのは、そういうことだ。
離宮のある宮廷は、南から北に上がるにつれ、外廷から内廷へと建物が変わっていく。
最南端の正門から入り、西に政務官が務める省庁本部。
東に王国の軍部がある騎士団本部。
目の前に王の謁見の間と執務室がある白詰草宮殿。
その建物を越えた先には広大な庭園が広がり、王族が生活する薔薇宮殿が最後にあらわれる。
しかし、離宮があるのは庭園を途中で西に曲がり、雑木林を抜け、小川を渡った先。
元は流行病の者が出た時に隔離するために作られた、小ぢんまりとした屋敷だ。雨漏りがひどく、じめっとしているし、冬は寒くて凍えそうになる。
その中でもいいところを探すとするならば、季節毎に景色を変える湖畔のある庭ぐらい。
「ロイ様は、頑張っていらっしゃるのですが……」
ジャックの瞳が悲しみを帯びる。
「そうですね……」
ロイの亡くなった母親の代から仕えているジャックの心境を思うと、イアンは何も言えなくなってしまう。
ガーテリア王国には既に優秀な王子が二人いる。ロイより七個年上の、双子の兄たち。一人は文官として秀でた政策を進める王太子レオ。もう一人は武官として騎士団長の座につく第二王子ノア。
ロイにはもう席が無い。しかも妾の子ならなおさらだ。
生まれた子がアルファだから一応置いているが、いなくなってもかまわない。ロイは物心ついた時から、必要とされていなかった。
「でも、ロイ様はご自身の境遇をあまり気にしてなさらないのが、唯一の救いです」
ジャックが、悲嘆を紛らわすように微笑む。イアンもその意見には賛同だった。
ロイは王室へ媚を売っても無駄だとわかると、魔花の研究に没頭し、公式行事もほとんど欠席。
嫌いな使用人は全員辞めさせ、今ではイアンとジャック以外いないと言っても過言ではない。
おかげでジャックは執事という肩書きがついているが、料理も庭の手入れも、屋敷のことは彼が全て行なっており、イアンも近衞騎士兼、従僕みたいな扱いになってしまっている。
ロイに文句を言ったところで聞き入れてもらえるとは思えない。それに、三人での生活は快適だった。以前は薔薇宮殿で問題を起こした使用人が離宮に流されて働いていたので、かえって問題ばかりの日々だった。あの頃に比べれば、断然今のほうがいい。
予算は回されなくなり、住居も改善されないが、居を移すのも簡単ではないので現在も離宮での生活は続いている。
「俺は気にしなさすぎだと思いますけどね」
イアンは笑って答える。
ロイの逆境にめげず生きる姿は、憧れの花に似ている。我がままだけど、良くも悪くも周りからの評価を気にしない。孤高の狼のような威厳は、他の王族にはない美しさだ。
「ふふっ、そうかもしれませんね……そういえば、イアン様は何かお悩みでも? 先ほどため息をつかれていらっしゃったので」
「え? あ、ああ」
ジャックの質問に、イアンは昨日の出来事を思い出す。
「……ロイに近衞騎士を辞めたいって言ったんですけど、聞き入れてもらえなくて」
「運命の番を探すという話ですか?」
「ええ……でも、手がかりが何もないんですよね。二年前のあの日は定例会議と行軍演習が重なってて、他と予定が異なる近衛騎士以外は修練場にいなかっただろうし……」
「……さようですか」
イアンはあれから何度か騎士団本部へ行ったが、同じ匂いのアルファは出会えずじまいだった。相手が抑制剤を飲んでいたら匂いはしないかもしれないが、アルファで抑制剤を飲む人間はロイ以外聞いたことない。
すぐにわかるだろうと思っていた運命の番探しは、意外と難航した。
そのうち本部の団員たちに絡まれるのが嫌になり、イアンは騎士団本部へ行くのをやめてしまった。
「なかなかどうも、うまく行かないですね」
「そう、ですね……」
二人は静かに、食堂の窓から外を見る。
雑多な木々に囲まれた湖畔が、そよ風で波打っていた。
「あれ? あの鳥って」
しばらくぼーっと眺めていたら、遠くの空にミミズクらしき影が視界に入る。
こげ茶の羽を羽ばたかせ、首に菫色のスカーフを巻いた鳥は、徐々に近づいてきた。足には荷物を掴んでおり、離宮の前で荷物を離すと、こちらには一べつもくれずに飛び去っていく。
「たぶんミネルヴァ大学の梟便ですね」
玄関に向かいながら、ジャックは不思議そうに言う。今日は物が届く予定がないのだろう。イアンもいぶかしみながら後をついていく。
扉を開けた先に落ちていた荷物には、大きく『イアンへ』と書かれていた。
「この字は……」
イアンは嫌な予感がしつつも、袋を開ける。中には白い布と一枚の手紙が入っていた。
《これを着てすぐに教授室に来い。あ、すぐじゃなくてもいい。なるべく早くきてくれ。ロイより》
滑らかな字体で書かれた内容に、眉根を寄せる。
「まったく。人使いが荒いなぁ」
「これはきっと大学指定の白衣ですね」
ジャックの指摘に布を広げてみると、胸と腕には見慣れた腕章が入っていた。
「はぁ……」
本日二度目のため息だ。近衛騎士のイアンには逆らう権限はないとしても、もう少し説明が欲しかった。
(昨日の話の続きもしたかったし、早い時間から会えるのは良いことだ。そうだ、そう思おう)
イアンはまた出そうになるため息を呑み込む。己の体格よりも少し大きめの白衣に袖を通しながら、大学へと向かった。
「おや、どうされたんですか? 昨日の怪我が痛むのですか?」
翌日の朝、宮廷の中にある離宮の食堂でイアンが朝食を口に運んでいたら、古びた水桶を持ったジャックが入ってきた。
「いや、怪我は綺麗さっぱり治ってしまいました」
イアンは、ははっと乾いた笑いと死んだ目で返す。せっかく身を削ってまで騎士を辞めようとしているのに、上手くいかない現状が嫌になった。
「それはよかったではありませんか」
ジャックは笑みを返して、片手で食堂の窓を開けようとする。
昨日の夜雨でまた離宮のどこかが雨漏りしたらしい。水桶に入っている水を捨てようとするが、建て付けが悪くなかなか片手では空かないので、イアンが代わりに開けてあげた。
「すみません、ありがとうございます」
「いえいえ。また雨漏りですか?」
「はい、そうなんです。修繕はお願いしているのですが……」
十五歳で騎士になった際、ロイの住む離宮に居を移して早九年。
今のひどい住環境が改善されたことは一度もなかった。
「相変わらず冷遇されてますね。うちのご主人様は」
王室というのはわかりやすい。離宮に住まわせるというのは、そういうことだ。
離宮のある宮廷は、南から北に上がるにつれ、外廷から内廷へと建物が変わっていく。
最南端の正門から入り、西に政務官が務める省庁本部。
東に王国の軍部がある騎士団本部。
目の前に王の謁見の間と執務室がある白詰草宮殿。
その建物を越えた先には広大な庭園が広がり、王族が生活する薔薇宮殿が最後にあらわれる。
しかし、離宮があるのは庭園を途中で西に曲がり、雑木林を抜け、小川を渡った先。
元は流行病の者が出た時に隔離するために作られた、小ぢんまりとした屋敷だ。雨漏りがひどく、じめっとしているし、冬は寒くて凍えそうになる。
その中でもいいところを探すとするならば、季節毎に景色を変える湖畔のある庭ぐらい。
「ロイ様は、頑張っていらっしゃるのですが……」
ジャックの瞳が悲しみを帯びる。
「そうですね……」
ロイの亡くなった母親の代から仕えているジャックの心境を思うと、イアンは何も言えなくなってしまう。
ガーテリア王国には既に優秀な王子が二人いる。ロイより七個年上の、双子の兄たち。一人は文官として秀でた政策を進める王太子レオ。もう一人は武官として騎士団長の座につく第二王子ノア。
ロイにはもう席が無い。しかも妾の子ならなおさらだ。
生まれた子がアルファだから一応置いているが、いなくなってもかまわない。ロイは物心ついた時から、必要とされていなかった。
「でも、ロイ様はご自身の境遇をあまり気にしてなさらないのが、唯一の救いです」
ジャックが、悲嘆を紛らわすように微笑む。イアンもその意見には賛同だった。
ロイは王室へ媚を売っても無駄だとわかると、魔花の研究に没頭し、公式行事もほとんど欠席。
嫌いな使用人は全員辞めさせ、今ではイアンとジャック以外いないと言っても過言ではない。
おかげでジャックは執事という肩書きがついているが、料理も庭の手入れも、屋敷のことは彼が全て行なっており、イアンも近衞騎士兼、従僕みたいな扱いになってしまっている。
ロイに文句を言ったところで聞き入れてもらえるとは思えない。それに、三人での生活は快適だった。以前は薔薇宮殿で問題を起こした使用人が離宮に流されて働いていたので、かえって問題ばかりの日々だった。あの頃に比べれば、断然今のほうがいい。
予算は回されなくなり、住居も改善されないが、居を移すのも簡単ではないので現在も離宮での生活は続いている。
「俺は気にしなさすぎだと思いますけどね」
イアンは笑って答える。
ロイの逆境にめげず生きる姿は、憧れの花に似ている。我がままだけど、良くも悪くも周りからの評価を気にしない。孤高の狼のような威厳は、他の王族にはない美しさだ。
「ふふっ、そうかもしれませんね……そういえば、イアン様は何かお悩みでも? 先ほどため息をつかれていらっしゃったので」
「え? あ、ああ」
ジャックの質問に、イアンは昨日の出来事を思い出す。
「……ロイに近衞騎士を辞めたいって言ったんですけど、聞き入れてもらえなくて」
「運命の番を探すという話ですか?」
「ええ……でも、手がかりが何もないんですよね。二年前のあの日は定例会議と行軍演習が重なってて、他と予定が異なる近衛騎士以外は修練場にいなかっただろうし……」
「……さようですか」
イアンはあれから何度か騎士団本部へ行ったが、同じ匂いのアルファは出会えずじまいだった。相手が抑制剤を飲んでいたら匂いはしないかもしれないが、アルファで抑制剤を飲む人間はロイ以外聞いたことない。
すぐにわかるだろうと思っていた運命の番探しは、意外と難航した。
そのうち本部の団員たちに絡まれるのが嫌になり、イアンは騎士団本部へ行くのをやめてしまった。
「なかなかどうも、うまく行かないですね」
「そう、ですね……」
二人は静かに、食堂の窓から外を見る。
雑多な木々に囲まれた湖畔が、そよ風で波打っていた。
「あれ? あの鳥って」
しばらくぼーっと眺めていたら、遠くの空にミミズクらしき影が視界に入る。
こげ茶の羽を羽ばたかせ、首に菫色のスカーフを巻いた鳥は、徐々に近づいてきた。足には荷物を掴んでおり、離宮の前で荷物を離すと、こちらには一べつもくれずに飛び去っていく。
「たぶんミネルヴァ大学の梟便ですね」
玄関に向かいながら、ジャックは不思議そうに言う。今日は物が届く予定がないのだろう。イアンもいぶかしみながら後をついていく。
扉を開けた先に落ちていた荷物には、大きく『イアンへ』と書かれていた。
「この字は……」
イアンは嫌な予感がしつつも、袋を開ける。中には白い布と一枚の手紙が入っていた。
《これを着てすぐに教授室に来い。あ、すぐじゃなくてもいい。なるべく早くきてくれ。ロイより》
滑らかな字体で書かれた内容に、眉根を寄せる。
「まったく。人使いが荒いなぁ」
「これはきっと大学指定の白衣ですね」
ジャックの指摘に布を広げてみると、胸と腕には見慣れた腕章が入っていた。
「はぁ……」
本日二度目のため息だ。近衛騎士のイアンには逆らう権限はないとしても、もう少し説明が欲しかった。
(昨日の話の続きもしたかったし、早い時間から会えるのは良いことだ。そうだ、そう思おう)
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