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「突然押しかけて申し訳ございません」
「あ、いや、大丈夫だよ……」
まったく大丈夫じゃなかったけれど、とりあえず応接室でソフィーと向かい合う。
使用人が出してくれたお茶を飲みながら、どう切り出そうか必死に頭を回転させた。
「あーえっと……他のみんなはバカンスに行ってて……」
暗に『ルーカスはいないよ?』と伝えたのだけれど、ソフィーは神妙に頷き
「知っていますわ。でもセム様はいらっしゃるかと思って」
と返事をした。
「え、えーっと……? じゃあ俺に用があったの?」
余計何事かわからない。なんだか嫌な予感がしつつも要件を聞くと、ソフィーが悲しげな顔をした。
「私、謝りたかったのです。聖夜会のことに関して……」
「え? 聖夜会?」
「そうです。私ルーカスのことを信じてセム様にひどいことを……」
そういって目をうるうるさせるソフィーに、少しだけ違和感を感じる。
いや、だってあの時絶対に見えていたのに今更謝られても……
しかも聖夜会は一ヶ月近く前だ。謝るのが遅すぎる。
「は、はぁ……? まぁ、うん。それはアデル様が解決してくれたからいいけど……」
何が何だかわからない、と言うふうに返すと、ソフィーは泣きそうな瞳を一瞬で止めた。
「……セム様は、アデル様と大変仲がよろしいのですね」
「えっ! あ、いや、うん……まぁ、そうかも」
まったく否定するのもどうかと思い、適当に濁す。
でもなんでそんなこと聞くんだろう。もしかして、俺とアデルの浮気を疑われてる?
少しどきどきしながらソフィーの返事を待っていると、ソフィーはふわりと笑みを作った。
「……左様でしたか。セム様はいつもお一人でしたから……仲の良い学友ができて嬉しいですわ」
「あ、うん、そうだね。いい友達だよ……」
ははっと苦笑いでソフィーの返事をかわす。
アデルのためを思ったら、もっと浮気を匂わせた方がいいのかもしれないけど、今はこれぐらいでいいだろう。本人も広めるのはまだ早いって言ってたし。
額にうっすら汗をかきながら再びお茶を飲むと、ソフィーが「そうですわ!」とわざとらしく手を叩いた。
「来週魔法球技の親善試合が行われるのはご存知ですよね?」
「え? あ、あー、そ、そうなの?」
魔法球技とはその名の通り、魔法を使って玉をゲートに入れるスポーツだ。
元は魔法攻撃能力の向上として、軍部の訓練で使われていたのが始まりだったはず……
「そうですわよ! ライヒ帝国との国際交流試合、ご存知ないのですか?」
「あ、あはは……ごめん、知らなかった」
ソフィーの実家であるフィッセル家は、文武で言う武の家だ。お父様は軍のトップに近いし、家族みんな魔法球技に関心があるのだろう。
反対にマイヤー家は文の家だ。ソフィーには申し訳ないけど、言うほどみんな魔法球技に興味がない。
それに俺、魔法使えないし。見ててもつまんないんだよね……
「ライヒ帝国の第三皇子、 ディルク・ライヒ様もいらっしゃるそうですわ。私観覧券を二枚持っているので、ぜひ一緒に行きません? この前の聖夜会のお詫びもかねて」
「えっ、いやでも……」
それって俺と一緒でいいのか?
できればルーカスと一緒の方がソフィー的には嬉しいと思うんだけど……
あ、でもそっか、と考え直す。
券が二枚しかないから、ルーカスと二人で行くことになるってことか……それだとあまりにも変だ。浮気がモロバレだ。
「嫌ですか? 他のお友達はみなバカンスに行ってしまい、一緒に行ける方がいないのです……」
ソフィーがまた上目遣いでこっちを見てくる。
きっと今日の狙いはこれだろう。聖夜会のお詫びは建前かな?
「うーん、どうしようかな……」
ルーカスがいないときに二人で行って、恨みをあんまり買いたくはない。あとでめっちゃ怒られそうだし。
もう気持ちが半分以上断る方向に傾いていたとき、ソフィーが
「あ、ちなみにアデル様もいらっしゃるそうです」
と言った。
「え、そうなの?」
「ええ、ライヒ帝国との親善試合ですから。今は一時帰国されているようですが、この試合を機に戻ってくるそうです」
「あ、へぇ……そうなんだ」
アデル……国に帰ってたんだ。ずっと屋敷にこもってたから知らなかったなぁ……
「いかがですか? もしよろしければ、後ほどお手紙でお返事いただいても……」
「あ、いや、行くよ。うん、せっかくだし」
食い気味に答えてしまい、ソフィーがわずかに驚く。
俺も自分でびっくりしながら、でも内心、遠目でいいからアデルの姿を一目見たいなと思ってしまった。
あのとき微妙な別れ方をしちゃったし。少しでも顔が見れるのは嬉しい。
……って、ちょっと、待て! う、嬉しいってなんだ?!
はっと気づいてしまった感情に動揺したけれど、幸いにもソフィーにはバレていないようだった。
「あ、いや、大丈夫だよ……」
まったく大丈夫じゃなかったけれど、とりあえず応接室でソフィーと向かい合う。
使用人が出してくれたお茶を飲みながら、どう切り出そうか必死に頭を回転させた。
「あーえっと……他のみんなはバカンスに行ってて……」
暗に『ルーカスはいないよ?』と伝えたのだけれど、ソフィーは神妙に頷き
「知っていますわ。でもセム様はいらっしゃるかと思って」
と返事をした。
「え、えーっと……? じゃあ俺に用があったの?」
余計何事かわからない。なんだか嫌な予感がしつつも要件を聞くと、ソフィーが悲しげな顔をした。
「私、謝りたかったのです。聖夜会のことに関して……」
「え? 聖夜会?」
「そうです。私ルーカスのことを信じてセム様にひどいことを……」
そういって目をうるうるさせるソフィーに、少しだけ違和感を感じる。
いや、だってあの時絶対に見えていたのに今更謝られても……
しかも聖夜会は一ヶ月近く前だ。謝るのが遅すぎる。
「は、はぁ……? まぁ、うん。それはアデル様が解決してくれたからいいけど……」
何が何だかわからない、と言うふうに返すと、ソフィーは泣きそうな瞳を一瞬で止めた。
「……セム様は、アデル様と大変仲がよろしいのですね」
「えっ! あ、いや、うん……まぁ、そうかも」
まったく否定するのもどうかと思い、適当に濁す。
でもなんでそんなこと聞くんだろう。もしかして、俺とアデルの浮気を疑われてる?
少しどきどきしながらソフィーの返事を待っていると、ソフィーはふわりと笑みを作った。
「……左様でしたか。セム様はいつもお一人でしたから……仲の良い学友ができて嬉しいですわ」
「あ、うん、そうだね。いい友達だよ……」
ははっと苦笑いでソフィーの返事をかわす。
アデルのためを思ったら、もっと浮気を匂わせた方がいいのかもしれないけど、今はこれぐらいでいいだろう。本人も広めるのはまだ早いって言ってたし。
額にうっすら汗をかきながら再びお茶を飲むと、ソフィーが「そうですわ!」とわざとらしく手を叩いた。
「来週魔法球技の親善試合が行われるのはご存知ですよね?」
「え? あ、あー、そ、そうなの?」
魔法球技とはその名の通り、魔法を使って玉をゲートに入れるスポーツだ。
元は魔法攻撃能力の向上として、軍部の訓練で使われていたのが始まりだったはず……
「そうですわよ! ライヒ帝国との国際交流試合、ご存知ないのですか?」
「あ、あはは……ごめん、知らなかった」
ソフィーの実家であるフィッセル家は、文武で言う武の家だ。お父様は軍のトップに近いし、家族みんな魔法球技に関心があるのだろう。
反対にマイヤー家は文の家だ。ソフィーには申し訳ないけど、言うほどみんな魔法球技に興味がない。
それに俺、魔法使えないし。見ててもつまんないんだよね……
「ライヒ帝国の第三皇子、 ディルク・ライヒ様もいらっしゃるそうですわ。私観覧券を二枚持っているので、ぜひ一緒に行きません? この前の聖夜会のお詫びもかねて」
「えっ、いやでも……」
それって俺と一緒でいいのか?
できればルーカスと一緒の方がソフィー的には嬉しいと思うんだけど……
あ、でもそっか、と考え直す。
券が二枚しかないから、ルーカスと二人で行くことになるってことか……それだとあまりにも変だ。浮気がモロバレだ。
「嫌ですか? 他のお友達はみなバカンスに行ってしまい、一緒に行ける方がいないのです……」
ソフィーがまた上目遣いでこっちを見てくる。
きっと今日の狙いはこれだろう。聖夜会のお詫びは建前かな?
「うーん、どうしようかな……」
ルーカスがいないときに二人で行って、恨みをあんまり買いたくはない。あとでめっちゃ怒られそうだし。
もう気持ちが半分以上断る方向に傾いていたとき、ソフィーが
「あ、ちなみにアデル様もいらっしゃるそうです」
と言った。
「え、そうなの?」
「ええ、ライヒ帝国との親善試合ですから。今は一時帰国されているようですが、この試合を機に戻ってくるそうです」
「あ、へぇ……そうなんだ」
アデル……国に帰ってたんだ。ずっと屋敷にこもってたから知らなかったなぁ……
「いかがですか? もしよろしければ、後ほどお手紙でお返事いただいても……」
「あ、いや、行くよ。うん、せっかくだし」
食い気味に答えてしまい、ソフィーがわずかに驚く。
俺も自分でびっくりしながら、でも内心、遠目でいいからアデルの姿を一目見たいなと思ってしまった。
あのとき微妙な別れ方をしちゃったし。少しでも顔が見れるのは嬉しい。
……って、ちょっと、待て! う、嬉しいってなんだ?!
はっと気づいてしまった感情に動揺したけれど、幸いにもソフィーにはバレていないようだった。
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