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第七章 俺の可愛い婚約者は渡さない!
第八十四話 衣装合わせのあと7 情報通の女
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お坊ちゃんのお喋りは止まらない。
屈託なく笑いながら、自分は目の前の女がモーガンと親しくしているのかをよく知っているということをつらつらと話す。
ここまでくると、わざとなのか嫌がらせなのか、それとも本当は無邪気なのか常人では理解できない。クソジジイと話すときもそうだが、真意がわからない人間と話すのは疲れる。
そんな中で女はやんわりと話題を変えようとさっきから試みては何度も失敗している。それでも微笑みから表情を崩さない。
ネリーネがお坊ちゃんに俺と街中で親しくしているのを見かけたなんて揶揄われたら、顔をしわくちゃにしているだろうか。
いや。
きっと話題に食いついて鼻息荒く「そうなのですわ! ステファン様とデートをいたしましたの! 労働者が通うような料理店に初めて入りましたのよ!」なんて興奮して話しだすはずだ。
そのうち興奮しすぎたことに気がついて、急に照れたかと思うと真っ赤になった顔を扇子で隠したりして「……まるで気心が知れた恋人同士のようで夢のような時間でしたわ」なんて可愛い独り言をこぼすんだ。とにかく表情がコロコロ愛らしく変わって、見ていて飽きないに違いない。
あぁ、ネリーネに会いたい。
「──わたくしとモーガン様のことよりも、エリオット様のお話を伺いたいわ。エリオット様はステファン様と随分親しくされていらっしゃるの?」
俺がネリーネに思いを馳せている間に、やっと一方的なお坊ちゃんのお喋りが一息ついた。ようやく話ができるようになった目の前の女はまだ俺とお坊ちゃんが親しいのかを気にしている。
俺とお坊ちゃんが親しいわけがない。そんなことを聞いてどうするつもりだ。
「そうなんですよ。最近ですけどね」
「えっ?」
当のお坊ちゃんは俺と親しいと思っているらしい。
「えっ? って、えっ?」
驚いた俺がお坊ちゃんをまじまじと見つめると、お坊ちゃんは俺の反応に驚いていた。
「まぁ! やっぱり!」
そんな俺たちの反応を無視して、目の前の女は嬉しそうな声をあげた。
「ステファン様が次期マグナレイ侯爵になられるんですものね。やっぱり同じく次期トワイン侯爵のエリオット様はご親密にされてらっしゃるんですね」
お坊ちゃんは俺の顔を見ながら小首を傾げたと思ったら、一瞬片目をつぶり俺に目配せをした。
「おや。ルイザ嬢は情報通なんですね」
お坊ちゃんは否定も肯定もせずそう言って微笑む。
「そうかしら」
「社交界ではまだ誰もそんな噂話していませんよ」
「ふふ。確かにそうね」
「誰から聞いたか気になるなぁ」
「……」
女が口籠る。情報源をバラしたくないのだろう。ただ誰から聞いたか言わないとなると、この場から逃げ出すしかないが、お坊ちゃんが逃すとは思えない。
「僕が当ててもいいですか?」
「えっ?」
「察しのいい僕が当ててしまった。それだけですよ」
女に顔を寄せたお坊ちゃんは耳元でささやき吐息を吹きかける。
「ね?」
「えっ……ええ」
俺に体を擦り寄せてた時は笑顔の仮面を崩さなかったくせに、お坊ちゃんに少し顔を寄せられたくらいで女は顔を赤くして恥ずかしげに目を逸らしていた。
ちっとも興味のない相手でもなんだか面白くない。冷ややかに女とお坊ちゃんのやりとりを観察する。
お坊ちゃんが言葉巧みに女から話を聞き出す。
あの夜会の日。マグナレイ侯爵からの封書を読んだターナー子爵がモーガンに「後継者をデスティモナ伯爵家の令嬢と結婚させると聞いたが事実なのか」と追求するのを耳にしたらしい。
確かにマグナレイ侯爵から預かった封書を子爵に手渡した。俺とネリーネが夜会から逃げ出してしまい詳しいことがわからず、同じ一族のモーガンに確認したのだろう。
その手紙の内容が、ネリーネを娶ることが侯爵家の後継者の条件だと書かれていたということか。
「それでルイザ嬢はモーガンからステファンに乗り換えたってことですね」
やたらと通る大きな声でお坊ちゃんはそう言うと屈託なく笑う。
周りの視線を感じる。
「なっ! エリオット様だってそうではなくて? だからステファン様と親しくされてるんでしょう?」
「僕はそんな話、初耳でしたし、近いうちに王太子殿下の側付きとして一緒に働くから親しくしているだけですけど」
お坊ちゃんに梯子を外された女は醜い顔で俺とお坊ちゃんを睨みつけ、その場から立ち去っていった。
屈託なく笑いながら、自分は目の前の女がモーガンと親しくしているのかをよく知っているということをつらつらと話す。
ここまでくると、わざとなのか嫌がらせなのか、それとも本当は無邪気なのか常人では理解できない。クソジジイと話すときもそうだが、真意がわからない人間と話すのは疲れる。
そんな中で女はやんわりと話題を変えようとさっきから試みては何度も失敗している。それでも微笑みから表情を崩さない。
ネリーネがお坊ちゃんに俺と街中で親しくしているのを見かけたなんて揶揄われたら、顔をしわくちゃにしているだろうか。
いや。
きっと話題に食いついて鼻息荒く「そうなのですわ! ステファン様とデートをいたしましたの! 労働者が通うような料理店に初めて入りましたのよ!」なんて興奮して話しだすはずだ。
そのうち興奮しすぎたことに気がついて、急に照れたかと思うと真っ赤になった顔を扇子で隠したりして「……まるで気心が知れた恋人同士のようで夢のような時間でしたわ」なんて可愛い独り言をこぼすんだ。とにかく表情がコロコロ愛らしく変わって、見ていて飽きないに違いない。
あぁ、ネリーネに会いたい。
「──わたくしとモーガン様のことよりも、エリオット様のお話を伺いたいわ。エリオット様はステファン様と随分親しくされていらっしゃるの?」
俺がネリーネに思いを馳せている間に、やっと一方的なお坊ちゃんのお喋りが一息ついた。ようやく話ができるようになった目の前の女はまだ俺とお坊ちゃんが親しいのかを気にしている。
俺とお坊ちゃんが親しいわけがない。そんなことを聞いてどうするつもりだ。
「そうなんですよ。最近ですけどね」
「えっ?」
当のお坊ちゃんは俺と親しいと思っているらしい。
「えっ? って、えっ?」
驚いた俺がお坊ちゃんをまじまじと見つめると、お坊ちゃんは俺の反応に驚いていた。
「まぁ! やっぱり!」
そんな俺たちの反応を無視して、目の前の女は嬉しそうな声をあげた。
「ステファン様が次期マグナレイ侯爵になられるんですものね。やっぱり同じく次期トワイン侯爵のエリオット様はご親密にされてらっしゃるんですね」
お坊ちゃんは俺の顔を見ながら小首を傾げたと思ったら、一瞬片目をつぶり俺に目配せをした。
「おや。ルイザ嬢は情報通なんですね」
お坊ちゃんは否定も肯定もせずそう言って微笑む。
「そうかしら」
「社交界ではまだ誰もそんな噂話していませんよ」
「ふふ。確かにそうね」
「誰から聞いたか気になるなぁ」
「……」
女が口籠る。情報源をバラしたくないのだろう。ただ誰から聞いたか言わないとなると、この場から逃げ出すしかないが、お坊ちゃんが逃すとは思えない。
「僕が当ててもいいですか?」
「えっ?」
「察しのいい僕が当ててしまった。それだけですよ」
女に顔を寄せたお坊ちゃんは耳元でささやき吐息を吹きかける。
「ね?」
「えっ……ええ」
俺に体を擦り寄せてた時は笑顔の仮面を崩さなかったくせに、お坊ちゃんに少し顔を寄せられたくらいで女は顔を赤くして恥ずかしげに目を逸らしていた。
ちっとも興味のない相手でもなんだか面白くない。冷ややかに女とお坊ちゃんのやりとりを観察する。
お坊ちゃんが言葉巧みに女から話を聞き出す。
あの夜会の日。マグナレイ侯爵からの封書を読んだターナー子爵がモーガンに「後継者をデスティモナ伯爵家の令嬢と結婚させると聞いたが事実なのか」と追求するのを耳にしたらしい。
確かにマグナレイ侯爵から預かった封書を子爵に手渡した。俺とネリーネが夜会から逃げ出してしまい詳しいことがわからず、同じ一族のモーガンに確認したのだろう。
その手紙の内容が、ネリーネを娶ることが侯爵家の後継者の条件だと書かれていたということか。
「それでルイザ嬢はモーガンからステファンに乗り換えたってことですね」
やたらと通る大きな声でお坊ちゃんはそう言うと屈託なく笑う。
周りの視線を感じる。
「なっ! エリオット様だってそうではなくて? だからステファン様と親しくされてるんでしょう?」
「僕はそんな話、初耳でしたし、近いうちに王太子殿下の側付きとして一緒に働くから親しくしているだけですけど」
お坊ちゃんに梯子を外された女は醜い顔で俺とお坊ちゃんを睨みつけ、その場から立ち去っていった。
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