6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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引越しとそば

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ポルカは、

「マリーベル。この屋敷広すぎないか?

別に5匹で暮らすなら小さい家を建てた方が良くないか?

掃除しても沢山ありすぎて全然綺麗にならないし。」


私も思っていた。

「でもどうやって家を建てるの?」


ポルカは、

「オイオイ!ワシとお前は、緑魔法の達人だぞ。木造建築なんてチョチョイのチョイだ。それに、ワシの友人にも手伝ってもらう。何処に建てるか決めろ!ワシは、友人を連れてくる。」

ポルカは飛んで行ってしまった。


私は別邸の西側にお家を建てることにした。
理由はコパンダちゃんの大好きな笹が生えてるからだ。


ポルカは飛んで帰ってくる。

足元から急に

モコっと土が上がる。

するときゅうに、マンホールが出来て


モグラのランニングシャツを着たデッカいのがヘルメットとサングラスを装着して、肩にはシャベルを担いで出てきた。

出てくると、マンホールが消えた。

えっ?どーなってるの?!


「君は。マリーベルチャンかな。緑の精霊王、いや今はポルカか。ポルカに言われて来たのだが、此処に家を建てるのであっているのかな?」


大きなモグラさんが聞いて来た。

「はい。東洋風の竹藪にあうお家を建てたいと思ってます。」


モグラさんは

「年齢の割にしっかりした子だな。わしは、ポルカとは腐れ縁の土の精霊王だ。名はまだない。付けてくれると、仕事をしやすいな。出来れば俺の仲間たちも名をつけて契約してくれると嬉しい。」


ポンちゃんと、キュウちゃんと、コパンダちゃんを見ると、

「大丈夫だよ。マリーベル。マリーベルは、魔力が∞だから、いくら契約しても大丈夫だ。僕たちとも契約しよう。」

ポンちゃんは言う。


私は、

「契約って何なのよく分からないんだけど。」

「うーん。魔力で相手と繋がるんだ。私たち友達だぜ。何かあったらいつでも名前を呼んでくれ!みたいなもんかな。」

コパンダちゃんが教えてくれる。

ふーん。そうなんだ。
俺たち親友だぜ、指切りげんまんみたいなもんなのね。

じゃ、沢山契約しても大したことじゃないよね。

私は土の精霊王さんには「玄さん」と言う名をつけた。工事現場にいそうだからなんだけど。とっても喜んでくれた。

玄さんが連れてきた子にも名前をつける。

カブトムシのガンプ
アリのアリー
ミミズのミミ
ツチブタのツッチー

ポルカの連れてき子にも名前をつける。
蜘蛛のケイト
カミキリムシのキリム
ビーバーのビバ

ビーバーのビバさんは畳のい草を集めてくれたり、細かい材料を集めてくれる。

大きなカブトムシのガンプさんは色んな木や重たい荷物を起用に頭の角を使って運んでくれる。

つちブタのツッチーさんは家の基礎になる部分を掘ってくれる。

ミミズのミミさんは庭園の土を日本庭園風にしてくれる。


アリさんのアリーさんは。仲間たちを呼んで土壁を塗ってくれ、瓦を作ってくれて運んでくれる。


蜘蛛のケイトさんは、畳を作ったり、籠を編んだりしてくれた。ついでに私のワンピースや靴、麦わら帽子も作ってくれた。

向日葵の柄で可愛らしい。


私とポルカは次々に木を生やす。

ポルカは建物。

私は日本庭園にツツジや紫陽花四季折々の花を植える。

木材をカミキリムシのキリムさんが仲間を沢山呼んで、あっという間に、建築用に加工。
キリムさん顎すごい。

材料を運び終わった、ガンプさんとビバさんがあっという間に家に組み立てる。

コパンダちゃんは、竹をとってきてくれた。
嬉しそうだ。

現場を監督するのは玄さんだ。

あっという間に、銀閣寺ちっくな家が立つ。

最後にツッチーさんは、池を高速で作る。
玄さんの指示で獅子脅しや傾斜などが設計され、

近くにあった、小川の水を池を通し、私の水魔法で流れを作る。

あっという間に、日本庭園完成。

因みに橋やデッカい池もある。

そして、途中から私は
キュウちゃんと、ポンちゃんに
畑から薬味と山芋、蕎麦を取ってきて、
蕎麦は粉末にする様に様々な指示をだしていた。

石臼で蕎麦を挽き
ふるいにかけてで粉だけにする。

キュウちゃんは頼んでないけど、きゅうりもうれしそうに見せてくる。

食べていいよと言うと。嬉しそうに頬擦りする姿は可愛らしい。


皆んなが完成に歓喜しているので、
何処でも厨房にキュウちゃんとポンちゃんと3匹で引越し蕎麦を作る。


前世で蕎麦作り、旅行の時にしといてよかった!



みんなに、ざる蕎麦を振る舞うと、喜んでくれた。

真ん中に蕎麦を乗せて薬味や具をたくさん乗せる。

錦糸卵
みょうが
すりおろした山芋
ねぎ
大根おろし
なめこ
刻みのり
ロックバードを照り焼きにした肉
キュウリ
大葉
わさび
レモンの輪切りを沢山乗せる


みりん、醤油、出汁を混ぜて
つゆを作る。


そしてデザートは
蕎麦団子。

蕎麦粉と同等のお湯を少しずつ入れてネル。
お好みで砂糖を入れる。
火にかけて水分を飛ばす。
ベトベトになるまで混ぜる。

冷めるまで置いて、丸める。

180度の油で揚げる。

串に3つ刺して、
餡子に少し塩を足して味を整えて
団子に塗る。

団子は抹茶をお好みで入れても美味しい。

皆んなで引越し蕎麦を食べる。

ポルカは
「何だこの麺は?!アッサリ食べれる。レモンとツーンとくる緑の辛いワサビというものが爽やかさを演出する。なのにガツンとくる甘辛いタレのついた肉が香ばしくてうまい。
ミョウガの爽やかさが食欲をそそる。」

ありのアリーさん達は、団子が気に入ったようだ。

6本中4本の手を使って、次々に口の中に放り込む。

そして、アリーさんには上司が居るらしく、常に産休らしい。

彼女にも持って帰りたいと言うので、
お土産に包んであげた。



そして、皆んなでこの家に住む事になった。
皆それぞれ住みやすい所を見つけていた。

蜘蛛のケイトさんは、屋根裏に陣どる。白くてモフモフした蜘蛛さんだ。縫い物や、手編みを教えてもらう。

この世界のあちこちの異国に行ったらしく、東洋にも詳しかった。
布団や枕、座布団、浴衣、着物、ドレスなど色んなものを作ってくれた。


お友達のカイコさんやクスサン幼虫さんから糸を分けてもっているらしい。

クスサン幼虫さんは、テグスになるんだよね。

はー。日本の建物落ち着く。




























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