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アクアマリン伯爵領
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ポルカの背中に乗って
海に向かう。
結構遠いな。
別な領地なんじゃない?
なんか海の方で大騒ぎしている。
体長2メートルのカワハギの群れが小さなお口で、客船に噛み付いている。
船は傾き始めている。
空の上からみると
エチゼンクラゲに食い付くカワハギの群れのようだ。
「マリーベル気をつけろ。ウマヅラハギだ。アイツのは歯は頑丈だ。食いちぎられるぞ。」
そりゃそうだろ。鉄の船に食いついてるんだもん。
アイツ本当に食えんの?
すると、海の騎士さん達が船の人たちを助けにやってきた。
海の騎士さんは大きなイトマキエイに乗ってやってくる。アレも幻獣?!
うん?小さな私より歳上の女の子がウマヅラハギとは違う3メートルくらいの青いハギに乗っている。
ゴマモンガラっぽい。
ゴマモンガラは、ダイバーが恐れるハギの仲間だ。青い凶暴なハギで、ダイバーのヒレやスーツに噛み付いたり、指を食いちぎる危険な魚だ。子育て中に縄張りに入ると、襲ってくるそうだ。
対処法としては縄張りだと思われる何処から逃げること。
海の騎士団達は、船に乗る人間の救助にあたるが、女の子は魔物化したウマヅラハギを追い回し救助を助けている。
私も応戦しよう。
ポルカから弱点を聞いたのだ。
私はウマヅラハギをポルカに乗って空からフライパンで叩きのめす。
ハギはプカっと浮いてくる。
次々とやっつける。
さすが聖剣ではなく
聖パンである。
威力は100馬力
すると女の子は
「凄いわ、フライパンでやっつけるなんて。私は、マリアナ アクアマリンっていうの。
あの魔物、しつこいのよ。
この子はゴマちゃんよ。
私と契約してるの。
ウマヅラハギの魔物は
この辺りの船を襲って、
落ちてきた人間もなんでも食べちゃうの。
助かったわ。
あっちの青い軍服の人たちの先頭に居るのが私のお父様よ。」
なんと、ソードお兄様の婚約者で有り、悪役令嬢の、アクアマリン伯爵の娘のマリアナだった。
確か、6歳の時に婚約している筈だ。
私はどう思われてんのかな。
まあ、嫌われててもしょうがない。
「えっと、マリーベル ゴールドマンと言います。緑の鳥さんはポルカです。」
気まずそうに言うと、
マリアナが驚いた顔をする。
「貴方がマリーベル?私の義理の妹になる子?噂では、こんなお転婆なことしなさそうな冷たい印象で性格が悪いって聞いてたけど、全然印象が違うわね。
まあ、いいや。私貴方とお友達になりたい。気が合いそうだもの。
私は、マリアナって呼んでね。
私はマリーちゃんってよんでいい?宜しくね。」
なんか、気軽に友達認定されてしまった。
すると、青い軍服を着たダンディーな男性が走ってやってくる。マリアナによく似ている。
「マリアナ!危ないからやめろと何度も言ってるだろ!いくら幻魚ゴマがお前を守ってたとしても、危険な事には変わりないんだぞ!」
「だって、私だってお父様やお兄様のように領地の人のために働きたい。」
「マリアナ。お前はまだ8歳なんだ。そんな事は、大人になってからでいい。伸び伸びと育ってくれたらそれでいい。
人助けは、自分のできる事で、自分の安全を確保しながらでいいんだ。」
うーん。ちょっとまて、ゲームのマリアナは平民を嫌って、残酷な迄に徹底的に嫌がらせしていたぞ。
領地の人の為なんて言葉が出るなんて意外だ。
すると、ダンディーなマリアナのお父様がこちらを見て、
「君が、あの魔物化したウマヅラハギをやっつけてくれたのかい?ありがとう。
コイツは中々倒せなくてね。
歯が鋭いだろ。
網は破くし、剣を噛み切ってくる。
皮も分厚くて、中々切れないのだよ。
君の戦闘法を見て、鉄球で頭上から狙うようにしたら成果は上々だ。
でも、マリアナと同じぐらいの年齢だろ。小さいから気をつけて欲しい。怪我をしたら、親御さんも悲しむだろ。
お礼をしたいから、伯爵家に来てくれないかな。」
うーん。私の親御さんは悲しまないんじゃないかな。確かに、お母様は大騒ぎしたと思うけど、お父様はどうだろ。まあいいや。
お礼かー。あそこで、ぷかぷか浮いてるウマヅラハギを物欲しそうにポルカが見ている。
しょうがないなー。
「あの、お礼として、この魔物のウマヅラハギ貰ってもいいですか?」
と聞くと、
「魔物をどうするの?」
と聞くので、
「食べるの!この魚美味しいらしいの!だから取りに来たの。お礼はいらないから、この魚ください。」
というと、驚いていた。
「これ、食べれるの?」
とマリアナも聞いてくる。
「一緒に食べてみる?」
と聞くと、食べてみたいと言う。
マリアナのお父様も興味を持ったようで、伯爵家の厨房を貸してくれるらしい。
何処でも厨房出せるし、別にいらないんだけど、まあいいか。
一応野外で料理ができるよう、
背中のリュックに色んなものを詰め込んで、入らなかったフライパンが実は武器になっただけだったのよね。
本当は、もっとカッコよく魔法を使いたかったのに。まあ、あの魚の頭が弱点だったからたまたま握ってたフライパンでやっつけただけ。
どうやら魔物になる時に、ウマヅラハギは起点が頭になるようだ。魔物は元の状態に近い部分が必ず一箇所あるらしい。あの魚の弱点は頭だったらしい。
ポルカは、蝗害の時のバッタの遺体を見て気がついたらしい。
一箇所だけ薄い部分があり、バッタは6本の足の付け根の対角線が重なるところだった。
ポルカは時々精霊王らしい事をいう。
普段は、騒がしい小学生だ。
調理場に行くと、マリアナもついてくる。
「マリーちゃんは、公爵令嬢なのに自分で料理するの?」
「そう!作ってくれる人もいるけど、私は私の食べたいものを作りたいの。勝負して権利を勝ち取ったのよ。」
マリアナは大笑いする。
「権利って!面白い子ね。私も手伝わせて!」
ポルカの指示で魚を捌く。
伯爵家の料理人達は、最初は驚いて恐縮していたが、親切に器具や食器を出してくれたり、手伝ってれた。
デカいから中々捌くのは難しい。
「ポルカちゃんは、話せるのね。いいな。
ゴマモンガラのゴマちゃんは、海の中だけだだし、会話できないの。」
ポルカは
「あいつは、お前に話しかけてるぞ。」
「えっ?!いつ?」
マリアナは身を乗り出してポルカに聞く。
「常にだ。泳ぎ方に規則性がある。気がついてくれるのを待っていると、ワシに言っていたぞ。」
マリアナは、ゴマちゃんに会いに行ってくると途中で抜けてごめんと謝って出かけた。
さてと、魚も捌けた事だし、
何作ろうかな。
悩んでいると、料理長マロンさんがやってきた。調理場のみんなが説明してくれる。
マロンさんは、カワハギは魔獣のイメージしかないらしく、食べるという発想がないと言っていた。
珍しそうに覗き込み
カワハギの身を見て、
「元々のはぎ料理や鯛やヒラメの料理があうかな?!一緒に作っていい?」
と聞いてきた。
大歓迎だ。
海に向かう。
結構遠いな。
別な領地なんじゃない?
なんか海の方で大騒ぎしている。
体長2メートルのカワハギの群れが小さなお口で、客船に噛み付いている。
船は傾き始めている。
空の上からみると
エチゼンクラゲに食い付くカワハギの群れのようだ。
「マリーベル気をつけろ。ウマヅラハギだ。アイツのは歯は頑丈だ。食いちぎられるぞ。」
そりゃそうだろ。鉄の船に食いついてるんだもん。
アイツ本当に食えんの?
すると、海の騎士さん達が船の人たちを助けにやってきた。
海の騎士さんは大きなイトマキエイに乗ってやってくる。アレも幻獣?!
うん?小さな私より歳上の女の子がウマヅラハギとは違う3メートルくらいの青いハギに乗っている。
ゴマモンガラっぽい。
ゴマモンガラは、ダイバーが恐れるハギの仲間だ。青い凶暴なハギで、ダイバーのヒレやスーツに噛み付いたり、指を食いちぎる危険な魚だ。子育て中に縄張りに入ると、襲ってくるそうだ。
対処法としては縄張りだと思われる何処から逃げること。
海の騎士団達は、船に乗る人間の救助にあたるが、女の子は魔物化したウマヅラハギを追い回し救助を助けている。
私も応戦しよう。
ポルカから弱点を聞いたのだ。
私はウマヅラハギをポルカに乗って空からフライパンで叩きのめす。
ハギはプカっと浮いてくる。
次々とやっつける。
さすが聖剣ではなく
聖パンである。
威力は100馬力
すると女の子は
「凄いわ、フライパンでやっつけるなんて。私は、マリアナ アクアマリンっていうの。
あの魔物、しつこいのよ。
この子はゴマちゃんよ。
私と契約してるの。
ウマヅラハギの魔物は
この辺りの船を襲って、
落ちてきた人間もなんでも食べちゃうの。
助かったわ。
あっちの青い軍服の人たちの先頭に居るのが私のお父様よ。」
なんと、ソードお兄様の婚約者で有り、悪役令嬢の、アクアマリン伯爵の娘のマリアナだった。
確か、6歳の時に婚約している筈だ。
私はどう思われてんのかな。
まあ、嫌われててもしょうがない。
「えっと、マリーベル ゴールドマンと言います。緑の鳥さんはポルカです。」
気まずそうに言うと、
マリアナが驚いた顔をする。
「貴方がマリーベル?私の義理の妹になる子?噂では、こんなお転婆なことしなさそうな冷たい印象で性格が悪いって聞いてたけど、全然印象が違うわね。
まあ、いいや。私貴方とお友達になりたい。気が合いそうだもの。
私は、マリアナって呼んでね。
私はマリーちゃんってよんでいい?宜しくね。」
なんか、気軽に友達認定されてしまった。
すると、青い軍服を着たダンディーな男性が走ってやってくる。マリアナによく似ている。
「マリアナ!危ないからやめろと何度も言ってるだろ!いくら幻魚ゴマがお前を守ってたとしても、危険な事には変わりないんだぞ!」
「だって、私だってお父様やお兄様のように領地の人のために働きたい。」
「マリアナ。お前はまだ8歳なんだ。そんな事は、大人になってからでいい。伸び伸びと育ってくれたらそれでいい。
人助けは、自分のできる事で、自分の安全を確保しながらでいいんだ。」
うーん。ちょっとまて、ゲームのマリアナは平民を嫌って、残酷な迄に徹底的に嫌がらせしていたぞ。
領地の人の為なんて言葉が出るなんて意外だ。
すると、ダンディーなマリアナのお父様がこちらを見て、
「君が、あの魔物化したウマヅラハギをやっつけてくれたのかい?ありがとう。
コイツは中々倒せなくてね。
歯が鋭いだろ。
網は破くし、剣を噛み切ってくる。
皮も分厚くて、中々切れないのだよ。
君の戦闘法を見て、鉄球で頭上から狙うようにしたら成果は上々だ。
でも、マリアナと同じぐらいの年齢だろ。小さいから気をつけて欲しい。怪我をしたら、親御さんも悲しむだろ。
お礼をしたいから、伯爵家に来てくれないかな。」
うーん。私の親御さんは悲しまないんじゃないかな。確かに、お母様は大騒ぎしたと思うけど、お父様はどうだろ。まあいいや。
お礼かー。あそこで、ぷかぷか浮いてるウマヅラハギを物欲しそうにポルカが見ている。
しょうがないなー。
「あの、お礼として、この魔物のウマヅラハギ貰ってもいいですか?」
と聞くと、
「魔物をどうするの?」
と聞くので、
「食べるの!この魚美味しいらしいの!だから取りに来たの。お礼はいらないから、この魚ください。」
というと、驚いていた。
「これ、食べれるの?」
とマリアナも聞いてくる。
「一緒に食べてみる?」
と聞くと、食べてみたいと言う。
マリアナのお父様も興味を持ったようで、伯爵家の厨房を貸してくれるらしい。
何処でも厨房出せるし、別にいらないんだけど、まあいいか。
一応野外で料理ができるよう、
背中のリュックに色んなものを詰め込んで、入らなかったフライパンが実は武器になっただけだったのよね。
本当は、もっとカッコよく魔法を使いたかったのに。まあ、あの魚の頭が弱点だったからたまたま握ってたフライパンでやっつけただけ。
どうやら魔物になる時に、ウマヅラハギは起点が頭になるようだ。魔物は元の状態に近い部分が必ず一箇所あるらしい。あの魚の弱点は頭だったらしい。
ポルカは、蝗害の時のバッタの遺体を見て気がついたらしい。
一箇所だけ薄い部分があり、バッタは6本の足の付け根の対角線が重なるところだった。
ポルカは時々精霊王らしい事をいう。
普段は、騒がしい小学生だ。
調理場に行くと、マリアナもついてくる。
「マリーちゃんは、公爵令嬢なのに自分で料理するの?」
「そう!作ってくれる人もいるけど、私は私の食べたいものを作りたいの。勝負して権利を勝ち取ったのよ。」
マリアナは大笑いする。
「権利って!面白い子ね。私も手伝わせて!」
ポルカの指示で魚を捌く。
伯爵家の料理人達は、最初は驚いて恐縮していたが、親切に器具や食器を出してくれたり、手伝ってれた。
デカいから中々捌くのは難しい。
「ポルカちゃんは、話せるのね。いいな。
ゴマモンガラのゴマちゃんは、海の中だけだだし、会話できないの。」
ポルカは
「あいつは、お前に話しかけてるぞ。」
「えっ?!いつ?」
マリアナは身を乗り出してポルカに聞く。
「常にだ。泳ぎ方に規則性がある。気がついてくれるのを待っていると、ワシに言っていたぞ。」
マリアナは、ゴマちゃんに会いに行ってくると途中で抜けてごめんと謝って出かけた。
さてと、魚も捌けた事だし、
何作ろうかな。
悩んでいると、料理長マロンさんがやってきた。調理場のみんなが説明してくれる。
マロンさんは、カワハギは魔獣のイメージしかないらしく、食べるという発想がないと言っていた。
珍しそうに覗き込み
カワハギの身を見て、
「元々のはぎ料理や鯛やヒラメの料理があうかな?!一緒に作っていい?」
と聞いてきた。
大歓迎だ。
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