6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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奴隷解放とカキ氷

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お兄様と糸ピンスを作った。

前世、死ぬ前に食べたかったのよ。
なのに、前世は食べる前に死んじゃったの。

機械は、土の精霊の玄さんに相談して、火魔法と土魔法を使って金属を作って、何度も何度も試行錯誤して作ったわ。

料理長のマロンさんとは糸状になった氷はどんな味が一番いいか、氷の形状を色々試して配合を変えて作ったの。

食い物に対する執念って、凄い。
最後の方なんて、マロンさんと私は目が血走ってたもんね。

周囲の料理人達はひいてたわ。

前世の自分これで私の食欲よ成仏してください。

パンッパンッ。よしと。両手を叩き祈りを捧げる。

解放された奴隷さん達にも、配りました。

皆、涙を流しながら食べていた。解放された。自分は、自由だと実感したと言うのだ。

本来、奴隷生活が長いと奴隷に成り下がってしまうそうだ。

心も身体もそうなってしまう。

例えば象さんが小さい時から、杭に繋がれていると、そこから逃げられないと思い込んでしまうらしい。

大きな大人になって、簡単に外せるのに逃げ出せなくなるのだ。

お兄様は、事務手続きの時に一人一人心まで奴隷にならないよう、自由とは自ら考え選び行動する事だと優しく言っていた。君たちは、もう選べるんだよと。

そんな中私が空気も読まず、聞き回ったカキ氷の味の確認が一連の行動だと勘違いしたらしい。

自分達が選んだと言うことが、お兄様の話とリンクし、真の意味で奴隷から解放されたと思ってしまったらしい。

私は、カキ氷が食いたかっただけなのに。
何かえらい事になってた。

でも私は思う。

自分で選べる自由。それは、大切な事だ。
物理的に選んだものが既に売り切れて、手に入らない事もあるが、選んだという行為を認識しているかが重要なのだ。

選ばない。他人の意見を自分の意見にする。これも、それを認識しているかどうかが大切だ。


親の意見なのか、先生の意見なのか、私の意見なのか、友人の意見なのか、誰の意見なのか分からなくなると、人と人との境界線が分かりにくくなる。


過干渉になったり、距離が近すぎたり、異常に遠かったりバランスが取れなくなる。

だから、私はこれが食べたいと言えることは大切なのだ。

友達にどう思われるのか、彼氏にどう思われるのか、親になんて言われるか、悩んでしまう時、少し考えて欲しい。

自分の意見は何か。認識するだけでもいい。

意見が違えば、話し合えばいい。

うまく、自由に生きる。

そういう環境にいなかった人間は
環境に恵まれた人間に比べて
判断スピードが違うことや話し合いの下手さや無理矢理押し付けられたりして、撃沈し、自己嫌悪に陥る事もある。

でもね。少しずつでいいんだ。
自己主張のやり方を、相手により変える方法を実践しながら学ぶ。

情報を学び、自分にとって最善なものを選ぶ。失敗しながら、より良くなっていく。

昨日の自分より今日の自分のほうが成長しているはずだ。

他者と自分の違いを感じながら

少しずつでも、真の自由人に近づければそれでいい。













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