6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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その頃の騎士団の執務室ではー王太子殿下アルベルトー

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「何故アイツらは戻ってこない!!クロード!!」

「そうですね。アルベルト殿下。フフフフ。我が妹は、オツムが弱いみたいですね。

前も、危険なことはするなと言ってたんですけど、返事だけはしっかりしてるんだけど、どうもすぐ忘れるみたいなんですよ。

ちゃんと、調きょ、じゃない、躾し直さないとね。」


おい?大丈夫かよ。

心配して待ちすぎて、

こいつ、なんか壊れてないか?


それに今、調教って言おうとしてなかったか?


いつもうまく、思いやりのある兄や、優しい隊長を演じているが、時々出る地のドSが出てるぞ。


笑ってるけど、目が笑ってない。


俺も時々なってるらしいが。


普段温厚なフリをしているコイツがやると、ヤバいな。


おっと周囲の騎士たちが引いているぞ。


クロードの殺気を感じて、俺までマリーベル嬢が気の毒になってきた。

まあ、身から出たサビだけどな。

中々帰らない、マリーベルとテロメールと緑の精霊王ポルカ様は、恐らく我々の事をすっかり忘れて、

ビリジアン伯爵領へ向かったと俺たちは考える。

彼女達も心配だが、
ベルトラン国境沿いの
ビリジアン伯爵領も心配だ。
あそこには、我が学園の生徒たちが
合宿に行っているはずだ。

無事であればいいが。


今後どうするか話していると、

俺の机の上に置いてあった、魔法のエルビス王子のペンダントから風と稲妻が駆け巡る。

また、俺たちはまた身構える。


「おっ?アル?ベルト?」

「おおークロード!フラン!久しぶりだな!」

「サヘロ?!」


テロスを探しに、
ベルトランの王宮の魔法陣から、我々の持っているペンダントのトンネルを潜って、友人のベルトランの王太子サヘロ達がやってきた。

サヘロも無茶をするもんだ。
周囲の反対を押し切って、安全かどうかもわからない、魔法のトンネルを潜ってきたらしい。

「後継者は沢山弟がいるから大丈夫だ。まさか、お前んとこに着くとはな。はっはっはっ。」

と呑気に笑うこの男がサヘロだ。

長髪の金髪を一括りにした、オパールのような目の色をしている。

着る服をドレスに変えても多分違和感がないほど、美しい男性だが、コイツは剣では俺と互角だ。

しなやかな動きと素早さで相手を封じ込める。風のような男だ。


テロスは女の子で、テロメールであることを教えると、やはりそうかと妙に納得していた。


「母上が、「あの子は絶対女の子よ!!」って言い張ってたんだ。

妹かー。兄上じゃなくて、お兄様と言われるのかー。

あの子、一瞬だけ見たんだよね。
弟にしては、小さくて可愛かったんだよね。
妹だったのかー。

俺と同じ、金髪にオパール色の目!グフフ。

お膝の上で絵本読んだり、
一緒にお馬さんのって遠乗りしたり
添い寝したり
グフフ。」


なんか、コイツもシスコンになりそうだな。
勝手に夢を膨らませている。
見た目に反して、笑い方が気持ち悪い。



「でっ、でっ、俺の愛しの妹のテロメールは何処に?

はぁっ?

クロードの妹と緑の精霊王と一緒に
水の精霊王の番のデイジー様が療養している精霊の湖に行ったまま帰ってこない?!

は?空飛べるから、ビリジアン伯爵領に向かった可能性が高い?!

・・・・。なあ、精霊の湖って、確か精霊が許可しないと入れない領域じゃなかったか?

クロード俺たちの妹って規格外すぎない?

ちっ!妹に会えると思ってぬか喜びしたぜ!!


テロメールに何かあってみろ!!

あの、ラベンダー侯爵め!


生きまま、肉塊を1ミリずつ削ってやる!」



俺もさ。腹黒いって言われるけど、こいつは、残忍性もあるからヤバいんだよな。

そして、巧妙にその残忍性を隠してるんだよな。

母親のナチュレ皇后様も多分知らないんだよね。

ラベンダー侯爵終わったな。たぶんある日、牢獄からひっそりと居なくなるだろう。


俺たちは、フランの部下から、
ビリジアン伯爵領の様子について
鳩便で報告を受ける。




事態は深刻で、
天災並みの災害状況だ。

俺たちは、報告書を読んで

静かになった。

一つ町が潰れるかもしれない。

慌てて、俺たちは

ボランティア団体や

諸外国と連絡を取り合った。





















































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