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森の精霊王ポルカの怒り
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水が引くと人々が高台から降りてきた。
「おい!あの白い象倒れてるぞ!」
「こいつのせいで!」
ある1人が石をぶつけ始めた。
それを見た人々は、
また1人、また1人と石を投げ始める。
最後には、大勢の人が
ドンファン様に石を投げ始めた。
なにも知らないくせに!
人は、誰かが一線を越えると、
簡単に集団も一線を超えてくる。
誰も止めるものは居なかった。
私は、腹が立った。
なぜ、自分の頭で考えない。
なぜ、周りにすぐ流される。
私は魔力を込めて、
植物のガードを作ろうと
手をかざそうとした。
その時だった。
ポルカが私の前に来て、
大きな葉っぱを出して石を弾き返した。
「このクソバカタレがっー!!
なにもっ!なにも知らないくせにっ!!
知ろうともしなかったくせにっ!!
お前達が、石を投げてるソイツは、
お前らを何年も何年も、文句一つ言わずに、守り続けた、水の精霊王だ。
今回起こった津波は何故起こったか知ってるか?
お前らが環境破壊し、北部にある氷山が溶けて海の水が増えたからだ。
今までは、水の精霊王がドンファンが魔力を持って水を引っ張って津波が起こりにくくしていた。
水が汚れれば、人間や動物達に害になると、毎日毎日自分の体を蝕みながらも浄化していた。
我らが、そんな奴ら見限れば良いと言っても、アイツは
「人間の力を信じたいんだ。人は、時に感動するほどの優しい力を持ってるんだ。それに賭けたい。」
そういって、お前らを、水害や公害から守ってたんだ。
今回起きたこの水害や公害
そして、象が街を襲うのは、
お前らが、森を壊し、水を汚し、大気の流れを変えたからだ。
象は、お前らが象牙欲しさで密猟で狩ってきたり、子象を攫って売り捌いた報いだ!
奴らは仲間思いだからな。
今まではドンファンが止めていた。
それを今回はしなかっただけだ。
今回は、象が街を襲うのをドンファンは怒り故に止めなかった。
アイツは怒っても、お前らを自ら殺そうとしたのではない。
今まで、優しさゆえにやってきた事をやらなかっただけだ。
だが、象達が怪我をするのは嫌だった。
だから、身をもって象達を守った。
象達が言っていた。
槍を投げてきた人間から、ドンファンが、象達を守ったと。
そして、槍の痛みと、動物には害がある汚れた水を浄化し、象達を守った事から、ドンファンはもう限界で震え、正気をかろうじて保っていたと。
象達は自分達の我儘で、申し訳ないと謝ってきたんだぞ!
もし、この象達が死ねば、
食べ物である植物のサイクル、食物連鎖は崩れる。
間接的だがお前らは結局ドンファンに助けられた。
それなのにっ!それなのにっ!
お前ら人間は!
お前らに、感謝されるべきところが、石をぶつけられる言われはないっ!!」
すると、デイジー様は
近くにいた石をぶつけた男の子の
頭を鼻でそっと撫でる。
「怖かったのよね。それに、知らなかった。ドンファンは、1人で抱え込んでしまうから。」
すると、男の子は泣き出した。
テロメールちゃんはその男の子の背中を撫でる。
すると、人混みの中から
泥だらけだが、身なりの良いいかにも武人らしい勇ましい男性が馬に乗りやってきた。
「領主様!!」
周囲の人間は口々に言う。
「領主様!ご無事だったのですね!」
「領主様!生きていらしたのですか?皆心配していたのです!」
「最後まで、他の騎士さ様達と避難を促していらしたから。」
彼は、ビリジアン伯爵だった。
「皆のもの!無事だったのか!生きてて良かった!他のものは、土の精霊王というモグラの玄様とその仲間達がシェルターを作ってくれてな、
そのシェルターから、各山のてっぺんにある。古い寺院や神殿に行けるようにしてくれたんだ。
そっちに行ったものは全員無事だ!
君たちの確認だけ、まだだったんだ。
恐らくここの人間の数からして
全員無事だ!!」
と言ってこちらに降りて来た。
ビリジアン伯爵に、その場にいた文官がここであった経緯を話す。
「皆の者よく聞け!私らも、土の精霊王玄様から、環境破壊について聞いた。
水の精霊王ドンファン様が無理をして、助けてくれていた事も聞いた。
私らは彼らを忘れて、彼らだけに私らの問題を押し付けて来た。
見ろ!その結果がこれだ!!
自分達の問題にちゃんと向き合おう!
まあ!街はこんなになったが、
皆、怪我もなく生きている。
また、やり直そう!!
それに、ドンファン様が起きたとき、
安心できるような、街作りをしていこう!」
すると、
デイジー様に頭を撫でられた男の子は
「俺、ドンファン様が起きたら、謝る。それから、水の浄化について人間で出来る事を考えたい。」
強く決心した顔で行った。
決意や方向性が決まっても、
皆災害で、憔悴しきっていた。
何も無くなってしまったのだ。
住む家も、食べ物も、衣服も。
その時だった。
大量の馬車と人たちが、
沢山の荷物を運んでやってくる。
ベルトランの国旗を掲げた人々。
トワイライト帝国の各領地の旗を掲げた人々。
その他の、国外の国旗を掲げた人々。
白い十字の棒を掲げてやってきた。
「おい!あの白い象倒れてるぞ!」
「こいつのせいで!」
ある1人が石をぶつけ始めた。
それを見た人々は、
また1人、また1人と石を投げ始める。
最後には、大勢の人が
ドンファン様に石を投げ始めた。
なにも知らないくせに!
人は、誰かが一線を越えると、
簡単に集団も一線を超えてくる。
誰も止めるものは居なかった。
私は、腹が立った。
なぜ、自分の頭で考えない。
なぜ、周りにすぐ流される。
私は魔力を込めて、
植物のガードを作ろうと
手をかざそうとした。
その時だった。
ポルカが私の前に来て、
大きな葉っぱを出して石を弾き返した。
「このクソバカタレがっー!!
なにもっ!なにも知らないくせにっ!!
知ろうともしなかったくせにっ!!
お前達が、石を投げてるソイツは、
お前らを何年も何年も、文句一つ言わずに、守り続けた、水の精霊王だ。
今回起こった津波は何故起こったか知ってるか?
お前らが環境破壊し、北部にある氷山が溶けて海の水が増えたからだ。
今までは、水の精霊王がドンファンが魔力を持って水を引っ張って津波が起こりにくくしていた。
水が汚れれば、人間や動物達に害になると、毎日毎日自分の体を蝕みながらも浄化していた。
我らが、そんな奴ら見限れば良いと言っても、アイツは
「人間の力を信じたいんだ。人は、時に感動するほどの優しい力を持ってるんだ。それに賭けたい。」
そういって、お前らを、水害や公害から守ってたんだ。
今回起きたこの水害や公害
そして、象が街を襲うのは、
お前らが、森を壊し、水を汚し、大気の流れを変えたからだ。
象は、お前らが象牙欲しさで密猟で狩ってきたり、子象を攫って売り捌いた報いだ!
奴らは仲間思いだからな。
今まではドンファンが止めていた。
それを今回はしなかっただけだ。
今回は、象が街を襲うのをドンファンは怒り故に止めなかった。
アイツは怒っても、お前らを自ら殺そうとしたのではない。
今まで、優しさゆえにやってきた事をやらなかっただけだ。
だが、象達が怪我をするのは嫌だった。
だから、身をもって象達を守った。
象達が言っていた。
槍を投げてきた人間から、ドンファンが、象達を守ったと。
そして、槍の痛みと、動物には害がある汚れた水を浄化し、象達を守った事から、ドンファンはもう限界で震え、正気をかろうじて保っていたと。
象達は自分達の我儘で、申し訳ないと謝ってきたんだぞ!
もし、この象達が死ねば、
食べ物である植物のサイクル、食物連鎖は崩れる。
間接的だがお前らは結局ドンファンに助けられた。
それなのにっ!それなのにっ!
お前ら人間は!
お前らに、感謝されるべきところが、石をぶつけられる言われはないっ!!」
すると、デイジー様は
近くにいた石をぶつけた男の子の
頭を鼻でそっと撫でる。
「怖かったのよね。それに、知らなかった。ドンファンは、1人で抱え込んでしまうから。」
すると、男の子は泣き出した。
テロメールちゃんはその男の子の背中を撫でる。
すると、人混みの中から
泥だらけだが、身なりの良いいかにも武人らしい勇ましい男性が馬に乗りやってきた。
「領主様!!」
周囲の人間は口々に言う。
「領主様!ご無事だったのですね!」
「領主様!生きていらしたのですか?皆心配していたのです!」
「最後まで、他の騎士さ様達と避難を促していらしたから。」
彼は、ビリジアン伯爵だった。
「皆のもの!無事だったのか!生きてて良かった!他のものは、土の精霊王というモグラの玄様とその仲間達がシェルターを作ってくれてな、
そのシェルターから、各山のてっぺんにある。古い寺院や神殿に行けるようにしてくれたんだ。
そっちに行ったものは全員無事だ!
君たちの確認だけ、まだだったんだ。
恐らくここの人間の数からして
全員無事だ!!」
と言ってこちらに降りて来た。
ビリジアン伯爵に、その場にいた文官がここであった経緯を話す。
「皆の者よく聞け!私らも、土の精霊王玄様から、環境破壊について聞いた。
水の精霊王ドンファン様が無理をして、助けてくれていた事も聞いた。
私らは彼らを忘れて、彼らだけに私らの問題を押し付けて来た。
見ろ!その結果がこれだ!!
自分達の問題にちゃんと向き合おう!
まあ!街はこんなになったが、
皆、怪我もなく生きている。
また、やり直そう!!
それに、ドンファン様が起きたとき、
安心できるような、街作りをしていこう!」
すると、
デイジー様に頭を撫でられた男の子は
「俺、ドンファン様が起きたら、謝る。それから、水の浄化について人間で出来る事を考えたい。」
強く決心した顔で行った。
決意や方向性が決まっても、
皆災害で、憔悴しきっていた。
何も無くなってしまったのだ。
住む家も、食べ物も、衣服も。
その時だった。
大量の馬車と人たちが、
沢山の荷物を運んでやってくる。
ベルトランの国旗を掲げた人々。
トワイライト帝国の各領地の旗を掲げた人々。
その他の、国外の国旗を掲げた人々。
白い十字の棒を掲げてやってきた。
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